カードキャプターさくら(CCさくら)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『カードキャプターさくら』とは、CLAMPによる日本の漫画作品である。1996年6月号から2000年8月号まで、少女漫画雑誌『なかよし』にて掲載され、単行本は全12巻まで発売された。アニメやゲーム化もされている大人気作品である。
主人公・さくらが父親の書庫で不思議な本を発見する。本を開くと封印が解かれ、中からケルベロスという封印の獣が現れ物語がスタートする。本に封印されたカードを取り戻すため、さくらは「カードキャプター」として奮闘する。
さくらの学芸会を見にきたケロちゃん。知世と共に放送室からさくらの様子を見ていると、突然歌帆が入ってきた。慌てて隠れるケロちゃんだったが、歌帆には存在がバレているようで、話がしたいと言われた。すると、突然出現したクロウカードによって、学校全体が闇に包まれてしまう。闇の中ケロちゃんと歌帆が2人、闇に取り込まれず対峙していた。闇に飲まれないと言うことは、かなりの魔力を持っているということだ。ケロちゃんは「月」の力の持ち主ではないかと問う。歌帆は己の力を認めた。そして、「ちょっと大変そうなことが起こるから友枝町に訪れた」と言う。ケロちゃんは、さくらに何か言ったのかと聞くが、歌帆はさくらなら自分で気づくだろうと言った。ケロちゃんは少し考え込んで、「わいは…さくらやったらなんとかできると信じとる」と言った。2人とも何かが起こることを予感しているが、さくらならなんとかできると信頼しいることがわかるシーンである。
「…わいの「選定者」としての目は正しかったな」
最後のクロウカードである「地」のカードが友枝町に現れた。大きな地震を起こす「地」のカードを封印するために手持ちのカードを使うが、ケロちゃんの持つ属性の影響でカードは力を増し、手に負えない状態になってしまう。空を飛びながら対抗策を考えていたさくらは、町のある状況に気づく。大地は揺れているのに、樹木は倒れていないのだ。そのことに気づいたさくらは、「地」のカードに対して「樹(ウッド)」のカードで対抗した。さくらの予想は的中し、無事カードの力を抑えて封印することができたのだ。その様子を見ていたケロちゃんが、「五行思想」を知っていたのかとさくらに聞く。さくらは町の樹木を見て思いついただけで、五行思想については知らなかった。全く知らぬままカードを封印した桜を見て、ケロちゃんは「…わいの『選定者』としての目は正しかったな」と呟いたのだった。
「みんなさくらが大好きなんや」
ユエとの最後の審判の時、なんとか戦わずに勝てないか方法を模索するさくら。ユエと同じ「月」属性のカードを使おうとするさくらを、ケロちゃんは咄嗟に止めようとする。ユエは「選定者」は手出しできないと言い、ケロちゃんの口出しを封じてしまう。何もできない無力さに落ち込むケロちゃんは、自分はさくらのことを忘れたくないと言った。それは自分だけでなく、カードや知世たちも一緒で、「みんなさくらが大好きなんや」と伝える。それを聞いたさくらは、「好き」を奪われないようユエに立ち向かうのだった。
李小狼の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「『クロウカード』 持ってるな」
さくらのクラスに香港から転校してきた小狼。初めて会うはずなのに、小狼はずっとさくらのことを見ているようだった。休み時間になると、さくらは小狼に呼び出され校舎裏へ。小狼は羅針盤のようなものを取り出し、呪文を唱えた。羅針盤から光が放たれ、さくらを示す。その光を見た小狼が、「クロウカード、持ってるな」とさくらに告げた。小狼はクロウカードを集めるため香港からやってきたというのだ。さくらと小狼の出会いのシーンである。
「…この世の災いをさけるためだ」
林間学校に訪れたさくらと小狼。海辺で楽しく遊ぶさくら達だったが、海にある岩場から変な気配を感じていた。その岩場は肝試しに使われ、さくらと小狼も別々に中に入ることに。先に入ったさくらと知世は、一方通行の岩場の中で誰にも会わない事を不審に思う。最奥の祠にたどり着いたさくら達は、友人の千春・奈緒子・利佳を見つける。「みんな消えちゃったの」と泣き叫ぶ千春達も、1人ずつ目の前から消えていき、とうとう知世までさくらの前から消えてしまう。訳がわからず泣きながら出口へ向かうさくらは、小狼と鉢合わせる。小狼はさくらを落ち着かせ、クロウカードの気配があることを教えた。落ち着いたさくらは、小狼と共にクロウカードを探しに歩き始める。道中で小狼に、何故クロウカードを集めているのかを尋ねた。小狼は「…この世の災いを避けるためだ」と言い、さくらはケロちゃんの言っていた言葉を思い出す。小狼がクロウカードを集める理由が明らかになったシーンである。
「…おまえなら絶対……だいじょうぶだ」
エリオルの魔法により、みんなが眠らされてしまった。力を持つ小狼は何とか意識を保ち、眠ってしまった知世達を介抱していた。さくらの手元にある「光(ライト)」と「闇(ダーク)」のカードだけが、まださくらカードに変わっていない。この2枚をさくらカードにするため、ケロちゃんとユエをさくらの杖に取り込みカードを変えようと試みる。強い力で弾かれそうになるさくらを、小狼は後ろから支えた。消えそうになる意識の中、小狼はさくらに「…おまえなら絶対……だいじょうぶだ」と声をかけたのだった。
「おまえが…好きだ」
全てを終えたエリオルは、イギリスに帰ることになった。エリオルから、自分がさくらの側からいなくなる事をどう思うか聞かれる。さくらは「残念だなぁって…」と答えた。エリオルは、もしまた同じように自分の側から離れてしまう人がいた時、エリオルの時とどう違うのか考えてみて欲しいと言う。意味を理解できないさくらだったが、エリオルはすぐにわかると言って去っていった。そのまま考え込むさくらの後ろから、小狼がやってきた。東京タワーへ行く前、小狼が何か言いかけていた事をさくらは思い出す。何の話か聞いてみると、小狼は何かを決意したような顔をした。そして「おまえが…好きだ」とさくらに告白をする。突然のことで呆然となるさくらだったが、気持ちを伝えた小狼はそのまま帰ってしまう。小狼からさくらへ、強く優しい気持ちが伝えられるシーンである。
