HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。

矢口繁之 (演 / 児嶋一哉)

弁護士。お見合いで雨宮と知り合い、プロポーズした。親は貿易会社を経営している。
雨宮に結婚の申し出を断られた後も雨宮を待ち続けると宣言する。

川端可憐 (演 / 長野美郷)

お天気お姉さん。番組放送された場所で二崎会とヴェルネの薬物取引現場の様子が映っていた。

マスター (演 / 田中要次)

本名不明。城西支部メンバー行きつけのバー「St.George’s Tavern (セント・ジョージズ・タバーン) 」のマスター兼バーテンダー。
メニューになくても常連の無茶ぶりに「あるよ」と応えて気前よく料理を作ってくれる。ちなみに作中「あるよ」以外に発した言葉はない。

『HERO』の用語

ネウストリア公国大使館

架空の国ネウストリアの大使館。大使館は治外法権である。日本の領土とはされていないので日本に捜査権や逮捕権はない。

ペタンク

ネウストリア人がたしなむスポーツ競技。フランス発祥の球技。ポート上に描いたサークルを起点にしてオレンジ色の小さな玉「ビュット」と呼ばれる的を目指し、金属製の玉「ブール」を投げ合って相手より近づけることで得点を競い合う。三人一組で行われる。

『HERO』の名シーン・名場面

St.George’s Tavernでの雨宮たちの歓迎会のシーン

城西支部メンバーが久利生と雨宮の話を必死に避けようとする心の声の掛け合いが面白い。事情を知らない川尻とのギャップがさらに笑いを誘う。前作の映画では久利生と雨宮の恋が成就した場所でもあるため、心なしかマスターも表情が硬いコミカルなシーン。

病室で捜査を止めるよう説得する雨宮に久利生が曲げない意思を語ったシーン

病院に駆けつけた雨宮に久利生は語る。

事件がうやむやにされることで美城と徳本、二人の人生が報われないことになる。「検察が諦めるわけにはいかない」と語る久利生の言葉に雨宮を含め病室の外で聞いていた城西支部のメンバーたちが奮起するシーン。

城西支部メンバーが松葉を説得するシーン

「宗教も文化も違うから他国同士が分かり合えることなんて無理だ」と言う松葉に「分かり合えなくてもいい。まずお互いがちゃんと目を見て話し合うことが大切だ」と久利生が返すシーン。捜査が大きく動き出した瞬間。

『HERO』エピソード・逸話

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