サカナクション(Sakanaction)の徹底解説まとめ
2005年に北海道札幌市で結成されたロックバンド・サカナクションは、男3人、女2人の5人組バンド。 エレクトロニカやテクノ、ポップ、ロックといったジャンルを融合させた独特のサウンドが注目され、デビュー直後から大型野外フェスに出演するなど活躍を続け、2013年には紅白歌合戦にも出場を果たした。
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サカナクションは、2005年にギター&ボーカルの山口一郎を中心に北海道で結成されたロックバンド。2007年にレコードデビュー。
山口一郎以外のメンバーは、ギターの:岩寺 基晴、ドラム:江島 啓一、ベース:草刈 愛美、キーボード:岡崎 英美の計5名の男女混合バンドである。2013年にはNHK紅白歌合戦に出演もしている。サカナクションのサウンドはロックであるが、様々なジャンルの曲調がある。キーボードをメインとした、エレクトロダンスミュージックを筆頭に、アコースティックギターメインでのフォーキーなサウンド、そして覚えやすいメロディの、ポップミュージックを特徴としている。CMやタイアップ曲も多数あり、代表曲の1つである『新宝島』は2015年の映画『バクマン』の劇中歌に採用されるだけでなく、ソフトバンクのCMやTIKTOKなどのCMにも使われており、Billboard Japan Hot 100の週間1位を獲得している。他、『忘れられないの』も彼らの代表曲で、同様にソフトバンクのCMに2019年に起用されている。
2005年に北海道札幌市で結成されたロックバンド・サカナクションは、男3人、女2人の5人組バンド。 エレクトロニカやテクノ、ポップ、ロックといったジャンルを融合させた独特のサウンドが注目され、デビュー直後から大型野外フェスに出演するなど活躍を続け、2013年には紅白歌合戦にも出場を果たした。
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『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。 2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。 高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。 多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。
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『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。
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『バクマン。』とは、原作・大場つぐみと作画・小畑健による少年漫画作品。2010年にNHK教育テレビにてアニメ化された。 絵の才能を持つサイコーこと真城最高(ましろ もりたか)と、文章に長けた秀才のシュージンこと高木秋人(たかぎ あきと)がコンビを組み、『週刊少年ジャンプ』で売れっ子の漫画家になるべく研鑽するサクセスストーリーだ。 作中では主人公たちが描く漫画の他に、多くのライバル、仲間たちが作り出す多種多様な漫画が登場する。
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『バクマン。(Bakuman.)』は週刊少年ジャンプで2008年から2012年まで連載していた漫画作品である。ジャンプで連載マンガ家を目指す中学3年生の真城最高と高木秋人は、ヒロインの亜豆美保と真城の「描いたマンガがアニメになり亜豆がそのヒロインの声優をやる」との約束をお互いの夢として努力を続ける。夢・友情・青春に関する数多くの名言が連載終了後も作品の魅力として語られ続けている。
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2007年~2018年の間に『週刊少年ジャンプ』で打ち切り・終了したマンガをまとめました。作品は2007年1号以降に終了したものです。『銀魂』『BLEACH』『NARUTO』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』といったジャンプを代表するマンガはもちろん、残念ながら打ち切りになってしまった作品、内容は悪くなかったのに読者に響かなかった隠れた良作を紹介していきます。
