岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』、及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』シリーズなどに登場するスタンド使いである。人気天才漫画家で性格は自己中心的。しかし漫画に対する姿勢は真摯で、自分が認めた人物への敬意もある。強い癖があるが独特の魅力を持ったキャラクターであり、多くの読者に親しまれている。そんな露伴のセリフは、彼のこだわりや信条を表したものが多いことから、読者の心にも強く響くものとなっている。

『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』の概要

『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本29〜47巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメや実写映画などのメディア展開作品である。
第4部は日本のとある町で物語が繰り広げられるのが特徴となっている。また、幽霊などが登場するため、物語のジャンルはサスペンス・ホラーに分類される。

本作は3rd Season『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』というタイトルでテレビアニメ化されており、2016年4月から12月まで3クールに渡って放送された。なお、独立局放送の深夜アニメで連続3クール以上放送されたのは、30分アニメは本作が初である。
また、実写映画は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のタイトルで、2017年8月4日に公開された。監督は三池崇史、主演は山﨑賢人。

本作の舞台は、1999年の日本。M県S市にある杜王町(もりおうちょう)にて、主人公の東方仗助(ひがしかた じょうすけ)が、町に潜む連続殺人鬼や次々に現れるスタンド使いたちに挑むストーリーである。

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『岸辺露伴は動かない』の概要

『岸辺露伴は動かない』とは、荒木飛呂彦による漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』のキャラクター・岸辺露伴を中心とした短編漫画シリーズ、およびそれをもとにしたアニメ、実写ドラマ作品である。本作はPart4のスピンオフ作品であるが、タイトルに「動かない」とある通り、岸辺露伴は狂言回しであり主人公ではない。本作はPart4の世界観を引き継いでいるが、一部設定が異なっている。
1997年に『週刊少年ジャンプ』に読み切りとして第1作『懺悔室』が掲載され、荒木の短編集『死刑執行中脱獄進行中』に収録された。その後、2008年の第2作『六壁坂』が発表されてからは、短編シリーズ化している。2013年ジャンプコミックスとして単行本化され、2018年第2巻が発売された。2017年に一部のエピソードがOVA化されている。
本作は2020年よりNHK総合テレビにてドラマ化され、2020年と2021年は3夜連続、2022年は2夜連続、2024年は単発で放送された。主演は高橋一生。
2023年5月にはドラマ版を元にした映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が公開された。

本作のストーリーは、主に岸辺露伴による「取材見聞録」「体験談」「取材先で体験した恐怖のエピソード」として紹介されている。露伴が怪奇現象に巻き込まれ、スタンドと機転で切り抜けるというケースが多い。Part4のようなスタンドバトルはないが、日常に潜む恐怖などは引き継がれており、読者によりリアルな印象を与える。

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岸辺露伴(きしべ ろはん)とは

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』、及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』シリーズなどに登場するスタンド使いにして人気天才漫画家である。初登場時は1979年生まれの20歳。対象を本へと変え、情報を閲覧したり書き込んだりできるスタンド「ヘブンズ・ドアー(天国への扉)」を操る。
性格はわがままで自己中心的。非常にこだわりが強くクセのある人物であるが、漫画に対する姿勢は真摯で、自分が認めた人物への敬意も忘れない。また、広瀬康一(ひろせ こういち)に対しては友情と尊敬の念を抱いている。クセは強いが独特の魅力を持ったキャラクターであり、多くの読者に親しまれている。そんな露伴のセリフは、彼のこだわりや信条を表したものが多いことから、読者の心にも強く響くものとなっている。

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岸辺露伴(きしべ ろはん)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「『リアリティ』だよ!『リアリティ』こそが作品に声明を吹き込むエネルギーであり『リアリティ』こそがエンターテイメントなのさ」(第4部)

人気漫画家の岸辺露伴が杜王町に住んでいることを知った康一と間田は、露伴の家をアポなしで訪れる。露伴に対して「ファンです」と告げた2人に対して、露伴は突然、「面白い漫画はどうすれば描けるのか」と問い始める。そして露伴が言い放ったのが、「『リアリティ』だよ!『リアリティ』こそが作品に声明を吹き込むエネルギーであり『リアリティ』こそがエンターテイメントなのさ」というセリフである。ここから、露伴の狂気じみな漫画への熱意が表へ現れていく。

「味も見ておこう」(第4部)

康一と間田を仕事場に招き入れた露伴は、「面白い漫画を描くにあたり必要なのは、リアリティ」だと語った。間田の肩に乗った蜘蛛を手に取った露伴は、リアリティの為と称し、蜘蛛を殺してそのもがき苦しむさまを観察する。康一たちはそれだけでも衝撃だったが、露伴は「味も見ておこう」と瀕死の蜘蛛を舐めた。一般人には理解しがたい行動だが、全ては面白い漫画を描き、読んでもらうとの露伴の信念から来る行動である。

「この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーーーーーッ!!」(第4部)

ヘブンズ・ドアーを使って他人の記憶を探ってまでリアリティを追及する露伴の姿に疑問を抱いた康一。「ぼくの体験を読まなくったってあなたは十分りっぱなマンガ家だ」などと言う康一に対して、露伴は「この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーーーーーッ!!」と激昂する。売れっ子漫画家という地位をすでに築いている露伴だが、彼が漫画を描く動機は「読んでもらうこと」というシンプルなものである。露伴の純粋さが表されている名セリフとなっている。

「おまえのその髪型な… 自分ではカッコいいと思ってるようだけど… ぜェーんぜん似合ってないよ…ダサイねェ!!」(第4部)

仗助の、あこがれの人を真似したリーゼントスタイルの髪形を馬鹿にするセリフを堂々と放つ露伴。案の定、露伴は激怒した仗助にボコボコに殴られてしまう。露伴のある意味素直すぎる性格が良くわかるセリフである。

仗助の思い出話を聞いて「いい話が聞けた」と感激する露伴(第4部)

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