デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)のネタバレ解説・考察まとめ

『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』は株式会社カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームである。対応ハードはPlayStation 3、Xbox 360。後にPC版も発売した。前作まで主人公を務めたダンテから新キャラクターであるネロに主人公が変わった。物語は悪魔が存在し人間に危害を加える世界。城塞都市フォルトゥナにて、魔剣教団に所属する若き騎士ネロが魔剣祭の最中に起きた教皇殺しの犯人を追っていくうちに、犯人の正体と教団の真の目的を知っていくというものである。

ベリアル

CV:ラリー・レオン / 楠大典

魔界でも過酷な炎獄にて生まれ育った大悪魔。四足歩行の獣のような下半身に人間ののような上半身、大きな2本ツノを持った見た目をしている。身体を覆う炎は鎧として機能しており、手にした剣で様々なものを破壊する。悪魔であるが人間をあまり気にしていない。しかし、武人のようなところがあり、挑戦や挑発といった行動をされるとすぐさま反応を示して戦いを挑む好戦的な性格をしている。

スパーダが魔界にいた頃は彼に憧れを抱いていた。しかし、魔界を裏切り人間の味方となったスパーダに失望してしまう。そのため、スパーダの息子であるダンテを「逆賊スパーダの息子」と呼び、スパーダに殺された同胞たちの仇を討とうと戦いを挑む。

ミッション2にてネロと対峙する。チュートリアルのダンテ戦を除けば、初めて遭遇するボスである。ネロとの遭遇時にはネロのことを気にも留めていなかったが、周囲を燃やしながら歩くベリアルの炎を剣を振って風圧で消したことでネロに興味を持つ。さらに、神経を逆撫でするようなネロの言動に逆上し襲いかかる。しかし、ネロの驚異的な力により敗北してしまう。体制を立て直すために魔界に一旦撤退した。

その後、地獄門を壊しに来たダンテとの遭遇する。ダンテがスパーダの息子であったことから、同胞の仇討ちに挑んだが、力及ばずに敗北する。ネロの時に1度退いたことから、2度目はないとして自爆することで体を爆散させ、その勢いで頭部のみで突撃する捨て身の攻撃を繰り出したが、ダンテのアイボリーの一撃で頭部を完全に粉砕されことで完全敗北した。

小説版によると、地獄門からルシフェルを取り出して装備したダンテと戦うことになる。元悪魔であるルシフェルとは知り合いであったため、ベリアルは魔具と化したルシフェルを見て驚き、改めてダンテを倒すことを決意する場面が存在する。戦闘自体はゲーム本編でダンテがルシフェルを入手するイベントシーンと同様の流れでルシフェルでの攻撃を食らい、起爆されたこと敗北した。
敗北したことで魂が屈服しかけてしまうが、強固なプライドから立ち直りゲーム本編と同じように自爆攻撃を行う。ダンテはベリアルの決死の攻撃を避けず、ベリアルはダンテの体に食らいつくことに成功したが、傷ひとつ付けることも叶わずに消滅した。
消滅する際にダンテと問答をした結果、スパーダが魔界を裏切った理由の一端を知ったかのようなシーンがある。

手に持った剣と炎での攻撃がメインとなっている。初期のボスであるためか動作が読みやすい。また、一定のダメージを負うと纏っている炎が消えて、ダウン状態になる。この時にネロのバスターが頭部に決まると特殊演出が入って大きなダメージを与えることが可能。

バエル / ダゴン

左バエル、右ダゴン

CV:カイル・エベール / 廣田行生

バエルは氷を操る巨大な蛙のような姿をした大悪魔。2本の触角の先にルサルカという青く発光する美女の姿をした疑似餌がついており、それを使っておびき寄せた獲物に喰らいつく奇襲攻撃を得意とする。ルサルカを使ってる最中は自身が放つ臭気に紛れて隠れている。言葉を発するたびに悪臭を放つ汚い液体をまき散らす。ちなみに、カエルと呼ばれると怒る。

