
『ヴァンパイア セイヴァー』とは、1997年5月にアーケードで稼働した格闘ゲーム。発売元はカプコン。
『ヴァンパイア セイヴァー2』と『ヴァンパイア ハンター2』は1997年9月に同時稼働した『ヴァンパイア セイヴァー』のマイナーチェンジバージョン。それぞれシステムは同じものの、登場キャラクターが違うという特徴がある。
本作の大きな魅力は、操作キャラクターがモンスターであるが故の、独特かつ派手な演出や、新感覚のキャラクターデザイン。数あるカプコンの格闘ゲームでも、愛好家の多い作品だ。
ビシャモン

CV:徳丸完
初代『ヴァンパイア』から登場するキャラクターの1人。
日本出身のサムライで、肩書は返り血に嗤う甲胄。性格は極めて狂気的かつ残忍で、人を斬ることに執着し、その執着は勝利メッセージの一部に血や苦、刃などを当て字にして口走るほどに強い。
呪われた深紅の甲冑・般若(はんにゃ)と、妖刀・鬼炎(きえん)が本体という存在で、毘沙門(びしゃもん)という名の侍に憑りついて殺戮行動を繰り返していた。後に毘沙門は般若の呪縛から解放され、自由の身となるものの、般若は自身が今まで殺めてきた人々の怨霊から肉体を作り出し、自律起動することができるようになってしまう。その際に毘沙門のことを宿主として気に入っていたため、ビシャモンという名前を名乗って行動している。
重い鎧を身に纏っているという設定から防御能力は高めだが、動きは鈍重でやや根性値も少な目、という性能。獲物を持った侍というキャラクター性のためか、ニュートラル立ち弱キックとニュートラル弱パンチ以外は全て刀を使った攻撃となる。また、全キャラクター中唯一通常技の距離による変化が行われず、距離を問わずに戦うことができる存在。
ガロン

CV:うえだゆうじ
初代『ヴァンパイア』から登場するキャラクターの1人だが、『ヴァンパイアセイヴァー2』には登場しない。
イギリス出身のワーウルフで、肩書は苦悩に吠える牙。人間として長く暮らしていたためか、人間的な常識の持ち主で、ストイックな性格をしている。
魔界七貴族の一角に仕えていたワーウルフの戦士バラバ・クロイツと人間の女性の間に生まれた、ダークストーカーの血を引く青年。基本的には人狼としての真の姿である狼の形を取っているが、自らの意思で短時間ならば人間の姿に戻ることも可能。かつては格闘家になるのが夢で、その関係で中国拳法を身に着けており、戦闘においても磨き上げた体術を利用して戦闘を進める。
飛び道具を利用するよりも、接近戦を仕掛けるのが得意な性能の持ち主で、突進技や対空技、連続攻撃など、多彩な必殺技を駆使する。しかし全ての技が使い勝手が良いわけではなく、使いどころを見極めて、適宜技を使っていくという状況判断能力が問われるキャラクター。また、四足歩行のために歩くだけでしゃがみ並の当たり判定となる、ダッシュが前方に軽く上昇しながらのステップとなるなどの、独自仕様が存在。
オルバス

CV:うえだゆうじ
初代『ヴァンパイア』から登場するキャラクターの1人だが、『ヴァンパイア セイヴァー2』には登場しない。
ブラジル出身のマーマンで、肩書は激流をまとう帝。自信家で尊大な態度を取るものの、冷静沈着な性格の持ち主で、立ち振る舞いには気品が溢れる。
アマゾン奥地の地底湖の底にある水中帝国の王であったが、帝国は湖底火山の噴火によって滅んでしまっているため、作中では帝国復興のために、その力を尽くしている。実は妻子持ちで、妻であるアクエリアとの間には一人息子のアルバの他、孵化前の卵が13個存在。ちなみに、オルバスの一族は同族同士のコミュニケーションに特殊な音波を利用しているため、他のダークストーカー達には理解されない。
相手の動きを止めることができる、という特徴的な性能を持った必殺技を持ち、これらを絡めたコンボや攻めが得意。反面、牽制や対空といった、相手の行動を潰す手段に乏しく、自分から積極的に攻め込むよりも、チャンスを伺って一気に勝ちをもぎ取る戦法に長けている。また、ダッシュの体勢が低く、場合によっては相手の攻撃を掻い潜って一気に接近することが可能。
サスカッチ

