フー・ファイターズ(ストーンオーシャン)の徹底解説・考察まとめ
フー・ファイターズとは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場するプランクトンの集合体。通称「F・F」。スタンド能力を得てからはスタンドと融合しており、プランクトンというより新生物である。プランクトンの増殖に必要な水があればほぼ制限なく活動可能。主人公・空条徐倫(くうじょうジョリーン)と行動を共にするようになってからは基本的に死亡した女囚人・エートロの身体を使用し、略称「F・F」で呼ばれる。
フー・ファイターズのプロフィール・人物像
性別:女(無し)
囚人番号:FE39423
罪状:誘拐(刑期7年)
※上記プロフィールは全て死亡した女囚人・エートロのもの。
スタンド名:フー・ファイターズ
フー・ファイターズ(通称F・F)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場するプランクトンの集合体。記憶とスタンドをDISCにして抜き取れるスタンド「ホワイトスネイク」によりスタンドを与えられた、グリーンドルフィン刑務所敷地内の湿地に生息するプランクトンがスタンドと融合し新生物となった。
元はミジンコのようなプランクトンであるが、スタンド能力を得てからは集結することで人型のような姿をとる。
スタンドと融合しているため、敵の攻撃によりプランクトンが減っても水さえあればまた増殖して生き残ることができる。逆に水のないところでは生命活動を行うことができない。
主人公・空条徐倫と出会う前はホワイトスネイクの正体も知らないまま湿地内にあるDISCを管理し、守っていた。その中で徐倫とその仲間、エルメェス・コステロと交戦しこれをきっかけに仲間となる。徐倫たちと行動を共にするようになってからは基本的に死亡した女囚人・エートロの身体を使用し、略称の「F・F」で呼ばれる。
スタンド能力を得てからは知性を持っており、知識はあるが人間としての常識には欠ける。また水がないと死亡してしまうため常に水分を持ち歩いている。自分の水が置いてあるところに誰かが少しでも近づくと過剰に反応する。乾いた土や電流、熱湯など水棲生物であるが故に弱点は多い。しかし水鉄砲のように指先からプランクトンを発射したり、傷口にプランクトンを埋め込むことで治療する「つめもの」などその能力は多岐に渡って利用可能。牽制役、回復役を担い徐倫、エルメェスのサポート役としてホワイトスネイクの正体に迫っていく。
フー・ファイターズの来歴・活躍
ホワイトスネイクによりスタンド能力に覚醒
ホワイトスネイクにより与えられたDISCでスタンド能力に覚醒、新生物となる。フー・ファイターズが生息している湿地で使われる4番のトラクターのタイヤにホワイトスネイクが奪ってきたDISCが隠してあったため、管理を命じられた。ここにあるDISCはもう必要ないものではあったが徐倫の父親・空条承太郎が奪われたDISCも保管してあった。父・承太郎のDISCを取り戻すために湿地にやってきた徐倫とエルメェスを襲撃、交戦する。
DISCを管理する中で徐倫、エルメェスと交戦
フー・ファイターズが縄張りに近づいた男囚人を殺したことで刑務所内で行方不明者事件が発生する。その捜索隊として5人の囚人が湿地に向かったが、徐倫とエルメェスもDISCの回収のためこの捜索隊に参加していた。フー・ファイターズは捜索隊に紛れ込んでいたが、エルメェスが捜索隊は6人ではなく5人だったことに気づいたことをきっかけに正体を露呈。徐倫とエルメェス以外の全員を殺害し、徐倫、エルメェスと交戦する。戦闘には敗北するが、フー・ファイターズは「能力」と「知性」を持った自分の存在を守るために戦っており、ホワイトスネイクはどうでもいいということを徐倫に理解され、水を与えられる。徐倫に理解され、救われたことでフー・ファイターズに「徐倫を守りたい」という「意志」が生まれる。その後女囚人エートロの身体に入り込んで徐倫、エルメェスとともに囚人として生活するようになった。
ホワイトスネイクの正体を知る
徐倫と徐倫に惚れて協力する殺人鬼・ナルシソ・アナスイの2人を、自動操縦型スタンド・ヨーヨーマッが狙っていた。フー・ファイターズはその本体である戦士風の男・DアンGを再起不能にするため懲罰房へ向かう。この際偶然DアンGに接触しに来たプッチ神父と出会い、彼がホワイトスネイクの本体だと知る。フー・ファイターズはDISCを抜き取ろうと迫るホワイトスネイクと交戦し、その攻撃によりエートロの身体を失う。元のプランクトンの集合体の姿でなんとか徐倫たちの元に辿り着き、ホワイトスネイクの正体を伝えた。
徐倫に感謝を伝え死亡
