クロックタワー3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
「クロックタワー3」とは、ヒューマン株式会社(2000年倒産)制作の『クロックタワー』シリーズのナンバリング作品で、権利を引き継いだサンソフトとカプコンとの共同制作により2002年に発売されたサバイバルアクションホラーゲームである。イベントCGムービーには映画「バトル・ロワイアル」シリーズで有名な深作欣二を監督として起用。
物語の舞台は2003年のロンドン。祖父の失踪から闇の世界に引きずり込まれた主人公アリッサが、"魔のモノ"との戦いを通して祖父の失踪の謎に迫っていく。
『クロックタワー3』の概要
『クロックタワー3』とは、ヒューマン株式会社(2000年倒産)制作の『クロックタワー』シリーズの3作品目であり、2002年12月12日に発売されたPlayStation 2用のサバイバルアクションホラーゲームである。
本作はカプコンとサンソフトとの共同制作により開発が進められたため、『クロックタワー』の生みの親である河野一二三や旧作のスタッフは一切関わっておらず、ストーリーやキャラクターにおいても「バロウズ」「シザーマン」といった一部の共通用語はあるものの、これまでの『クロックタワー』シリーズとはシステムも世界観も全くの別物である。
『クロックタワー』『クロックタワー2』ではオブジェクトをクリックし、敵から逃げ隠れしながらストーリーを進めていく形式だったが、本作ではその部分も受け継ぎつつ戦う力を得て敵に反撃するというアクション性も追加されている。
また前作では複数のエンディングが存在するマルチエンディングシステムだったが、本作は一本道のストーリーでエンディングも一つしか存在しない。
イベントCGムービーの監督には映画『バトル・ロワイアル』で有名な監督・深作欣二を起用。大きな話題を呼んだ。
『クロックタワー3』のあらすじ・ストーリー
はじまり
舞台は2003年ロンドン。
主人公は寄宿学校で暮らす、14歳の少女アリッサ・ハミルトン。
祖父であるディック・ハミルトンが3年前に謎の失踪をしており、その後 母ナンシー・ハミルトンにより寄宿学校に送られていた。
寄宿学校で日常を過ごすアリッサに突然、母ナンシーから「15歳の誕生日が過ぎるまでどこかに隠れていて」という内容の手紙が届いたところから物語が始まる。
母の手紙を読んだ後、寄宿学校に母より電話が掛かってくるがアリッサが受話器を取った時には母の声はなく、母の異変に不安になり「誕生日が過ぎるまでどこかに隠れていて」という母の願いに反し家に戻る。
家に戻ったアリッサは母を呼ぶも返答がなく、突然居間のドアが開く。
開いたドアに向かうと"黒ずくめの男"が立っていた。
「お母さんは昨日の朝早くからいない、もしかしたら永久に帰ってこないかもしれない」と告げ、2階に上がっていく。
男が消えた後、アリッサは母を探すため母の部屋を探索する。
母のベッドの上に置いてある本を開くと、先ほど会話した"黒ずくめの男"そっくりの挿絵を見つける。
すると突然、フレデリック・ショパンの「幻想即興曲」がどこからか鳴り響き、アリッサは第二次世界大戦中のロンドンにタイムスリップする。
ハンマー男
戦時中のロンドンへタイムスリップしたアリッサ。
爆撃をかわしながら近くの仕立て屋に入ると、新聞記事が置いてある。
”被害者の少女の名前はメイ・ノートン。
1942年のクリスマスにハンマー男により殺害された。
父親のウィリアム・ノートンは出征中で、当時メイは一人暮らしだった。
メイは殺害された前日のクリスマスイブにピアノコンクールに参加。
優勝間違いなしといわれていたが、途中で演奏を間違え、惜しくも優勝を逃している。”
記事の内容はこの仕立て屋で起きた事件についてのものだった。
すると突然、ハンマーを振り回した男に撲殺されるメイの事件シーンがアリッサの目の前に現れる。
ハンマー男は「メイは俺が殺した」と嬉しそうに言いながら、アリッサに襲い掛かってくる。
逃げる途中、メイの日記やメイの父親ウィリアムの懐中時計を見つけ、アリッサはメイの魂を浄化させないといけないことに気づく。
逃げても逃げても追いかけてくるハンマー男。
ここで終わりかと思ったその時、アリッサに不思議な力が宿り、ハンマー男を倒し小さなハートの形をした何かの欠片のようなものを手に入れる。
戦いの後、メイの魂を浄化するべくコンサートホールへ向かうアリッサ。
メイの魂はピアノコンクールが開催されたコンサートホールに留まっており、演奏を弾き間違えた場所を何度も何度も弾いている。
メイが弾いている曲はフレデリック・ショパンの「幻想即興曲」。
メイの父親が大切にしている懐中時計のオルゴールの曲で、アリッサがタイムスリップする時に流れていた曲だ。
優勝するとラジオでメイが演奏する曲が放送され、出征が決まった父親に聞かせる事ができると張り切って練習していたのだが、本番で演奏を間違え優勝を逃してしまう。