木之本桃矢の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「こいつで遊んでいいのはおれだけだ」
オバケの噂を確かめるため、ペンギン大王公園へ向かったさくら。池の中で見たのはクロウカードではなく、今は亡きお母さんの姿だった。池で溺れてしまったさくらを助けたのは、通りかかった雪兎だった。雪兎の家で休んでいたさくらを、桃矢は迎えにきてくれた。雪兎は桃矢に、「死んだ母親を見たことがあるか」と聞く。さくらとは違った力を持つ桃矢は、子供の頃から母の姿を見ることができたのだ。さくらが母親に会えなくて寂しい思いをしているのか心配になる桃矢。普段はイジワルばかりしているが、さくらのことをとても大切に想っているのだ。雪兎から、さくらが可愛いならイジワルするのやめたらいいのにと言われるが、桃矢は「こいつで遊んでいいのはおれだけだ」と言った。雪兎にシスターコンプレックスと言われる程、桃矢のさくらに対する愛情が込められたセリフである。
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目次 - Contents
- 『カードキャプターさくら』の概要
- 木之本桜の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「闇の力を秘めし『鍵』よ! 真の姿を我の前に示せ 契約のもとさくらが命じる 『封印解除(レリーズ)』!!」
- 「こわがらなくていいの、ね」
- 「わたし一生懸命カード集めるよ カードが悪いことしないように ぜったい全部集める」
- 「だいじょうぶ なんとかなる 絶対だいじょうぶだよ」
- さくらの本当の気持ち
- ケロちゃん(ケルべロス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「カードキャプターさくらの誕生やー!!」
- 「わいは…さくらやったらなんとかできるて信じとる」
- 「…わいの「選定者」としての目は正しかったな」
- 「みんなさくらが大好きなんや」
- 李小狼の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「『クロウカード』 持ってるな」
- 「…この世の災いをさけるためだ」
- 「…おまえなら絶対……だいじょうぶだ」
- 「おまえが…好きだ」
- 木之本桃矢の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「こいつで遊んでいいのはおれだけだ」
- 「ちゃんと落とし物…さがすから…さくらの姿でいるのは…勘弁してくれねぇか…」
- 「あのな ゆき おれはおまえが…」
- 「おれの力でゆきが消えずにすむなら…全部やる」
- 月城雪兎(月/ユエ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「またね」
- 「もしお母さんなら…さくらちゃんを危ない目に遭わせたりするかな」
- 「審判終了、我『審判者・月』さくらを新しい主と認む」
- 「さくらちゃんがその人に会いたくて その人もさくらちゃんに会いたいと思ってくれれば また会えるよ」
- 観月歌帆の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「…何か欲しいものがあるの?ざんねん きょうは手に入らないわ」
- 「…あした会えるわ そのとき教えて」
- 「わたしはあなたにこれを渡すために帰ってきたの」
- 大道寺知世の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「やはり 特別なことをするときには それなりの服を着るべきですわ!」
- 「きっと さくらちゃんとは違う意味の 『好き』ですけど」
- 「さくらちゃんならきっと見つけてくださると思っていましたから」
- 「さくらちゃんのほんとうの心は さくらちゃんにしかわかりません」
- 柊沢エリオルの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「生まれるまえに 会っているのかもしれない」
- 「ここは 私が死んだ場所だからな」
- 「…それも今夜わかるよ」
- 「私の現世の名はエリオル そして前世の名はクロウ・リード」
- 秋月奈久留の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「でも あなたは ほんとうに何もわかってないのね」
- 「もらう相手が何もわかってないと あげようがないと思うなぁ」
- スピネルの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「…エリオルは困らないと思いますよ むしろ 喜ぶかもしれませんね」
- 「わたし スピネル・サンとルビー・ムーンは あなたと月を創った者によって生みだされたからですよ」
- 木之本藤隆の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「…泣かないって約束したからね 撫子さんと」
- 「ぼくはさくらさんのお父さんだから」
- エリオルと藤隆に分けられた魔力
- 木之本撫子の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「今回はちょっとだけ心配だからきたの でも もうだいじょうぶね」
- 大道寺園美の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「…わたしの知ってる子によく似てる…」