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近年のアニメではただ観て楽しむだけでなく、観ることによって様々なことを学べるアニメもたくさんあります!スポーツから芸術、文化、その他マイナーな仕事からビジネスまで、その領域はとても広大です。今回は数多くあるアニメの中から、特に学び自分のためになるものをまとめてみました。
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私は中学生の頃友人が「仮面の街」を歌っていたのを聞いてから、サカナクションのファンになった。それから10年以上飽きることなくサカナクションを聴いている。ひとつひとつの楽曲に意味があり、ボーカルの山口一郎のインスタグラムライブなどを視聴すると楽曲の秘話などを聞くことができ飽きることがない。最初は「ん?」と良さがわからない楽曲もあるが、じっくり聴いているうちに良さがわかってくる。
何度かライブに行ったこともあるが、他のアーティストとは全く異なるライブである。まず音響。多くは席が離れると音割れなどで満足感を得ることができないことがあるが、サカナクションではそういったことはなく、どんな席でも満足することができる。毎回ライブは赤字と山口一朗は語っているが、まさにその通りだと思う。スピーカーの数が他のアーティストとは比べ物にならない。さらにスクリーンもどの会場でも導入しており、どの席からでもアーティストの動きを見ることができる。楽曲のライブ用のアレンジも存在しおよそ2時間半ほぼMCなしで音楽を楽しむことができる。
サカナクションのライブに行く際はぜひサブスクリプションなどで楽曲を聞き込んでから行くことをおすすめしたい。
音楽が好きな人達は、アーティストを生きがいや人生の活力として、生活の中に溶け込んでいるのではないかと思う。
もちろん私もその一人である。
車を運転している時、近所の公園を散歩している時音楽はいつもそばにあると感じている。
そのうちライブにも行ってみたくなるのは自然な成り行きである。
しかし2019年末からじわじわとコロナ禍が忍び寄り、あっという間に全世界を巻き込んでしまった。
そんな中、芸能・文化に関する催しは生活から完全シャットアウトされた。
一時期すべてのコンサートは中止されたことは皆さんの記憶にも新しいと思う。
そんな中、コロナ禍だからこそできることは何かSakanactionは模索し続けていた。
そしてそれをファンに色々な形で提示してくれたのだ。
過去のライブを無料でSNSで流したり、オンラインライブを上映してくれた。
私が受験で上京した日の夜、YouTubeで過去のライブ配信を観た。
受験生というものはとにかく不安で孤独でプレッシャーに押しつぶされそうになるが、その時なぜか自分は一人ではないと思うことができたのだ。
正直に言うと、息抜きのためたまたま観てみたというのが当時の状況であったが、驚くべき転機だった。
それ以来私はSakanactionの大ファンになってしまったのだから。
その後もいくつものオンラインライブをみせてくれた。
私が孤独から脱出できたのは、彼らのコロナ禍へのたゆまぬ挑戦がインパクトとなってネガティブな壁を打ち破ってくれたからではないかと思っている。
音楽としての表現は同時にリスナーへの贈り物となるのだ。
サカナクションは、2005年に結成した男女5人組バンド。2007年からデビューし、いまや国民的なバンドとなり、CMや主題歌などで楽曲を耳にされた方も多いと思います。サカナクションの楽曲は人間の深層心理や感情の些細な揺れをテーマにしたものが多く、何度も何度も繰り返し聴くことで、心の中に誰にでもある抱えているものや複雑な気持ちをゆっくりと解きほぐしてくれます。
サカナクションは楽曲制作をするにあたって、その時の時代背景や、現代人の抱えているものについて言及しながら、その時代に今何が必要なのか、誰もが抱えている孤独や時代の疲れをどのように楽曲で変換できるのか、常にレベルアップし進化していくバンドです。その中で、リスナーが求める音楽と自分たちが伝えていきたい音楽との狭間で、模索しながら音楽というものに対してひたむきに向き合い続けています。
