鬼武者3(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼武者3』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの3作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。2人の鬼武者、明智左馬介とジャック・ブランが、幻魔王・織田信長を倒すために立ち向かう物語を描く。本作では2人の主人公、左馬介とジャックのストーリーが交互に進行されていくのが特徴となっている。また、『鬼武者』シリーズ3部作の完結編であり、アクションゲームとしてシリーズ集大成と呼べる進化を遂げている。

『鬼武者3』の概要

『鬼武者3』は、『鬼武者』シリーズの第三作目として2004年2月26日にカプコンより発売された戦国サバイバルアクションゲーム。本作は、前作『鬼武者2』から9年後の舞台を描いた続編であり、シリーズ三部作の完結編として位置づけられている。初代『鬼武者』の主人公である明智左馬介(あけちさまのすけ)と、本作で初登場するジャック・ブランの2人が主人公となっており、それぞれの主人公を交互に操作しながらストーリーを進めていくようになっている。

ストーリーは天正10年(1582年)と2004年のフランス・パリの2つの異なる時間軸を舞台とし、戦国時代の日本ではジャック、現代のフランスでは左馬介を操作していく。ストーリーの進行状況によって操作するキャラクターが変わるようになっているが、一部のステージでは2人のキャラクターを交代させながら進めていく協力パートが存在する。また、左馬介は主に刀を中心とした武器を扱うのに対し、ジャックは鞭を主体とした武器を扱う。必殺攻撃として左馬介は「戦術殻」、ジャックは「戦術輪」を使用できる。

システム面は過去シリーズのデジタル入力からアナログ入力に変更され、スティック移動の追加、プレイヤーキャラクターを追跡する半固定カメラになるなど、より操作性が快適になっている。戦闘システムは過去作とほぼ同じだが、タイミングよくボタンを連打することで連続攻撃を行う「十連斬」や、敵を鞭で縛りつけて様々な派生攻撃に繋げる「鬼縛り」など、新たなアクションも追加されている。

全世界累計販売本数は152万本。左馬介は初代『鬼武者』と同じ金城武、ジャックはジャン・レノがキャプチャーモデルとなっている。

時は1582年。異形の怪物・幻魔の王として蘇った織田信長を討伐するため、長きに渡り幻魔と戦ってきた鬼武者・明智左馬介は、燃えさかる本能寺にて信長と最終決戦を迎えようとしていた。しかし、突如として発生した「時のねじれ」現象に巻き込まれ、左馬介は2004年のフランス・パリに飛ばされてしまう。時は変わり、2004年のパリでは、突如として出現した幻魔の襲撃を受け、穏やかな街は地獄と化し、人々は為す術も無く虐殺されていた。幻魔の軍団を相手に奮戦していたフランス軍の特殊部隊員ジャック・ブランの前に、時空を超えてきた左馬介が姿を現す。そして彼と入れ替わるように、時のねじれに巻き込まれたジャックは1582年の日本へと送り込まれ、新たなる鬼の力を振るう鬼武者となる。時のねじれに翻弄されながらも、元の時代に戻るために幻魔と戦う2人の鬼武者の物語が幕を開ける。

