デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)のネタバレ解説・考察まとめ
『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』は株式会社カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームである。対応ハードはPlayStation 3、Xbox 360。後にPC版も発売した。前作まで主人公を務めたダンテから新キャラクターであるネロに主人公が変わった。物語は悪魔が存在し人間に危害を加える世界。城塞都市フォルトゥナにて、魔剣教団に所属する若き騎士ネロが魔剣祭の最中に起きた教皇殺しの犯人を追っていくうちに、犯人の正体と教団の真の目的を知っていくというものである。
スケアクロウとは魔界の甲虫が大量に麻袋に入った下級の悪魔。腕もしくは足のどちらかに刃がついており、それを使い攻撃する。本編開始時の少し前から多数出没していた。市街地にも集団で出てくる。小説版ではフォルトゥナの土地柄上天然でも発生するという説明があった。この時、既に麻袋を纏った状態で森などから1度に2、3体出てくる程だった。
動きが緩慢。足に刃がついたスケアクロウはジャンプ攻撃をしてくる。
スケアクロウの大型種をメガスケアクロウという。こちらは両手が複数の刃がついており、背中にも大きな刃を持っている。ちなみに、顔の向きが逆さまになっている。そのため、刃が付いている方は本当は背中ではなく腹である。スケアクロウとは違い、全身を丸めて回転攻撃をしてくる。
スケアクロウとは英語で案山子という意味である。
フロスト
『1』にて登場したボスであるムンドゥスによって作られた魔界の尖兵で、氷を操る悪魔。『1』が初出の悪魔であるが、モーションや外見などが一部変更されている。
氷を使った攻撃のほかに操作キャラクターが離れた場所にいると近くにテレポートしてくる。
右腕についている氷塊や攻撃に使用する氷は現実の氷に似た透明な質感を出す予定であったが、ハードの容量などの限界のために白一色になった。しかし、『SE』ではハードの進化に伴い、透明な質感で氷を表現された。
アサルト
フロストと同じく、ムンドゥスが作りだした魔界の尖兵で、『1』と『2』に登場したブレイドの生き残り。ブレイドの生き残りが独自に繁殖して進化した強化個体。風を操る強襲型の魔兵。
発達した爪を主体とした攻撃を仕掛けるほか、突進なども繰り出してくる。
ブレイドとは左手に持っている円盾や装着した兜などの共通点はある。腕を花弁状に変形させ暴風を発生、また飛び道具を発射することが可能。3体以上の群れで行動している。
変質する前のネロの右腕を負傷させた事件がきっかけで魔剣教団により強襲を意味するアサルトという名前がついた。
ブリッツ
フロスト、アサルトと同じく、ムンドゥスが作りだした魔界の尖兵が独自に進化した個体。雷を操る悪魔。視覚がないため、敵味方問わずに無差別に攻撃してくる。全身に雷を纏っている。纏っている間は近接攻撃を無効化。更にはこちらがダメージを受けてしまう。この雷は銃攻撃で剥がすことが可能。
雷を使った遠距離攻撃と、爪による近接攻撃を繰り出してくる。
一定の攻撃を与えると暴走状態になり纏っている雷が赤く変化し、スピードと攻撃力があがる。この状態のときに繰り出してくる回転攻撃は自爆技であり、被弾してしまうと即死級のダメージを負う。
開発スタッフ曰く、ムンドゥスの尖兵の強さの序列はブレイド<フロスト<アサルト<ブリッツとのこと。
メフィスト / ファウスト
メフィストはガス状のマントを纏った死神のような姿をした悪魔。指先にある伸縮自在の爪で斬撃や回転攻撃を繰り出してくる。壁や地面などをすり抜けて浮遊しながら移動する。
普段の姿はマントを纏った状態は上下が反転している。そのため、銃撃やスナッチなどでマントをすべて剥がすとサソリのような見た目の虫の体と髑髏の頭部を持つ正体が露わになり、地面に落下する。マントを纏った状態では防御力が高く斬撃が通らないが、マントを剥がすことで防御力下げることが可能。しかし、一定時間が経過すると再びマントを身に纏う。
ゲーテの戯曲「ファウスト」に登場する悪魔メフィストフェレスが名前の由来である。
ファウストはメフィストの上位種の悪魔。黒いマントを纏い、白髪を蓄えた頭に帽子を着用している。メフィストと同じく地形をすり抜けて浮遊しながら移動して、両手の指先の爪で攻撃を繰り出す。さらに、伸縮性を備えた針を複数召喚して、相手の周りに配置して攻撃することも可能。こちらもメフィストと同じくマントを剥がすと正体が露わになり防御力が下がる。
ゲーテの戯曲「ファウスト」の登場人物であるファウスト博士が名前の由来である。
どちらもマントを剥がされると攻撃せずに逃げまわるようになる。