その姿を見て、リスナーもまた自分自身の心を見つめる時間が持てたり、時代のことを考えるきっかけになったりと、リスナーをも巻き込んで、さらに音楽の輪が広がっていくような可能性を秘めています。今後も日本の音楽シーンを引っ張っていくミュージシャンのひとつになるのではないでしょうか。
「テレビや街で流れていたあの音楽率高め」のロックバンド。
あの聞いたことある音楽を改めて聴いてみると、スルメのように味を出す。
先鋭的な物から、落ち着く物、それかどこか懐かしさを感じさせる曲まで幅広く、そして新しいPVに挑戦し続けている。
PVには山口一郎氏本人が出ていることが多く、最初期の「セントレイ」から現在の「忘れられないの」で氏の顔の違いを感じられる。
本人自体がPVにかける力が表されているようである。
Youtubeの公式チャンネルで見られるPVの中には、目を惹く物が多く音楽に浸った後に視聴すると新しい発見もある。
例えば「新宝島」PVや歌詞で一部界隈でネタにされていたが改めて聞くとちゃんと全部聴くといい曲で、PVもどこか懐かしさを感じるような○時だヨ全員集合!のオマージュになっている。
いいネタは良いものから生まれる好例である。
耳から感じられる音楽はすべてが似たものはなくガラリと変わったもので、なおかつ聴いてみてとても良く思える。
バンド名から氏が変化を恐れずやっていこうというものを体現した曲ばかりである。
気づいたらサカナクションのみしか聞いていない状態になっている。一度聴けばあなたもサカナクションのとりこ。
サカナクションにはまったのは高校生のころです。受験勉強に勤しんでいた私に癒しを与えてくれるミュージシャンでした。
それは今も変わっておらず、社会人になった私の通勤、退勤時に、車内で毎日聞いています。
どこが良いのかというと、サカナクションは心を落ち着かせる薬のようにリズム良く音楽が響いてくることです。まるで自分の心臓の音を聴いているような錯覚に陥ります。
また、最初はゆったりとしたメロディーから、徐々に盛り上げる舞台のような曲もあり、聞いているだけで心が踊るような気分になります。
サカナクションの曲がどんなシチュエーションに合うのかというと、私のおすすめは夜のドライブです。落ち着く曲調と、他の車がいない夜の道路のハーモニーがとても心地いいです。
もちろん昔のサカナクションとは違い(これはどのミュージシャンにも言えることですが…)大衆受けを狙った曲も多くなっています。しかし、サカナクションの素晴らしいところは、そんな曲でもしっかりと昔からサカナクションを知っている方々も魅了させてくれることです。
今や、CMや映画、ドラマの主題歌にも起用されるサカナクションですが、これからもいちファンとして応援していきたいと思っています。
恐らく、多くの方がサカナクションの楽曲を一度は耳にしたことがあると思います。例えば映画「バクマン。」の主題歌となった「新宝島」であったり、ドラマ「ルパンの娘」の主題歌となった「モス」など有名な曲はメディアでもよく取り上げられています。
しかし、サカナクションというグループに興味を持ってマニアックな楽曲に触れたことがある人は、そんなに多くないように思います。それは非常にもったいない、サカナクションというグループの真骨頂はタイアップで使用されたメジャーな楽曲でなく、アルバムのサンプリングなどのマニアックな部分に凝縮されています。どうしてマイナーな部分の楽曲が評価に値するものなのか。その理由として、ボーカル兼作詞作曲担当の山口一郎さんが持つ独特の世界観に引き込まれるという点が挙げられます。初めて聴いた感じでは、響かない楽曲の方が多いと思います。しかし、数多くの楽曲の中に必ず個人個人がピッタリハマるような曲が存在するのです。
サカナクションの楽曲は、ポップなものからシリアスなもの、ロック系統と幅広く存在します。さらに言うならば、各アルバムに収録されている楽曲に応じて、テーマが全く異なっています。本当に同じグループがどうか疑わしくなるくらい激しい曲調も、静けさが漂う湖のような曲調も聴いていくうちに全てが心地よく感じるようになります。
また、欲を言えば是非ライブにも参加して欲しい。ライブは一個一個の設備が丁寧に準備されています。また、楽曲もライブで聴いたほうが確実に盛り上がります。最高にライブ向けのグループであると言えます。
サカナクションには魅力が詰まっています。
是非、アルバムをレンタルでも、サブスクリプションでもなんでもいいので全ての楽曲を聞いてみてください。聴き終わった頃、あなたはサカナクションの魅力に引き込まれていることでしょう。
サカナクションというバンドはご存じですか?