アリッサは泣いているメイの魂に懐中時計を渡すと、出征中の現地で戦死した父親ウィリアムの魂と再会する。
嬉しそうに二人を見送ったアリッサはそのまま気を失ってしまう。
「魔のモノ」と「ルーダー」
アリッサが目を覚ますとそこはアリッサの母ナンシーのベッドの上だった。
あたりを見回していると突然窓を叩く音が聞こえる。
恐る恐るカーテンを開けるとそこには友人のデニス・オーウェンがいた。
デニスはナンシーから預かっていたという祖父ディックの部屋の鍵を渡しにきたのだ。
鍵を貰ったアリッサはそのまま祖父の部屋を探索すると"魔のモノ"についての古書を見つける。
"魔のモノ"とは目をつけた人間に残虐性を吹き込み、殺人を犯させる存在で、目をつけられた人間は"魔のモノの配下"と呼ばれている。
彼らは殺害した人間の魂を糧として、無限の力を得ており、仮に捕まり処刑されても"魔のモノ"により蘇生させられ、永遠に犯罪を繰り返すことができる。
これに対し、彼らと戦うことができる"ルーダー"という10代の若い女性たちに限られた特殊能力を備えた者たちも存在しており、何世紀にも渡って"魔のモノ"と"ルーダー"による戦いが繰り返されていると古書には記されていた。
ハンマー男との戦闘で自身が"ルーダー"の家系であると確信したアリッサは母ナンシーを探し出すことを決意する。
硫酸男
ナンシーの部屋に存在したもう一つの隠し部屋より1960年代にワープしたアリッサ。
街中で硫酸殺人により殺害された親子の新聞記事を見つける。
被害者はドロシー・ランド夫人とその息子で玩具職人のアルバート・ランド。
二人は自宅ガレージのドラム缶に入れられ、硫酸漬けで殺害されていた。
ドロシー夫人は盲目で、息子のアルバートが杖代わりとなって仲睦まじく暮らしていた。
犯人はそんな親思いのアルバートの目を潰し、殺害。金を奪って逃走している。
殺害される数日前には、ドロシーとアルバートの遠縁にあたるというジョン・ヘイグという男も居候していたというがその男の行方は分かっていない。
ドロシーとアルバートの家に入ると鐘を鳴らしながらドロシーを探して彷徨っているアルバートの魂と遭遇する。
また、別の部屋ではドロシーの魂が泣きながらアルバートを待っている。
アリッサが近づくとポルターガイストが起き部屋を追い出される。
お互い目が見えないため出会えていないのだ。
一階にあるキッチンへ行くと、硫酸殺人事件について調べている新聞記者の遺体と手記を見つける。その手記には「連続殺人犯、ジョン・ヘイグ死す」という題名の切り抜き記事が挟まれていた。
ジョン・ヘイグは一人暮らしの老人をだまし、財産を奪って殺害後、証拠が残らないように硫酸で溶かして逃走するという犯行を重ねていた。
そう、このジョン・ヘイグという男こそドロシーとアルバートを殺害した硫酸男なのだ。
硫酸は犯行現場近くの工場で盗んでいることが分かっており、警戒を強めていた警察に見つかり発砲され、破裂した硫酸タンクから全身に硫酸を浴びてジョン・ヘイグは死んでしまった。
更に新聞記者の近くには犯行現場を抑えた写真と隠しスイッチがある場所の写真があり、隠しスイッチを押すと物置小屋にたどり着く。
物置小屋に入ると、ドロシーとアルバートがジョン・ヘイグこと硫酸男によって殺害された当時の様子が映し出される。
ハンマー男同様、アリッサも襲われるが"ルーダー"の力により戦いに勝利し、またしてもハートの形をした欠片を手に入れる。
戦いの後、ドロシーが殺害された時に失ったアルバートの手編みのショールをドロシーの魂に返すことで二人は目が見えるようになり、お互いを見つけ魂は浄化される。
二人を見送った直後、激しい落雷と共にあの"黒ずくめの男"が現れ、時計塔「クロックタワー」が出現する。
クロックタワーは"黒ずくめの男"が支配している闇の世界。
アリッサが15歳の誕生日を迎えると同時に一つになり、永遠の命を手に入れるという。
また、"黒ずくめの男"はアリッサの母ナンシーは既に"魔のモノの配下"に殺されていると続ける。
拒絶するアリッサに"黒ずくめの男"は自分の目で確かめるといいと告げ、アリッサを時計塔から突き落とす。
斧男
下水道で意識を取り戻したアリッサ。
出口を探していると、男の高笑いと共に斧がアリッサめがけて飛んでくる。
ハンマー男、硫酸男と同じ"魔のモノの配下"である斧男だ。
斧男のしつこい追跡をかわし、下水道を脱出するとアリッサの家に繋がっていた。
赤ちゃんの泣き声がする方向へ足を運ぶと、そこには生まれたばかりのアリッサと当時の母ナンシーの姿があった。
ナンシーは生まれたばかりのアリッサに四つ葉のクローバーのペンダントを見せている。
ペンダントにはアリッサが先の戦いで手に入れたハートの欠片が4つはめ込んである。
これはハミルトン家の女性が先祖代々受け継いでいるもので、欠片の一つ一つにはそれぞれの意味があり、「愛」「友情」「希望」「勇気」4つ揃うと人は幸せになれると語りかけ、「大きくなったらこれをあなたにあげる」と幸せそうに微笑む。
