ムコ殿(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ムコ殿』とは、2001年4月にフジテレビで放送されたドラマである。脚本はいずみ吉紘。主演は長瀬智也で、竹内結子や篠原涼子などが出演する。プライベートはダサくて馬鹿で純粋な男だが、芸能界ではクールキャラで甘いルックスのトップスターである桜庭裕一郎が、世間に内緒で婿養子として結婚する。裕一郎が7人の個性豊かな家族と楽しい生活を送りながら、家族の問題や芸能活動に奮闘する物語である。本作は最高視聴率17.5%を記録し、長瀬智也がザテレビジョンドラマアカデミー賞で主演男優賞を獲得した。
新井家の三女である。気が強く、思ったことを口にしてしまう性格。ラジオ局のディレクターをしているが、自分の番組にゲスト出演する予定だった若いアイドルにイラついて暴言を吐いてしまい、土下座して謝罪するも許してもらえなかった。そのためクビ寸前だったが、代わりに裕一郎がゲスト出演したことでクビを免れ、彼に感謝していた。その後は裕一郎を番組のパーソナリティで起用する。また家族に内緒でマンションを購入し、実家から出て自立したいと考えている。父から結婚を急かされているが、まだ結婚する気はない。しかし長男が勘当されて家を出て行ったため、婿養子を取らなければならないというプレッシャーを感じていた。そんな中でさくらが裕一郎を連れてきたことから、彼に婿養子になることを提案していた。
新井努(あらいつとむ/演:神木隆之介)
あずさと隅田の息子で、7歳の小学生である。自転車に乗れず、同級生からいじめられていた。そのため裕一郎が自転車の乗り方を教え、乗れるようになる。これ以降、裕一郎に懐くようになった。優しく純粋な性格で、捨てられた子犬をいじめっ子から守っていた。その後、先天性免疫不全症という病によって命の危機に陥ったが、長男の矢島柾(やじままさき)がドナーとなったことで助かることとなった。
矢島柾(やじままさき/演:野島宏伸)
新井家の長男である。本名は新井柾だが、偽名を使っている。カメラマンの仕事をしており、裕一郎と一緒に仕事をしたことがある。過去に何度か逮捕されたことがあり、父から勘当されて以来、新井家と疎遠になっていた。だが金目当てで裕一郎のスキャンダルを狙ったことを機に、新井家に近づき、裕一郎のスキャンダルのみならず新井家の家族のことまで細かくスクープした。その後、努の病気までスクープネタにしたことで裕一郎から激怒され暴行を受ける。しかし後に裕一郎から謝罪され、努のためにドナー検査を受けてほしいと毎日手紙で懇願された。そのためドナー検査を受け、努のドナーとなった。またこのことをきっかけに父と和解した。
新井真澄(あらいますみ/演:宇津井健)
新井家の父親である。妻とは数年前に死別しており、家で書道教室を開いている。頑固で厳しい面もあるが、娘たちのことを愛情を持って見守っている。さくらの幸せを考えて、初めは裕一郎のことを認めていなかったが、裕一郎の熱い思いを聞いて受け入れるようになる。さくらが裕一郎の風俗店のメンバーカードを見つけて2人が喧嘩をした際は、裕一郎のことだから何か理由があるのだろうと彼を信頼し、2人が仲直りするきっかけを作っていた。
武山家
武山かえで(たけやまかえで/演:秋吉久美子)
新井家の長女である。結婚しているが、夫の浮気を知って喧嘩し、息子を連れて実家に出戻っている。元モデルで結婚後、夫の実家の旅館の女将をしていたが、現在は通販会社の電話オペレーターをしている。裕一郎にサインをさせてお金を稼ごうとしたり、家庭訪問に来た担任教師に自分の話ばかりしたりと自己中心的で周囲を振り回すところがあり、さつきと喧嘩することも多い。しかし妹たちが悩んでいると、元気づけたり、彼女たちの気持ちに寄り添ったりと姉らしい一面もある。さくらが裕一郎と会えず寂しい思いをしていた時は、仕事中の裕一郎の元へ行って彼を叱っていた。また息子のことを溺愛しており、ウザがられている。
武山亮(たけやまりょう/演:相葉雅紀)
かえでの息子である。17歳の高校生で剣道部に所属しており、中学時代に剣道の県大会で優勝した経験がある。クールな今どきの男の子で、熱い性格の裕一郎のことを煙たがっていた。しかし思いを寄せる担任教師の遠山千鶴(とおやまちづる)が風俗で働いていた際、裕一郎から「好きな気持ちをぶつけてガッツを見せろ」と言われて店に乗り込んで行き、彼女に熱い思いをぶつけた。これにより裕一郎と男の友情が生まれた。
武山太一(たけやまたいち/演:おかやまはじめ)
別居中のかえでの夫で、亮の父親である。熱海で旅館を営んでおり、真澄の誕生日恒例温泉旅行の際に、周囲にバレたくない裕一郎のために旅館を貸し切りにして新井家をもてなしていた。物腰が柔らかく朗らかだが、魔が刺して浮気をしたことがかえでにバレて彼女を怒らせてしまった。その後、裕一郎と新井家のスキャンダルでかえでたちが外出困難になった際に食事などの世話をした。そして亮にかえでとの仲を取り持ってもらっていた。
オフィス・ガッツ