私は日本の他のバンドには無いものを持っている唯一無二のバンドだと思っています。
メンバー全員北海道出身で、上京してきています。
北海道で活動していた頃から、ほとんどの曲をボーカルの山口一郎が作詞作曲を手掛けています。
そんなサカナクションの魅力的な点は、ライブに行くと浮き彫りになります。聴覚、視覚、そして体全体で感じることが出来る音楽表現の仕方を知っているように思えます。YouTubeでも視聴が可能ですが、ライブはやはり生で観るのが1番であります。
まず、視覚です。「SAKANATRIBE2014-LIVE」での演出を例にあげますと、サカナクションは他のアーティストが使用する証明などを組み合わせこれまでに無い空間を創り出します。また、見たことの無い証明も積極的に取り入れ、音楽の世界観に合わせた空間を創り上げています。そして1番驚く視覚表現としては、リアルタイムの映像を起用するという事です。舞台裏でライブ中に作業をしています。生中継のように捉えていただけたら良いと思います。そのライブでしかないものなので、とても感慨深いものに感じられるでしょう。
次に、聴覚です。サカナクションは楽器はもちろん、Apple社のMacまでを音楽表現に使います。ライブ中に楽器を持たず、パソコンを1人1台使い音楽を創り上げていきます。既存の音楽ですがremixが成されているので、まったく別の音楽のように感じる時もあるかもしれません。ですがそこが良いのです。ライブでしか聴けないバージョンの曲も多数存在するからです。(アルバムに収録される曲もあります。)
そしてなんといっても、「音楽を体感する」を追求したライブが有名です。それが「6.1ch Sound Around」です。会場全体をスピーカーで取り囲み、さらに会場の中心辺りにもスピーカーを置くことによって、臨場感のあるサウンドを創り上げたライブです。通常のライブは、会場の前方にスピーカーがあるため、1番後ろの席の方に聴こえるまで時差が生じたりします。ですがこの6.1chシステムは、時差を感じることがありません。まるでイヤホンを付けながらライブを観ているような感覚に陥ります。ですが生音だということに気づき、そこで更に心に来るものがあると思います。
ですがこのようにスピーカーを使ってしまうと、莫大な運営費用がかかってしまいます。ボーカルの山口一郎が「会場が満員になっても赤字」と公言している通り、この6.1chは赤字になったライブと言えるのです。赤字になってもこのライブをしたのは、音楽を体感する側のことを考慮してとの事です。会場全体で、どの席でも良い席と思って貰えるように、このスピーカー配置を取り入れたのだそうです。
自分たちが赤字になってでも、聴いている皆と一体になりたい、同じ音楽を感じたいと思えるサカナクションは世界で見ても他に無いバンドだと言えます。
聴く側のことを考えた演出もされますが、サカナクションの伝えたいものは全て伝える、必要ならば(証明など)全て使う、他のバンドはしないようなことをライブでし始める精神がとても好印象です。
この感動はライブに行って頂かないと中々感じられないかもしれませんが、楽曲をイヤホンで聴いて頂くだけでも良いのです。
あいにく、6.1chは2度目があるか分かりませんが。
サカナクションは、2005年に北海道札幌市で結成された男女5人で構成されたロックバンド。メンバーは山口一郎(Vo、G)、岩寺基晴(G)、江島啓一(Dr)、岡崎英美(Key)、草刈愛美(B)。バンド名は「魚」と「アクション」の単語を組み合わせた造語で、山口一郎の趣味である魚釣りからインスピレーションを受けたと言われている。高校の同級生である山口・岩寺で結成され、2005年に「サカナクション」に改称。翌年、草刈、岡崎、江島がサポートメンバーとして参加し、その後正式加入する。2007年、アルバム『GO TO THE FUTURE』をリリースし、メジャーデビュー。2009年、アルバム『シンシロ』はオリコンチャートにて初のトップ10入りを果たす。