一方で、祖父ディックとアリッサの父フィリップ・ハミルトンは何やらバルコニーで揉めている。
フィリップがアリッサを"ルーダー"にはさせないと反対したため、ディックが逆上したのだ。
ハミルトン家は先祖代々受け継がれている"ルーダー"の家系。
"ルーダー"の力は15歳で力のピークを迎え、年齢を重ねるごとに徐々に力が衰え、20歳で力が完全に消滅する。
アリッサの母ナンシーも"ルーダー"の使命を全うし、20歳でその役目を終えている。
祖父ディックは"ルーダー"に心酔しているため、アリッサにも"ルーダー"を継承させようとしていたが、フィリップとナンシーはアリッサが"ルーダー"になることに反対したため、フィリップをバルコニーから突き落としてしまい、フィリップは下に転がっていた斧に頭が刺さって亡くなってしまう。
ショックを受けているアリッサの前に斧男が現れ、アリッサは"ルーダー"として戦うもとどめを刺せずに、墓場に飛ばされてしまう。
ルーダーの墓場
墓場の奥に進むとそこでは、斧男に敗れた歴代の"ルーダー"の亡霊たちが過去の無念と「契約の儀式」について語り消える。
歴代の"ルーダー"たちの魂を救うべく、聖堂の謎を解くアリッサ。
墓場の正門付近で、斧男と再会し近くの小屋に逃げ込むと斧男の過去についての書物を見つける。
”斧男は人間時代、ハーベイ・バウエルという名前で生まれながらに容姿が醜く、周囲からいじめられて育つ。
17歳の頃、結婚を申し込んだ娘に散々罵倒され逆上。斧で殺害し、剝製にしてしまった。
その後も、村々から年端もゆかぬ娘をさらい、山小屋に閉じ込め斧で殺害し剥製を作り続けていくが最初の事件から2年後に村人によって捕らえられ、殺害された。
しかし、ハーベイは"魔のモノ"の力で蘇り、"魔のモノの配下"の幹部として"ルーダー"狩りを任されている。”
小屋を出ると、墓場の正門に母ナンシーの車がぶつかっており、その近くにナンシーが記したメモが落ちている。
メモの内容は、アリッサに"ルーダー"になってほしくないため寄宿舎へ通わせたこと、「契約の儀式」に関することが記されており、更に聖堂の謎を解いた後、ワープした洞窟でアリッサは自分が追われている原因について理解する。
「契約の儀式」とは、"魔のモノ"が永遠の命を手に入れるための儀式で、自身の血縁関係である15歳の誕生日を迎えた"ルーダー"の心臓を抉り出し、生き血を啜り取るというものだ。
誰が自分を狙っているのか、怯えていると洞窟が突然崩れだす。
洞窟を脱出すると、そこには斧男が待ち構えており、再び対決。
斧男に勝利し3つめのクローバーの欠片を手に入れ、歴代の"ルーダー"たちが待っている場所へ行くと次々と魂が浄化され、それを見送っていると、母ナンシーが現れる。
やっと見つけた母に抱きついた途端、"黒ずくめの男"が現れ、「お前と『契約の儀式』を結ぶのはこの俺だ」と言い放ち、ナンシーをさらって消え、アリッサもクロックタワー塔に飛ばされる。
クロックタワー塔で友人デニスと再会したアリッサ。
母をさらわれて落胆するアリッサを慰め、一緒に探すというデニスにアリッサは勇気づけられる。すると、森のような茂みに二人ともワープする。
シザーマン兄妹
茂みを少し進むとトンネルがあり、二人はそのトンネルを進み街中へと出る。
街中を歩いていると、突然廃病院の2階からデニスを呼ぶ女性の声がする。
その女性は看護師としてアフリカへ遠征中のデニスの姉リンダ・オーヴェン。
半年は戻ってこないと言っていたのに早めに帰って来たことが嬉しくてデニスは姉のもとへ走って行く。
リンダとデニス、感動の再会に喜んでいたのも束の間、リンダは別の女性へと変わる。
その正体は"魔のモノの配下"の一人、シザーウーマンでアリッサとデニスをおびき寄せるためにリンダに化けていたのだ。
更には逃げようとするアリッサとデニスの前に、シザーマンも現れデニスをさらって消えていく。
バロウズ侯爵の伝承
デニスを探すため、廃病院を探索する途中で不思議な魔法陣を見つける。
ワープすると、行方不明中のアリッサの祖父ディックを見つける。
不思議な呪文を唱えながらクロックタワー塔に入っていくディック。
アリッサもディックの後についていこうとするとディックの手記を拾う。
手記には孫であるアリッサの側でずっと生きていたい、そのためには「契約の儀式」が必要とあるが自分にそんなことができるのだろうか。という葛藤と「バロウズ侯爵の伝承」と「契約の儀式」についての謎を解明したいという内容が綴られていた。
塔に入り、書斎へ進むとまたしてもディックの手記を見つける。
その手記には、「バロウズ侯爵の伝承」に記されていた3つの紋章について探し回っているが手がかりが見つからないこと、ナンシーが自身の手記を見つけ「契約の儀式」をあげたがっていることに気づいたかもしれない。アリッサと一つになりたいが「契約の儀式」をあげる自信がないということが綴られていた。
