ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands / ジョジョの奇妙な冒険 第9部 / ザ・ジョジョランズ

ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands / ジョジョの奇妙な冒険 第9部 / ザ・ジョジョランズ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第9部となる作品。キャッチコピーは「そして時は動き出す」。
ハワイのオアフ島を舞台に、15歳の少年ジョディオ・ジョースターが社会の仕組み(メカニズム)の中で大富豪になっていく姿を描いている。『ジョジョ』シリーズでは定番の設定である「スタンド能力」や、以前のシリーズに登場した人気キャラクターも登場し、連載開始と同時に大きな話題となった。

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The JOJOLands(ジョジョ第9部)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第9部となる作品。キャッチコピーは「そして時は動き出す」。 ハワイのオアフ島を舞台に、15歳の少年ジョディオ・ジョースターが社会の仕組み(メカニズム)の中で大富豪になっていく姿を描いている。『ジョジョ』シリーズでは定番の設定である「スタンド能力」や、以前のシリーズに登場した人気キャラクターも登場し、連載開始と同時に大きな話題となった。

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The JOJOLands(ジョジョ第9部)のスタンドとスタンド使いまとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』には、『ジョジョ』シリーズには定番のスタンドやスタンド使い(スタンド能力者)が多数登場する。 銃弾さながらの豪雨を放つジョディオ・ジョースターのノーヴェンバー・レイン。何かに貼りついたものの位置を変えるドラゴナ・ジョースターのスムース・オペレイターズ。常時発動型のパコ・ラブランテスのTHEハッスル。ここでは、『THE JOJOLands』に登場するスタンドとスタンド使い(スタンド能力者)をまとめて紹介する。

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岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』に登場するスタンド使いにして人気漫画家である。自己中心的かつ尊大な一面が目立つが、プライドが高い分決して他者に媚びない強さもある。漫画に対する真摯な姿勢や、自分が認めた人物への敬意など、傲慢なだけの人物ではない描写も多い。高いプライドに見合う実力やクセの強さが独特の魅力となり、読者からも「露伴先生」と呼ばれ親しまれている。作者も気に入っているキャラクターである。

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ジョディオ・ジョースター(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

ジョディオ・ジョースター(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

ジョディオ・ジョースターとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』の主人公で、ハワイのオアフ島で暮らす15歳の少年。 社会の構造を「仕組み(メカニズム)」として捉え、その中で大富豪になることを夢見ている。窃盗や麻薬の販売で小遣いを稼ぎ、精神科医からは「反社会性パーソナリティ障害」を抱えていると診断されている。家族に対しては情が厚く、傷つける者に対しては敵意を剥き出しにする。 スタンド能力は重さのある雨を降らせる「ノーヴェンバー・レイン」。

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ドラゴナ・ジョースター(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

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ドラゴナ・ジョースターとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』の登場人物で、主人公ジョディオ・ジョースターの兄。 女性らしい装いや振る舞いを好むが、れっきとした男性。健康とスタイルには気を遣っており、朝食はパパイヤのみで毎日のジョギングも欠かさない。弟との仲は良好だ。弟を含むスタンド使いたちと共に、通っている学校の校長でもあるメリル・メイ・チーから様々な裏仕事を請け負っている。 スタンド能力はあらゆるものをずらすことができる「スムース・オペレイターズ」。

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ウサギ・アロハオエ(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

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ウサギ・アロハオエとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』の登場人物で、主人公ジョディオ・ジョースターの仕事仲間。 裏家業の斡旋者であるメリル・メイ・チーの推薦でチームに新たに加わり、共にダイヤモンドの奪取に挑む。ジョディオの販売している麻薬を購入しており、常にテンションが高いことから「アイツはもう麻薬中毒なのではないか」と仲間内で不安視されている。「他人の欲するものに変身する」という特殊なスタンド「THE MATTEKUDASAI(ザ マッテクダサイ)」を操る。

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猫(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

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猫とは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』に登場する敵スタンド使い。名前やスタンド名は不明だ。ブルーダイヤモンドを盗むために漫画家・岸辺露伴の別荘に侵入したジョディオたちと共に邸内へ侵入する。当初は何の変哲もない猫だと思われていたが、ドラゴナとパコが透明なワイヤーのようなスタンドに襲われ、負傷した。

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メリル・メイ・チー(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

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メリル・メイ・チーとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』の登場人物で、主人公ジョディオ・ジョースターたちの通う学校の校長にして彼らの裏稼業のボス。 表向きは生徒たちとの触れ合いを大切にする校長として過ごし、裏では「使える」と目を付けた生徒たちに窃盗や麻薬の販売などの仕事を任せている。副業で「アイコアイコ」というブティックを経営しており、卓越したファッションセンスを持つ。強欲だが、部下への報酬はきっちり払っており、この点はジョディオたちから信頼されている。