『鬼武者3』のあらすじ・ストーリー

過去と未来

突如現れた幻魔達によって2004年のパリは地獄と化す。

天正10年(1582年)、かつて柳生十兵衛(やぎゅうじゅうべい)に倒されたはずの織田信長は、再び幻魔王として蘇り、長い年月をかけて育成・組織された幻魔の兵団によって天下統一の野望を果たさんとしていた。しかし、その野望を打ち砕くため、1人の武者が立ちはだかる。その男の名は明智左馬介秀満。23年前に幻魔と関わり、遥か昔幻魔と敵対していた”鬼の一族”から幻魔の魂を封じる”鬼の篭手”の力を与えられ「鬼武者」となった彼は、初代幻魔王フォーティンブラスを倒した後も、信長率いる幻魔軍団と戦い続けていた。そして、信長を討つべく謀反の兵を起こした明智光秀(あけちみつひで)に呼応し、幻魔の精鋭軍団を壊滅させた左馬介は、信長がいる決戦の地・京都本能寺へと馳せ参じる。「敵は本能寺にあり!」。光秀の掛け声とともに彼の兵達が境内へなだれ込んでいき、左馬介もそのあとに続きながら幻魔を斬り伏せていく。本堂に待ち受けていたのは信長と織田家近習頭の森蘭丸だった。立ちはだかった蘭丸を一瞬のうちに退けた左馬介は信長との一騎打ちに臨むが、突如足元に出現した空間のゆがみに飲み込まれ、左馬介は姿を消してしまった。

時は変わり2004年。フランスの都パリに突如現れた幻魔達の襲撃によって、人々は次々に斬り殺され、阿鼻叫喚の惨劇が幕を開けていた。幻魔達に応戦するべく出動するフランス軍だが、幻魔達の圧倒的な力の前に為す術も無く苦戦を強いられる。幻魔の猛攻によって深手を負った部隊長フィリップのもとにエリート隊員ジャック・ブランが駆け付ける。マシンガンで幻魔達を撃ち倒していくが、次々に出現する幻魔の前にとうとう弾が尽きてしまう。絶体絶命の危機に陥るジャックだったが、そこに疾風の如く幻魔を斬り捨てながら左馬介が現れた。左馬介は戦国時代の本能寺から500年後の未来である2004年のパリに飛ばされていたのだった。危ういところを助けられたジャックとフィリップ。だがその直後、左馬介を飲み込んだ空間のゆがみがジャックとフィリップを飲み込み、2人は姿を消してしまう。残された左馬介は見たことない建物に戸惑いながら、パリの街に巣食う幻魔達を斬り捨てていく。

凱旋門へ向かう途中、鬼の一族の武器・天双刃を手に入れた左馬介の前に、フランス軍に所属する女性・ミシェルが立ちはだかる。左馬介を不審人物とみなして問いかけるミシェルだが、フランス語を理解できない左馬介とは意志疎通を行うことができずにいた。その直後、ミシェルは部下を助けに凱旋門の中に入るが、幻魔に襲われて気を失ってしまう。彼女を救い、外へと運び出した左馬介は凱旋門の屋上へ向かう。そこにいたのは、幻魔の科学者ギルデンスタンだった。左馬介の姿を見て高笑いするギルデンスタンは、「時のねじれ」装置による時間跳躍により自分達がいるのは500年後のフランスであることを語り、新たに作り出した幻魔(造魔)ブレインスタンをけしかけてくる。ブレインスタンを倒した左馬介は、その場を後にするのだった。

一方、ジャック達が時のねじれによって飛ばされた先は、戦国時代の比叡山だった。ジャックと一緒に飛ばされたフィリップは、幻魔から受けた傷によりその場で息を引き取ってしまう。友の死を看取った後、ジャックは比叡山の山道で息子のアンリが幻魔に襲われている場面に遭遇する。アンリを助けようとした時、ジャックの右腕に鬼の篭手と鞭状の武器が現れる。それらの武器を使って幻魔を蹴散らした後、アンリのもとに駆け寄るジャックだったが、アンリの身体は光に包まれながら消えてしまう。目の前の出来事に混乱するジャックの前に、かつて幻魔と戦い滅ぼされた鬼の一族の精霊が姿を現す。ジャックは鬼の精霊から、この時代にいる左馬介という男と協力し、幻魔を滅ぼさなければもとの時代には帰れないと告げられる。突然の出来事に戸惑いながらも、生きて再び息子がいる時代に戻るため、鬼の精霊からサポート役として遣わされたカラス天狗の阿児の力を借りて幻魔と戦うことを選ぶ。そんな中、ジャックの前にパリで見かけたはずの男・左馬介が現れる。阿児の力によって意思疎通が可能となったことで、自分の身に起きたことを左馬介に伝えるジャック。事情を知った左馬介は2人で協力して幻魔と戦うことに同意する。
比叡山を探索しながら瑠璃堂へ辿り着いた2人の前に、森蘭丸が現れる。蘭丸はギルデンスタンが造り出した造魔・マーセラス極をけしかけて去ってしまう。蘭丸を追った左馬介に代わり、どうにかマーセラス極を倒すことに成功するジャック。ジャックの無事を息子のアンリに伝えることにした阿児は、自身の力で未来の世界へ飛んでいった。

