魔法騎士レイアース(第二章)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

魔法騎士レイアース(マジックナイト・レイアース、Magic Knight Rayearth)とは、1993年11月から少女漫画雑誌「なかよし」にて連載が開始されたCLAMPによる漫画およびそれを原作としたアニメ作品。今回は第一章で主人公たち光・海・風が使命を果たした後、東京に戻ってきて再びセフィーロへ向かうところからの物語である第二章について紹介する。

『魔法騎士レイアース』の概要

『魔法騎士レイアース』(マジックナイト・レイアース、Magic Knight Rayearth)とは、1993年11月から1996年4月まで少女漫画月刊誌「なかよし」にて連載された少女漫画である。1994年から1995年にかけてアニメ化された。作者は漫画家集団CLAMP。現在も数々の作品を生み出し、人気を誇っている漫画家集団である。

漫画は「魔法騎士レイアース」、「魔法騎士レイアース2」それぞれ3巻が発表されており、それに添ってアニメも第一章、第二章に分かれてアニメ化されている。
脚本は、第18話までをまるおけいこ・中村修が担当していたが、19話以降はCLAMPの原作担当である大川七瀬が行っており、特に第二章はオリジナル要素が高くなっている。またラストの内容、およびラスボスもアニメオリジナルのものとなっている。

今回は第二章について紹介する。
第一章については、以下を参照。

renote.net

『魔法騎士レイアース 第二章』のあらすじ・ストーリー

主人公の光・海・風がエメロード姫によりセフィーロに召喚されたのは、エメロード姫自身を殺してもらうためだという真実を知った光たち。涙を流しながら彼女を倒した3人は東京に戻ってくることができた。しかし、3人にはやるせない気持ちが残っていた。

再び東京タワーに集まった3人は、エメロード姫が守っていたセフィーロのために自分たちが出来ることをしたいと願う。すると、初めてセフィーロに召喚された時と同じように空に光が輝き、再びセフィーロに召喚された。しかし、そのセフィーロは以前のような火山、海、空に浮かぶ島がある綺麗な場所ではなく、空には雷が鳴り地面が刺のようになった様変わりした世界だった。そこで再び導師クレフの召喚獣に助けられた3人は城に招かれる。その城はクレフたち力の強いものが意志の力により作った避難所であった。しかし、現在セフィーロは他国であるオートザム、ファーレン、チゼータにより侵攻されていると聞かされる。オートザムは精神エネルギーの枯渇が深刻化しているために柱システムを解明するため、ファーレンは第1皇女アスカのわがままのため、そしてチゼータは国土拡大のためにセフィーロに攻めて来ていた。

3人はかつては敵だったアスコット、カルディナ、ラファーガ、そして死んだと思っていたプレセアと再会し共に戦うことを決意する。だが、実はプレセアは死んでおり3人の前に現れたのはプレセアの双子の妹シエラであった。しかし、それを知っているのはクレフしかいない。
そして、3人は城でランティスという男性に出会うことになる。彼は神官ザガートの弟であり、エメロード姫が柱になる前から姿を消しオートザムに滞在していたという。ランティスの兄である神官ザガートを殺したことに罪悪感を覚える光たちであるが、ランティスはマジックナイトという使命に理解を示し、光たちに気にすることはないと伝える。

そして、一番初めにセフィーロに近づいてきたオートザムに対して、光たちは話し合いをしたいと戦艦NSXに向かう。しかし、その途中で行方不明になっていたアルシオーネの襲撃を受ける。彼女はデボネアに操られており、光たちを攻撃しセフィーロを消滅させることを目的としていた。デボネアとはセフィーロの人間が抱いた恐怖などから具現化した存在である。光はそのデボネアがセフィーロに来てからしばしば夢に見ている存在であると気づく。そして、そのデボネアと共にいる少女ノヴァをこれから何度も夢に見ることになる。