フー・ファイターズは徐倫たちの元へ向かいながらも味方のスタンド使い、ウェザー・リポート(通称ウェザー)に無線機で連絡していた。ウェザーと共に徐倫たちの元へ辿り着き、徐倫にプッチ神父がホワイトスネイクの正体だと伝える。しかし次の瞬間ウェザーの手がアナスイを貫き、フー・ファイターズの DISCも奪う。フー・ファイターズと一緒に来ていたのは本物のウェザーではなくホワイトスネイクが見せた幻覚であった。アナスイは瀕死になりながらスタンドを使って消えかけているフー・ファイターズに自分の身体を使うよう伝える。しかしフー・ファイターズはアナスイの命を救い、自分自身は魂となってしまう。彼女のもっとも恐れていたことは、友達に「さよなら」を言うことすら考えられなくなること。「さよなら」を徐倫に言うことができたフー・ファイターズの魂は、穏やかな笑みを称えてそよ風と共に消えていった。
フー・ファイターズのスタンド:フー・ファイターズ
スタンドとは
スタンドとは、その人を守る守護霊のような能力。「幽波紋」と表記されることもある。「側に立つ」という意味の「スタンド・バイ・ミー」から名付けられた。本体の精神のヴィジョンであり、その能力は各人につき1つまでである。この能力保持者を「スタンド使い」と呼び、スタンド使い同志はなぜか惹かれ合う運命にある。
スタンド使い以外はスタンドを見ることができない。しかしスタンドの能力を現実に作用するので、一般人にはポルターガイストのような現象になる。
基本的にスタンドには射程距離があり、本体から離れれば離れるほどそのパワーは弱くなる。
稀に本体とスタンドが融合しているものやヴィジョンがなく能力だけが発言するものもある。
ステータス
スタンド名:フー・ファイターズ(本体と同化)
破壊力:B スピード:A 射程距離:C 持続力:A 精密動作性:C 成長性:B
※評価はA(超スゴイ)、B(スゴイ)、C(人間並み)、D(ニガテ)、E(超ニガテ)
能力:プランクトン
スタンドとプランクトンの集合体が融合し、新生物となっている。プランクトンの増殖ができれば生命活動を行えるため、増殖に必要な水があるところでは半永久的に活動可能。ただし水がないと干からびてしまう。またスタンドのDISCにより能力と知性を得たため、DISCが破壊されることでも消滅する。人間の身体に入り込み、擬態することができる。作中では女囚人・エートロとして刑務所生活を送っている。プランクトンを集結させた人型の姿では近距離パワー型スタンドと同程度の強さを誇り、物理攻撃が可能。
F・F弾
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目次 - Contents
- フー・ファイターズのプロフィール・人物像
- フー・ファイターズの来歴・活躍
- ホワイトスネイクによりスタンド能力に覚醒
- DISCを管理する中で徐倫、エルメェスと交戦
- ホワイトスネイクの正体を知る
- 徐倫に感謝を伝え死亡
- フー・ファイターズのスタンド:フー・ファイターズ
- スタンドとは
- ステータス
- 能力:プランクトン
- F・F弾
- つめもの
- フー・ファイターズの関連人物・キャラクター
- 空条徐倫
- エルメェス・コステロ
- エンポリオ・アルニーニョ
- ウェザー・リポート
- ナルシソ・アナスイ
- エンリコ・プッチ
- フー・ファイターズの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 名セリフ
- 「ブレッド・ホイルという天文学者は言った 『この自然界で確率的にも生命が偶然誕生したと考えるのは間違っている……この宇宙には「知性」という「力」が既に存在していて「生命のもと」を形づくった…』………と。つまり『知性』という力はビッグバンより先に存在していて全ての物質や生物は『知性』に導かれ、その『知性』を既に保有しているのだ」
- 「徐倫…あたしはあんたを守りたい」
- 「無理矢理はいいことがない 自分からさー変わらなきゃ……そー思うわけ 他人から認められたいなら自分を変える だろ?」
- 「徐倫のことを考えると-勇気が湧いてくる これこそが「思い出」なんだ…………これが「知性」なんだ」
- 「あたしを見て徐倫 これがあたしの「魂」……これがあたしの「知性」……あたしは生きていた」
- フー・ファイターズの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- フー・ファイターズの由来はロックバンド「フー・ファイターズ」
- エートロの由来はブランドの「ETRO(エトロ)」
- フー・ファイターズのデザインイメージはミュータントや宇宙人
- フー・ファイターズの声優は白石涼子