塔の中に仕掛けられている謎を解き明かし、2つの紋章を手に入れたアリッサ。
2つの紋章を台座へはめ込むと、隠し部屋が開く。
隠し部屋に入ると目の前に"ある人物"が描かれた大きな絵画が現れ、すぐ近くに最後の紋章と"バロウズ侯爵"についての古書が見つかる。
その古書には、バロウズ侯爵が"魔のモノ"の存在を知り娘を使って「契約の儀式」を上げようと決意するも、娘は15歳を目前に不慮の事故で亡くなってしまい、愛娘の死と「契約の儀式」が行えない絶望が怒りと憎しみにかわり自身の妻や領民を大量虐殺していったこと。最後は叛乱を起こした領民に追われ、逃げ込んだ時計塔の回転する歯車に巻き込まれ生涯を終えるも、「必ずこの世に蘇り、この時計塔が時を刻む限り、憎しみと怒りで人々に災いをもたらし続けるだろう」と言い放っていたということが記されている。
更に古書の間にはディックの手記が挟まっており、バロウズ侯爵の全ての謎を解いたこと、またバロウズ侯爵は娘のほか先妻との間に息子がおり、その息子がディックの祖先、つまりディック自身がバロウズ侯爵の直系の子孫であることが判明し、運命を感じていると綴っている。
手記を読み終えると、近くのプロジェクターからシザーマン兄妹が捕らえたデニスを処刑台に乗せ殺そうとしている映像が映し出され、最後の紋章をはめる台座が現れる。
最後の紋章を台座にはめ込み、デニスを助けるため地下室へ向かうアリッサ。
処刑台の周りではしゃぐシザーマン兄妹に「デニスを助けたければ心臓を差し出せ」と追い込まれるも、突然、足場が崩れ更に下へと落とされる。
落とされた場所で、シザーマン兄妹についての古書を見つける。
シザーマン兄妹は生前、バロウズ侯爵の身の回りの世話をしており、本名は兄がルディ、妹がジャニスという。
二人は幼いころから残虐で、バロウズが娘亡き後の狂気に陥ってからは多くの領民を拷問室に引き込み、処刑していたと記述されている。
アリッサが落とされた場所は、ディックの部屋へと繋がっておりそこでアリッサが幼いころに書いた絵日記を開くと隠し部屋が現れる。
隠し部屋にある梯子を登ると、あの大きな絵画がある部屋へとたどり着く。
突然、プロジェクターから不思議な呪文を唱えるディックが映し出され、スクリーンを飛び越え大きな絵画の前で止まる。
大きな絵画に描かれている人物はバロウズ侯爵で、ディックは自分の体内に入り共に「契約の儀式」を結び新たなる"魔のモノ"になろうと語りかけると絵画から赤い液体が降り注ぎディックを取りこみ消える。
静けさが戻りアリッサが絵画に目をやるとそこにはバロウズ侯爵の姿はなかった。
突然、プロジェクターからシザーマン兄妹が再び映し出され、ディックとバロウズ侯爵が一つになってアリッサと「契約の儀式」を結べば新たなる"魔のモノの配下"が誕生し"魔のモノ"の世界が繫栄するという。
デニスを助けるため、また"魔のモノ"の繁栄を阻止するため、アリッサはシザーマン兄妹の待つ拷問部屋へと向かう。
シザーマン兄妹に追い詰められながらも、最後はデニスに助けられ戦いに勝利する。
喜んだのも束の間、即座にクロックタワー塔に場面が移り変わり、"黒ずくめの男"が現れる。
最終決戦
"黒ずくめの男"の正体はバロウズ侯爵と一体化した祖父ディックだった。
「ママを助けたければクロックタワーの頂上まで登ってこい」と告げられたアリッサ。
ナンシーを救うべく、ディックと戦うことを決意する。
塔の階段を登り、回転する歯車や様々な仕掛けを潜り抜け塔の頂上へたどり着く。
「元の優しいおじいちゃんに戻って、そしてママを返して」
泣きながら訴えるアリッサにディックはナンシーがいる場所を告げる。
そこには、石化したナンシーの姿があった。
仕方がなかったというディックにアリッサは"ルーダー"としてディックを倒し必ずナンシーを助け出すと強く主張する。
激昂したディックはバロウズ侯爵へと変貌する。
間もなく、時計が0時の時を刻み「契約の儀式」が始まると告げると同時にアリッサを儀式の祭壇に縛り付け、石化したナンシーを剣で砕く。
儀式の準備を始めるディック。
呪文を唱えるとアリッサが倒してきた"魔のモノの配下"たちも現れ、一緒に呪文を唱えだす。
やがて時計塔から0時を告げる鐘の音が鳴り響き、ディックがアリッサの心臓にナイフを突き立てようとした瞬間、デニスがクローバーのペンダントの最後の欠片をアリッサに投げる。
欠片を受け取ると同時に強い光が放たれ、アリッサは拘束から解かれ、"魔のモノの配下"たちは消え、ディックと一体化したバロウズ侯爵とアリッサの戦いが始まる。
長く苦しい戦いが続き、窮地に立たされるも最後はナンシーの力を使いバロウズ侯爵を倒す。
ナンシーの魂と再会し抱き合った瞬間、クロックタワー塔が崩れ始める。
アリッサが目を覚ますと、そこは辺り一面クローバー畑だった。
手にはナンシーの形見である四葉のクローバーのペンダントが全ての欠片がそろっている状態で握られていた。
近くにはデニスがおり、二人はお互いの名前を呼びあい抱き合う。
