熱くて泣ける青年漫画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の名セリフ・名シーンまとめ
ここでは花沢健吾の漫画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面をまとめた。平凡な会社員の青年が死に物狂いで青春を駆け抜けていく成長物語だ。残酷で不条理な現実と向き合い、あがき続ける主人公の姿が読者の胸を打つ。
あった!本気になれるもの。
田西敏行
「努力なんて、したことなかった。だから、挫折の苦しみも勝利の喜びも知らない…。目の前にいるのはそんな男です。」
憧れのちはるちゃんに、負けっぱなしで悔しくないのかとなじられる。その際に出た田西の心の中の台詞。
結局…
非力な人間は負け続けなければならないのか?
宍戸修
生まれ、 変われっ‼
田西敏行
上等だ‼俺のストライクゾーンは海より広いぜ‼
田西敏行
だからさ、援交でもいい!
素人とSEXして、妄想と現実のギャップを埋めるんだ!
オナニーはもう、うんざりだ‼
田西敏行
28歳、無職、失恋、敗北、無能。
現実が重い。
田西敏行
ここで逃げたら、俺、一生逃げだしそうで。
田西敏行
「ははっ、『ちくしょう』って言ったの? くやしいわけ?
田西さん、1・2週間練習したぐらいで、勝てると思ったわけ? 今までもこんな感じで適当にやってきたんでしょ。27歳だっけ、田西さん。27年間の結果がこれですよ。何もしてこなかった奴が、勝てるわけないんだよ。うすっぺらなんだよ、あんた。」
ちはるをわずか3ヶ月で遊び捨てる青山。妊娠したちはるに、堕胎費用の金だけ払って関係を清算しようとする青山に田西の怒りが爆発。青山に決闘を申し込む。決闘を挑んだ田西は青山に「カポエラ」で返り討ちにされてしまう。そしてマウントポジションの体勢から説教をくらう名シーン。
なんでもそうだけど、
本気じゃなきゃつまんないですよ。
植村ちはる
どうせ空回りだ…大回転してやらぁ
田西敏行
自分ざえ認めなぎゃ、まだ負けじゃないっずっ‼
自分に負けるな。どこまでも突っ走れッ!!
青春はやさしくて残酷だ
www.botr.jp
「世界に一つだけの花」なんて綺麗事はいらない。現実は時に残酷だ。でも、人が死にものぐるいで何かに熱中している時、そこには確かに希望がある。「俺にもできるんじゃないか」という根拠のない自信、勝利の予感。 映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で描かれているのは、そういうことだ。
花沢健吾 (hanamanko)さんはTwitterを使っています
twitter.com
花沢健吾 (@hanamanko)さんの東京都での最新ツイート。アイアムアヒーロー連載中
関連リンク
【闇金ウシジマくん】深すぎる…心に刺さる名言・名セリフまとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
社会に潜む闇を鋭く抉り出した『闇金ウシジマくん』。アウトローな世界に生きる人びとも数多く登場するこの作品には、深い名言・名セリフがたくさんあります。「はみだし者」として生きてきた彼らが紡ぐ言葉の1つ1つが、様々なストレス社会に生きる私たちの心にも突き刺さる…。とても深い作品です。
Related Articles関連記事
ボーイズ・オン・ザ・ラン(花沢健吾)のネタバレ解説・考察まとめ
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』とは花沢健吾により2005年から2008年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載された青年漫画作品。2010年に映画、2012年にテレビドラマにて実写化されている。弱小玩具メーカーに勤める平凡なサラリーマンの田西敏行が残酷な現実、理不尽な恋愛に翻弄され、もがき苦しみながら自身の人生を見つめ直し成長していく姿を描いた物語。男性層からの支持が厚く、『この漫画はすごい!2007・オトコ版』(宝島社発行)では7位にランクインした。
Read Article
アイアムアヒーロー(I Am a Hero)のネタバレ解説・考察まとめ
『アイアムアヒーロー』とは2009年から『ビッグコミックスピリッツ』で連載されていた、花沢健吾による日本のSFホラー漫画である。謎の感染症が世界中で流行り、ほとんどの人間がゾンビになっていく。そのゾンビと戦い、感染から逃れる数少ない人間は、引きこもりやニートといった社会に劣等感を抱いていた者たちが中心となっている。この漫画に出てくるヒーローたちは、人間臭いリアリティーのあるヒーローだというのも見所のひとつ。
Read Article
アンダーニンジャ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンダーニンジャ』とは、2018年より花沢健吾が『週刊ヤングマガジン』で連載しているバトルアクション漫画。太平洋戦争後にGHQの手によって解体を余儀なくされた忍者組織は、世界がテロや戦争が起こる時代に変わったので消滅したかに見えたが、多くの忍者が日本のあらゆる組織に潜伏していて暗躍していた。忍者は日本に現在も存在しているのだ。 主人公の雲隠九郎は末端の忍者で、職もなくニート同然の生活を送っていたが、あるとき学校に潜入する忍務が任せられた。 2023年にアニメ化が決定している。
Read Article
【アイアムアヒーロー】グロい・エグい・おもしろい…三拍子揃ったオススメ漫画!【アポカリプスの砦】
衝撃的な展開で読者の度肝を抜くのは、昔から娯楽作品の定番の手法である。そしてその過激な描写がちゃんと物語のおもしろさと直結している作品こそは、世間から傑作や名作という評価を受けるようになる。 ここでは、そんなグロさ・エグさ・おもしろさを兼ね備えたマンガやアニメを紹介する。
Read Article