数多の兄弟が存在し、その中の1体がダゴンである。両者ともに短気で、口汚い。

ダゴンのルサルカが赤であったり、体の色が違うのは住んでいる環境によって変わるためである。しかし、性質、弱点共に変わりはない。

バエルの時のルサルカは台詞があったが、ダゴンのルサルカは声はしても、台詞はない。

バエルがネロと対峙した際にはルサルカで釣ろうとしたが、ネロは引っかからなかった。その後、ネロのデビルブリンガーによる猛攻撃により敗北した。この時、ネロにルサルカを引きちぎられてしまい、ネロの右腕に吸収された。バエルは本作に登場する魔界の三大ボスの中で唯一ネロに完全敗北を喫した。敗北時には地獄門からダゴンを始めとした兄弟たちが出てこようとしていたが、ネロによって追い返され、地獄門を閉じられてしまった。

ダゴンはストーリー後半のダンテパートにて登場。ネロによって閉じられていた地獄門が再び開いたことでフォルトゥナ城内の各地を凍り付かせ、フォルトゥナの街への道を封じていた。ダゴンはやってきたダンテによって敗北した。そして、残りの兄弟たちはダンテが地獄門から取り出したパンドラによって、地獄門と一緒に倒された。

エキドナ

CV:メアリー・エリザベス・マクグリン / 高乃麗

森を動き回る巨大な蛇のような外見をした女性型の大悪魔。本体である女性の姿をした部分は、普段は口の中にいる。蛇の頭部が花のように開くことで姿を現し、舌に部分は本体の髪に変化する。
女性体の本体は胸元から背中まで大きく開いた服を着ているためセクシーな見た目をしている。戦闘中にもかかわらずセクシーポーズをとったり、男性を誘うような挑発を行ってくる。雑魚敵であるキメラシードの親であるため、戦闘中に産卵を始めるなど隙が大きい動作をすることがある。一人称は「わらわ」であり、とてもプライドが高い性格をしている。キメラシードを産みばらまき他の悪魔に寄生させることで、自らの勢力を繁栄させようとしている。

プライドが高いゆえに傲慢であり、ネロとの戦闘の際にネロに寄生させるために自身が飛ばした種子を撃ち抜かれたことで怒り、さらにネロに挑発されたことで襲いかかる。ネロに敗北したときはただの人間ごときに敗北したことを悔しがりながら地獄門の中へと逃げた。撤退する際にネロのデビルブリンガーに捕まれてしまい、無理矢理抜け出したことで自身の核の1つの「セフィロトの実」を落としてしまい、ネロに吸収された。

ゲーム後半のダンテパートで再登場。サンクトゥスたちの計画のせいで魔界化の進んだミティスの森に再び現れ、各エリアを分断していた。そして、キメラシードを産みばら蒔いていたが、ダンテが蹴りでキメラシードをエキドナに当てたことで怒り、戦闘になった。しかし、ダンテに敗北し、アイボリーの銃撃によって消滅した。ダンテ曰く「黙っていれば美人」とのこと。

長い尾や鞭を用いた攻撃を繰り出してくるため、攻撃範囲が広い。エキドナが本体をむき出しにした状態で突進してきた場合、ネロであればバスターでカウンターをとることが可能。

小説版では、ネロからチャージショットを食らってしまい燃やされているところを「ショウダウン」で切り刻まれて叫び声を上げながら逃亡。のちの、ダンテとの戦闘時にギルガメスの「フル・スチーム」によるアッパーを食らい、頭を押さえてふらついているところに「キック13」、「リアルインパクト」などの多数の大技で体内に衝撃を蓄積され、最後はアイボリーによる銃撃によって衝撃が開放されたことで爆散して消滅した。

教団

アンジェロクレド

クレドが「帰天」した姿。「隻翼の魔剣士」と呼ばれている。白い鎧に身を包んだ天使と猛禽類を混ぜ合わせたような外見をしている。左手には「アイギスの盾」が融合しており、この盾はあらゆる攻撃を防御できるほどの強度を持っている。これは、高潔な精神を持つクレドの意思を表している。

槍による近接攻撃をメインに、バージルの幻影剣に似た攻撃である「ジャヴェリン」や投げ槍「シュペアー」などを繰り出してくる。
「アイギスの盾」は通常時は表面が光っているのは魔力がコーティングされているためであり、また耐久力が高い。そのため、ほとんどの攻撃を無効化する。攻撃やバスターを当てることで魔力が剥がすことが可能。魔力が無くなると完全に無防備な状態となるためバスターを決めることで大ダメージを与えることが可能。バスターを当てたあとは盾は復活する。

