幻想水滸伝V(幻水V)のネタバレ解説・考察まとめ

『幻想水滸伝V』(幻水V)とは、コナミが制作した「幻想水滸伝シリーズ」の一作品で、2006年に発売されたロールプレイングゲームである。略称は「幻水V」。これまでの作品と同様に中国の『水滸伝』をモチーフとし、宿星を持つ108人の仲間を集めて戦う物語となっている。女王国の王子である主人公が、国から追い出され反逆者のレッテルを貼られながらも、多くの試練を乗り越えて成長する姿が描かれる。シリーズ原点に立ち戻ったドラマティックなストーリーが魅力。対応するプラットフォームはPlayStation 2。

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シルヴァ

CV:岡田和子
108星:地霊星
レイクロードで医者をしている女性。有能で筋の通った性格で、大病院に務めることを嫌い、従軍医師として活動していた。故郷のロードレイクが女王の怒りを買って荒廃した際、反対を押し切って医療活動を続けたため、医師免許をはく奪された。女王騎士団のガレオンと結婚していたことがある。

ストームフィストの人々

ゼガイ

CV:石丸純
108星:天傷星
バロウズ家が闘神祭で戦う代理人として雇った闘技奴隷。練習試合で有力な候補者に勝利し、優勝候補と言われていたが、直前にアーメス新王国への内通を疑われて出場できなかった。実はまったくの無実で、大会に出られなくするためのゴドウィン家のワナだったが、信じてもらえないと考えて言い訳しなかった。並外れた巨漢で、口数が少なく物静かな性格である。

ガヴァヤ

CV:古島清孝
108星:地微星
結婚願望が強く、日々出会いを求めて街中でプロポーズしまくっている男性。ドレッドヘアが特徴で、野性的な外見とは裏腹に女性には優しく、フェミニストを自認している。出会ってすぐのプロポーズを当たり前と考えており、常識外れな行動で連戦連敗を続けている。

マリノ

CV:佐藤利奈
108星:地飛星
ストームフィストの街で宿屋に勤める女性。両親を幼少期に亡くしており、宿屋を営む夫妻に引き取られて育った。明るい性格で働き者であり、常連客を呼び込む看板娘となっている。闘神祭に出場するため宿泊しているベルクートに恋心を抱いており、ベルクートもマリノを気にかけている様子。

ベルクート

CV:秋山卓史
108星:天暗星
「はやぶさの紋章」を宿し、卓越した技量を持つ剣士で、無名ながら闘神祭に参加して決勝まで勝ち進む。元闘技奴隷であり、女王の夫となって闘技奴隷制度を廃止する目的で出場した。ゴドウィン家の陰謀により、眠り薬を盛られて決勝では敗れ去った。宿泊している宿屋の娘・マリノを気にかけている。ゴドウィン家から度重なる妨害行為を受けたが、動じることなく冷静沈着に対処し、敗戦を受け入れた。

シュン

CV:入江健夫
108星:天退星
ストームフィストの闘技場で闘技奴隷をしている少年。家庭が貧しかったため、お金を稼ごうと自分から闘技奴隷に志願した。拳法を得意としており、闘神祭の奉納試合において、王子の対戦相手に選ばれる栄誉を得ている。

エグバート・エセルバルド

CV:佐藤敦史
108星:地平星
以前にストームフィストの領主をしていたエセルバルド家の当主。都がソルファレナに移された際、女王陛下からストームフィストを拝領したが、ゴドウィン家の陰謀ですべて奪われたと主張している。100代にわたる膨大な家系図を所持し、ストームフィストの地下に広がる通路で生活する。ふだんは紳士的な態度を保っているが、ゴドウィン家のことになると人が変わったように怒鳴り散らすクセを持つ。

ムラード

中央手前の白衣の男性がムラード。

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『幻想水滸伝II』は1998年12月17日にコナミから発売されたPlayStation用RPGである。略称は『幻水II』、『幻想水滸伝』シリーズの第2作目。 主人公を含めた合計108人の個性豊かな仲間を集め、ハイランド王国との戦いに臨む物語。サイドストーリーやミニゲームなどのやり込み要素もたくさん用意されている。 キャッチコピーは「その強さがあれば、全てを守れると思った」。このセリフは主要キャラクターの思いであり、袂を分つ根幹にもなっている。

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