時のねじれ

ブレインスタンを倒した左馬介は、目を覚ましたミシェルに銃を向けられるが、そこへ戦国時代から阿児がやってくる。阿児は左馬介にパリにいる幻魔を全て倒さなければ元の時代に戻れないこと、戦国時代ではジャックが幻魔と戦っていることを伝える。ジャックの婚約者であったミシェルは、ジャックが無事であることを知って安堵する。その時、味方部隊からミシェルのもとへ、幻魔が下水道に現れたという通信が入った。阿児の能力により左馬介と意志疎通が可能になったミシェルは、彼に幻魔退治への協力を依頼する。協力して部下の救出に成功した左馬介とミシェルは、下水道からノートルダム寺院の前に辿り着く。すると、左馬介が拾った携帯に電話が入り、その携帯がジャックの物であることに気づいたミシェルが電話に出る。電話の主はジャックの息子のアンリであり、彼の様子を見に行くため、2人はジャックの家へ向かった。ジャックの家でアンリにことのあらましを伝えた後、阿児は再びジャックの元へ帰還するのだった。

マーセラス極を倒し一息ついていたジャックのもとに戻った阿児。元の時代に戻る方法を探しにジャックが瑠璃堂を出ようとした時、虎屋の箱の中からアラーム付きの腕時計を見つける。ジャックの時代にしかない物が何故戦国時代に存在するのか。幻魔と何か関りがあるかもしれないと睨んだジャックは、左馬介とともに堺の町を訪れる。虎屋の主人に腕時計を見せるジャックだが、主人は焦りながらジャックを店から追い出してしまう。主人が何かを隠していると睨んだジャックは、2階から店に忍び込み、化物達が南蛮船とともに港に入ったという話を盗み聞きする。虎屋で聞いた話をもとに港へ向かうジャックと左馬介。そこで自分の時代にあったバイクを発見するジャックだったが、2人の前に徳川家家臣の本田平八郎忠勝が現れ、戦いを挑んでくる。しばらくして戦いを終えて去っていった平八だが、その間に幻魔の南蛮船は港を離れていた。ジャックは埠頭にあったバイクを使い単身で南蛮船に乗り込んだ。しばらくして南蛮船は海中へと潜り始めて行き、一旦阿児は2004年の左馬介のもとへ向かうのであった。

父親の身に起きたことをアンリに説明した後、ミシェルやアンリを戦いに巻き込まないようにと左馬介と阿児が家を出ようとした時、ジャックの携帯電話が鳴る。電話の主はギルデンスタンであり、左馬介にノートルダム寺院の地下に来るよう伝える。その言葉に従い、ノートルダム寺院の地下へ向かった左馬介は、ギルデンスタンと対面する。彼は自らが研究中の時のねじれについて語り出す。2004年のパリに幻魔が出現したのは時のねじれ装置の影響によるものであり、研究が完成した暁には、信長をはじめ、多くの幻魔が呼び寄せられ、未来の世界をも征服しようとしていた。その野望を阻止しようとする左馬介に造魔を差し向け、ギルデンスタンは去っていった。造魔を一蹴した左馬介は側にあった謎の装置でギルデンスタンを追うと、見たこともない場所へ飛ばされるのだった。