小峰卓郎(こみねたくろう/演:つんく♂)
Related Articles関連記事
池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ
『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』とは2000年4月から6月までTBS系で放送された日本の若者の日常をワイルドに描いたテレビドラマ。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎。その他渡辺謙や妻夫木聡など、多くの豪華俳優が出演している。池袋を舞台に、主人公マコトが池袋を舞台に友人やギャングたちとケンカや友情に明け暮れるストーリー。原作は石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』で、ドラマ以外にも、コミック、ミュージカル、舞台、アニメなど幅広いメディアミックスがなされた。
Read Article
ブラッディ・マンデイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブラッディ・マンデイ』とは龍門諒の漫画作品を原作とした三浦春馬主演の連続テレビドラマ。2008年に放送され、2010年にはシーズン2も始まり大きな話題となった。2020年に発表された「三浦春馬が最強にかっこよかった作品ランキング」では1位を取得するほどの人気作品である。 天才ハッカー高木藤丸(たかぎふじまる)が家族や友達、日本をウイルステロから救うために持ち前のハッキング技術を活かしてテロ組織に立ち向かう。豪華俳優陣が描くヒューマン・ビジネスサスペンスである。
Read Article
バクマン。(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。 2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。 高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。 多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。
Read Article
SUNNY 強い気持ち・強い愛(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とは、韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を原作とした2018年公開の青春音楽映画。90年代、社会の中心にいた“コギャル”たち。コギャルとして青春を共に過ごした“SUNNY”の6人は、ある事件の後バラバラになってしまう。20年以上の時を経て、あるきっかけから一人、またひとりと再会していく。光と影、理想と現実をそれぞれ抱えて生きてきた6人の複雑な思いが、懐かしい90年代ヒットソングに乗せて、90年代と2018年の場面が交差しながら展開される愛と青春の音楽ストーリー。
Read Article
いま、会いにゆきます(いまあい)のネタバレ解説・考察まとめ
『いま、会いにゆきます』とは、市川拓司による恋愛ファンタジー小説を2004年に映画化したものである。秋穂巧(あいお たくみ)は、息子の祐司と二人で暮らしていた。妻の澪はすでに他界しており、「一年後の雨の季節になったら戻ってくる」と言い遺していた。実際に澪は一年後の梅雨の到来とともにあらわれたが、記憶をなくしていた。次第に家族としての生活を取り戻していく三人。しかし雨の季節はいつまでも続かない。この物語は、ファンタジー要素をとり入れつつも家族の愛、そして女性の強さを感じられる作品となっている。
Read Article
渡る世間は鬼ばかり(渡鬼)のネタバレ解説・考察まとめ
『渡る世間は鬼ばかり』とは、1990年10月から放送を開始したテレビドラマシリーズで略称は「渡鬼」。橋田寿賀子が脚本、石井ふく子がプロデュースを担当した。岡倉大吉・節子夫婦と、5人の娘たちそれぞれが持つ家族の暮らしを描いている。次女・五月の嫁ぎ先の中華料理店「幸楽」は全シリーズに登場しており、本作の代名詞となった。日本の放送界では異例の長寿番組であり、登場人物がシリーズを重ねるごとにリアルに年を取っている。その世代、時代ごとの問題に直面していく登場人物たちが共感を呼んだ。
Read Article
タイガー&ドラゴン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『タイガー&ドラゴン』とは、2005年にスペシャルドラマとして放送され、その後、連続ドラマ化された「落語とヤクザ」をテーマにした日本のテレビドラマ。主演はTOKIOの長瀬智也とV6の岡田准一。ヤクザの虎児が落語家に弟子入りし、事件に巻き込まれながらも噺家として修行を積んで、一人前の落語家を目指していくストーリー。毎話お題目となる落語噺に沿うように作成されており、1話完結の構成となっている。TBSプロデューサー磯山晶と脚本宮藤官九郎のコンビによるドラマ。
