カードキャプターさくら(CCさくら)のカードまとめ

『カードキャプターさくら』とは、漫画家集団のCLAMPによる少女漫画およびそれを原作としたアニメ作品のことである。主人公の少女・木之本桜(きのもと さくら)が、強大な魔術師により作られたカード・クロウカードの封印を解いてしまった事をきっかけに起こるさまざまな問題を仲間達と共に解決しながら、散り散りになったカードを集めていく。作中にはクロウカード・さくらカード・クリアカードの3種類のカードが登場する。

『カードキャプターさくら』の概要

『カードキャプターさくら』とは、漫画家集団であるCLAMPによる少女漫画およびそれを原作としたアニメのことである。略称は『CCさくら』、『CCS』である。講談社発の月刊少女漫画雑誌・なかよしにて、1996年に発売された6月号から連載が行われた。その後、2000年8月号にて完結。『クロウカード編』・『さくらカード編』の2編構成のストーリーとなっており、全50話、コミック数全12巻での完結となった。さらに翌年2001年には、第32回星雲賞(コミック部門)を受賞。この賞は、前年に完結した優れたSF作品に送られる賞となっている。
また2016年には「連載開始20周年記念プロジェクト」が行われ、続編にあたる『クリアカード編』の公開を発表。全14巻で終わるストーリー構成のもと、同年3月3日に発売されたなかよし4月号から連載を始めた。2018年にはアニメ化も行われ、同年1月7日から6月10日までの約5ヶ月間にわたり、全22話構成で放送されている。

物語は、主人公の少女・木之本桜(きのもと さくら)が父の書庫にあったクロウカードの封印を解いてしまった事から始まる。クロウカードは、強大な魔術師であったクロウ・リードが作ったカードであり、彼が亡くなってからは専用の本型の入れ物の中にしまわれ、守護者のケルベロスと共に封印されていた。だが偶然にもさくらがそれを解いてしまった事で、様々ないたずらや事件を町中で起こしていくようになる。さくらは封印を解いてしまった責任を負うため、ケルベロスに言われるがまま「カードキャプター」としてクロウカード達を元のカードの姿へ戻し集めることになる。

作中にてさくらが使う技は、全てクロウカードを筆頭とした3種類のカードを元にしたものとなっている。『クロウカード編』では、さくら自らが封印したクロウカードを元に他のクロウカードを捕まえ、カードへ封印させる。『さくらカード編』ではさくら自身が作りあげた新カード・さくらカードを使って、様々な超常現象を解決していく。『クリアカード編』においても、色々な超常現象から生まれたカード・クリアカードを使って事件を解決していく。

クロウカード・さくらカード・クリアカードとは

『カードキャプターさくら クロウカード編』に登場するクロウカード。

『カードキャプターさくら』には、大きくわけて3種類のカードが登場する。1つは、カードの作り手であり最初の主であったクロウ・リードが持っていた「クロウカード」。物語開始時に、さくらが集める事になるカードである。漫画版での枚数は19枚だが、アニメ版では全52枚となっている。2つめは、クロウカードを基に新たにさくらが作りあげた「さくらカード」。このカードは、さくら自身の魔力を基に制作されたカードとなっている。クロウカードを全て集め終えたさくらは、正式にクロウカードの新たな主となるが、カードに込められている魔力はあくまでも過去のクロウ・リードのものであるため、さくらがカードの力を使い続けるためには彼女自身の魔力でカードを新たなものへ作り変えなければならなかった。なお名前の「さくらカード」は、さくらの親友である大道寺知世(だいどうじ ともよ)が命名したものとなっている。なお、『さくらカード編』終了時に放映された『劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード』にて、従来のクロウカードに実はもう1枚カードが存在していた事が判明し、全52枚から全53枚へと枚数が変更された。

そして最後の3つめが、「クリアカード」である。クリアカードは、あくまでも読者にカードの区別をつけやすくするために便宜上作られた名前である。そのため、作中では「クリアカード」という呼称は一切使われていない。あくまでも読者向けに用意された名前である模様。持ち主のいないカードで、初登場時はまだカードの姿を持っておらず、実体化して何かしらの事件を巻き起こしている。クリアカードを集める『クリアカード編』にてさくらが手に入れたアイテム「夢の鍵」を杖にし、彼女がクリアカードの気配を感じた先に杖をむけて特定の呪文を唱える事で、気配の主である存在をカードに固着させることができる。なお当初は「持ち主不明の謎のカード」とされていたが、カードを集めていく中で、さくら自身が作り上げたカードであった事が判明する。『さくらカード編』の時点で、1人の魔術師が作り上げたカードを新たなカードへ作り変えるほどの力を得ていたさくらは、実は自分でも制御しきれない強大な魔力を手にしている状態にあった。そしてその強大な魔力でもって、無意識に生み出していたのが主なきカード・クリアカードだ。そのようにして生まれたからか、クリアカードはさくら自身の願望を基にしたカードとして生まれている事も明かされている。