交差する舞台

ギルデンスタンを追ってきた左馬介が辿り着いたのは、海底に存在する鬼の一族の神殿であり、そこにはジャックが乗っていた南蛮船が存在していた。一方、ジャックが乗った南蛮船も海底神殿に停泊する。左馬介とジャックは異なる時代で同じ場所にやってきていた。神殿内の探索を始めた左馬介の前に、ギルデンスタンが現れ、幻魔に改造した蘭丸を差し向けてくる。彼は左馬介と同じく時のねじれにより戦国時代から未来に飛ばされていたのだ。しかし身体がまだ馴染んでいないことで思うように動けない蘭丸は、捨て台詞を残して立ち去って行った。一方ジャックも神殿を探索していたが、その途中で神殿の番人であるガートルードと遭遇し、戦いに巻き込まれてしまう。どうにかガートルードを倒すことに成功したジャックは、幻魔達の列車に乗って浸水する海底神殿を後にするのだった。ジャックが脱出したことを知り、同じように脱出路を探していた左馬介は、蘭丸の罠にはまり捕らわれてしまうのだった。

その頃、ジャックの家にいたアンリは左馬介の帰りが遅いことを心配し、ミシェルの制止を振り切り1人で探しに出て行ってしまう。ノートルダム寺院の手前でアンリを見失ったミシェルは、幻魔が徘徊する寺院の中を探索する。すると地下に造られた幻魔の研究室で攫った人間をブローニュ動物園で改造するという報告書を見つける。そこに阿児が現れ左馬介が幻魔に捕まったことをミシェルに知らせる。左馬介とアンリがブローニュ動物園にいるかもしれないと考えたミシェルは阿児とともにブローニュ動物園に向かう。園内の幻魔をかいくぐり、ミシェルは研究棟に捕まっている左馬介とアンリを救出する。ところがそれもつかの間、今度はミシェルがアンリとともにギルデンスタンによって攫われてしまう。
2人を助けるために研究棟の奥にある手術室に向かう左馬介。ミシェルとアンリの改造手術を行おうとしているギルデンスタンと対峙し、勝利を収めるが、ギルデンスタンは時のねじれ装置が既に完成したことを言い残し息絶える。ミシェルとアンリを救出した後、手術室に飾られた絵を手掛かりに、左馬介達は巡礼地モン・サン・ミッシェルへ向かった。

一方、幻魔の列車に乗っていたジャックもモン・サン・ミッシェルへ辿り着くが、直後に平八に再び戦いを挑まれる。戦いの最中、モン・サン・ミッシェルを指揮する高等幻魔ベガドンナが現れる。ジャックを始末するよう命じるベガドンナだが、平八は何故か槍を引き戦いをやめて立ち去って行った。困惑するジャックはモン・サン・ミッシェルの探索を始める。しかしその途中、ジャックは罠にはまり、毒ガスの部屋に閉じ込められてしまう。時を超えて父の危機を察知したアンリは、ミシェルとともにジャックを救出するために奮闘する。アンリによって毒ガスの罠は解除され、ジャックの救出に成功したのもつかの間、モン・サン・ミッシェルは蘭丸が仕掛けた罠によって爆発を始める。爆炎に包まれるモン・サン・ミッシェルから脱出した左馬介達は、時のねじれ装置が設置されているエッフェル塔へと向かった。その頃、ジャックは引き続き探索を続けていたが、モン・サン・ミッシェルの地下で信長の城・安土城が建造されていることを知る。幻魔によって飛び立とうとする城にジャックは急いで乗り込むが、飛び立った城が着陸態勢に入った際、空中へと放り出されてしまうのだった。