CV:徳丸完
初代『ヴァンパイア』から登場するキャラクターの1人だが、『ヴァンパイア セイヴァー2』には登場しない。
カナダ出身のビッグフットで、肩書は氷点下の力自慢。呑気で温和な性格の持ち主で、ダークストーカーとしては人間にも友好的だが、仲間を危険に晒したり、一族を見下すことがあれば、怒りを見せる。
カナダのロッキー山脈の山間部にあるビッグフット族の村に住む青年で、村では最強を誇る存在。好物はかつて一族が人間に捕獲された際に貰ったというバナナである。ちなみに両手両足には黒いアンクレットがついているが、これはサーカスに囚われの身となっている、という初期設定の名残で、特別な意味はない。
身長が低く、通常攻撃のリーチは短めだが、攻撃判定と攻撃力が共に高いパワーキャラで、この手のキャラクターの弱点になりがちな移動速度の遅さもない。攻めが単調になりやすいという弱点は抱えるものの、見た目に反して癖はかなり少なく、初心者向けの性能の持ち主。ダッシュとバックダッシュはステップ式で、コマンドを入れるとジャンプをしながら前方移動を行うため、そこから空中攻撃に繋げることも可能。
レイレイ

CV:根谷美智子
シリーズ2作目の『ヴァンパイア ハンター』から登場した、同作のメインキャラクター格の1人。
中国出身のキョンシーで、肩書は霊幻姉妹ふたたび。天真爛漫で困っている人を放っておけない性格だが、思慮深い姉とは正反対の、能天気な楽天家として描写されている。
仙術師を生業とする一族の出身で、闇に魂を囚われた母を救うため、自らの肉体を姉・リンリンと共に異形へと変化させて、悪しきダークストーカーとの戦いに赴いている。そのため、本来はダークストーカーではなく人間であり、本名は漢字表記で少泪泪(シャオ レイレイ)。同じ死体がベースのダークストーカーということで、ザベル・ザロックに熱烈なアプローチをかけられているが、レイレイ自身はザベルを嫌っている。
通常攻撃と特殊技のリーチは長いものの、独特の必殺技の扱いが難しく、総合的には上級者向けのキャラクター。大きな腕が特徴的なグラフィック通りに当たり判定も大きく、防御能力が低いこと、無敵対空技がないことも相まって、打たれ弱いのが大きな弱点。地上と空中でダッシュが行える他、各種ダッシュは遅いが姿が消えるという特性を持ち、この特徴的なダッシュを絡めた戦いの習得が必要不可欠。
ヴァンパイア セイヴァーからの新キャラクター
ジェダ・ドーマ

CV:千葉一伸
『ヴァンパイア セイヴァー』から登場したメインキャラクターの1人で、スタッフからは『ヴァンパイア セイヴァー』の主人公格として挙げられていた。しかし、『ヴァンパイア ハンター2』には登場しない。
魔界の三大貴族の一角であるドーマ家の当主で、肩書は漆黒の救世主。冷静沈着かつ理知的な性格だが、ナルシストで慇懃無礼な言動も多く、狂気に満ちた笑い声を上げる一面も存在する。
魔界の冥王という立場で、他者の魔力や魂を吸収して同化する、という能力を所持した存在。その身体は血液に似た赤い液体で作られたものであり、戦闘の際は身体を構成するそれを自由自在に変化させて変幻自在の攻撃を仕掛ける。ちなみに本格的な登場は『ヴァンパイア セイヴァー』からだが、設定自体は初代『ヴァンパイア』から存在していた。
癖の強いトリッキーな必殺技が揃っているものの、ガードをものともしない投げ技や、設置型飛び道具などを駆使して、戦場をコントロールすることが得意。反面隙の大きな攻撃が多いせいか、接近戦は苦手であり、当たり判定の大きさや平均的な防御能力もあり、攻め込まれると厳しい性能。また、特殊技として攻撃判定がある空中ダッシュを所持しているのも特徴で、この特殊空中ダッシュを絡めた変則的な攻め込みも強みとなる。
バレッタ

CV:松下美由紀
『ヴァンパイア セイヴァー』から初登場したキャラクターの1人。しかし、『ヴァンパイア ハンター2』には登場しない。
北欧のどこか出身の人間で、肩書はラブリンハンター。可憐で可愛らしい容姿の持ち主だが、その性格は狡猾で残忍であり、重度の守銭奴。
幼い少女のような見た目ではあるものの、実は邪悪なダークストーカーを狩ることを生業とするダークハンターであり、S級にランク付けされる凄腕。しかし、己の宿命や使命に基づいてダークストーカーを狩っているレイレイや、ドノヴァン・バインとは違い、完全にただの仕事として見なしており、その目的は金のみ。その魂はダークストーカーと同等レベルの闇を秘めており、彼女がジェダによって魔次元に呼ばれた原因となっている他、ザベル・ザロックの相棒、ル・マルタに惚れられる要因ともなった。
少女のような見た目通りに、やられ判定が小さく、銃器を使って戦闘を進めるものの、リーチ自体は短い。隙の小さい技が多く、近距離攻撃で敵を固めてラッシュをかけるのが得意だが、逆に攻め込まれるのは苦手。また、2段ジャンプが可能という性能を持ち、この2段ジャンプを絡めた空中からの攻撃が強みとなる。
リリス