またクロウカード・さくらカード・クリアカード全てにおいて、漫画版とアニメ版で登場するカードの種類が異なっている。クロウカードとさくらカードの場合はアニメ版オリジナルのカードが存在し、クリアカードの場合はアニメ版オリジナルに加え、アニメで放送できなかった分の漫画版エピソードに登場する漫画限定のクリアカードが存在する。なお、カードの枚数の設定そのものに大きな変化はない。

クロウカード

漫画・アニメ両方に登場しているクロウカード

ウインディ/THE WINDY/風

四大元素と呼ばれる4つの元素である風・火・水・土を基に作られた、四大元素カードの1つ。風をモチーフに作られている。四大元素カードの中では1番大人しいカード。風を巻き起こす力や、風を用いて対象にからみついて動きを封印する事もできる。
アニメ版『カードキャプターさくら』にて、さくらが1番最初に使用したクロウカード。アニメ第1話にて、間違えてさくらがこのカードの能力を発動させてしまった事で、クロウカードが各地に散らばってしまう。その責任を取るためにカードキャプターとしてクロウカードを集める事になったさくらは、同話にてウインディを使って2枚めのクロウカード・フライを入手する。漫画版では、すでに入手された状態でストーリーが始まるため、どのように入手したかは不明。

フライ/ THE FLY/翔

巨大な怪鳥のような姿をしたカード。初登場時は、カードに書かれてる姿の状態で空を飛んでいた。そこをさくらが使用したウインディによって動きを封じられ、カードの姿に戻される。
カードの姿に戻った後は、さくらによって使役されている。さくらがカードを集めるために使っている杖・闇の杖に、翼を生やす事が可能。この状態の杖にまたがる事で、空を飛べる。その利便性からか、作中での使用頻度が高いカードとなっている。

シャドウ/THE SHADOW/影

影を操れるカード。実態化時の姿は、黒衣をかぶった怪人のようになっていた。とはいえ、普段は影に潜んでいるらしく、周囲から影がなくならない限りは決して本体を現さないカードとなっている。影さえあれば、影を通して物体に触れる事が可能。初登場時は、さくらの通う小学校・友枝小学校(ともえだしょうがっこう)の生徒の影を集めて、それを用いて学校中の机を校庭に積み上げるなどのいたずらを働いていた。
漫画版ではすでに入手していたサンダーのカードを用いて周囲を明るくして、シャドウ本体をあぶり出したが、アニメ版ではサンダーを入手していなかったため、一緒にその場にいた知世が機転を利かせて周囲を明るく照らしたおかけげで入手できる流れに変更された。

ウォーティ/THE WATERY/水

四大元素カードの1枚。水をモチーフに作られている。クロウカードの中でも、攻撃力が高いカードとなっている。
漫画版では友枝小学校のプールの中におり、泳いでいた生徒を溺れさせようとしていた。アニメ版ではさくらが自身の想い人である青年・雪兎(ゆきと)と共に行った水族館にて、水族館員を溺れさせようとするなどの問題を起こしていた。どちらもさくら自身も巻き込まれ、溺れかけている。漫画版・アニメ版ともに、雪兎の言葉から捕まえ方を思いついたさくらによって捕らえられている。
水を操る事が可能で、漫画版・アニメ版共に、度々水が必要となる場面で使用されている。

ウッド/THE WOOD/樹

木をモチーフに作られたカード。四大元素カードの1枚・アーシー(地)と相性がいい。これは、クロウカードの要素として使われている自然哲学・五行思想が起因する関係となっている。五行思想では、世の中の全ては木・火・土・金・水の5つから構成されており、お互いに影響を与えあいながら変化したり循環したりしているとされている。地と木も、お互いに大きな影響を与え合う要素として取り扱われている。
植物を生み出して操る能力を持ち、アニメ版ではその能力で発現した木でさくらの自宅を潰しかけてしまう。漫画版ではカードへの封印描写は語られておらず、初期から入手していたカードの1つとして描かれている。なお、ケロベロスいわく本来は大人しい性格で、争いは好まないカードだという。

ジャンプ/THE JUMP/跳

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