Read Article
君の名は。(新海誠)のネタバレ解説・考察まとめ
『君の名は。』とは、新海誠監督の6作品目となる長編アニメーション映画である。コミックス・ウェーブ・フィルム制作により2016年に公開された。飛騨の山奥の糸守町に住む女子高生・宮水三葉と東京に住む男子高生・立花瀧。2人はたびたび夢の中でお互いが入れ替わるという不思議な体験をしていた。そんなある日、1000年ぶりに彗星が地球を来訪する。しかしその美しい彗星は、彼らにとって悲しい運命をもたらすものであった。多くの人が涙した話題作である。
Read Article
ダウンタウンのごっつええ感じのネタバレ解説・考察まとめ
『ダウンタウンのごっつええ感じ』とは、フジテレビ系列で放送されていた伝説のお笑い番組である。通称は『ごっつ』。ダウンタウン、今田耕司、130R、東野幸治、YOU、篠原涼子、西端弥生などが出演していた。1991年から1997年まで放送されていて、「ゴレンジャイ」、「兄貴」、「オカンとマー君」、「MR. BATER」といった数多くのコントを生み出した。また、セクハラや暴力が頻繁にあり、いじめや差別につながるかも知れない企画などが多いため、クレームが殺到していたことも有名である。
Read Article
電車男(Train Man)のネタバレ解説・考察まとめ
『電車男』とは2005年7月から木曜22時にフジテレビで放送されたドラマで、インターネットの電子掲示板から生まれた物語。オタクの山田剛司は電車で酔っ払いに絡まれている青山沙織を目撃し、彼女を助ける。そのことを山田が掲示板に書き込んだ後、沙織からお礼の品が贈られてきた。それをきっかけに2人の交流が始まった。山田がネットの住民に励まされながら様々な試練を乗り越えて成長し、沙織と恋愛関係を築いていく姿が見どころとなっている。本作は多くの人々の感動を呼び、社会現象となった。
Read Article
コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『コンフィデンスマンJP ロマンス編』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。
Read Article
ランチの女王(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ランチの女王』とは、2002年にフジテレビ系の月9枠で放送されたドラマ。主演は竹内結子。その他、妻夫木聡、山下智久、山田孝之などが出演している。ランチタイムに洋食店を訪れた麦田なつみが、ひょんなことからその店で住み込みで働くことになる。洋食店を舞台に、なつみと男四人兄弟の恋愛模様や交流を描いたラブコメディ。脚本は『カバチタレ』や『青天を衝け』を担当した大森美香などが手掛けている。第34回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞や主演女優賞などを獲得した。
Read Article
SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』とは、超能力などを使った特殊な事件を捜査するために設立された、未詳事件特別対策係を舞台にした刑事ドラマ及び原作をもとにした映画である。IQ201の天才刑事と警視庁特殊部隊 (SIT) 出身の捜査官が特殊能力(SPEC)を持つ犯人と対決する姿が描かれている。ドラマ初期にはミステリーなストーリーが繰り広げられ、後半になるとSPECに関わる陰謀劇が中心となっている。2人の刑事の個性的なキャラクターも見どころのひとつだ。
Read Article
フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』とは原作の草水敏と作画の恵三朗によって、2014年より『月刊アフタヌーン』にて連載している、病理医の葛藤とドラマを描いた医療漫画である。また『TOKIO』の長瀬智也主演で、2016年にテレビドラマとして実写化もしている。壮望会第一総合病院の病理科長である「岸京一郎」は、捻くれた性格であるものの、凄腕の病理医である。素直な頑張り屋の新人「宮崎智尋」や、優秀な臨床検査技師の「森井久志」の3人を中心に、医療現場での生命に対するヒューマンドラマを重厚に表現している。
Read Article
人にやさしく(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『人にやさしく』とは、2002年にフジテレビ系で放送されていたドラマ。主演は香取慎吾。その他、松岡充や加藤浩次などが出演している。脚本は鈴木おさむといずみ吉絋。原宿のボロい一軒家に住む男三人が、ひょんなことから小学生の男の子の面倒を見ることになるという物語。男たちが子供に大切なことを教えながら、自分を見つめ直す青春ヒューマンドラマである。