2010年、シングル『アルクアラウンド』、アルバム『kikUUiki』で、両作ともオリコンチャートで初登場3位を記録。10月には初の日本武道館でのライブを開催した。2015年リリースされた『僕と花』では、フジテレビ系ドラマ主題歌として起用。メンバーの出産のため、一活動を休止していたが、復帰後の同年7月にはサカナクション主催のオーガナイズ・パーティ『NIGHT FISHING』を開催。その理念を発展させるため、株式会社NFを設立。2019年6月には、約6年ぶりとなるオリジナルアルバム『834.194』をリリースし、6.1chサラウンドシステムを導入したライブツアーを実施するなど、実験的で刺激的な音楽活動を精力的に続けている。
サカナクションは2005年、5人組ロックバンドとして結成されました。ギター・ボーカルの山口一郎、ギター・コーラスの岩寺基晴、ベース・コーラスの草刈愛美、キーボード・コーラスの岡崎英美、ドラムスの江島啓一です。バンド名は「サカナ」「アクション」を組み合わせた造語です。
楽曲のジャンルは、オルタナティブであり、ロックであり、エレクトロであり、と様々なジャンルに当てはめられるでしょう。山口一郎が書く詞はとても文学的で一度だけではなく、何度も聞いてその詞と曲を深めて楽しむのがサカナクションを聞く醍醐味であると言えます。
楽曲提供も多い彼らの曲で、代表曲を決めるのは難しいですが、強いて上げるなら「ミュージック」ではないでしょうか?この曲で紅白歌合戦出場を果たし、人気により拍車がかかったように思います。
また、サカナクションは自分たちの曲だけでなく、映画「バクマン。」では劇中音楽を担当しています。そして、2016年日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞しています。
サカナクションは自身のグッズにも力を入れていることで有名です。ライブグッズには定番のTシャツ、タオルはもちろんのこと、靴下、ハット、ポータブルライトなど日常や遊びにもすぐ使えるようなグッズが多くあります。そして、それらはデザインセンスが良いので発売後即完売になることもしばしば。これからもグッズはどんどん展開されていくと思うので、目が離せないでしょう。
あなたの知らない音がある。
あなたが聞きたい音がある。
ぜひ聞いてほしい。
『サカナクション』
デビュー以来、その新しい音楽性は変わらない。
わかりやすくどこか落ち着く、あなたの独自性を刺激する。
特別な気持ちにさせる。
ボーカルの山口一郎。
彼の生み出す音楽性は多くの個性を刺激する。
山口は小樽出身。この町で最も有名な坂、船見坂。
傾斜15度急こう配、レトロな街並み、蒸気機関車の行きかう音。
古き市場と潮風を肌に感じながら過ごす幼少期。
サカナクションのエッセンスはここで磨かれた。
・2007年メジャーデビューアルバム 「GO TO THE FUTURE」
収録曲の「三日月サンセット」 サカナクションの原点で前身のダッチマンで活動バンド時代からすでに作成された楽曲。
どこか懐かしいメロディライン、ロックとテクノの融合して絶妙な静と動を表現しており、テクノポップのメジャーシーンにおいて今も新鮮さは色あせない。
大ヒット2015年リリース「新宝島」 当時ソフトバンク5GのCMに使用された。
手塚治虫からインスピレーションを得たロックダンスミュージックとなっており、 YouTube 公開MVは再生回数1.6億再生。
・新作2021年現在リリース未定「ショック!」
今年10月に公開予定の新作映画「劇場版 ルパンの娘」主題歌。
昭和レトノなリズム感にアフリカルーツのアフロビートを融合した。
繰り返されるショックのフレーズはリスナーの耳に残り、またその世界観の虜になる。
あとはサカナクションに触れるだけ。百聞は一見にしかず。
彼らの魅力は自分の耳で確かめるのが一番。
ぜひ聞いてほしい。
