呪怨2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『呪怨2』(映画)とは2003年に公開されたホラー映画作品で『劇場版 呪怨』の続編にあたる。監督・脚本清水崇。心霊特番のロケで幽霊屋敷に行った一行が次々に不審死を遂げたり、行方不明になっていく様が恐怖の心霊現象として映像化されている。女優の原瀬京子は俊雄に何度もお腹を触られるという心霊現象を体験した末に、この世に再び伽椰子を産み落とすこととなる。分娩室の床で産声をあげる血塗れの紙袋の恐ろしさは圧巻。キャッチコピーは「身の毛もよだつ絶頂」。
心霊番組のレポーター。自宅で夜の12時27分になると変な物音がすることに悩んでいた。ロケが終わって帰宅した家で首を吊っている恋人の典孝を発見する。その直後に自分も伽椰子によって首を吊らされてしまう。その時刻が12時27分だった。
山下典孝(やましたのりたか/演:堀江慶)
三浦朋香の恋人。朋香の家で夜に変な物音がすることで相談されていた。朋香に電話をすると謎の呻き声が聞こえる、朋香の家で居ないはずの朋香の姿を目撃するなどの心霊現象に襲われた後、伽椰子の髪の毛で首を吊らされる。
千春(ちはる/演:市川由衣)
女子高生。謎の家で真っ白い少年を目撃するなどの心霊現象に襲われる夢を見続けていた。友人の宏美の誘いで映画のエキストラのバイトをし、そこで原瀬京子の傍に立つ俊雄の姿を目撃する。夢だけでなく、現実世界でも様々な心霊現象に襲われた末に死亡する。
大国圭介(おおくにけいすけ/演:葛山信吾)
心霊特番のディレクター。かつて殺人事件が起きた後、その家に入居する人間が次々と不審な死を遂げるという家を見つけてきた。その家でロケをした後、その撮影に参加していた人間が次々と死んだり行方不明になったりしている。その件で同じ現場にいた京子を訪ね、行方不明になったはずの恵から伽椰子の日記を渡される。再び訪れた家で倒れている京子を発見し病院に運び込む。その病院で京子から生まれてきた伽椰子に殺される。
石倉将志(いしくらまさし/演:斎藤歩)
原瀬京子の婚約者。運転中に黒猫を轢いた直後に謎の少年にハンドルを握られて事故を起こす。その事故で京子は流産し、自分は意識不明の状態になった。後に意識は取り戻したが言葉を発したりする事は無い。京子が伽椰子を産んでいる時、病院の屋上で呻き声を上げながら震えていたが、そのまま姿を消す。
大林恵(おおばやしめぐみ/演:山本恵美)
ヘアメイク担当。ロケ終了後、会社でウィッグの手入れをしていたときに伽椰子に襲われ姿を消す。後に京子と圭介の前に姿を現し、伽椰子の日記を渡してすぐに再び姿を消した。
心霊番組の撮影スタッフ
相馬(そうま/演:中村靖日)
心霊番組の撮影の音声担当。京子に付けていたマイクから変な音を聞き、驚いて大声を上げる。ロケ終了後から行方不明になっている。
渡辺(わたなべ/演:山上賢治)
心霊番組の撮影のカメラ担当。ロケ終了後から行方不明になっている。
石倉家の人間
石倉薫(いしくらかおる/演:結城しのぶ)
石倉将志の母親。息子が起こした交通事故の所為で流産した京子に泣いて謝罪した。息子の見舞いに来る京子と何度も顔を会わせている。
石倉和正(いしくらかずまさ/演:影山英俊)
石倉将志の父親。
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『呪怨』(映画)とは2003年に公開された日本のホラー映画作品である。監督・脚本は清水崇。かつて殺人事件が起きた家に関わった人間が、その家に巣食う伽椰子と俊雄の霊に襲われていく様が恐ろしい心霊現象として映像化されている。仁科理佳はその家を訪問してから、深夜に自分を見下ろす伽椰子やテーブルの下に潜む俊雄を目撃するなどの恐怖体験に襲われ続けることとなる。あまりの恐ろしさに、伽椰子は『リング』の貞子と並んで日本を代表するホラーキャラクターとなった。キャッチコピーは「総毛立つ快感」。
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目次 - Contents
- 『呪怨2』(映画)の概要
- 『呪怨2』(映画)のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- 京子に忍び寄る恐怖
- 朋香に襲い掛かる恐怖
- 恵もまた恐怖に呑み込まれる
- 京子と圭介は恐怖の根源が伽椰子だと気付く
- 千春にまで伝染してきた恐怖
- 伽椰子再誕
- 『呪怨2』(映画)の登場人物・キャラクター
- 主要登場人物
- 原瀬京子(はらせきょうこ/演:酒井法子)
- 三浦朋香(みうらともか/演:新山千春)
- 山下典孝(やましたのりたか/演:堀江慶)
- 千春(ちはる/演:市川由衣)
- 大国圭介(おおくにけいすけ/演:葛山信吾)
- 石倉将志(いしくらまさし/演:斎藤歩)
- 大林恵(おおばやしめぐみ/演:山本恵美)
- 心霊番組の撮影スタッフ
- 相馬(そうま/演:中村靖日)
- 渡辺(わたなべ/演:山上賢治)
- 石倉家の人間
- 石倉薫(いしくらかおる/演:結城しのぶ)
- 石倉和正(いしくらかずまさ/演:影山英俊)
- 佐伯家の人間
- 佐伯俊雄(さえきとしお/演:尾関優哉)
- 佐伯伽椰子(さえきかやこ/演:藤貴子)
- 佐伯剛雄(さえきたけお/演:松山タカシ)
- 少女の伽椰子(演:鎌田悠、鎌田咲良)
- ホラー映画の撮影スタッフ
- 監督(演:ジーコ内山)
- 助監督(演:眞島秀和)
- その他の登場人物
- 宏美(ひろみ/演:黒石えりか)
- 原瀬亜紀(はらせあき/演:水木薫)
- 産婦人科医(演:伊藤幸純)
- 少年(演:松川尚瑠輝)
- 『呪怨2』(映画)の用語
- 呪怨
- 伽椰子の日記
- 『呪怨2』(映画)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 三浦朋香「ちょっと、なに暗くしてるの?」
- 相馬「うわあっ!」
- コピー機「あ゛あ゛あ゛あ゛」
- 伽椰子に連れ去られる千春
- 振り返ることなく立ち去る伽椰子
- 『呪怨2』(映画)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 佐伯家の住所
- 前作に有った千春と伽椰子の接点
- 『呪怨2』(映画)の主題歌・挿入歌
- 主題歌:推定少女「間違い」