その後、オートザムの最高指揮官であるイーグルと話し彼らの目的が柱システムの解明であると知った3人だったが、その途中でファーレンの要塞が乱入してくる。ファーレンのアスカが操る幻影を倒した光たちは城へ戻ってくるが、この危機的状況に、次の「柱」候補となる人材を求めることにした。光は城の外へ柱になるかもしれない人がいないか探しに行きたいと言い出す。他の者は反対するが、マジックナイト全員が城の外にでるのはまたどこかの国がせめて来た時に危険だと一人で探しに行くと言う。そこでランティスと共に行くことで皆の同意を得ることができた。光とランティスは城の外へ魔物と戦いながら城の外へ人々を探しに出るが、その途中でイーグルの襲撃を受ける。光はイーグルが操るロボット・FTOの強さに太刀打ちができず、捉えられてしまう。イーグルに囚われ戦艦NSXに連れて行かれた光は、オートザムが人の精神エネルギーで機械化された世界だが、その精神エネルギーが足らなくなり危機的状況に陥っているため柱システムを求めていると聞かされる。その時、ランティスが戦艦NSXに穴を開け光を助けに来る。ランティスとイーグルは戦うがその途中で光はその場から消えてしまった。

光はセフィーロの地上に転移させられ、謎の少女ノヴァと対面した。ノヴァは光が夢の中で度々であっていた少女であった。戸惑う光に「私は光を殺しに来た」と告げ、戦いを仕掛けてくる。魔法で応戦する光だが、ノヴァは光と全く同じ魔法を打ち返してきた。更にノヴァは魔神・レガリアを召喚し、光に襲いかかってくる。海と風が加勢に駆けつけるが、ノヴァは三人を異空間へと連れ去ってしまう。ノヴァは「光は私のだ。他の子と仲良くしちゃだめ」と、海と風を攻撃する。光が自分以外を見ることを許せないのだ。ノヴァと戦う3人だが、ついにノヴァの攻撃により光の剣が折れてしまう。倒れた光に対して、ノヴァは「もっと強くなって。そしたらまた遊ぼうね」と言い残し、去って行く。

剣を失い魔神を呼べなくなった光は自分の無力さを嘆く。だが、光はプレセア(シエラ)の力を借り剣を蘇らせることに成功する。そして、ついにオートザムによるセフィーロ侵略が本格化する。剣を取り戻し魔神を再び呼び出せるようになった光と、海・風はイーグルの城侵入を阻むため戦いに向かう。壮絶な戦いを行うがイーグルが結界を破壊し城への侵入を許してしまう。
イーグルを追って城へ向かった光だが、そこではセフィーロの柱の証である王冠を手に入れようとするデボネアが多くの魔物を従えて攻撃してきていた。クレフたちなど仲間が戦うが、その間にデボネアは王冠の安置されている部屋へ侵入する。しかし、王冠に手を掛けようとしたとき、エメロード姫の残心がデボネアを追い払った。その力の余波により、光とイーグルも気を失って倒れてしまった。

結局イーグルは城に囚われることになった。しかし、囚われていた部屋から脱出したイーグルは王冠の部屋の鍵であるランティスの剣を得るため、ランティスに戦いを挑む。そして、城内を捜索していた光は、ランティスとイーグルが戦っている中庭にたどり着く。その瞬間、ランティスの剣が輝き出し、三人は王冠の部屋の前へ飛ばされてしまった。イーグルは部屋へ突入し、それを止めようとした光も部屋に飛び込んだ。王冠の部屋は柱になれる資格を持つものしか生きて出られない。しかし、光とイーグルは無事二人共生還することができた。つまり、二人共柱になれる可能性があるということである。イーグルはそれを期に、「もし自分が柱になれるのならば、セフィーロに留まる」という決意を新たにする。

ファーレンとチゼータも柱の真実を知り、セフィーロはオートザムを含め3国と停戦を結ぶことに成功する。しかし、ノヴァが再び魔神・レガリアと共に光たちの前に現れる。そして、光たちはノヴァが光のエメロード姫を殺すことになったやりきれない心が生み出した影であることに気づかされる。
ノヴァと戦おうとする3人だが、彼女はランティスを捕らえて魔神の中に入れていた。ランティスがいることで攻撃できない光たちを見て、イーグルも体に負担がかかり吐血しているにも関わらず出撃する。防戦一方でボロボロになる4人。そんな中、イーグルは光にランティスの名を呼ぶよう伝える。光の声ならばランティスは目を覚ますはずだろうという予想のもとだった。そして、光のランティスへの叫びにより、ランティスは目を覚ますことができた。ランティスはイーグルにレガリアを攻撃するように伝える。その隙に脱出するという。無事、ランティスを救い出した4人であったが、その時デボネアが現れ、イーグルを攻撃してしまう。そしてイーグルは、「ランティス、光を幸せにしてあげてください」という最後の言葉とともに散っていったのだった。
イーグルの死によって強い怒りを抱いた光たち3人は、魔神を合体しデボネアを攻撃する。ノヴァが立ちふさがるが、デボネアは彼女ごと光たちを消滅させようとした。そして、魔神・レガリアは消滅する。光は生身の姿で地面に降り立った自分の心の影であるノヴァと正面から向き合うことを決意する。

