SIREN2(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『SIREN2』は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(通称SCEI)より発売された、プレイステーション2用の3Dアクションホラーゲーム。
舞台はかつて原因不明の海底ケーブル切断による大停電と、全島民消失事件があった日本近海の孤島・夜見島。島にまつわる数々の事件を調査に訪れた雑誌編集者、輸送ヘリのトラブルにより島に不時着した自衛隊員たち、過去への思いから島に足を踏み入れた作家など、様々な事情を抱えた10名の登場人物たちが、午前0時に響き渡ったサイレンとともに始まる惨劇に巻き込まれていく。

『SIREN2』の概要

『SIREN2』は、2006年にソニー・コンピュータエンタテインメント(通称SCEI)より発売された、プレイステーション2用の3Dアクションホラーゲーム。
キャッチコピーは「逃げ場なんて、ないよ」。
2003年に同社より発売されたホラーゲーム『SIREN』の続編にあたり、時系列としては主に前作から2年後の世界となっている。
基本的なアクション性、他人の視界を覗き見ることができる「視界ジャック(幻視)」など、そのまま引き継がれているものもあるが、今作では更に、ゲームスタート時の難易度選択が可能となったほか、武器の複数装備、行動ヒントの増加など、ホラーゲームの中でも屈指の高難易度を誇った前作と比べると、クリアが容易になるよう改善されている点もある。
少し笑える小ネタなどの仕込みも前作同様余念がなく、今作からは収集すると物語への理解度を高めるヒントになる「アーカイブ」に動画や音声も追加され、本編以外の部分でも楽しめる要素が増加している。

本作の発売に伴い、映画『サイレン ~FORBIDDEN SIREN~』が公開され、映画版のアナザーエンディングを描いたとされる小説版の出版、漫画『サイレン ~ETERNAL SIREN~』が『ヤングサンデー』で短期集中連載を開始するなど、大々的なメディア展開も行われた。
シリーズ全作を通じ、YouTubeなどの動画配信サービスにおけるプレイ実況動画も人気を博している。

日本近海の絶海の孤島・夜見島(やみじま)。
ゲームスタート時より29年前、原因不明の海底ケーブル切断による大停電が起こった夜に全島民が謎の失踪を遂げ、一夜にして無人島となったこの島が本作の舞台である。
その後も近海で不可解な消失事件が起こり続けるこの島を調査する目的を持った雑誌編集者である主人公のほかに、様々な事情から島へ足を踏み入れた複数の登場人物を操作して、物語を進めていく。
不気味なサイレンと共に異界と化した夜見島で、彼らを襲うのはかつて失踪したはずの島の住人達。
屍人(しびと)、闇人(やみびと)と呼ばれる異形へと変貌してしまった住人達から隠れ、時には戦いながら、登場人物たちは隠された真相へと近づいていく。

『SIREN2』のあらすじ・ストーリー

29年前の夜見島

漁師の網元である太田常雄の家に村の漁師たちが集まって密談をしている。
都会からこの島に移住してきた考古学者の三上隆平は、彼らにとっては守ってきた禁足地を研究を大義名分に踏み荒らす邪魔者である。
そして、数日前に三上が海辺で保護した少女の加奈江は、海から来るものは穢れ、という、古来からの夜見島の因習そのものの存在だと思われていた。
太田の娘であるともえからの「加奈江が海から来た黒い何かを追い返しているのを見た」という証言もあり、彼らは加奈江を葬り去ることを決意する。
得体が知れない加奈江という相手に対し、太田以下全員が緊張した面持ちだったが、反対する者はその場に誰ひとりとして存在しなかった。

現代の夜見島

島からの脱出を目指す一樹守。

ミステリー科学雑誌「アトランティス」の新人編集者である一樹守は、夜見島近海で起こり続けている未解決消失事件の数々について特集記事の執筆を任され、調査のために島を目指していた。
港で同じく夜見島を目指す盲目の作家・三上脩と出会った一樹は、彼がチャーターした漁船に同乗することになる。
チンピラ風の男と、顔を隠すかのように帽子を目深に被った女の二人連れも乗り込んだ船で夜見島へ向けて出発した一樹だが、島に近づいた頃、穏やかだった海は赤く染まり、大きくうねり始めた。
海に投げ出されながらも必死に船にしがみついている船員の女性を見つけた一樹は救助しようと手を差し伸べるが、女性はあっという間に波に飲まれて見えなくなった。
直後、船は大きな赤い津波に巻き込まれて転覆。一同は海に投げ出されてしまう。

