魔王 JUVENILE REMIX

魔王 JUVENILE REMIX

『魔王 JUVENILE REMIX』とは、2007年から2009年にかけて『週刊少年サンデー』で連載されていた大須賀めぐみによるサスペンスアクション漫画。原作は伊坂幸太郎の『魔王』。都市開発が進み、治安悪化が進む猫田市。その街のヒーローである犬養舜二の裏の顔を知ってしまった安藤は、犬養の思惑を阻止すべくたった一人立ち向かう。
少年漫画では珍しい「腹話術」という地味な能力を使った躍動感のある戦いや、個性的なキャラクター達が織りなすスリリングな展開が魅力。

魔王 JUVENILE REMIXの関連記事

魔王 JUVENILE REMIX(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

魔王 JUVENILE REMIX(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔王 JUVENILE REMIX』とは、2007年から2009年にかけて『週刊少年サンデー』で連載されていた大須賀めぐみによるサスペンスアクション漫画。原作は伊坂幸太郎の『魔王』。都市開発が進み、治安悪化が進む猫田市。その街のヒーローである犬養舜二の裏の顔を知ってしまった安藤は、犬養の思惑を阻止すべくたった一人立ち向かう。 少年漫画では珍しい「腹話術」という地味な能力を使った躍動感のある戦いや、個性的なキャラクター達が織りなすスリリングな展開が魅力。

Read Article

ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。

Read Article

アヒルと鴨のコインロッカー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

アヒルと鴨のコインロッカー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アヒルと鴨のコインロッカー』とは、吉川英治文学新人賞に輝いた伊坂幸太郎の同名小説を基にした2007年公開の日本のミステリー映画。主人公の椎名は引っ越し先で隣人の河崎という男から、隣の隣に住むブータン人のために「本屋を襲撃して広辞苑を奪いたい」と誘われる。奇妙な誘いに戸惑う椎名だったが、本屋襲撃の手伝いをすることになる。やがて明らかになる2年前の出来事。過去の物語と現在の物語が交錯する中で椎名が見た真実とは。映像化が困難とされている作品を原作の複雑な伏線やトリックを巧みな描写でまとめた。

Read Article

アイネクライネナハトムジーク(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

アイネクライネナハトムジーク(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アイネクライネナハトムジーク』とは、2014年に発刊された伊坂幸太郎の連作短編集を原作とした、2019年に公開された日本映画である。監督は今泉力哉。会社員の佐藤(さとう)は、恋愛したいと思いつつも「出会いがないから」と理由をつけて恋愛に積極的になれずにいた。それを友人の織田一真(おだかずま)や妻の由美(ゆみ)らが見守る中、佐藤と本間紗季(ほんまさき)は劇的な出会いを果たす。この作品は、佐藤と紗季やその周りを取り巻く人々が10年にわたって織りなす物語を穏やかに描き出す作品である。

Read Article

【鍵泥棒のメソッド】堺雅人が出演する映画ランキング!劇団出身の演技力が光る【ゴールデンスランバー】

【鍵泥棒のメソッド】堺雅人が出演する映画ランキング!劇団出身の演技力が光る【ゴールデンスランバー】

堺雅人(さかいまさと)といえば、穏やかな表情が印象的な俳優ですよね。彼は劇団出身ということもあり、そのバツグンの演技力には定評があります。この記事では、そんな彼が出演している映画をランキングにしてまとめました。どの作品も全部違う「堺雅人」で、本当に演じ分けがすごい人だなと感じます。さすが劇団出身ですね!

Read Article

魔王 JUVENILE REMIXのレビュー・評価・感想

魔王 JUVENILE REMIX
10

主人公はどっち?

