デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)のネタバレ解説・考察まとめ
『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』は株式会社カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームである。対応ハードはPlayStation 3、Xbox 360。後にPC版も発売した。前作まで主人公を務めたダンテから新キャラクターであるネロに主人公が変わった。物語は悪魔が存在し人間に危害を加える世界。城塞都市フォルトゥナにて、魔剣教団に所属する若き騎士ネロが魔剣祭の最中に起きた教皇殺しの犯人を追っていくうちに、犯人の正体と教団の真の目的を知っていくというものである。
ダンテ関係者
トリッシュ
CV:ダニエル・バージオ / 田中敦子(SE版)
『1』が初出であり、その時のヒロインの女性。本作ではダンテの相棒として行動している。『1』のラスボスである魔王ムンドゥスによってダンテの亡き母エヴァを模して創られた純粋な悪魔。電撃を操り戦う。
レディがダンテに魔剣教団について調べてほしいとの依頼をしに来た際に話を一緒に聞いており、勝手に事務所にあった魔剣スパーダを持ち出し、単身で教団に潜り込んだ。しかし、トリッシュが魔剣スパーダを持ち出したことが原因で今回の事件をややこしくしてしまった。魔剣スパーダを教団に貸したことで神の再生を助けてしまったのだ。魔剣教団に回収されていた閻魔刀が折れていたため、スパーダを持ち出しても問題はないと思っての行動であったのだが、スパーダの血縁者であるネロがいたために閻魔刀が再生されてしまったために教団の計画を後押しする形になってしまった。
物語終盤になるとサンクトゥスの「救済」のせいで大量に出てきた悪魔からフォルトゥナの住民を守るために動いた。
小説版によると、ゲーム中に登場する魔具であるギルガメス、パンドラ、ルシフェルは、本編開始前にダンテが入手していたものであり、トリッシュがスパーダと共に持ち出していた。後に、アグナスが開発した地獄門の動かすためのエネルギーとしていた。
『SE』ではプレイヤーキャラクターとして実装された。魔剣スパーダと、電撃を纏う格闘技との組み合わせをメインに、銃でも攻撃を行うことが可能。
基本性能はネロと同様1つの武器から技が派生していくので扱いやすい。
レディ
CV:カリ・ウォールグレン / ケイト・ヒッギンズ (SE) / 折笠富美子(SE)
『3』が初出で、その時のヒロインであった女性。普通の人間であるが、悪魔狩人を営んでいる。『3』での事件を以降は、ダンテとは商売仲間兼友人となっており、様々な依頼を持ってくる。レディ(お嬢ちゃん)という名は本名ではなく、『3』の時点で本名を名乗らなかったレディに対してダンテがつけたあだ名である。現在は自ら名乗っている。
少しばかり金に汚い面が見える。しかし、これは銃器類、弾、爆弾など悪魔狩りにかかる費用が多額であるためである。自身の手だけでは負えない仕事があるとダンテに依頼する。その際に仲介料として多額の金を要求し、徴収する。フォルトゥナの件もレディが持ってきた話であり、魔剣教団の活動により標的の悪魔が捕らえられてしまい、自身の仕事を妨害されてしまっていたためである。
小説版では、魔剣教団の暗部についてもっとも早く察知して、調査していた。物語終盤では悪魔の襲撃を受けながらもフォルトゥナにやってきて、トリッシュと共に住民の避難誘導及び悪魔と戦闘をして退けていた。そのため、ゲーム本編によりも出番が多くなっている。普通の人間ながらも戦闘能力が高くビアンコアンジェロの一部隊やメフィスト、ファウストの大群と渡り合えるほどの実力を持っている。
『SE』ではプレイヤーキャラクターとして実装された。普通の人間であるためなのか他キャラクターよりも被ダメージが少し大きいが、3種の強力な銃火器を持ち、様々な戦法を取れる。
基本性能は近接攻撃がカリーナ=アンのバヨネットだけなので近接はショットガン、中距離はハンドガン、遠距離はカリーナ=アンを使っての戦闘になる。チャージショットが非常に強力なので積極的に使っていくことがおすすめされる。
バージル
CV:ダン・サウスワース / 平田広明(SE版)
ダンテの双子の兄。『4』では登場しないが『SE』にてプレイヤーキャラクターとして実装された。本編開始の十数年前に父であるスパーダに関係する伝説を探っていた。そして、スパーダを信仰する魔剣教団の噂を聞きつけ、伝説の真偽を図るべくフォルトゥナを訪れるところからストーリーが始まる。そして、この時にある女性との間に子供を作っており、この子供がネロである。
小説版ではフォルトゥナ城に忍び込んだ際にサンクトゥスに会っており、その際に「貴様らの『神』か、それを超えた『神の子』か、いずれ選択を迫られるだろう」と言って立ち去った。この言葉は『SE』バージル編のエンディングムービーにも登場している。