夜見島の廃港に流れ着き、周辺の探索を始める一樹は、近隣にあった廃倉庫で岸田百合という少女に出会う。
百合に襲い掛かろうとする動く死体(屍人)を何とか撃退する一樹。
一樹は、百合の持つどこか神秘的な美しさに惑わされ、母を助けるため協力してほしいという彼女の申し出に同意するのであった。

その頃、夜見島にはコントロール不能に陥った自衛隊の物資輸送訓練中のヘリコプターが不時着していた。
乗っていた隊員達のうち生き残った三等陸佐の三沢岳明、陸士長の永井頼人は廃遊園地からの脱出を試みるのであった。

怪異発生の瞬間

一樹と百合は瓜生ヶ森で三沢と永井に遭遇する。
三沢は過剰に光を嫌がる百合に強い猜疑心を抱き、ライトを当てたまま執拗に百合を観察しようとする。
三沢を咎め、2人の間に割って入る一樹だったが、そこに赤く大きな津波が迫り、彼らを飲み込んでいった。

出港直前に船に乗り込んだチンピラ風の男・阿部倉司と帽子の女・喜代田章子の2人も、夜見島へ流れ着いていた。
生まれ持った過去視の力を使って占いサロンを経営していた喜代田はある日、友人の田河柳子が殺害されたことをテレビのニュースで知る。
その事件の犯人として指名手配されていた人物こそが、喜代田が現在行動を共にしている柳子の恋人、阿部倉司であった。
過去視の力で何かを見た喜代田は無実を主張する彼を信じると断言し、阿部が遭遇したというもう一人の田河柳子を探すために夜見島に向かうこととなった。

「幻視」の発現

盲目の作家・三上脩。彼は自身に断片的に残る「おねえちゃん」と呼んでいた少女の記憶を追い、夜見島を目指していた。
道中転覆した船から海に投げ出され気を失っていた三上だが、彼に付き添っていた盲導犬のツカサに起こされて目覚めると、そこは幼い頃に住んでいた夜見島の蒼ノ久集落だった。
覚醒した彼は、失っていたはずの自らの視界に、ツカサの視点で見ていると思しき景色が広がっていることに気が付く。
困惑しながらも民家へ向かうと、29年前のあの日、血まみれで事切れていた父・三上隆平を必死で揺り起こそうとしている幼い自分自身がいた。
今の自分に驚いて逃げ出す子供の自分。
目の前で起きていることが信じられないままの三上の背後から、漁師の網元・太田常雄が現れる。
しかし彼らが会話をする前に、事切れていたはずの父が突然起き上がって太田に襲い掛かり、恐れをなした太田はその場を逃げ出してしまった。
三上は目の前で起こっている事実を自ら確かめるため、かつて自身が埋めた「お姉ちゃんとの思い出」の絵を掘り返しに行くことを決意する。
絵は記憶通り、朽ちたプレハブの下に埋まっていた。
自分が今、29年前の夜見島にいることを確信する三上だが、その直後に頭上を覆っていたプレハブが倒壊し、彼を庇ったツカサは生き埋めになってしまった。
再び視界を失った三上は背後から屍人と化した漁師に襲われ、逃げるさなかに崖から転落してしまう。

その頃、夜見島に集った登場人物たち全員に、三上と同じ「他者の視界が見える」現象が起こっていた。
一樹達はこの不可思議な力を駆使して屍人が蠢く金鉱を切り抜け、喜代田もまた、突如現れた普段とは違う能力に戸惑いながらも、はぐれた阿部を追って金鉱社宅を脱出する。

ブライトウィン号

県立亀石野中学の生徒・矢倉市子は、大型フェリー「ブライトウィン号」の船倉で目を覚ました。
船内は不気味に静まり返っており、一緒にいた友人たちは誰もいなくなっている。
彷徨う屍人達を躱しながら、生存者を探しに来た駐在警官・藤田茂と合流することに何とか成功した市子は、彼に伴われてブライトウィン号を脱出する。

ブライトウィン号は夜見島、瀬礼州地区に打ち上げられていた。
船内を探索する自衛官・三沢と永井の前に、一樹と仲違いして単独で行動を取っていた百合が現れる。
三沢は光を嫌がり逃げ出した百合を無視して別の客室を探索し始めてしまう。永井は単身で百合を追いかける。
無事に百合に追いつき保護に成功するが、屍人と化した漁師の網元の娘・太田ともえに出入口のタラップを落とされて脱出できなくなってしまう。
脱出口を求めて船内を探索し、船倉に亀裂を見つけた永井はそこから百合を逃がし、自身も救難ボートで船を後にした。

