龍が如く4 伝説を継ぐもの(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『龍が如く4 伝説を継ぐもの』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」のシリーズの第4作目に相当する作品である。キャッチコピーは「それは熱き男達の、奇跡の記録」。主人公の桐生一馬が東城会で起きた内乱を収めた後からの物語を描いており、従来の主人公である桐生一馬に加え、秋山駿、冴島大河、谷村正義と3人の主人公とその物語が追加されているのが特徴となっている。

宗像の悪足搔きの一発を胸に受けた秋山だったが、懐に隠し持っていた札束で九死に一生を得た。

金が乱舞する夜のミレニアムタワーの屋上にて繰り広げられた大決戦の末、桐生たちは勝利を掴んだ。谷村に護衛兵団を全て倒された宗像は、狼狽えていたところにさらに新井と大吾にも負けを認めるよう勧められるが、すぐにふてぶてしい笑いを浮かべ始めた。「こんなことで私が逮捕されると思っているのか? 私を誰だと思っている……? 警視庁の、それも副総監だ」ふてぶてしい表情でそう言い放ってくる宗像に、犯罪行為も証明されているしその証拠もあるのになぜ逮捕できないと谷村が気色ばむ。そんな谷村の怒りを笑い飛ばした後、宗像はこの国の正義そのものである警察の顔役の自分が逮捕されれば民衆は混乱し、当然警察はその事態を許さないだろうと豪語する。そして、この国の秩序のために権力者は権力によって守られるのは当然のことであり、自分を殺したければ殺してもいいが、その代わり桐生たちは刑務所送りになる。だからこそ桐生たちは自分をどうすることもできないということに絶対の自信と優越感を覚え、宗像は盛大に高笑った。「結局お前たちがしたことは、労力の無駄遣いだったということだぁ……!」と、さらに勝ち誇り、高笑う宗像に、秋山が鋭い声でこう言い放った。「じゃあ、本当にそうか試してみようか!?」その秋山の言葉に宗像が高笑うのを止めた途端、秋山は携帯を取り出し、誰かに電話をかけた。すると上空にもう一台のヘリが現れる。そのヘリに乗っているのはなんと須藤と伊達だった。秋山から電話で合図を受けた伊達は、「よーし、そろそろやるかぁ! 須藤!!」と、張り切って運転席の須藤に声をかける。「伊達さん! こんな話聞いてませんでしたよ! 新聞社の活動に警視庁のヘリコプター使うなんて何考えてるんですか……!」と、文句をたらす須藤に、「いいじゃねぇか、国民のためだ! 今さら硬ぇこと言ってんじゃねぇ〜!」と、さらに張り切りながら伊達はヘリの扉を開け、地上に向かって無数の新聞記事をばらまいた。そしてミレニアムタワー周辺にいる人々は、タワーからばらまかれた金を集めるのに夢中になっていたが、伊達がばらまいたその記事に気づいて次々とそれを拾い上げ、目を通していった。そして宗像は、自分のところにも落ちてきたその記事を見て、驚きに目を見開いた。その題名は「宗像副総監 汚職」とあり、宗像が行っていた不正の全てが記事の内容に書かれていた。凍りつく宗像に、秋山は例の書類をコピーしてそれを伊達に渡し、彼にスクープとしてこの記事を書かせたのだと語った。「これでアンタはおしまいだ」と、涼しげに勝ち誇る秋山に、宗像は完全に逆上した。「き……貴様ぁ……! 死ねぇっ!!!」と、拳銃を手にとり、秋山めがけて発砲した。銃弾は秋山の胸を直撃し、秋山はその場に倒れこんだ。谷村が宗像の手から拳銃を弾き飛ばし、彼を取り押さえる中、桐生たちは秋山に駆け寄る。秋山は苦しげに呻いていたが、すぐにキョトンとした表情になって、銃弾を受けた自分の胸元を探った。見ると、胸元に何気なく入れていた札束が、宗像が放った銃弾を受け止めていたのだ。それに桐生たちが安堵すると共に、新井が宗像の前に立って「終わりにしましょう……宗像さん」と、静かにそう言った。しかし、自分の敗北を最後まで認めない宗像は、弾かれた拳銃を再び手に取り、そのまま自殺した。

秋山との離別で食欲がなくなり、見違えるほどに痩せて美人となった花が、スカイファイナンスへと戻ってきた。

谷村は捜査一課の刑事に昇級し、かつての杉内のように事件の最前線で活躍する身となった。

「自分たちの生きた証である東城会を守ってほしい」という浜崎の願いを胸に、冴島は真島と同じ東城会の幹部となる。

大吾と釈放された真島は、東城会の幹部入りを果たした冴島を誇らしい表情で出迎える。

冴島組の旗揚げを見届けにやってきた桐生。沖縄からやってきた遥は、自分と共に沖縄へ戻る前の最後の用事を果たしに行く桐生の後ろ姿を門前から見守る。

こうして事件が終結した後、スカイファイナンスになんと花が戻ってきて、もう一度秋山と一緒にスカイファイナンスをやり直したいと申し出たことにより、秋山はほぼ元通りの日々を取り戻した。冴島は殺人罪が冤罪となって釈放となり、真島と桐生の推薦を受けて東城会直系冴島組を旗揚げし、亡き浜崎の想いを汲むために極道の道を再び歩き始める。谷村は捜査一課に配属されることになり、警察官としての新たな人生を歩み始めた。そして桐生は真島や大吾と共に、帰ってきた東城会本部で冴島組の旗揚げを静かに見守るのだった。