とにかくファン思いのバンドです。サカナクションに「オシャレなバンド」「意識高そう」などのイメージを持つ人が多いですが、それ以上に本人たちはお茶目です。チケットの高額転売を撲滅するために活動していたり、ライブがない期間でもインスタライブやYouTubeなどのコンテンツで楽しませてくれます。センスの高そうな見た目に対するバンドメンバーのお茶目加減に良いギャップを感じます。
また、ライブの演出が綺麗です。レーザー(照明)を沢山使ったり、布を浮かばせたり、特殊なマッピングを使ったりと、飽きさせません。
曲は盛り上がる系と落ち着いてる系の差が凄いです。タイアップ曲(新宝島が代表的)はハズレがないと言っていいほど、中毒になるような面白い曲ばかりです。逆に、落ち着くバラードめの曲はどこか鬱々としていて、心地いい暗さを感じます。最初は盛り上がる曲やクラブミュージック系でサカナクションにハマりますが、だんだん色々な曲を聴いていくうちに落ち着いている曲を求めるようになってきます。実際に、サカナクションが10周年ライブで発表した「あなた(ファン)が選ぶサカナクションの名曲」トップ10では、7位まで大きく盛り上がるような曲はランクインしていません。盛り上がる曲でファンを増やして、ジワジワと落ち着いた曲で着実にファンを魅了しているところが好きです。
サカナクションの音楽といえば、聞けば聞くほど歌詞や曲に引き込まれていく特徴があります。「新宝島」や「忘れられないの」などメジャーな曲で世間に知られていますが、大半の曲は1度聞くだけでは曲に素晴らしさに気付きにくいものがあります。作詞作曲はボーカルの山口一郎が手掛けており、独特に世界観が広がっています。歌詞の特徴として、不用意な英語の表記は意図的に避け、あえて日本語で作られています。一度聞くだけでは意味を捉えられないので歌詞を読むことになりますが、そこで曲全体で伝えたかったことが見えてきます。しかし、答えは一つではありません。その人の人生の背景により解釈が異なるため、その人それぞれに響くキーワードが出てくるというものです。各人が出した答えを共有することでまた違った聞き方になるので何度でも聞きたくなります。また、夜を表現する歌詞が多いため、人の心(闇)に問いかけてくるようなメッセージ性もあります。メロディーもまた独特で、いくつかの身近な音源を組み合わせて作られているので、1度でも聞くと耳に残ってくる部分が出てきます。すると、聞きたいという欲求に駆られて聞き直すと今度は歌詞の表現が気になってくるのです。これがまさにサカナクションの音楽の魅力です。
ファンになればCMやテレビのBGM等で流れているとすぐに気づくほど虜になるメロディーを持っております。ぜひ、サカナクションの音楽を試しに聞いてみてください。
2019年、サカナクションが漸くアルバムをリリースした。六年ぶりにアルバムが出たのだ。六年ぶりだからか六年ぶりなのにかは分からないが、二枚組のアルバムだ。
アルバムが出てからは精力的に様々なメディアで活動を続けているサカナクション。タイトルは北海道時代に使っていたスタジオから東京のスタジオを結んだ距離に由来している。そんなアルバムを聴きながら、彼らの目指していることに思いを馳せる。
彼らの目的は日本人が自然に踊れるようになるということだろう。腕を上げてただジャンプするのではなく、体が自分の意思と関係なく胸の奥から湧き上がるリズムに踊らされる、そんなクラブミュージック、ダンスミュージックのようなことを定着させたいのだろう。その為には物販で商品を買ってもらえないと利益がないと、利益を考えない山口一郎はMCで発言していた。
サカナクションのライブは照明、スピーカーの数がほかのライブと比べると多い。一般のライブだとステージと横にスピーカーがあり音が出るのだけれど、後ろにもスピーカーがあり音に囲まれる。この体験は脳を刺激して、小さなクラブでなければ体感しにくいであろう快感を味わえた。
とあるメディアでの発言では、二十年後の人たちがサカナクションをどう聴くかということに興味を持っているようだった。
サカナクションで音を浴びる体験ができたように、未来の人たちが踊れと言われずとも、自然に踊れるようになっていると良いと思う。
このバンドはすごく良いです!