Read Article
ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。
Read Article
山田太郎ものがたり(やまたろ)のネタバレ解説・考察まとめ
『山田太郎ものがたり』とは、TBS系列毎週金曜22時より、2007年7月から9月に全10話放送されたコメディドラマである。森永あいの同名漫画を原作としている。二宮和也演じる主人公の山田太郎は成績優秀、容姿端麗でお金持ちが多く通う学園のなかで貴公子のような存在である。しかし、実際は家族7人弟妹の長男で絵に描いた貧乏生活を送る。貧乏でありながらも家族を大切に前向きな山田太郎と家族、学園で出会う仲間たちとの愉快な物語が描かれたドラマである。
Read Article
メアリと魔女の花(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『メアリと魔女の花』とは、2017年に公開されたスタジオポノック制作のアニメーション映画だ。監督はスタジオジブリで「借りぐらしのアリエッティ」と「思い出のマーニー」を手がけた米林宏昌。キャッチコピーは「魔女、ふたたび。」。主人公のメアリは縮れた赤毛の女の子。不器用で何をやっても上手くできず、人から期待されることがなかった。失敗が続いたある日、メアリは森で魔法の花「夜間飛行」を見つける。そして魔法の世界に迷い込み、彼女の大冒険が始まる。
Read Article
アンフェア(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンフェア』とは、2006年にフジテレビ系列で放送が開始された、女性が主人公のハードボイルド系の刑事ドラマ。硬派なストーリー展開が特徴である。主人公の女性刑事・雪平夏見(ゆきひらなつみ)が、刑事だった父が殺害された事件の真相を追いつつ、数々の難事件を解決していく姿を描いた。テレビドラマ放送終了後も幅広い層から高い人気を集め、スピンオフも含めてスペシャルドラマ4作品と映画3作品が公開された。原作は奏建日子の『推理小説』。主人公の雪平夏見役を篠原涼子が演じた。
Read Article
すずめの戸締まり(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『すずめの戸締まり』(すずめのとじまり)とは、災いを封じる旅を続ける少女の成長と再生を描いた、新海誠によるアニメ映画。 高校生の少女岩戸鈴芽は、ある日宗像草太という青年と出会い、彼が地震を起こすミミズという存在を封じて回っていることを知る。その封印に必要な要石を抜いてしまった鈴芽は、イスに姿を変えられた草太と共に、ネコの姿になって逃げ出した要石を追って日本中を旅していく。その旅の果てに待っていたのは、過去の巨大な災いと、鈴芽自身の再生の物語だった。
Read Article
ダウンタウンのごっつええ感じ(ごっつ)のネタバレ解説・考察まとめ
「ダウンタウンの伝説の番組」といえば「ごっつええ感じ」を抜きには語れない。1991年12月~1997年11月まで放送されたこのバラエティー番組は、見ないと学校で月曜日の話題に取り残されたものだった。この番組の人気は、ダウンタウンだけではなく、メインキャストの名を一気に全国区に押し上げていくこととなる。90年代に少年時代を過ごした人達にとっては、忘れられない衝撃だった。
Read Article
借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。
Read Article
ステキな金縛り(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ
『ステキな金縛り』とは三谷幸喜が監督したコメディ映画。三谷幸喜が生誕50周年に作られたエンターテイメント作品である。ストーリーはドジっ子弁護士の宝生エミが殺人事件を担当。被告人のアリバイを証明できるのは落ち武者の幽霊だけ。弁護士と落ち武者の幽霊が協力して、被告人の無罪を証明するために奮闘する映画になっている。主人公の宝生エミ役を演じた深津絵里は、第35回日本アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、その他の豪華キャストに落ち武者の幽霊・更科六兵衛役を西田敏行、速水弁護士役を阿部寛が演じている。
Read Article
ラスト・シンデレラ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラスト・シンデレラ』とは2013年4月に22時からフジテレビで放送されたドラマ。脚本を中谷まゆみ、主演を篠原涼子が務めている。彼氏いない歴10年の39歳独身・遠山桜は自分のことに無頓着なおやじ女子だった。そんな彼女の人生は、佐伯広斗との出会いをきっかけに変化し、恋に落ちていく。不器用な桜と肉食系男子の広斗の恋愛や、彼女を取り巻く人々の人間関係を明るく描いており、気軽にみられる大人なラブコメディーである。
