DEATH NOTE(デスノート)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『DEATH NOTE』は2003年から『週刊少年ジャンプ』で連載された大場つぐみ原作、小畑健作画の漫画である。名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を巡る高度な頭脳戦が描かれる作品。
本作に登場する世界一の名探偵「L」は人よりも頭を使う関係から、よく甘い料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を摂っている。また本作を代表するキャラクター・死神のリュークはリンゴが好物で、彼を象徴する食べ物としてファンの間に広く浸透している。

『DEATH NOTE』の概要

『DEATH NOTE』は2003年12月から2006年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載された、大場つぐみ原作、小畑健作画の少年漫画だ。単行本は本編12巻、短編集1巻の計13巻。名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を巡り、「犯罪者のいない理想の新世界」の創世を目指す主人公の夜神月(やがみらいと)と、世界一の名探偵・Lたちの頭脳戦が描かれる。先の読めない高度な頭脳戦が人気を博し、『このマンガがすごい!』のオトコ版で2006年と2007年に2位を獲得した。また連載終了後も、映画、アニメ、小説、ミュージカル、ドラマなど幅広くメディア展開が行われている。

物語は月とLの戦いを描いた第1部と、月と「Lの後継者」として育てられたメロ&ニアの戦いを描いた第2部に分かれる。第1部では月が死神のリュークが落としたデスノートを拾い、そのノートを使って悪人に裁きを与えていく。月のおかげで世界各国で犯罪そのものが減少するが、月の行いは紛れもなく殺人であった。やがて「キラ(KIRA)」と呼ばれるようになった月を止めるべく、名探偵のLが動き始める。
第2部ではLの死後、「Lの後継者」として育てられたメロとニアが頭角を現す。メロはニアに勝つため、ニアはキラを捕まえるため、月は2人を殺すため、3人のプライドを賭けた戦いが繰り広げられる。

料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物について

『DEATH NOTE』では様々な料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。特にLは人よりも頭を使う関係でいつも甘いお菓子を食べている。食べ方や食器の持ち方も独特で、角砂糖やチョコスナックを積み上げたり、ようかんを串刺しにしたりしている。これは作画担当の小畑が、Lの特徴的な座り方で普通に食事をさせると絵的に物足りなさを感じたからだそう。色々と試行錯誤していく中で、スプーンをつまんだり、食べ物で遊んだりといったスタイルになったという。
また『DEATH NOTE』を代表するキャラクター、死神のリュークはリンゴが大好物であり、フィギュアでもリンゴを持っているなど、彼を象徴する食べ物となっている。主人公の月は特定の食べ物に執着したり、甘いものを爆食いしたりといった描写はないが、ポテトチップスの袋の陰でデスノートに文字を書き込む場面は彼の器用さが分かる描写として有名だ。

『DEATH NOTE』の料理・食事・食べ物

オードブル

Lのために用意された料理。しかしLはキラとの対決に集中しており、手を付ける描写はなかった。

生ハムメロン

Lのために用意された料理。生ハムの薄切りをメロンの果肉に載せたもので、ハムの強い塩味をメロンの甘味が和らげメロンの青臭さをハムの風味がカバーしている。しかしLは生ハムをよけてメロンだけを食していた。

フルーツサンド

Lのために用意されたサンドイッチ。紅茶と一緒に堪能した。

『DEATH NOTE』のお菓子・おやつ・デザート・甘味

リンゴ

リュークが好んで食べる果物。リュークを象徴する食べ物であり、リュークのフィギュアにもリンゴが付属していることが多い。本来死神は食事を摂る必要はないが、リュークにとってリンゴはタバコや酒のような嗜好品に近いものであるとのこと。長期間食べないと禁断症状が出て、逆立ちするなどの奇行に走り始める。月とLとの戦いでは中立を宣言しているが、リンゴにつられて月に肩入れしたこともある。
リュークによれば「人間界のリンゴはジューシーでウマい」そう。死神界のリンゴは乾いてピーマンのように萎んだ形をしており、これを食した「デスノート」の所有者の1人、弥海砂(あまねミサ)は「砂のようにジャリジャリした食感で、とてもマズい」と語っている。

ポテトチップス

キラの存在が世界中に認知されると、彼の殺人を止めるためにICPO(インターポール)は全世界の警察を動かせる唯一の存在である謎の名探偵Lにキラの事件の調査を依頼した。Lはプロファイリングや罠を駆使してキラの活動拠点が日本の関東地方にあると証明する。その後、警察関係者とその家族への調査をすすめる中で警察庁刑事局局長・夜神総一郎(やがみそういちろう)の息子である月に目を付けた。
月は自分に部屋に監視カメラが仕掛けられていることを察すると、自らに向けられた疑いの目をそらすために監視されている状況でもキラとしての犯行を続けることに。その際に利用されたのがポテトチップスだった。月はポテトチップスの袋を横に置いて机で勉強を始める。ポテトチップスの袋の中には小さなテレビとデスノートの切れ端、小さな鉛筆が入っている。月は右手で方程式を解きながら、テレビで犯罪者の名前を知り、左手でポテトチップスを取る振りをして一文字ずつデスノートの切れ端にその名前を書き込んだ。監視者には月が受験勉強をしている間にもキラによる殺人が行われているように見えており、月は疑いを晴らすことができた。
実写版では月の使ったトリックを見抜いていたのかどうかは不明だが、Lが月の前にポテトチップスを食べながら現れる。

チョコレート

Lがよく食べているお菓子。口内でゆっくりと溶かしたり、一口でかみ砕いたりなど様々な食べ方をしている。
Lの後継者の1人であるメロはチョコレートが大好きで、彼のアジトの机の上には大量の板チョコが置かれている。日本捜査本部のメンバーがアジトに突入してきたときや、デスノートに名前が書かれそうになっているときも板チョコを常にかじっており、決して口を離そうとしなかった。さすがにバイクを運転しているときには、板チョコを食べていない。

ケーキ

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