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パコ・ラブランテス(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

パコ・ラブランテス(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

パコ・ラブランテスとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』の登場人物で、主人公ジョディオ・ジョースターの仕事仲間。 盗癖があり、ゲームや御馳走よりもとにかく何かを盗むことに熱を上げる。特にスリを得意としており、自身のスタンド能力を駆使して“手の甲や肘で小物をつかむ”という独特の技を修得した。仲間内では最年長なためリーダー的な役割を務めることが多いが、歳の近いドラゴナ・ジョースターとは若者らしい気安いやり取りを見せている。

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バーバラ・アン・ジョースター(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

バーバラ・アン・ジョースター(The JOJOLands)の徹底解説・考察まとめ

バーバラ・アン・ジョースターとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』の主人公であるジョディオと兄ドラゴナの母親。夫と共にアトランティックシティからホノルルに移住したが、何らかの事情があって別れたらしく、女手ひとつで兄弟を育ててきた。空港の免税店で働いている。愛情深い母親で、ジョディオが学校のカウンセリングで「反社会性パーソナリティ障害」と診断された際には激昂していた。家系図の上ではジョセフ・ジョースターの子どもで、第8部に登場する吉良ホリーとは姉妹ということになる。

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【ジョジョの奇妙な冒険】漫画家・岸辺露伴の魅力と奇妙な人生を徹底解説

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『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』に登場する漫画家・岸辺露伴。舞台となる杜王町に集う「スタンド使い」の一人として一度は主人公達に立ちはだかるも、やがて仲間の一人として町で起こる事件へと挑んでいく。数々のスピンオフ作品でも描かれる、彼の「奇妙な冒険」について、解説する。

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岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』、及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』シリーズなどに登場するスタンド使いである。人気天才漫画家で性格は自己中心的。しかし漫画に対する姿勢は真摯で、自分が認めた人物への敬意もある。強い癖があるが独特の魅力を持ったキャラクターであり、多くの読者に親しまれている。そんな露伴のセリフは、彼のこだわりや信条を表したものが多いことから、読者の心にも強く響くものとなっている。

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ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ

“ジョジョ”の名を冠する勇者たちの戦いを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズには、膨大な数のキャラクターが登場し、その中には現実の人物やグループがモデルとなっているものも少なくない。 伝説的殺人鬼のジャック・ザ・リパー。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカス。波紋の戦士リサリサ。ナチスドイツのサイボーグ戦士シュトロハイム。恐るべき柱の男たちに、4部以降の数々のスタンドたち。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターのモデルとなった人物やグループを紹介する。

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ジョジョの奇妙な冒険の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦による漫画作品。世代と主人公を変えながら自身の掲げる正義と共に悪と戦い続ける、「ジョジョ」と呼ばれる勇者たちの活躍を描いている。 19世紀のイギリスから第二次大戦直前のアメリカ、現代日本からイタリアまで様々な国を舞台としており、作中には多種多様な料理が登場する。その突飛な演出でネット上でネタとして愛されるものも少なくない。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を紹介する。

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『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

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連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

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ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。

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ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

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ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part6(第6部) ストーンオーシャン』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本64〜80巻に収録されている漫画、およびそれをもとにしたアニメなどのメディア展開作品である。舞台は2011年のアメリカ。無実の罪で刑務所に収監された女性主人公・空条徐倫が仲間達とともに、「天国へ行く方法」を実現させようとするプッチ神父を止めるべく奔走する物語となっている。

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スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part7(第7部) スティール・ボール・ラン』は、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本81〜104巻に収録されている漫画、およびそれをもとにしたメディア展開作品である。19世紀末に開催された架空の北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に挑む二人を主軸に、レースの裏に潜む国家の陰謀を描く、ホラー・アドベンチャー。

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ジョジョリオン(ジョジョ第8部)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part8(第8部) ジョジョリオン』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本105〜131巻に収録されている漫画作品である。第4部の舞台と同じ名前を持つパラレルワールドの杜王町で、3月11日に起きた震災でできた「壁の目」から出てきた記憶喪失の主人公・東方定助が、自分の記憶を探っていくサスペンス・ホラーとなっている。

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ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part3(第3部) スターダストクルセイダース』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本12〜28巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメなどのメディア展開作品である。1987年、復活したDIOを倒すために、主人公の空条承太郎らが世界中を旅して敵を戦う冒険活劇となっている。今作に登場した「スタンド(幽波紋)」はジョジョシリーズを代表する能力となった。