Read Article
桐島、部活やめるってよ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
男子バレーボール部のキャプテンだった桐島が部活をやめた。その噂はあっという間に学校中に広まるが、肝心の桐島は恋人の前にも、親友の前にも姿を現さない。桐島はなぜ部活を辞めたのか、そしてどこへ行ってしまったのか。突然の出来事は、あらゆるところで小さな波を立てていき、やがて映画部の前田の所にもやってくる。第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのデビュー作を、吉田大八が映画化した青春群像劇。
Read Article
マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』とは、2006年7月から日本テレビで放送されていたコメディドラマ。韓国映画『マイ・ボス マイ・ヒーロー』のリメイク。脚本は大森美香。主演は長瀬智也で、共演は新垣結衣や手越祐也など。ヤクザの若頭である榊真喜男は、まともに学校に通ったことがなく、勉強が全くできなかった。そのため、ボスである父に組を継ぐために、高校を卒業するよう命じられる。初めは嫌々学校に通っていた真喜男だが、徐々に青春の楽しさを感じていく。本作は平均視聴率が19.1%と高視聴率を記録した。
Read Article
カムカムエヴリバディ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。
Read Article
残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『残穢-住んではいけない部屋-』とは、小野不由美のホラー小説『残穢』を原作とした、中村義洋監督による映画作品。竹内結子が主人公であるホラー小説作家の私(小松由美子)を演じ、橋本愛がストーリーのきっかけとなる女子大生の久保亜紗美を演じる。ある日、私の元に久保亜紗美から、「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という内容の手紙が届く。そのマンションを調べていく内に、過去の住人が引き起こした数々の事件について暴かれていく。暗闇の底から這い出てくるような不気味な世界観が特徴。
Read Article
バクマン。(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。
Read Article
silent(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『silent』とは、2022年10月から12月まで放送された、聴力を失ったかつての恋人との関係が主題のテレビドラマ。恋人同士だった青羽紬(あおばつむぎ)と佐倉想(さくらそう)だが、想が病気で耳が聞こえなくなってしまい、理由も言わずに別れを告げて姿を消してしまう。久々に想に再会した紬は、想への思いに戸惑いながらも現実に向き合っていくというストーリー。スピッツの楽曲がテーマになっているのが特徴。TVerのお気に入り登録が全番組で最多の246万人を突破し、若い女性を中心に大きな話題となった。
Read Article
アットホーム・ダッド(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『アットホーム・ダッド』とは、2004年にフジテレビの火曜22時枠で放送されたドラマ。脚本は旺季志ずかと尾崎将也が手掛ける。主演は阿部寛。その他、篠原涼子や宮迫博之などが出演している。大手広告会社に勤める山村和之は、念願のマイホームを手に入れ、妻と娘と幸せに暮らしていたが、突然リストラされ、失業してしまう。和之は仕事が見つかるまで、専業主夫として家事をすることになった。家事は女の仕事だと馬鹿にしていた和之だが、妻の大変さを思い知り、家族について考え直すのだった。
Read Article
トドメの接吻(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『トドメの接物』とは、日本テレビ系で2018年に放送されたテレビドラマ。主人公の堂本旺太郎が、謎の女とキスをする度にタイムリープをする現代ファンタジーである。主演は山崎賢人、共演は門脇麦や新田真剣佑、新木優子、菅田将暉など、人気俳優が名を連ねた。タイムリープのためだけだったキスが、愛のあるものに変化していくところが見どころである。
Read Article
すずめといす(すずめの戸締まりスピンオフ絵本)のネタバレ解説・考察まとめ