デボネアに裏切られ、光の心の強さにより自身の魔法も気がず怯えるノヴァだが、光はノヴァを抱きしめながら、「後悔したり、悲しんだり、苦しんだりする心ごと自分を好きになりたいと思う」と伝える。そして、光の心から離れることで孤独を味わっており、光の後悔の心が生み出したノヴァを「戻っておいで」と自分の中に戻した。

ノヴァを吸収した光は、海、風とともにセフィーロの裏世界にいるデボネアを倒しに向かう。魔神を合体させ戦う3人だがデボネアに圧倒される。その時、オートザムの戦艦NSX、ファーレン要塞の童夢、チゼータの要塞ブラヴァーダが現れ、戦いに加勢した。しかし、デボネアはセフィーロの人々の恐怖の心が生み出したもの。セフィーロの住民たちが怯えている限りその力は強くなるのだった。その頃、セフィーロの城に残っていた人々は妖精プリメーラの「このセフィーロ誰の国なの!」という言葉に心を動かされる。フェリオたち他の仲間たちの言葉にも励まされ、マジックナイトを信じるようになっていた。そして、その信じる心の強さが光たちに流れ込み、さらにセフィーロの柱の証である王冠が光のもとに転移してきた。光たちはその皆の信じる心の力を使い、ついにデボネアを倒すことに成功したのだった。

柱の証を手に入れ柱となった光は、セフィーロの最後の柱として、柱制度をなくすことを宣言する。そして、「これからのセフィーロはこの世界を愛するみんなと作っていってほしい」と願ったのだった。そして魔神から、光たちがセフィーロに召喚されたのは自分たち自身のセフィーロへ行きたいという願いからであったと告げられた。そして、後悔しないように戦うことができた3人は東京に戻ってきたのだった。

一年後、再び東京タワーに集まった3人は窓の外に以前よりずっと美しくなったセフィーロの姿を見ることになったのだった。

『魔法騎士レイアース 第二章』の登場人物・キャラクター

獅堂 光(しどう ひかる)

CV:椎名へきる
女子中学校に通う14歳の中学2年生、8月8日生まれ、身長145cm、血液型はO型。
両親と3人の兄の6人家族で、愛犬は閃光(ひかり)。実家が剣道道場で剣の腕は一流。その為、セフィーロでの武器も剣になった。
兄たちにたいへん可愛がられており、エメロード姫を倒したことに落ち込んでいる姿を見た兄たちに心配された。
イメージカラーは赤。魔法の属性は炎。一人称は「わたし」。光の魔神・レイアースは魔神3体(レイアース・セレス・ウィンダム)の中でもっとも火力が高い。
ややボーイッシュなキャラクターであり、小柄で年齢より幼く見られる。髪型は後ろ髪だけ非常に長くそこを三つ編みにしている。
性格は率直で強くまっすぐな性格。セフィーロへの思いが大変強く、その為柱候補に選ばれた。
ランティスへ恋愛感情を抱くようになり、そのせいでノヴァがランティスを捕らえたりしたが、最終的に相思相愛になる。

龍咲 海(りゅうざき うみ)

CV:吉田古奈美
有名なお嬢様学校に通う中学2年生、3月3日生まれ、身長158cm、血液型はA型。
一人っ子で両親との3人家族の帰国子女。ちなみに両親は万年新婚夫婦である。
イメージカラーは青。魔法の属性は水。一人称は「私」。主人公3人の中では一番高身長である。海の魔神・セレスはスピード重視の機体である。
性格は興奮しやすく怒りっぽい。そのため、よく誤解され喧嘩になる。お嬢様にありがちな高飛車な性格に見えるが、根は仲間思いで優しく非常に繊細である。

鳳凰寺 風(ほうおうじ ふう)

CV:笠原弘子
成績の良い学生が通うと有名な名門女子高に通っている中学2年生、12月12日生まれ、身長156cm、血液型はA型。
両親と姉の4人家族。
イメージカラーは緑。魔法の属性は風。一人称は「私(わたくし)」。風の魔神・ウィンダムは防御力重視の機体である。
いつもおっとりとした性格と笑顔を浮かべており、お嬢様口調である。しかし、洞察力に優れ頭の回転が早く策略家な一面も見せる。
また、フェリオとは恋仲である。