この漫画は、伊坂幸太郎先生の魔王やグラスホッパーをもとに描かれています。ですので、原作を読んだことのある方は絶対気に入ると思います。内容としましては、第一章と第二章に分かれており、それぞれ安藤兄弟の兄と弟の話になっています。第一章では兄と兄のライバル的存在の対峙、第二章では兄の叶わなかった思いや目的を弟が果たすという構成になっています。すべてを読み終えると、そっちが主人公だったのかとなるような構成で、伏線もしっかり張られています。またこの兄弟には超能力があるのですが、二人とも非常にちっぽけで一見いらないなと思うような能力です。その能力をうまく使って敵に立ち向かっていく様は無謀のように見えますが、二人の覚悟と責任感が感じ取れて心打たれます。敵の超能力が強力なのも相まって敵との対比が非常にうまく表現されております。また、ストーリーには様々な殺し屋が登場しますが、どの殺し屋もキャラクター性や能力が印象に残りやすく、見ていてとても心躍ります。その中でも蝉という殺し屋がいるのですが、このキャラクターはかなり人気で、その人気ゆえに同じ作者からスピンオフ漫画も登場しております。どちらの漫画も非常に面白いので、是非読んでみてください。

魔王 JUVENILE REMIX
9

グラスホッパーのもととなった漫画

少し前に実写映画グラスホッパーが映画化されましたが、それのもととなった漫画が「魔王」です。
主人公安藤はその体に小さな特殊能力「腹話術」が使える。
腹話術とは自分が思ったことを他人に話させることができる能力だ。
その能力を使って敵対する組織、自警団(グラスホッパー)と戦っていくという物語です。
決して戦闘向きではない能力ですが、その能力を補うために安藤は昔テレビで見たヒーロー「マクガイバー」を参考に戦闘において常に「考察」することで自分の能力でも相手を倒す方法を見出していきます。
そんな安藤に敵が差し向けた殺し屋達が襲ってくるという物語でこの漫画の全編が終了します。
そして物語は後編に!
物語の後編は安藤の弟潤也の物語になっていきます。
潤也にも特殊能力がありますが本人もその能力には気付いておらず、ただ周りからもじゃんけんが強いと負けたことがないと言われていました。
そして弟潤也はアサガオという人物に会い自分の能力を知るのです。
それが「10分の1=1」と言うもの、潤也は10分の1の現象なら操ることができると言うものでした。
じゃんけんは相手が出す選択肢は3つなのでもちろん勝てることになります。
そして潤也はその能力を使い競馬などで金を稼ぎまくり、その稼いだ金を使って兄安藤に仕向けた殺し屋を逆に雇いグラスホッパーに立ち向かいます。
それがこの物語の見どころで、どちらも優れた能力ではなく戦闘には不向きでしかないものですが、使い方次第でどうにでもなるといったところが好きな方はいるのではないしょうか。
ぜひ読んで楽しんでください。

魔王 JUVENILE REMIX
9

周りに流されやすい人は是非読んでみてください!

原作は伊坂幸太郎で、小説「魔王」と「グラスホッパー」を混ぜた内容となっており完結済の漫画です。
主人公が社会人から学生へと変更されたり、2つの作品を混ぜているため原作を読んだことがある人でも十分楽しめます。むしろ原作を読んだことがあるほうが楽しめると思います。
内容は、簡単に言えば、ちょととした超能力を持った周りに流されやすい兄と、周りに流されない弟、という対照的でありながら仲のいい兄弟が、大衆を惹きつける政治家と対決するといった内容です。能力バトル的な場面はありますが、この漫画のメインはやはり主人公や敵が何を考えて行動しているのかにあると思います。
特に兄の葛藤や、敵と対決を決意するまでの流れは素晴らしく、この漫画を好きになった一番の要因です。
物語は第一章と二章に分かれており、第一章は兄、二章は弟がメインとなります。一章は先に述べた兄の葛藤、二章は弟のぶっ飛び具合が見所です。その他サブキャラ達もキャラが立っており、スピンオフも出ています。
周りに合わせて波風立てないで生きているのが嫌、もしくは疑問に思っている人や選挙なんか行かなくていいと思っている人は是非読んでみてください。

親タグ

兄弟タグ