本編開始から1ヶ月前のネロが悪魔に襲われて右腕を負傷した事件の後に、ネロの夢の中にバージルが現れている。その時ネロからは冷たい目をしながらもどこか寂しげな男と思われていた。この時、バージルは「もっと力を」と言葉を発し、ネロはそれに「じゃあ、俺もそれでいい」と返した。これ以降、ネロの右腕は異形の姿へと変わっていくことになった。
装備、魔人デザイン共に『3SE』から変更はない。そして、新たなアクション、システムが追加された。
基本性能は武器を複数持っているためこれらを切り替えながら、独自のシステムである集中ゲージを溜めて高威力の攻撃を繰り出すことが可能となっている。特に閻魔等の補正が大きいのでメインで使っていくと良い。敵の攻撃に当たってしまうとゲージが減少してしまうので、敵の攻撃を見切ることが重要になる。
魔剣教団関係者
サンクトゥス
CV:リアム・オブライエン / 沢木郁也
魔剣教団の教皇を務める老人。指導者として非常に優秀であり、民衆からは厚い信頼を得ている。そのため歴代教皇の中でも一番偉大な存在と評されている。教皇になる前は教団騎士長だった。さらに学問においても膨大な知識を持っている知識者でもある。
本作の全ての黒幕。表では民衆のために尽力する教皇であるが、裏では「救済」と称したとある計画を進めており、アグナスや他の教団騎士たちに悪魔の召喚と研究を指示している。また、自身もアグナスやクレドと同じように「帰天」することで悪魔の力を持っている。
「魔剣祭」の演説の途中で突如登場したダンテに殺されてしまうが、「帰天」の力によって生き返った。ダンテがスパーダの息子であることを知っており、ダンテの中にあるスパーダの血を求め、ダンテを捕らえようと画策する。しかし、その途中でネロにもスパーダの血が流れていることを知ったため計画を変えた。ネロを捕えるためにキリエを人質として利用することで、サンクトゥスが「神」と呼ぶ巨大な悪魔の体内へネロを取り込むことに成功した。そして、ネロを取り込むことで力を得た「神」で「楽園」を築こうと動き出す。
捕えたネロがダンテが送り還した閻魔刀を手にしたことで「神」の体内で復活し、ネロと戦う。しかし、腹部を突き刺されたことで敗北してしまう。その後「神」と融合することで「偽神」として再び戦いを挑むも、ネロの悪魔の右腕によって完全敗北した。
戦闘の際には宙に浮き自身をバリアで守っている。そのため、サンクトゥス本体を攻撃するためにはバリアを破壊する必要がある。バリアを破壊されると地上に落ちる。
「神」の体内で戦う時は名称が魔皇サンクトゥスと変わっており、こちらは地上に落ちると魔剣スパーダを使い攻撃を繰り出してくる。
小説版では、前教皇ソレムニスを毒を用いて暗殺したことで現在の地位についたという話が明かされた。教皇に即位した日の夜、フォルトゥナ城にやってきていたバージルと遭遇している。そのため、後にスパーダの血族であることが判明したネロはバージルの息子ではないかと考えていた。
クレド
CV:TJ・ロトロ / 小山力也
フォルトゥナを悪魔から守る教団騎士の長であり、キリエの兄。騎士長を務めるだけあって剣の腕は一流のものとなっている。厳粛公正な性格をしており、さらに部下の統率力にも優れているため慕う者は多い。キリエと同じくネロを家族同様に思っているが、生真面目な性格であるが故にネロの命令違反や突飛な行動には頭を抱えている。
しかし、厳しいのは表面上だけで、内心ではネロの実力や能力を高く評価している。そのため、教団の人間がネロを不当に扱うことを嘆いている。ダンテ追跡の任務をネロに言い渡したのはネロの昇進を上層部に頼むためにやったことであった。高い身体能力、強い精神力が無ければ耐えることのできない「帰天」の儀式もネロならば大丈夫であると評価しており、いずれは教団内部で進行していた「救済」の計画を打ち明けるつもりでいた。
教皇に対して忠実でな部下である。そのため、教皇に命じられれば家族と同じように大事にしているネロであっても剣を向ける。アグナスと同じように「帰天」したことで悪魔の力を持っており、その力を使いネロと戦う。しかし、教皇が妹のキリエを人質にとったことで反発して、キリエを助けるために教皇に戦いを挑むも、力適わずサンクトゥスに剣で腹を貫かれるという致命傷を負ってしまう。そして、その場にいたダンテに地獄門を閉じること、キリエとネロを助けてやってほしいと頼み、消滅した。
アグナス
CV:TJ・ストーム / 内田夕夜
魔剣教団の技術局長を務める男性。教団騎士たちの装備する機械仕掛けの剣を考えた張本人であり、悪魔に対抗するための武器や技術の開発をメインに行動している。マッドサイエンティストな気質の持ち主で、研究に没頭するあまり教団の行事にあまり参加しないために教団内でもアグナスを知る人物は少ない。ネロも研究所にて会うまでアグナスの存在を知らなかった。興奮すると吃音になる癖を持っている。ネロが挑発するためにアグナスの吃音を真似した際には怒りを露わにした。
悪魔の力を人間に宿すという「帰天」と呼ばれる研究と施術を開発した。これにより自身も悪魔の力を得た。教皇の計画した「救済」のために「帰天」の研究と、悪魔を召喚するための「地獄門」の製造や武器と悪魔を掛け合わせた生物兵器の開発をしている。研究所に出る悪魔や、アンジェロ系の敵はアグナスが作った。