本能寺の変

左馬介(右)と信長(左)の長きに渡る因縁に終止符が打たれようとしていた。

ジャックが放り出されたのは日本の琵琶湖だった。気が付いたジャックの側には左馬介と平八がいた。平八は幻魔のやり方に我慢できなくなり一緒に戦わせてほしいと頼み込んでくる。平八の頼みを快諾したジャック達は、一旦平八と別れて、安土城を攻めるべく鬼の軍兵が封じられているという鬼軍珠を探すことにした。冬景色と化した琵琶湖を渡り、鬼の一族の屋敷へ辿り着いた2人は、屋敷の最奥部で鬼軍珠を手に入れる。安土城を攻め落とす準備を整えた2人は、鬼軍珠を使い攻撃を開始した。鬼の軍兵の操作を左馬介に任せたジャックは単身で安土城の天守閣に潜入し、先に安土城に戻っていた平八と合流する。そこへ蘭丸が現れ、信長の首を獲れるものなら獲ってみろと挑発する。その場を立ち去った蘭丸の追跡を平八に任せて、ジャックは天守閣を登っていく。天守閣の頂点にある八角円堂に着いたジャックは、モン・サン・ミッシェルの司令官ベガドンナと対峙する。ベガドンナを倒したジャックは天守桜に登ると、蘭丸の罠により瀕死の状態で倒れている平八を見つける。信長が安土城ではなく本能寺にいると言い残し、平八は息絶えた。最後の戦いに挑むことをアンリに伝えてほしいと阿児に頼み、ジャックは左馬介とともに本能寺へ向かうのだった。

ジャックが安土城を攻め込んでいた頃、未来にいる左馬介は蘭丸がエッフェル塔で時のねじれ装置を利用して信長を未来に呼び寄せようとしていることを知る。左馬介と阿児はミシェルとアンリを残し、塔を登り始める。屋上に着くと、時のねじれ装置の前で蘭丸が待ち構えていた。蘭丸は剣を振りかざし、左馬介に襲い掛かる。激闘の末、蘭丸を倒した左馬介。しかし蘭丸は、最後の力を振り絞り時のねじれ装置を作動させるレバーを引いた。信長を未来に呼び寄せないようにするためには、本能寺で信長を討つ以外に方法は無いことを知った左馬介は、阿児に戦国時代に向かうよう伝えるのだった。

本能寺にいる明智光秀の軍に合流したジャックと左馬介は、境内に突入し信長のいる本堂へと駆けていく。本堂の入り口前に着くと、蘭丸が立ちはだかってきた。しかし、平八を殺された怒りに燃えるジャックの敵ではなく、殴打を受け、蘭丸は力尽きた。本堂に入り、ついに信長と対峙するジャックと左馬介だったが、信長の一撃を受けて左馬介は気を失ってしまう。一騎討ちを挑むジャックは、信長の圧倒的な力に苦戦するが、激闘の末勝利する。その時、未来で作動した時のねじれ装置の影響により、ジャックの身体が光を帯び始める。目を覚ました左馬介に別れを告げて未来へ飛ばされようとした時、倒れていた信長が突如立ち上がり、背後から左馬介を攻撃する。信長の一撃を受けて倒れる左馬介は、阿児にもう1人の俺をと告げ、彼女を未来に向かわせる。歩みながら左馬介に近づいた信長は、倒れている彼の身体に剣を突き刺した。目の前で左馬介を殺されたジャックは、時のねじれの光に包まれていたことで手出しができず、彼の名を叫びながら未来へ飛ばされるのだった。

未来に戻ったジャックは、エッフェル塔の前でミシェルとアンリ、そして未来にいた左馬介と再会する。ようやく家族と再会したジャック達を見届けた左馬介は、自分の時代に戻り信長を倒すと告げる。ジャックは自分も一緒に行くと言うが、時のねじれ装置はお互いを正しい時代に戻そうとしていた。時のねじれの光に包まれながら、左馬介は3人に別れを告げて、戦国時代へ戻っていった。パリにいた幻魔達は倒され、ようやく戦いが終わったことを実感したジャック達はそのまま家路についていく。だがそこに、しぶとく生き延びていた幻魔の蘭丸は、背後から忍び寄りアンリを斬り裂いた。息子に手を出されたことで怒りに燃えるジャックは、怒涛の攻撃を蘭丸に与え続け、ついに蘭丸は倒された。しかし致命傷を負ってしまったアンリはそのまま命を落としてしまう。泣きながらアンリに呼びかけるジャックとミシェル。その時、ジャックの鬼の篭手が光を放ち、アンリの身体の傷を包み始める。光が収まるとジャックの腕から鬼の篭手が消滅し、アンリが意識を取り戻した。鬼武者として戦ったジャックに対するお礼と感謝の気持ちとして、鬼の一族はアンリを蘇らせてくれたのだ。鬼の一族にお礼を告げながら、ジャックはミシェルとアンリを抱きしめるのだった。