どこがいいかといいますと、歌詞が良いです。
難しい表現がありますので、これはどういう意味かな?と思ってしまうことがあります。
ですが、その歌詞の意味や気持ちを知ると、なるほどと思います。
演出も魅力の一つです。
光が多用されていますが、この光の演出と音楽が共鳴しているようで、胸が高鳴ります。
神秘的でもあり、それぞれの作品をより盛り上げてくれます。
また、映像や踊り(振付け)は衝撃を受けます。映像が頭の中で繰り返し再生されるくらいです。
初めてみると違和感があるかもしれませんが、すごく印象に残るものだと思います。
音響も迫力があります。2017年のライブ(幕張メッセ)では6.1chの音響でした。
音にもかなりの拘りがあり、それでファンになられた方も多いと思います。
私は普段、CDの曲を流して聞いていますが、映像や光の演出は無く、スピーカー等のクオリティが低いので物足りません。
やはり、ライブでないと熱が伝わってこないのだと思います。
個人的な意見ですが、サカナクションの作品は曇りだったり雨の日にピッタリだと思っています。
アップテンポで晴れの日に合うような作品がちらほらありますが、落ち着いていて、自分に寄り添っていてくれる様な作品が多いと思います。
どのミュージシャンでも自分に合う曲があると思います。
サカナクションといえばボーカルの山口一郎さんですが、彼は音楽と結婚したと公言しています。普通長年やっているグループはアルバムによって完成度に差があるのですが、サカナクションは一つ一つのアルバムの完成度に差がありません。むしろ最近のものになるほど、完成度が高くなっています。それほど彼が音楽にかける情熱は強いことがうかがえます。彼が音楽にかける思いが現れたエピソードを一つあげます。「多分、風。」のシングル発売の時ですが、実は第一回に告知された時よりだいぶ年月をあけて発売になりました。それは所属事務所にだいぶ怒られたそうなのですが、山口一郎さんが仮で作った音源がどうも気に入らず無理を言ってまで改訂し発売開始日を延期したそうなのです。またライブチケットに関しても本当にファンがチケットを取れるように電子チケットトレード制度を取り入れました。それによってダフ屋による転売を防ぎ、摘発したのも記憶に新しいです。
サカナクションの音楽に関しては、山口一郎さんの内に秘めたものがふつふつと湧き出すようなそんな曲が多いのですが、実は歌詞を理解するのが結構難しくそこがマイナス点でもあります。ただ、歌詞をみて解釈をこちらに委ねるのはある意味山口一郎さんのサカナクションファンに求めていることのような気もします。
初めて私がサカナクションに出会ったのは、何年前だろう。
もともと好きだったフィッシュマンズがイベントで再結成すると言うので、そのイベントに参加することにしたのがきっかけ。対バンイベントで、フィッシュマンズの相手はサカナクションと言った。今でこそ有名だが、その頃は知る人ぞ知る存在だった気がする。せっかく行くのだから、サカナクションの音楽も聞いておこうとTSUTAYAに行きCDをレンタルした。たった1曲で胸を鷲づかみにされた。小さい頃からダンスが好きだった私は、あっという間にサカナクションのとりこになった。1枚しか借りなかったCDを3枚全部借りた。どれもみんなよかった。
心待ちにしたライブ。一番の目的だったフィッシュマンズもよかったが、それよりもサカナクションのライブに圧倒された。パフォーマンスの完成度は素晴らしい!あっという間の時間だった。また見に行きたいと思った。
それから間もなく、ドラマの主題歌に起用されたり、CMでも聞くようになった。色々なフェスにも参加しているので、芸能ニュースなどで見かけることも多くなった。常に新しいことを模索し続け、それにチャレンジしていく姿は素敵で、いつも彼らに驚かされる。これからもずっと応援していきたいバンドです。