『龍が如く4 伝説を継ぐもの』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

桐生一馬(きりゅう かずま)

CV:黒田崇矢

「堂島の龍」の異名で知られる元東城会四代目会長で、神室町の生きる伝説となっている元極道。
3年前から沖縄の養護施設「アサガオ」を運営しており、最愛の女性である澤村由美の娘・遥と孤児たちと共に穏やかな生活を過ごしている。

1年前に起こった沖縄のリゾート開発による土地買収騒動に巻き込まれた際、襲われた遥ら地元の人間を守るために再び立ち上がる。その後、事件の黒幕にいた男たちとの激しい戦いに決着をつけるも、その黒幕のひとりで、敵対していた浜崎組組長・浜崎豪に刺されて瀕死の重傷を負う。
そして現在では傷も完治して再び元の幸せな生活を送っていたが、浜崎と思わぬ再会を果たしたことで事件に巻き込まれていくことになる。

秋山駿(あきやま しゅん)

CV:山寺宏一

天下一通り沿いの雑居ビルの一室で「スカイファイナンス」という店を経営する金貸しの男。キャバクラ「エリーゼ」のオーナーでもある。
通称「神室町の駆け込み寺」と呼ばれ、他の町金融が融資を断ったような客にまで金を貸し付けているというが、その理由は一切不明であり、一部の噂では金を借りに来た客に「条件」と称して特殊なテストをさせているという噂も流れている。

数年前までは元ホームレスという異色の経歴のせいか、格好や世間体には無頓着である。店の運営は事務員の花に任せ、自分は好きな時間に出社し、好きなだけ昼寝し、好きな時に外出するという典型的なワンマンスタイルを貫いており、そのせいか花には携帯電話越しに怒鳴られていることが多い。
ある日、店のソファで呑気に昼寝をしていたところ、貸付金の回収に行けと花から携帯電話越しに怒鳴られ、嫌々ながら街へと繰り出した。そしてそこで、上野誠和会が起こした抗争に巻き込まれていくことになる。

冴島大河(さえじま たいが)

CV:小山力也

元東城会直系笹井組若衆で、1985年4月に都内某所で起こった上野誠和会組員18人が殺害された「上野吉春襲撃事件」の実行犯。大きな体格と強面な外見が特徴で、背中には虎と笹の葉の刺青を入れている。
桐生の戦友にして好敵手である真島吾朗とは親交を深めており、彼が嶋野組構成員であった頃に兄弟の盃を交わしている。

事件から数ヶ月が経った後に「死刑」判決を受けて東京刑務所に25年間、他人と交わることもなく孤独な服役生活を送っていた。
2010年3月に突如として沖縄第弐刑務所に移送されることになり、誰もその存在を知らない「謎の刑務所」として知られるその刑務所で、元東城会の大幹部である浜崎との邂逅を果たす。
そして浜崎から襲撃事件の裏の真相を聞かされた冴島は、その真相を確かめ、自分の極道としての仁義を貫き通すために脱獄を決意する。

谷村正義(たにむら まさよし)

CV:成宮寛貴(PS3版)/増田俊樹(PS4版)

警視庁神室署生活安全課に属する若手刑事。アジア圏の人々が住まう「亜細亜街」を行動拠点としており、その影響から中国語や韓国語、タガログ語を現地人レベルで使いこなすことができる。
神室町に数多ある違法風俗店に頻繁に出入りしては違法行為を見逃す代わりに賄賂をもらっていることから、「神室町のダニ」という二つ名で同僚や上司から嫌われている。さらに無頼のギャンブル好きとして知られ、勤務時間中にラジオの競馬中継を聴いていたり、雀荘に入り浸って金銭を賭けたりすることもある。

そんな「ダニ」の二つ名に恥じない悪徳な面ばかりが目立つが、実は受け取った賄賂で身寄りのない孤児たちの支援をしていたり、その他の犯罪行為は見逃さずに取り締まることで検挙率トップに輝くなど、根は心優しい且つ正義感に満ち溢れており、決して悪人ではない。
また、自らの育ての親である谷村大義の死の真相を探るべく日夜神室町を徘徊しており、そこで大義が接触しようとしていたリリこと冴島靖子の存在に辿り着くが、極道たちの抗争に巻き込まれていくことになる。

サブキャラクター

リリ / 冴島靖子(さえじま やすこ)

7sSandman101
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