時のねじれにより未来から戦国時代に帰還した左馬介は、信長がいる本能寺の本堂へと向かう。中には信長と、信長に殺された過去の左馬介の姿があった。左馬介は過去の自分の遺体とともに鬼の力を吸い取り、真の鬼武者へと覚醒し、信長との最終決戦に挑む。信長を圧倒する左馬介だったが、信長は人の姿を捨て、幻魔王としての真の姿を解放する。その圧倒的な力の前に苦戦を強いられる左馬介だったが、信長が持つ大剣から溢れ出す魂を吸収すると、大剣は左馬介の手に渡り、鬼の力と同化した剣と化す。全身から溢れ出す魔力を炎に変えた信長の怒涛の攻撃を潜り抜け、左馬介はついに信長を倒す。地に伏した信長は、自身を倒した左馬介を称賛しながら、身体を消滅させた。信長の身体は黒い魂と化し、左馬介がそれを吸収すると鬼の篭手も黒く変色した。幻魔王である信長を倒したことで、長きに渡る鬼と幻魔の戦いは幕を下ろしたのだった。

『鬼武者3』のゲームシステム

基本操作

方向キーや左スティックを操作するとキャラクターを移動させることができ、□ボタンで通常斬りという攻撃動作が行える。また、各ボタンとの組み合わせで走り斬りや突きなどの様々な攻撃ができる。L1ボタンを押すと武器で身を守る動作をし、敵の攻撃を自動的に防ぐ。R1ボタンを押していると装備した武器を構え、この状態で方向キーを押すと、構えながら移動することが可能であり、敵がいたり壊せる設置物があれば、その方向を向くようになっている。

魂吸収

敵と戦っていると、赤や青などの色の幻魔の魂が浮かぶことがある。それらの魂を×ボタンで吸収することで、様々な効果を得ることができる。魂にはサイズの大小があり、サイズが大きいほど得られる効果の量が増える。

赤魂

武器を強化するための経験値を得ることができる。

黄魂

体力を回復することができる。

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デビル メイ クライ(Devil May Cry)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『デビル メイ クライ』とは、カプコンが制作したPlayStation 2専用のアクションゲームである。2001年8月23日に発売された。ゲーム続編は第4弾まで出ており、全世界シリーズ累計販売本数は1500万本に達している。ゲームや漫画など、様々なメディアミックスが成された。 ある満月の夜、トリッシュという美女が一人の男のもとを訪れる。その男はダンテといい、悪魔退治専門の便利屋『デビルメイクライ』を営んでいた。ダンテはトリッシュに導かれ、悪魔の救う島へと向かう。

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ブレス オブ ファイアIII(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイアIII(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアⅢ』とはカプコンより1997年に発売されたRPGである。初めてPlayStation用のタイトルとなった本作は伝統であるハイクオリティなドット絵を踏襲しつつ、背景に3Dポリゴンを使った新たな表現に挑戦した。シリーズ初のキャラクターボイスも実装されより迫力のあるストーリーが展開された。竜族の生き残りの少年リュウが世界や自らの出自を解き明かしていく旅が「幼年期」と「青年期」の2部構成で描かれる。

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デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 3』(デビル メイ クライ スリー、Devil may cry3)とは、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズの第3作目であり、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語を描いている。 後に追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」も発表されている。

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戦国BASARA(アニメ・ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