本編開始の1年前にフォルトゥナの浜辺で折れた閻魔刀と『1』に登場した敵であるネロ・アンジェロの鎧の欠片を拾っていた。クレドのことをあまり好んでおらず、またクレドの命によりダンテ追跡任務についていたネロに自身の研究施設を見られてしまったことを不快に思っていた。そのため、「救済」を進めるためにクレドの妹キリエを利用することを思いつき人質として使った。不信心者で自身の研究所を薄汚いと評したネロのことは悪魔の右腕に興味を抱きつつも「生意気なガキ」として嫌っている。ダンテとは舞台のような息の合ったやり取りをするなど、実はコミカルな面を持っている。
折れた閻魔刀の修復作業をしていたが、思う様には進んでいなかった。
小説版ではダンテの方も内心ではアグナスを気に入っており、倒すことを惜しんでいるようなシーンが存在する。
次作『5』に登場するヒロイン兼ネロの相棒の女性であるニコレッタ・ゴールドスタイン(通称ニコ)はアグナスの子供である。
グロリア
CV:ダニエル・バージオ / 田中敦子
魔剣教団幹部の女性。幹部の紅一点。褐色の肌を持つエキゾチックで妖艶な外見をしている。約1ヶ月前に突然やってきて、短期間で教団内で幹部に登り詰めたということからよからぬ裏事情があるのではないかと勘ぐる者も多い謎多き美女。
足技が得意で、悪魔と対峙した際には華麗な足技を披露した。
正体はダンテの相棒トリッシュである。レディから教団の話を聞いたトリッシュが教団へ潜入するために変装した姿。教団の計画である「救済」のために必要不可欠な魔剣スパーダを教団へ持ち込むことで、幹部の座についた。
大悪魔
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目次 - Contents
- 『デビル メイ クライ 4』の概要
- 『デビル メイ クライ 4』のあらすじ・ストーリー
- 『デビル メイ クライ 4』のゲームシステム
- スタイリッシュランク
- ゲームモード
- デビルブリンガー
- スナッチ
- バスター
- ヘルバウンド
- ホールド
- イクシード
- スタイル
- リアルタイムスタイルチェンジ
- トリックスター
- ソードマスター
- ガンスリンガー
- ロイヤルガード
- ダークスレイヤースタイル
- コンセントレイション
- バーストアタック
- デビルトリガー
- ネロ
- ダンテ
- バージル
- トリッシュ
- コスチュームチェンジ
- ネロ
- ダンテ
- バージル
- レディ
- トリッシュ
- 『デビル メイ クライ 4』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ネロ
- ダンテ
- ヒロイン
- キリエ
- ダンテ関係者
- トリッシュ
- レディ
- バージル
- 魔剣教団関係者
- サンクトゥス
- クレド
- アグナス
- グロリア
- 大悪魔
- ベリアル
- バエル / ダゴン
- エキドナ
- 教団
- アンジェロクレド
- アンジェロアグナス
- 神
- 偽神
- その他悪魔
- スケアクロウ / メガスケアクロウ
- フロスト
- アサルト
- ブリッツ
- メフィスト / ファウスト
- キメラシード
- フォルト
- グラディウス
- カットラス
- バジリスク
- ビアンコアンジェロ
- アルトアンジェロ
- 『デビル メイ クライ 4』のアイテム
- ネロ使用武器
- レッドクイーン
- 閻魔刀
- ブルーローズ
- 幻影刀
- ダンテ使用武器
- リベリオン
- 衝撃鋼ギルガメス
- 無尽剣ルシフェル
- 閻魔刀
- エボニー&アイボリー
- コヨーテ・A
- 災厄兵器パンドラ
- バージル使用武器
- 閻魔刀
- ベオウルフ
- フォースエッジ
- 幻影剣
- トリッシュ使用武器
- ベアナックル
- 魔剣スパーダ
- ルーチェ&オンブラ
- 災厄兵器パンドラ
- レディ使用武器
- バヨネット
- ショットガン
- ハンドガン
- カリーナ=アン
- 通常アイテム
- オーブ
- スター
- プラウドソウル
- ホーリーウォーター
- 『デビル メイ クライ 4』の用語
- 地理
- 城塞都市フォルトゥナ
- フェルムの丘
- 我刀院
- 歌劇場
- 霊峰ラーミナ
- フォルトゥナ城
- ミティスの森
- 魔剣教団本部
- 魔剣教団関係
- 魔剣教団
- 教団騎士
- 帰天
- 救済
- 地獄門
- 小地獄門
- 『デビル メイ クライ 4』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- デビルトリガーについて説明書に誤記がある
- 魔人になる予定だった「DT」発動中のネロの外見
- ネロの悪魔の右腕
- 『デビル メイ クライ 4』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:L'Arc〜en〜Ciel『DRINK IT DOWN』