『すずめといす』とは、マクドナルドのハッピーセットのおまけとして期間限定で配布された、『すずめの戸締まり』を題材とする絵本。『すずめの戸締まり』の前日譚を描いている。 母子家庭で育つ少女すずめは、仕事や勉強で忙しいあまりに机に突っ伏して寝てしまった母のためにごちそうを作ってあげようと思い立つ。1人で料理を作れるだろうかとすずめが不安に思ったところで、母お手製の“すずめのいす”が動き出し、自分も手伝うと言い出す。
Read Article
今日も嫌がらせ弁当(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『今日も嫌がらせ弁当』とは、シングルマザーの母親と反抗期の娘がお弁当を通じて交流する実話に基づくヒューマンストーリー。原作は人気ブロガーKaori(ttkk)の2015年に出版されたエッセイ『今日も嫌がらせ弁当』である。監督・脚本を塚本連平が担当し、篠原涼子主演で2019年6月に映画化された。舞台は東京・八丈島。シングルマザーの持丸かおり(演:篠原涼子)が、反抗期の娘である持丸双葉(演:芳根京子)に対抗して始まった嫌がらせ弁当によって、気持ちが通じ合っていく心温まる物語。
Read Article
るろうに剣心 伝説の最期編(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 伝説の最期編』(るろうにけんしん でんせつのさいごへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた「京都編」の後半を、オリジナルの展開を交えて映画化したもの。前作と合わせて100億近い興行収入を達成する大ヒットとなった。 明治政府打倒を目論む志々雄真実を倒すため、奥義を修得する緋村剣心。その志々雄は明治政府を脅し、剣心を処刑させることを画策。剣心は否応なく人斬りとして犯してきた罪との対峙を迫られる。
Read Article
るろうに剣心 最終章 The Beginning(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の“追憶編”と呼ばれる中編エピソードを原作とする実写映画。剣心の人斬り時代の苦悩と絶望と喪失が描かれている。2012年から始まった「実写版るろうに剣心」の最後を飾る作品。 時は幕末。維新志士の剣心は幕府要人を次々と暗殺し、最強の人斬りと称されるも、「自分の行いは本当に正義なのか」と悩み続けていた。そんな折、剣心は雪代巴という少女と出会い、彼女との交流の中で本来の己を取り戻していく。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『ムコ殿』の概要
- 『ムコ殿』のあらすじ・ストーリー
- 新井家の婿養子となる裕一郎
- 新井家の問題を解決していく裕一郎
- 裕一郎とさくらが離婚
- 再出発する裕一郎
- 『ムコ殿』の登場人物・キャラクター
- 新井家
- 桜庭裕一郎(さくらばゆういちろう/演:長瀬智也)
- 新井さくら(あらいさくら/演:竹内結子)
- 新井あずさ(あらいあずさ/演:鈴木杏樹)
- 新井さつき(あらいさつき/演:篠原涼子)
- 新井努(あらいつとむ/演:神木隆之介)
- 矢島柾(やじままさき/演:野島宏伸)
- 新井真澄(あらいますみ/演:宇津井健)
- 武山家
- 武山かえで(たけやまかえで/演:秋吉久美子)
- 武山亮(たけやまりょう/演:相葉雅紀)
- 武山太一(たけやまたいち/演:おかやまはじめ)
- オフィス・ガッツ
- 小峰卓郎(こみねたくろう/演:つんく♂)
- 箱崎乙彦(はこざきおとひこ/演:段田安則)
- その他関係者
- 遠山千鶴(とおやまちづる/演:小雪)
- 幸子(さちこ/演:末永遥)
- 遠藤友明(えんどうともあき/演:遠山俊也)
- 望月加奈(もちづきかな/演:内藤陽子)
- 村瀬(むらせ/演:長谷川初範)
- 千原剛(ちはらつよし/演:遠藤憲一)
- 隅田幸作(すみだこうさく/演:谷原章介)
- 国枝まゆみ(くにえだまゆみ/演:矢作美樹)
- 平本恵美(ひらもとめぐみ/演:宮崎優子)
- 『ムコ殿』の用語
- オフィス・ガッツ
- ラジオ局
- ギター
- 『ムコ殿』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 新井さくら「私新井さくらは世界一裕ちゃんのこと愛してます」
- 裕一郎が書いた手紙をあずさが読む場面
- 裕一郎が復帰ライブでファンの前で本心を語る場面
- 『ムコ殿』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 長瀬智也やつんく♂など豪華な出演者の共演
- 現実世界でも人気だった桜庭裕一郎
- 2001年版とは異なるストーリーの『ムコ殿2003』
- 『ムコ殿』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:松任谷由実「7 TRUTHS 7 LIES~ヴァージンロードの彼方で」
- 挿入歌:桜庭裕一郎「ひとりぼっちのハブラシ」