戦国BASARA(アニメ・ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。

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ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』とは2000年にカプコンから発売されたRPGである。『ブレスオブファイアシリーズ』の4作目であり、これまでのシリーズとは一線を画したアジア風の世界観が特徴となっている。長く続いた帝国と諸国連合の戦争が休戦した世界、行方不明となった姉を探すウィンディアの王女ニーナは記憶喪失の少年リュウと出会う。時を同じくしてリュウの半身であるフォウルも長き眠りから目覚めようとしていた。2人の主人公の交錯するストーリーはシリーズ屈指の鬱シナリオとして話題となった。

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モンスターハンターライズ・モンスターハンターライズ:サンブレイク(MHR・MHS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターハンターライズ・モンスターハンターライズ:サンブレイク(MHR・MHS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターハンターライズ』とは、2021年にカプコンからNintendo Switch向けソフトとして世界同時に発売されたハンティングアクションRPG。翌2022年には同じくカプコンから超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売された。新要素として、アクションの幅を広げる「翔蟲アクション」や移動の快適さを実現した新たなオトモ「ガルク」など、今までのシリーズ作品とはまた違った爽快な狩猟アクションを体験できる。

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ブレス オブ ファイア 竜の戦士(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイア 竜の戦士(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイア 竜の戦士』とはカプコンから1993年に発売されたRPGゲーム。『ブレス オブ ファイアシリーズ』の記念すべき第1作目でありカプコンが初めて手掛けたRPGでもある。竜の力を使う主人公や翼を持つヒロイン、亜人種の仲間達など1作目にしてシリーズの礎を築いた作品である。女神ミリアを復活させ世界を征服しようとする黒竜族の皇帝ゾーゴンの野望を打ち砕くために、白竜族の勇者リュウと7人の仲間達が戦う姿を描く。

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モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWI)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWI)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』とは、2018年に発売され、2020年には1610万本を達成した大人気タイトル『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張コンテンツである。 ワールドのエンディング後から展開される本作のシナリオでは、フィールド・拠点ともに一新。新たなクエストランク「マスターランク」を設け、ハンターは渡りの凍て地と呼ばれる極寒の地で、新たな強敵たちと出会う。

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逆転検事(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

逆転検事(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『逆転検事』とは、2009年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。『逆転裁判』シリーズのテイストを残しつつ、全く違った角度から事件を追っていく、従来の『逆転裁判』では味わえない新感覚を体験できる。

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デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』は株式会社カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームである。対応ハードはPlayStation 3、Xbox 360。後にPC版も発売した。前作まで主人公を務めたダンテから新キャラクターであるネロに主人公が変わった。物語は悪魔が存在し人間に危害を加える世界。城塞都市フォルトゥナにて、魔剣教団に所属する若き騎士ネロが魔剣祭の最中に起きた教皇殺しの犯人を追っていくうちに、犯人の正体と教団の真の目的を知っていくというものである。

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ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター』とは2002年11月にカプコンより発売されたRPGである。『ブレス オブ ファイアシリーズ』の5作目にあたり、キャッチコピーは「そらをみにいく」。前作までの王道的RPGから世界観やゲームシステムを大幅にリニューアルし新基軸に挑んでいる。災厄により人々が地上を離れ地下都市で暮らす時代、警備部隊であるレンジャーに所属するリュウは親友のボッシュとの任務の中で謎の少女ニーナと出会う。地下都市では生きる事ができない彼女を救う為にリュウは空のある地上を目指す。

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逆転検事2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

逆転検事2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『逆転検事2』とは、2011年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、前作に引き続き『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。また今回は、御剣怜侍の父親も登場し、御剣怜侍自身の「検事として」事件とどう向き合うのかということを考えながら捜査していくという、また一歩深い話が展開されていく。

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ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の5作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、登場キャラクターが異なる複数のバージョンがリリースされた。 前作で壊滅したはずの犯罪組織「ネビュラ」の手により仲間達が攫われてしまう。主人公の光熱斗はネビュラに立ち向かうため、チームを結成しインターネットの平和を守る。