追いついた永井に百合は抱き着き「あなたは私を助けてくれる?」と問いかける。
百合の美しさに思わず惹かれかける永井だが、そこに別行動を取っていた三沢が現れ、背後から百合に銃口を向ける。
その場から百合を逃がした永井は三沢に食って掛かり、募らせていた猜疑心からの怒りをぶつけてしまい、2人の関係性は完全に破綻し別々の道を進むことになった。

冥府の門への到達

崖から転落した三上は阿部に助けられ、彼と共に砲台跡地のトンネルに来ていた。
地下の封鎖された弾薬庫のレンガ造りの壁の下に人魚らしきものの化石が埋まっているのを発見する。

「おおきなかみさま しんだ おねえちゃんのおかあさん うまれた いっぱいうまれた」

幼い頃、共に暮らした義理の姉である加奈江が話してくれた物語を思い出す三上。
また記憶の断片を一つ取り戻した彼は阿部を伴って廃遊園地を目指す。

廃遊園地で再会する百合と一樹。
一樹は彼女の指示通りに遊園地内に現れる石碑の封印を解いていく。
しかし最後の石碑の封印を解いた時、強い眩暈に襲われて頭を押さえながら苦しむ一樹。その背後を百合が指差す。
一樹が振り向くと、錆びた観覧車があったはずの場所には大きな穴が空いていた。
百合に先導され、その穴の階段を下りていく一樹は、地底に真っ赤な海が広がっているのを目撃する。
「本当の私を見て」
海の前で振り向いた百合がゆっくりと上着を脱ぎ捨てると、はだけた胸元ではもう一つの顔が笑っていた。
驚き、悲鳴も上げられず立ち尽くす一樹。今度は胸元の顔が「私を見て」と彼に話しかけると、赤い海の底から現れた何かが、サイレンの音によく似た咆哮を上げた。

「母胎」の復活

かつて地上を支配していた古代生物たち。地上に降り注いだ光の洪水に追いやられた彼らは、深く暗い地の底の異界「虚無の世界」に逃げ込んだ者と、逃げ遅れて深海の底へ逃げ込んだ者へ分かれ、それぞれ別種へと変わっていった。
両種はやがて実体を失い、その成れの果てとして異界へ逃げ込んだ者は「闇霊」、深海へ逃げ込んだ者は「屍霊」へと変容していく。
このうち、異界へと逃げ込んだ闇霊たちはひとつに固まり、分裂することで新たな闇霊を産み出すことのできる、一体の巨大な怪物「母胎」を作り出した。百合が母と呼んでいたのは、この母胎である。
母胎は再び地上に侵蝕を始めるため、封印を解いて自らと融合する人間を、長い間待ち続けていた。
そして人間を呼び込むための「鳩」として飛ばした百合が一樹を見つけ、彼が百合に言われるがまま冥府の門の封印を解いたことで、悲願への第一歩を踏み出したのだ。

百合と融合した母胎に呼びかけられるまま、取り込まれかける一樹だが、その時、彼が荒れる船の中で助けようとした女性の船員・木船郁子が現れた。
彼女は不可思議な力を使って一樹を救い、すぐにこの場から逃げるよう告げる。

阿部と三上も一樹にやや遅れ、母胎の前に到達した。
過去を取り戻した三上の目にはそれは怪物ではなく、かつての優しかった「おねえちゃん」の姿として映っている。
彼が母胎を抱きしめようとした時、「脩、見ちゃダメ!」と突如現れた喜代田が叫ぶ。しかし三上はそのまま母胎に取り込まれてしまう。
歓喜の笑い声と共に何十、何百もの闇霊を産み落とす母胎。
阿部と喜代田、木船と一樹はそれぞれその場から逃げ出すが、その後ろを母胎から生み出された闇霊たちが追いかける。

何とか地上へ出ることはできた一行。
木船は封印の解けた石碑を壊して回るが、全て壊しても冥府の門は閉じることなく、母胎から分裂して産み落とされる闇霊は数を増やすばかりだった。
辛くも遊園地の出口に辿り着いた一樹と木船は、蒼ノ久集落の三上家まで逃げのびた。そこで一樹に自らの持つ不思議な力を恐れられていることを察した木船は、深く傷ついた様子でその場を去っていった。

矢倉市子の「覚醒」

共に遊園地を逃げ出した阿部と喜代田。
二人は天にそびえる廃鉄塔の上空に、もう一本の鉄塔が宙づりになって浮いているのを目撃する。
矢見島上空には鏡で映したかのように、もう一つの夜見島が存在していたのだ。
喜代田は何かに呼ばれている気がする、と告げ、湾岸施設を探索する。

