呪怨2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『呪怨2』(映画)とは2003年に公開されたホラー映画作品で『劇場版 呪怨』の続編にあたる。監督・脚本清水崇。心霊特番のロケで幽霊屋敷に行った一行が次々に不審死を遂げたり、行方不明になっていく様が恐怖の心霊現象として映像化されている。女優の原瀬京子は俊雄に何度もお腹を触られるという心霊現象を体験した末に、この世に再び伽椰子を産み落とすこととなる。分娩室の床で産声をあげる血塗れの紙袋の恐ろしさは圧巻。キャッチコピーは「身の毛もよだつ絶頂」。

交通事故で流産したはずの京子に妊娠3か月であると告げる。

少年(演:松川尚瑠輝)

歩道橋を渡っていた時に、すれ違った少女が京子を突き落とすところを目撃する。

『呪怨2』(映画)の用語

呪怨

つよい恨みを抱いて死んだモノの呪い。 それは、死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、「業」となる。 その呪いに触れたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる。

伽椰子の日記

伽椰子が片思いをしていた小林俊介をストーキングしていた時につけていた日記。これが原因で剛雄は伽椰子を殺害した。内容は妄想や願望、不気味な落書きで埋め尽くされた常軌を逸したものである。行方不明になったはずの恵は、これを圭介に渡すと再び姿を消してしまう。この日記によって全ての原因が伽椰子であると知るが、結局圭介も伽椰子に殺されてしまう。
再びこの世に産まれた伽椰子もこの日記を手に持っている。京子を歩道橋で殺害した後、この日記だけを持って立ち去った。

『呪怨2』(映画)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

三浦朋香「ちょっと、なに暗くしてるの?」

ロケから帰宅した朋香は玄関に典孝の靴があることに気付く。暗い室内にいるらしい典孝に「ちょっと、なに暗くしてるの?」と尋ねながら電気をつけた朋香は、典孝の首吊り死体を発見する。

相馬「うわあっ!」

心霊番組のロケ収録中、音声担当の相馬が突如「うわあっ!」と悲鳴をあげ撮影が中断される。相馬は京子のマイクから変な音が聞こえたのだと言う。その時の収録映像に映っていた京子の姿は不気味な女の影に変わっていた。

コピー機「あ゛あ゛あ゛あ゛」

圭介は伽椰子の日記のコピーを取り始める。しかしコピー機は勝手に動き始め、「あ゛あ゛あ゛あ゛」と不気味なうめき声をあげながら伽椰子の画像を排出し始める。

伽椰子に連れ去られる千春

千春は地面に倒れる自分と自分を抱き起す宏美、その傍にいる俊雄を目撃する。そして自分が伽椰子によって殺され、連れ去られていくところなのだと気付く。

振り返ることなく立ち去る伽椰子

少女姿の伽椰子は、自分を産んだ京子を歩道橋から突き落として殺害する。そしてそのまま振り返ることなく、日記だけを持って立ち去ってしまう。

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『呪怨』(映画)とは2003年に公開された日本のホラー映画作品である。監督・脚本は清水崇。かつて殺人事件が起きた家に関わった人間が、その家に巣食う伽椰子と俊雄の霊に襲われていく様が恐ろしい心霊現象として映像化されている。仁科理佳はその家を訪問してから、深夜に自分を見下ろす伽椰子やテーブルの下に潜む俊雄を目撃するなどの恐怖体験に襲われ続けることとなる。あまりの恐ろしさに、伽椰子は『リング』の貞子と並んで日本を代表するホラーキャラクターとなった。キャッチコピーは「総毛立つ快感」。

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