キメラシード
ミティスの森にいるエキドナが森にばら蒔いた種子から生まれた悪魔。2本足の生えた樹木のような外見をしている。攻撃は突進のみで、耐久力も低い脆弱な悪魔であり単体であれば脅威は低い。しかし、他の悪魔に寄生する特性を持っているため、周囲に他の悪魔がいるとそちらに飛びかかって寄生して、「キメラ」へとなる。
フォルト
頭に花弁状の大きな口を持つ人間の生首のような姿をした悪魔。一定のエリアの地中におり、軽い音の後に操作キャラクターの真下から出現して、丸飲みにして捕まえようとしてくる。丸飲み攻撃自体にダメージはないが、飲み込まれると大量に敵がいる異空間に飛ばされる。異空間脱出をするとエリアの入り口に戻される。
グラディウス
アグナスによって爬虫類と魔力を有した剣を交配させて作りだされた人造の悪魔。常時空中を飛びまわり、操作キャラクターに狙いをつけると剣に変形して突進攻撃を繰り出してくる。ネロで迎撃する場合はバスターを行うことでグラディウスを掴んで投げ飛ばす事が可能。他に敵がいる場合グラディウスを投げつけると攻撃判定がある。『SE』では仕様が変わり、バスターを使用しなくても、近接攻撃を当てる事で大きく吹き飛ばすことが可能となった。
ちなみに、グラディウスだけではなく、魔剣教団側の敵は操作キャラクターだけでなく魔界から出現した悪魔とも敵対している。そのため、戦闘中に攻撃対象が他の敵へとうつることがある。
カットラス
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目次 - Contents
- 『デビル メイ クライ 4』の概要
- 『デビル メイ クライ 4』のあらすじ・ストーリー
- 『デビル メイ クライ 4』のゲームシステム
- スタイリッシュランク
- ゲームモード
- デビルブリンガー
- スナッチ
- バスター
- ヘルバウンド
- ホールド
- イクシード
- スタイル
- リアルタイムスタイルチェンジ
- トリックスター
- ソードマスター
- ガンスリンガー
- ロイヤルガード
- ダークスレイヤースタイル
- コンセントレイション
- バーストアタック
- デビルトリガー
- ネロ
- ダンテ
- バージル
- トリッシュ
- コスチュームチェンジ
- ネロ
- ダンテ
- バージル
- レディ
- トリッシュ
- 『デビル メイ クライ 4』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ネロ
- ダンテ
- ヒロイン
- キリエ
- ダンテ関係者
- トリッシュ
- レディ
- バージル
- 魔剣教団関係者
- サンクトゥス
- クレド
- アグナス
- グロリア
- 大悪魔
- ベリアル
- バエル / ダゴン
- エキドナ
- 教団
- アンジェロクレド
- アンジェロアグナス
- 神
- 偽神
- その他悪魔
- スケアクロウ / メガスケアクロウ
- フロスト
- アサルト
- ブリッツ
- メフィスト / ファウスト
- キメラシード
- フォルト
- グラディウス
- カットラス
- バジリスク
- ビアンコアンジェロ
- アルトアンジェロ
- 『デビル メイ クライ 4』のアイテム
- ネロ使用武器
- レッドクイーン
- 閻魔刀
- ブルーローズ
- 幻影刀
- ダンテ使用武器
- リベリオン
- 衝撃鋼ギルガメス
- 無尽剣ルシフェル
- 閻魔刀
- エボニー&アイボリー
- コヨーテ・A
- 災厄兵器パンドラ
- バージル使用武器
- 閻魔刀
- ベオウルフ
- フォースエッジ
- 幻影剣
- トリッシュ使用武器
- ベアナックル
- 魔剣スパーダ
- ルーチェ&オンブラ
- 災厄兵器パンドラ
- レディ使用武器
- バヨネット
- ショットガン
- ハンドガン
- カリーナ=アン
- 通常アイテム
- オーブ
- スター
- プラウドソウル
- ホーリーウォーター
- 『デビル メイ クライ 4』の用語
- 地理
- 城塞都市フォルトゥナ
- フェルムの丘
- 我刀院
- 歌劇場
- 霊峰ラーミナ
- フォルトゥナ城
- ミティスの森
- 魔剣教団本部
- 魔剣教団関係
- 魔剣教団
- 教団騎士
- 帰天
- 救済
- 地獄門
- 小地獄門
- 『デビル メイ クライ 4』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- デビルトリガーについて説明書に誤記がある
- 魔人になる予定だった「DT」発動中のネロの外見
- ネロの悪魔の右腕
- 『デビル メイ クライ 4』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:L'Arc〜en〜Ciel『DRINK IT DOWN』