「ママ、やったわ。やったわ私たち」
最後にナンシーに呼びかけ、物語は幕を閉じる。
『クロックタワー3』のゲームシステム
本作はエリアを探索するパートと戦闘パートからなり、全4章のストーリーでエンディングは1つしかない。
探索パート
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『デビル メイ クライ 3』(デビル メイ クライ スリー、Devil may cry3)とは、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズの第3作目であり、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語を描いている。 後に追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」も発表されている。
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ロックマンX2(Rockman X2)のネタバレ解説・考察まとめ
ロックマンX2はカプコンが1994年12月に発売したスーパーファミコン専用のアクションゲームソフトである。ロックマンシリーズから派生したロックマンXシリーズの2作目にあたる。カプコンが独自に開発したDSPチップのCX4というものがカートリッジに搭載されており、従来のスーパーファミコンのソフトよりさらに発展したグラフィックや演出を実現させている。
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ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』とは2000年にカプコンから発売されたRPGである。『ブレスオブファイアシリーズ』の4作目であり、これまでのシリーズとは一線を画したアジア風の世界観が特徴となっている。長く続いた帝国と諸国連合の戦争が休戦した世界、行方不明となった姉を探すウィンディアの王女ニーナは記憶喪失の少年リュウと出会う。時を同じくしてリュウの半身であるフォウルも長き眠りから目覚めようとしていた。2人の主人公の交錯するストーリーはシリーズ屈指の鬱シナリオとして話題となった。
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戦国BASARA(アニメ・ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。
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モンスターハンターライズ・モンスターハンターライズ:サンブレイク(MHR・MHS)のネタバレ解説・考察まとめ
『モンスターハンターライズ』とは、2021年にカプコンからNintendo Switch向けソフトとして世界同時に発売されたハンティングアクションRPG。翌2022年には同じくカプコンから超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売された。新要素として、アクションの幅を広げる「翔蟲アクション」や移動の快適さを実現した新たなオトモ「ガルク」など、今までのシリーズ作品とはまた違った爽快な狩猟アクションを体験できる。
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ブレス オブ ファイア 竜の戦士(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブレス オブ ファイア 竜の戦士』とはカプコンから1993年に発売されたRPGゲーム。『ブレス オブ ファイアシリーズ』の記念すべき第1作目でありカプコンが初めて手掛けたRPGでもある。竜の力を使う主人公や翼を持つヒロイン、亜人種の仲間達など1作目にしてシリーズの礎を築いた作品である。女神ミリアを復活させ世界を征服しようとする黒竜族の皇帝ゾーゴンの野望を打ち砕くために、白竜族の勇者リュウと7人の仲間達が戦う姿を描く。
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新 鬼武者 DAWN OF DREAMS(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』とは、『鬼武者』シリーズ第三作の続編として2006年1月26日にカプコンより発売された戦国サバイバルアクションゲーム。前作『鬼武者3』にて織田信長が討たれた後、その重臣である豊臣秀吉の治世となった慶長3年を舞台に、新たな主人公、灰燼の蒼鬼と異形の怪物・幻魔の戦いを描く。本作は前3部作から大幅なシステム変更が行われている他、前3部作の主人公の血縁者が登場するなど、過去シリーズとの繋がりが意識されている。