ネロに敗北したあともクレドはさらにネロに勝負を挑むが、盾に傷がついたことで盾の魔力をネロの右腕に吸収されてしまったことで人間体に戻り、完全敗北した。

アンジェロアグナス

アグナスが「帰天」した姿。「隻眼の魔剣士」と呼ばれる。昆虫のような外見をしている。キリエを人質に取り、ネロへの挑発の道具とした。

空間を歪めることができ、空間は擬似魔界に通じている。そこから人造悪魔のグラディウスやカットラスなどを召喚し攻撃してくる。しかし、悪魔を召喚すると少しばかり体力を消耗してしまう。これは、相手の体力を奪う能力で補完している。

怯み耐性が強く、攻撃に対してなかなか怯まない。身体に纏っているオーラが消えると怯み耐性が弱まり、攻撃に対して怯むようになる。この状態になるとバスターが決まるようになる。

小説版ではゲームとストーリーの進み方が異なり、ネロとの戦いはカットされてしまっている。そのため、キリエが拐われるあたりのイベントはクレド戦の後になっている。ストーリー後半になると閻魔刀の守護とダンテを足止めするために歌劇場にて戦う。悪魔召喚の能力でダンテを追い詰めるが、剣を収め丸腰の状態(ロイヤルガード)で戦いに挑むダンテの姿にプライドを刺激されてしまい逆上する。ダンテの行動の意味を理解できずに攻撃を繰り出していくが、攻撃が通らないことに冷静さ欠いてしまい、ロイヤルリリースを食らって重傷を負う。
魔力吸収の能力で体力の回復を行おうとするも、魔人化したダンテからスティンガーを食らってしまい完全敗北して人間体に戻った。

教皇が「救済」計画のために創造した巨大な人造の悪魔。外見は角を生やした巨大な石像の様であるが、体内は悪魔の血と肉で出来ている。その辺の悪魔なら一瞬で消滅させるほどの強大な力を持っている。起動と制御にはスパーダの血と、魔剣スパーダの両方が必要になる。どちらか片方のみでも腕を振り回すなど体の一部を動かすことはできる。

最初は攻撃が通らないが、右肩、右腕、右足、左肩、左腕、左足、背中、額についてる青い結晶を破壊するとことで攻撃が通るようになる。

偽神

ラストミッションにて登場するサンクトゥスと神とが融合した姿。融合したことにより破壊衝動のままに暴走して暴れている。顔のつくりがサンクトゥスに変化している。

体力ゲージが存在しないため通常攻撃では倒せないイベント戦であり、倒すためには偽神からの攻撃に合わせてバスターを当てて弾き飛ばすことで頭部が地面に降りてくるので、そこに再度バスターをもう1度当てる必要がある。

その他悪魔

スケアクロウ / メガスケアクロウ

4zkoara
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バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

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『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の2作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、2001年12月に発売された。現実世界と電脳世界を交互に行き来し、電脳世界に蔓延るウイルス達と闘うさまを描いている。犯罪組織WWW(ワールドスリー)の壊滅から3カ月後の世界で次々とネット犯罪が巻き起こる。事件の真相を確かめるため、光熱斗とナビのロックマンは様々な困難を乗り越えていく。

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鬼武者3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

鬼武者3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『鬼武者3』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの3作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。2人の鬼武者、明智左馬介とジャック・ブランが、幻魔王・織田信長を倒すために立ち向かう物語を描く。本作では2人の主人公、左馬介とジャックのストーリーが交互に進行されていくのが特徴となっている。また、『鬼武者』シリーズ3部作の完結編であり、アクションゲームとしてシリーズ集大成と呼べる進化を遂げている。

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ファイナルファイト(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファイト(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファイト』は1989年12月14日にカプコンよりアーケードゲームとして発売されたベルトスクロール型アクションゲーム。1990年にはスーパーファミコンに移植され、その他多くの家庭用ゲーム機に移植された人気作品だ。大西洋に面した都市「メトロシティ」を舞台に3人の主人公「ハガー」、「コーディ」、「ガイ」達が、犯罪集団に攫われてしまったハガーの娘「ジェシカ」を救出するため、それぞれの思いを胸に立ち向かうという設定になっている。

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