蒼ノ久集落に辿り着いた永井は、三沢が市子に銃を突きつけて尋問しているのを見つけてしまう。三沢を止めようした永井は弾みで彼を撃ち殺す。
動揺しながらも永井は市子を連れて夜見島金鉱の社宅に辿り着いた。
そこで大きな顔のようなものが飛び出してきて永井を突き飛ばし、市子を攫っていく。
攫われてしまった市子を救出するべく奔走した永井は、市子を見つけ出すが、話しかけてもどこか虚ろな笑い声を返すばかりで、突如、手にした機関銃を永井に向け発砲したのであった。
ふらふらと部屋を出た市子は、ひたすら周囲の闇人を殲滅していく。
市子のものと思われる壊れたブレスレットを見つけた永井は、それを彼女に返そうと決める。
ブレスレットを見せながら正気に戻るよう説得を試みる永井だったが、市子は逃げ出してしまった。

矢倉市子。彼女の正体は屍霊が作り出した「模倣体」である。
太古、光の届かない深海へ追いやられていった屍霊たちは、自分達を見捨てて異界へ逃げた母胎達や闇霊を憎んでいるが、その反面で母胎と再び一つになりたいという願望を抱いていた。
母胎の元へたどり着きたい屍霊は、ブライトウィン号消失事件の際に海に投げ出されて死んだ市子の身体をもとに、自らの目的を達成するためのコピーである「模倣体」を作り出したのである。
ブライトウィン号の船倉で目覚めたばかりの彼女は、生前の本体である「矢倉市子」として引き継いだ記憶が断片的に再生されていたが、全てを思い出し、模倣体として覚醒してしまったのであった。

鉄塔へ

仮眠中の阿部を置いて単独行動をしていた喜代田は、柳子と同じ顔の謎の少女の痕跡を追うごとに、彼女との同調が進んでいた。
喜代田は三上家に辿り着き、そこに現れた霊体となった三上脩彼に導かれ、穢れを栄養として吸収し、異形を浄化するとして夜見島に代々伝わってきた神木「滅爻樹(めっこうじゅ)」の枝を手に入れる。
そして、ここまで断片的であった謎の少女の記憶が一気に喜代田に流れ込んでいく。
その正体は、三上脩の「おねえちゃん」である、加奈江だった。

木船と別れて疲れ果てた一樹を永井が助ける。
待っていても助からないことを悟った2人は、協力して一連の怪異の元凶へ挑むことを決意する。
鉄塔の先にもう一本の鉄塔があるのを見た一樹は、自分たちの現在地を「29年前の夜見島をコピーした場所」であると結論付けた。
そして異形たちはこの鉄塔を利用し、現実の世界に干渉するつもりであることに勘付く一樹。
2人は鉄塔上部で落ち合うことに成功するが、永井は闇人甲式と化した網元・太田常雄に突き落とされてしまう。
一樹は偶然拾って手にしていた滅爻樹を使い、太田を浄化する。

時を同じくして、闇人たちの目論みを知った木船郁子もまた、その思惑を阻止しようと鉄塔を登っていた。
道中で大木に刺さっている「闇那其(あんなき)」という大きな石や滅爻樹の枝、一樹のカメラを拾った木船は、崩れた足場から転落しそうになるが、その手を一樹がしっかりと掴む。
2人は再び共闘して鉄塔の頂上を目指すことになった。

頂上を目指す一樹と木船の前に、完全に自我を失った状態の矢倉市子が現れる。一樹と木船は、絶対に彼女を先に頂上に行かせてはならないと決意を新たにし、行動を開始する。

鉄塔の崩壊

丁度その頃地上では、腹痛に苦しみながら島を彷徨っていた阿部が、念願のトイレを発見していた。
ややあって、満足げにトイレから出てきた彼は、タバコに火をつけ一服を始める。
そして、火が付いたままのタバコをトイレへ投げ込んだ。
阿部が背を向けた時、彼の背後でトイレが激しく音を立てて爆発。
地下道に充満していたメタンガスは次々に爆発の連鎖を起こし、威力を増したそれは、鉄塔の足元にまで広がっていく。
そして鉄塔の足元を完全に破壊し、支えを失った塔は崩壊を開始する。
この爆発事件によって異界と地上を結ぶ唯一のポイントであった鉄塔が崩壊したため、母胎の地上侵攻の道は完全に潰えることとなった。

GrimLT2
GrimLT2
@GrimLT2

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