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ジョジョ第2部(戦闘潮流)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part2(第2部) 戦闘潮流』とは、「ジョジョの奇妙な冒険」の単行本5〜12巻に収録されている漫画、およびアニメなどのメディア展開作品である。第1部から50年後、ジョナサン・ジョースターの孫であるジョセフ・ジョースター達「波紋」の戦士と、第1部から続く石仮面と吸血鬼の力を持ち、「究極生命体」を目指す「柱の男」との死闘が描かれている。飄々とした主人公ジョセフのキャラクターや、「人間讃歌」というテーマの通り、誇りをもって生き抜く人間の姿が見どころの作品。

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ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本29〜47巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメや実写映画などのメディア展開作品である。1999年の日本M県S市の杜王町(もりおうちょう)にて、主人公の東方仗助が、町に潜む連続凶悪殺人鬼と、次々と登場するスタンド使いに挑む、サスペンスホラー風の漫画となっている。

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岸辺露伴は動かない(ジョジョスピンオフ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『岸辺露伴は動かない』とは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするアニメ、ドラマ作品であり、荒木の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する岸辺露伴のスピンオフである。リアリティを追求する漫画家の岸辺露伴が、作品の取材で奇妙な現象に巻き込まれ、持ち前の知識、機転、スタンドと呼ばれる超能力で危機を回避する。日常に潜む恐怖や、意外な真実との遭遇を奇抜なアイディアで描く。派生作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の他、短編小説集もある。

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ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands / ジョジョの奇妙な冒険 第9部 / ザ・ジョジョランズのレビュー・評価・感想

ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands / ジョジョの奇妙な冒険 第9部 / ザ・ジョジョランズ
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『ジョジョランズ』仕組み(メカニズム)に当て嵌まるのはなに?

『ジョジョランズ』は仕組み(メカニズム)の頂点に立つという野望を秘めた少年が成り上がる物語。仕組みというのは現実世界でもジョジョ世界でもあらゆる創作物でも独自のルールや計算式や論理展開などで繰り広げられたり、チラチラと見受けられるものと考えられる。普遍的でどの場所時代環境でも発揮出来る仕組み(メカニズム)を身に付けられていたら超越者に等しいかもしれない。

現実世界においては紐解いていくことでどんどん力を付けていく魔法の領域に近づいているような「科学」、ファンタジー世界においては魔法のように近づく「魔術」。また、人を始めとした知的生命体の思考パターンや物理力学などに端を発する行動パターン、あるいは観測する者がいることにより変化する事象など解析すればそのものの辿る未来が見えたり、新たな潜在能力を発現させられたりするかも知れない。そういった意味ではある一定の法則性を導き出して力へと転用したのが、ジョジョ世界では「波紋」や「回転」、ひいては仕組みを解読して人工的に作られたアイテムや知恵・工夫によって編み出された技術「石仮面」「エイジャの赤石」「スタンドの矢」「シャボンに波紋の纏わせ」「波紋の糸伝線」「黄金回転比率に基づいて作成されたバックル」「ジャイロ家の鉄球」…挙げたらキリがない。あるいはそれらの技術や能力以外にも見えない力も、ある一定の規則で積み上げることによって更なる高みに向かうことが出来るものかもしれない。

それらの仕組みのある種究極形態(頂点)が、ボス達の到達した完璧な世界への切符である最終形態「究極生命体」「時を支配する」「何者にも脅かされない生活」「確実に起こると確定された未来」「吉良なるものだけを寄せる能力」「災厄を遠ざける能力」として登場していたり、主人公勢が至った「深仙脈波紋疾走・最後の波紋」「波紋増幅器による地球最大のエネルギー マグマ噴火Attack」「次代に善きものを託す黄金の精神」「動作や思考の力をゼロに戻すレクイエム能力」「正義の道・真実に向かおうとする意志」「男の世界・漆黒の意志」「この世の条理やあらゆるものを貫通し超えて行く無限の回転」などで表現をされていたかもしれない。その他に仕組みに関与しそうなものとして「円卓のナプキンの法則」「納得は全てに優先する」「各Lesson・Lesson5:遠回りこそ一番の近道だった」「全てを敢えて差し出した者が最後には真の全てを得る」などが作中で繰り広げられていて、こちらに関しても挙げだしたらキリがない(7部も好きなので真っ先に思い付いて書いてしまった)。

ジョジョの奇妙な冒険 第9部のジョジョランズより以前の第8部ジョジョリオンではあらゆるものに宿る呪いと祝福と等価交換という仕組み(メカニズム)に注目して攻防や物語が展開されていたことかと思う。ジョジョランズ8話までの内容であると「自然法則に則り所持者に金が集まるようになる溶岩」が登場していて、主人公が上手く扱えと託される。
ジョジョは日常の中に隠れている力を表現してその本質を利用・転用して自分の力に変えて運命を変えて行く側面があるように思えてくる。第9部の物語は更に深い普遍的な力に注目をしていくかと思うと、展開が気になる所だ。

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