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逆転検事(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『逆転検事』とは、2009年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。『逆転裁判』シリーズのテイストを残しつつ、全く違った角度から事件を追っていく、従来の『逆転裁判』では味わえない新感覚を体験できる。
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モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWI)のネタバレ解説・考察まとめ
『モンスターハンターワールド:アイスボーン』とは、2018年に発売され、2020年には1610万本を達成した大人気タイトル『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張コンテンツである。 ワールドのエンディング後から展開される本作のシナリオでは、フィールド・拠点ともに一新。新たなクエストランク「マスターランク」を設け、ハンターは渡りの凍て地と呼ばれる極寒の地で、新たな強敵たちと出会う。
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ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター』とは2002年11月にカプコンより発売されたRPGである。『ブレス オブ ファイアシリーズ』の5作目にあたり、キャッチコピーは「そらをみにいく」。前作までの王道的RPGから世界観やゲームシステムを大幅にリニューアルし新基軸に挑んでいる。災厄により人々が地上を離れ地下都市で暮らす時代、警備部隊であるレンジャーに所属するリュウは親友のボッシュとの任務の中で謎の少女ニーナと出会う。地下都市では生きる事ができない彼女を救う為にリュウは空のある地上を目指す。
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逆転検事2(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『逆転検事2』とは、2011年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、前作に引き続き『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。また今回は、御剣怜侍の父親も登場し、御剣怜侍自身の「検事として」事件とどう向き合うのかということを考えながら捜査していくという、また一歩深い話が展開されていく。
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デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)のネタバレ解説・考察まとめ
『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』は株式会社カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームである。対応ハードはPlayStation 3、Xbox 360。後にPC版も発売した。前作まで主人公を務めたダンテから新キャラクターであるネロに主人公が変わった。物語は悪魔が存在し人間に危害を加える世界。城塞都市フォルトゥナにて、魔剣教団に所属する若き騎士ネロが魔剣祭の最中に起きた教皇殺しの犯人を追っていくうちに、犯人の正体と教団の真の目的を知っていくというものである。
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鬼武者2(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『鬼武者2』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの2作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。前作『鬼武者』で描かれた明智左馬介と幻魔の戦いから13年後の時代を舞台に、新たなる鬼武者となった主人公、柳生十兵衛と異形の怪物・幻魔の戦いを描く。多数の新システムの導入により、前作で好評だった斬り合いの爽快感がパワーアップしており、物語が分岐するアドベンチャー要素も追加されている。
