岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』に登場するスタンド使いにして人気漫画家である。自己中心的かつ尊大な一面が目立つが、プライドが高い分決して他者に媚びない強さもある。漫画に対する真摯な姿勢や、自分が認めた人物への敬意など、傲慢なだけの人物ではない描写も多い。高いプライドに見合う実力やクセの強さが独特の魅力となり、読者からも「露伴先生」と呼ばれ親しまれている。作者も気に入っているキャラクターである。

CV:能登麻美子(テレビアニメ版)、赤﨑千夏(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)
演:小松菜奈(実写映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』)

自身の髪の毛を自在に操るスタンド「ラブ・デラックス」を持つ。Part4では康一を愛するあまりエキセントリックな行動にも出る激しい性格であったが、『岸辺露伴は動かない』ではそうした激しさは鳴りを潜めている。なお、Part4では露伴から「プッツン由花子」と評された。
『D・N・A』に登場。自身の母の知人である片平真依とその娘・真央について露伴に相談した。スタンド使いである為ヘブンズ・ドアーの記述を読むことができ、真央の父親についての情報を知ることができた。後に、真依が尾花沢と結婚したと露伴に報告している。
OVA版では他のエピソードにも登場し、康一とのろけ合っていた。

小林玉美(こばやし たまみ)

CV:鶴岡聡(テレビアニメ版 / OVA『岸辺露伴は動かない』)、田中一成(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)

仗助と露伴のチンチロリン勝負の際、自身のスタンドであるザ・ロックを使って仗助がイカサマをしているかどうかを見届けに来た。露伴の家に火の手が上がる中、イカサマを見破ろうとする露伴に避難を促している。
『岸辺露伴は動かない』では露伴との面識がない一ファンとして登場し、サインをもらっている。

音石明(おといし あきら)

CV:森久保祥太郎(テレビアニメ版 / OVA『岸辺露伴は動かない』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブン』)

Part4では、スタンドを悪用して5億円相当の窃盗を行った他、億泰の兄・形兆(けいちょう)を殺害して弓と矢を奪い、スタンド使いを増やしていたため、仗助や承太郎たちと敵対することとなった。億泰にとっては兄の仇でもある。特に露伴との絡みはない。
『岸辺露伴は動かない』では、玉美と共に露伴にサインをねだりに来た。

杉本鈴美(すぎもと れいみ)

CV:広橋涼(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブン』)、 原紗友里(テレビアニメ版)

杜王町の存在しない小道に、愛犬のアーノルドと一緒に住む少女の幽霊。16年前、殺人鬼・吉良吉影に両親、アーノルドと共に殺され、以降小道にいる。スタンド能力はないが、吉良の犠牲者の魂が飛んでいく様を何度か見ており、町の誇りの為に吉良を止められる人物を待っていた。幼い露伴を窓から逃がし、結果的に命を救った人物で、今なお幼い時のように彼を「露伴ちゃん」と呼ぶ。
吉良の魂が小道に現れた際、アーノルドと共に彼を振り向かせてあの世へと引きずり込ませた後、成仏していった。露伴は初めそっけない態度とをっていたが「ああさびしいよ!」と心情を吐露している。

懺悔者

CV:高橋広樹

『岸辺露伴は動かない』の『懺悔室』に登場。懺悔室の神父の部屋にいる露伴を神父と思い込んで懺悔をしに来た。
若い頃、トウモロコシの食品加工会社で下働きをしていた。空腹の浮浪者にそれと知らずに仕事を押し付け、死なせた過去を持つ。その後、信じがたい幸運が続くが、「幸福の絶頂の時に迎えに来る」という浮浪者の霊の言葉が頭の片隅にあった。
そこで使用人の一人に金をやって若き日の自分に似せて整形させ、影武者にした。結果、使用人は霊に殺され、浮浪者の霊と使用人の霊に取り憑かれる羽目になった。

貝森稔(かいがもり みのる)

CV:茂木たかまさ

『岸辺露伴は動かない』の『六壁坂』に登場。
露伴の新たな編集者で、23歳既婚。
読みきりの打ち合わせの際露伴から原稿料の前借を打診され、そのまま六壁坂の妖怪の話を聞く。

泉京香(いずみ きょうか)

CV:中原麻衣(OVA『岸辺露伴は動かない』)
演:飯富まりえ(ドラマ『岸辺露伴は動かない』)

『岸辺露伴は動かない』の『富豪坂』に登場した、露伴の編集者。25歳。富豪村の一区画、800坪が300万円で売られていることに目をつけ、「自分が別荘を買う過程を取材して漫画にしてはどうか」と露伴に提案した。富豪村のルールにのっとり土地を購入しようとしたがマナー違反をしてしまい、断られる。再トライをするもまたもマナー違反をし、ペナルティとして母と婚約者を失う。自身も命を失いかけたが、露伴の再トライ成功で一命をとりとめた。
ドラマ版『岸辺露伴は動かない』ではメインキャラクターとして登場している。

一究(いっきゅう)

CV:水橋かおり(OVA『岸辺露伴は動かない』)
演:柴崎楓雅(ドラマ『岸辺露伴は動かない』)

『岸辺露伴は動かない』の『富豪村』に登場。
富豪村で土地の購入希望者をもてなすが、同時に彼らが土地を売るに値するかどうかを見定める為、彼らのマナーをチェックする。主(山神)に使役されているだけの只の子供で、スタンド使いではない。露伴が再トライを申し出た際、「トウモロコシをどう食すか」というお題を出した。ヘブンズ・ドアーによって畳のヘリを見えなくされており、「畳のヘリを踏む」というマナー違反をしてしまう。

トニオ・トラサルディー

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