セフィーロ側

ランティス

CV:小杉十郎太
身長198cm。クレフの弟子の一人でザガートの弟。強い魔力と高い剣術を兼ね備えたセフィーロで唯一の魔法剣士(カイル)。ラファーガの前の親衛隊長で、兄と共にエメロード姫の補佐をしていたが、「柱制度」に疑念を抱き突如行方をくらませた。ザガートとよく似た容姿と声をしており、光たちは最初は彼の兄であるザガートを殺したことにひどい罪悪感を抱いていた。しかし、「ザガートを殺した復讐は私が全部引き受ける。だから仲間には手を出さないで」と言った光るに対して、「気にすることではない」と兄を倒した光達マジックナイトの立場や胸中にも理解を示している。

プリメーラ

CV:白鳥由里
身長24cm。ランティスが連れている妖精。治癒魔法や強化魔法が使える。命の危機の瀕した時に助けてくれたランティスに一目惚れし、以後彼と行動を共にしている。ランティスに恋心を抱いているため、光を恋敵としてライバル心を燃やしている。
アニメ終盤、他力本願でマジックナイトたちに頼っていたのセフィーロの住人達に、「このセフィーロ誰の国なの!」と発破を掛け、デボネアへ力を与えてる形になっていた民の心の恐怖を払拭した。

シエラ

moimoi1221
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@moimoi1221

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すき。だからすき(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『すき。だからすき』とは、女子高生・旭ひなたと臨時教師・麻生史郎の恋愛を描いたCLAMPの漫画。とある事情から一人暮らしをしている主人子のひなたは、隣に引っ越してきて更に彼女の高校の臨時教師となった麻生に好意を抱き始める。純粋無垢なひなたは想いが募ってくいくにつれてはっきりと自分の気持ちを麻生に伝えていく。しかし麻生は過去のトラウマが理由でひなたとの関係に一線を引いているのであった。最終的にクールでそっけないがどこか優しい麻生の心を開くことに成功し、ひなたの恋が実るのかが見どころとなっている。

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不思議の国の美幸ちゃん(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

不思議の国の美幸ちゃん(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『不思議の国の美幸ちゃん』とはCLAMP作品の漫画及びOVAアニメ。奇妙な世界に迷い込みやすい性質を持った主人公の美幸が、さまざまな異世界に迷い込み、不可思議な女性キャラクター達にひたすら服を脱がされそうになったりするなど、お色気要素や百合展開のあるファンタジー艶笑コメディ。初期の2エピソードはルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリスが』元ネタとなっており、美少女・美女化したキャラクターが次々と登場するパロディのほか、同一作者による別作品が題材になっているものもある。

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白姫抄(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

白姫抄(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『白姫抄(しらひめしょう)』とは、CLAMPが光文社から1992年に出版した全編描き下ろしのファンタジー作品である。雪を司る美しい女神「白姫(しらひめ)」の伝承をもとに、プロローグとエピローグを挟み、雪の季節を舞台にした三編のオムニバスの物語が収録されている。 雪の降る中、一人の男が白い着物姿の女性と出会うところから始まる。「雪が降る日は白姫が泣いている」という白姫の伝承と共に雪の季節を舞台に人間と獣の間で起こった物語、恋人達の悲恋の物語が綴られる。

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わたしのすきなひと(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

わたしのすきなひと(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『わたしのすきなひと』とは、『ヤングロゼ』(角川書店)にて休載を挟みながら連載されたアンソロジーコミック。作者は『カードキャプターさくら』などで有名な4人組の日本の女性漫画家グループ・CLAMP。1995年に同社からヤングロゼコミックスDXのレーベルで単行本が発売された。毎話異なる主人公が経験する恋愛エピソードを、短編漫画と作者のエッセイで綴った恋愛オムニバス作品となっている。コミック原作とエッセイは大川七瀬が、コミック作画は猫井椿が担当している。

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【着物好き必見!】和服イラスト・キャラが魅力的な漫画について

【着物好き必見!】和服イラスト・キャラが魅力的な漫画について

豪華な装飾が施された洋風ドレスなんかもうっとりするほど素敵ですが、見ていて心が落ち着くのはやはり昔ながらの日本を感じさせるイラストです。今回は主に着物を羽織っているキャラクターのイラストをまとめてみました。尚、筆者の好みによる偏りがあるのでそのへんはご了承ください。

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