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目次 - Contents
- 『ヴァンパイア セイヴァー・セイヴァー2・ハンター2』の概要
- 『ヴァンパイア セイヴァー・セイヴァー2・ハンター2』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- ストーリー:デミトリ
- ストーリー:ビクトル
- ストーリー:ザベル
- ストーリー:モリガン
- ストーリー:アナカリス
- ストーリー:フェリシア
- ストーリー:ビシャモン
- ストーリー:ガロン
- ストーリー:オルバス
- ストーリー:サスカッチ
- ストーリー:レイレイ
- ストーリー:ジェダ
- ストーリー:バレッタ
- ストーリー:リリス
- ストーリー:キュービィ
- ストーリー:ドノヴァン
- ストーリー:フォボス
- ストーリー:パイロン
- ストーリー:ディー
- 『ヴァンパイア セイヴァー・セイヴァー2・ハンター2』のゲームシステム
- 基本ルール
- インパクトダメージゲージ
- タイムオーバーとドローゲーム
- 確定ダメージと回復可能ダメージ
- ヴァイタルソース
- スペシャルストックゲージ
- モードセレクト
- EASYモード
- 特殊なダメージモーション
- 基本操作
- チェーンコンボ
- ガードキャンセル
- アドバンシングガード
- 追い打ち追撃
- 移動起き上がり
- ES必殺技
- EX必殺技
- ダークフォース
- フレンドシップ
- 家庭用版のゲームモード
- アーケードモード
- バーサスモード
- トレーニングモード
- コレクションモード
- オリジナルキャラクターモード
- オプション
- シークレットオプション
- タワーモード
- クロニクルモード
- アレンジモード
- 『ヴァンパイア セイヴァー・セイヴァー2・ハンター2』の登場人物・キャラクター
- シリーズを通して登場するプレイヤーキャラクター
- デミトリ・マキシモフ
- ビクトル・フォン・ゲルデンハイム
- ザベル・ザロック
- モリガン・アーンスランド
- アナカリス
- フェリシア
- ビシャモン
- ガロン
- オルバス
- サスカッチ
- レイレイ
- ヴァンパイア セイヴァーからの新キャラクター
- ジェダ・ドーマ
- バレッタ
- リリス
- キュービィ
- ヴァンパイア セイヴァー2から復活したキャラクター
- ドノヴァン・バイン
- フォボス
- パイロン
- 隠しキャラクター
- ダークガロン
- 朧ビシャモン
- シャドウ
- マリオネット
- ディー
- サブキャラクター
- ベリオール・アーンスランド
- ガルナン・ヴォシュタル
- ペジ&ムド
- ゲルデンハイム博士
- エミリー
- ル・マルタ
- 帝王オゾム
- カイビト
- グレイス、アルト、ナナ、ミミ、ノンノ、ルーシー、ピコ
- シスター・ローズ
- おりん
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- レイレイとリンリンの母
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- マーガレット
- Mr.K
- ショージ
- ジョーン・スタトレイ
- アニタ
- セシル
- 『ヴァンパイア セイヴァー・セイヴァー2・ハンター2』のアイテム
- ビシャモンの武具
- 般若(はんにゃ)
- 鬼炎(きえん)
- ドノヴァンの装備
- 魔剣ダイレク
- ブラド=アブルードの棺
- その他のアイテム・武具
- レイレイの暗器
- バレッタの装備
- 『ヴァンパイア セイヴァー・セイヴァー2・ハンター2』の用語
- ダークストーカー
- 魔界三大貴族(まかいさんだいきぞく)
- 魔界七貴族(まかいななきぞく)
- ダークハンター
- ダンピール
- 血の儀式(ちのぎしき)
- 地名
- 魔界
- 魔次元(まじげん)
- ヘルストーム星
- サルガッソー
- その他
- 魂の救済(たましいのきゅうさい)
- 神体(しんたい)
- 異形転身の術(いぎょうてんしんのじゅつ)
- 『ヴァンパイア セイヴァー・セイヴァー2・ハンター2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『ヴァンパイア セイヴァー』からの隠しキャラはシャドウ
- 『ヴァンパイア セイヴァー2』と『ヴァンパイア ハンター2』の追加隠しキャラクターはマリオネット
- 『ヴァンパイア セイヴァー』の2人目の隠しキャラはダークガロン
- 『ヴァンパイアセイヴァー』からの隠しボス兼隠しキャラは朧ビシャモン
- 『ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション』での隠しキャラ兼隠しボスはディー
- 勝利ポーズは選択可能
- デミトリが他作品に登場できない大きな原因はミッドナイトブリス
- ジェダは『ヴァンパイア セイヴァー』以前では全く別の姿
- アニタで戦える格ゲーが存在
- シャドウとマリオネット使用クリアor朧ビシャモン撃破クリア時に流れる特殊エンディング