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ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の5作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、登場キャラクターが異なる複数のバージョンがリリースされた。 前作で壊滅したはずの犯罪組織「ネビュラ」の手により仲間達が攫われてしまう。主人公の光熱斗はネビュラに立ち向かうため、チームを結成しインターネットの平和を守る。
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鬼武者(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
アニメ版『鬼武者』とは、同名のアクションゲームシリーズを原作とする2023年のオリジナルアニメ。世界的に有名な剣豪の宮本武蔵を本作の主人公に据え、さらに国際的に高い評価を受けている黒澤明の侍映画で幾度か主演を務めた三船敏郎をそのモチーフとするなど、欧米の客層を強く意識した作品となっている。 修行の旅を続ける宮本武蔵は、とある僧侶から幻魔を討つために作られた鬼の籠手を預けられる。自身の魂を、あるいは切り捨てた者の魂を鬼の籠手に捧げながら、武蔵は人々を脅かす幻魔との戦いに身を投じていく。
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バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の2作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、2001年12月に発売された。現実世界と電脳世界を交互に行き来し、電脳世界に蔓延るウイルス達と闘うさまを描いている。犯罪組織WWW(ワールドスリー)の壊滅から3カ月後の世界で次々とネット犯罪が巻き起こる。事件の真相を確かめるため、光熱斗とナビのロックマンは様々な困難を乗り越えていく。
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鬼武者3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『鬼武者3』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの3作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。2人の鬼武者、明智左馬介とジャック・ブランが、幻魔王・織田信長を倒すために立ち向かう物語を描く。本作では2人の主人公、左馬介とジャックのストーリーが交互に進行されていくのが特徴となっている。また、『鬼武者』シリーズ3部作の完結編であり、アクションゲームとしてシリーズ集大成と呼べる進化を遂げている。
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目次 - Contents
- 『クロックタワー3』の概要
- 『クロックタワー3』のあらすじ・ストーリー
- はじまり
- ハンマー男
- 「魔のモノ」と「ルーダー」
- 硫酸男
- 斧男
- ルーダーの墓場
- シザーマン兄妹
- バロウズ侯爵の伝承
- 最終決戦
- 『クロックタワー3』のゲームシステム
- 探索パート
- パニックメーター
- 亡霊の魂の救出
- "魔のモノの配下"からの回避・撃退
- 戦闘パート
- 『クロックタワー3』の登場人物・キャラクター
- メインキャラクター
- アリッサ・ハミルトン
- デニス・オーヴェン
- ナンシー・ハミルトン
- ディック・ハミルトン
- 黒ずくめの男
- 魔のモノの配下
- ハンマー男
- 硫酸男
- 斧男
- シザーマンとシザーウーマン
- ダン・D・バロウズ
- 魔のモノの配下の犠牲者たち
- ウィリアム・ノートンとメイ・ノートン
- アルバート・ランド
- ドロシー・ランド
- その他の人物
- フィリップ・ハミルトン
- リンダ・オーヴェン
- 『クロックタワー3』のアイテム
- インビジブル
- 結果石
- ラベンダー
- 思い出の品
- ルーダーの弓矢
- 霊木の矢
- 神木の矢
- 聖水
- ペンダントの欠片
- 『クロックタワー3』の用語
- ルーダー
- ハミルトン家
- バロウズ家
- ブラウン家
- 魔のモノ
- 魔のモノの配下
- 契約の儀式
- 『クロックタワー3』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- オーバーリアクションなキャラクターたち
- 二周目プレイの限定特典
- 隠しコスチュームの解禁
- 魔のモノの配下の変化
- ボスキャラたちは実際に起きた殺人事件の犯人がモデル