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バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の2作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、2001年12月に発売された。現実世界と電脳世界を交互に行き来し、電脳世界に蔓延るウイルス達と闘うさまを描いている。犯罪組織WWW(ワールドスリー)の壊滅から3カ月後の世界で次々とネット犯罪が巻き起こる。事件の真相を確かめるため、光熱斗とナビのロックマンは様々な困難を乗り越えていく。

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ファイナルファイト(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファイト(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイナルファイト』は1989年12月14日にカプコンよりアーケードゲームとして発売されたベルトスクロール型アクションゲーム。1990年にはスーパーファミコンに移植され、その他多くの家庭用ゲーム機に移植された人気作品だ。大西洋に面した都市「メトロシティ」を舞台に3人の主人公「ハガー」、「コーディ」、「ガイ」達が、犯罪集団に攫われてしまったハガーの娘「ジェシカ」を救出するため、それぞれの思いを胸に立ち向かうという設定になっている。

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機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』とは、カプコン開発、バンプレスト販売の『機動戦士ガンダムSEED』を題材とした対戦型アクションゲーム。人気シリーズ『機動戦士ガンダムvs.』の第5作目。基本動作はこれまでのシリーズと同じであり、2対2のチームバトルも可能。プレイヤーの編成が柔軟になったことで敵軍キャラとのチームを組織することも可能となった。2005年7月にアーケード版で稼働開始。

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レッドアリーマー 魔界村外伝(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レッドアリーマー 魔界村外伝(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レッドアリーマー 魔界村外伝』とは、『魔界村』シリーズに登場する人気の敵キャラクターであるレッドアリーマーを操作するアクションゲームである。 『魔界村』との最大の違いは主人公が人間ではなく、翼を持った魔物である事に由来する豊富なアクションである。 翼によって飛行する、炎などの攻撃を口から吐く等の独自のアクションを楽しめる。 魔物が主人公である事によるダークな物語も魅力の一つ。 加えて『魔界村』シリーズ譲りの高難易度も持ち合わせている。

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ロックマンエグゼ4(トーナメントレッドサン・トーナメントブルームーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ4(トーナメントレッドサン・トーナメントブルームーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ4』とは、2003年12月12日にカプコンから発売された、ゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGソフトである。『ロックマンエグゼ』シリーズの第4弾であり、「トーナメント レッドサン」と「トーナメント ブルームーン」の2つのバージョンが同時発売される。物語攻略においてプレイヤーの判断力が問われる「ダークチップ」の登場により戦略の幅が広がっており、WWW(ワールドスリー)との戦いから5ヶ月、6年生となった『光熱斗』と共に地球の存亡をかけて冒険していく。

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レッドアリーマーII(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レッドアリーマーII(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レッドアリーマーII』とは、1992年に日本のカプコンから発売されたファミリーコンピュータ用アクションロールプレイングゲーム。 『魔界村』シリーズの人気敵キャラクターである「レッドアリーマー」を主人公としたスピンオフ作品。 また、ゲームボーイソフト『レッドアリーマー 魔界村外伝』の続編でもある。 魔物であるレッドアリーマーによる豊富なアクションが魅力。 翼によるホバリング、口から魔力による攻撃を吐く独自のアクションを駆使する。 『魔界村』シリーズに由来する高難易度も本作の魅力である。

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ブレス オブ ファイアIV 〜炎の剣と風の魔法〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイアIV 〜炎の剣と風の魔法〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアIV 〜炎の剣と風の魔法〜』とはカプコンより2007年にリリースされたアクションRPGである。『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』の外伝的作品でありコンシューマータイトルではなくケータイアプリとして配信された。これまでのコマンド形式の戦闘ではなくシリーズ初のアクション形式のRPGとなっている。旅の途中で謎の霧によって不思議な世界に迷い込んだリュウとニーナの冒険の旅が描かれる。

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