魔法騎士レイアース(第一章)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

魔法騎士レイアース(マジックナイト・レイアース、Magic Knight Rayearth)とは、1993年に連載が開始された漫画家集団CLAMPによる漫画およびそれを原作としたアニメ作品。舞台は主人公、光・海・風が召喚された異世界「セフィーロ」。そこで世界の柱であるエメロード姫を捕らえた神官ザガートを倒すため数々の試練をくぐり抜けていく物語である。今回は漫画版1(アニメ第一章)について紹介する。

『魔法騎士レイアース』の概要

『魔法騎士レイアース』(マジックナイト・レイアース、Magic Knight Rayearth)とは、1993年11月から1996年4月まで少女漫画月刊誌「なかよし」に連載された少女漫画である。
それまでは十代後半から20代をメインターゲットにした雑誌に掲載していたCLAMPが、10代前半をターゲットとした少女漫画月刊誌に初めて掲載した作品である。

CLAMPとは4人で構成された、漫画家では珍しい全工程を全て自分たちでこなす漫画家集団である。
特徴はアシスタントを使わないこと。そして全ての作業を各人が分担して作業をすることである。
構成員は、原作を大川長瀬、メイン作画をもこな(旧名:もこな あぱぱ)または猫井 椿(ねこい つばき)(旧名:猫井みっく)、アシスタントに該当する工程をいがらし寒月(さつき)(旧名:五十嵐さつき)とメイン作画担当にならなかった片方が担当する。
作品によってメイン作画担当者が変わるのも特徴の一つである。アシスタントを使わないことと原作担当が決まっているため、物語の構成も作画の一定性も定評のある漫画家集団である。
2004年に商業デビュー15周年を期に4人とも改名したが、2008年に大川七瀬だけ旧名に戻した。

当作品「魔法騎士レイアース」は、異世界に召喚された主人公3人が魔法を覚えながら、異世界セフィーロを支える柱と呼ばれるエメロード姫を救うため、エメロード姫を捕らえた神官ザガートが放つ敵たちを倒しながら力をつけ、神官ザガートを倒す物語である。
なお、作中で登場するキャラクター名などの固有名詞の多くは自動車関連の名称が使われている。作中で巨大ロボットが出てくるなど、当時の少女漫画では異色の作品でもある。

今回は第一章について紹介する。
第二章については、以下を参照。

renote.net

『魔法騎士レイアース 第一章』のあらすじ・ストーリー

中学2年生の少女・獅堂光(しどうひかる)、龍咲海(りゅうざきうみ)、鳳凰寺風(ほうおうじふう)は東京タワーでの社会見学中に偶然出会った。3人が集まったとき、窓の外が眩しい光を放ち、そこに浮かび上がった謎の少女エメロード姫により異世界「セフィーロ」に召喚される。

異世界の上空に放り出された3人は導師クレフの召喚獣に助けられる。そしてクレフから、柱であるエメロード姫が神官ザガートにより捕らえられてから、今まで平和であったセフィーロに魔物が現れるようになったと聞かされる。
柱とは、意思と信じる心が力となるこのセフィーロを、祈りで平和と秩序を支える存在であるとのことだった。

導師クレフにより光たちは柱を助けるためのマジックナイトになるため、エメロード姫に召喚されたと聞かされる。しかし、実はマジックナイトとは柱を倒すための存在である。クレフはそれを知っているが光たち3人には隠していた。
元の世界に戻るためにはマジックナイトとなり、セフィーロを救わないといけない。そう聞かされた光たちは、マジックナイトとなることを決意する。
マジックナイトとなるためには魔神を蘇らせなければならないと聞かされた3人は、敵と戦うために魔法と成長する防具を授けられる。魔神とは、マジックナイトに力を貸してくれる巨大ロボットである。自らの意思をもち、マジックナイトの意思の強さを認めればともに戦ってくれる存在だという。しかし、その正体は柱を殺すことを目的に創造された物で、普段は動物の姿で各地にある神殿に眠っている。
しかし、導師クレフに魔法と防具を授けられたすぐ後、敵であるアルシオーネの襲撃を受ける。クレフは光たちを逃がし、沈黙の森にいるプレセアから武器と謎の生物モコナを貰うよう指示する。
プレセアの元にたどり着いた光たちは、プレセアによりマジックナイトの専用武器である成長する武器を作るため、素材のエスクードを取りにエテルナに向かえと言われる。
モコナを伴ってエテルナへ向かうため迷いの森を通るおり、フェリオに出会うことになる。フェリオを護衛として迷いの森を抜けるが、そこではアルシオーネが待っており戦いとなる。海・風はそこでモコナを通してクレフの声を聞き魔法の使い方を学び、3人で力を合わせアルシオーネを倒すことができた。フェリオとはそこで別れることになるが、風はそこでフェリオに手にキスをされほのかな恋心を抱くことになる。

プレセアの元に戻り専用武器の制作を依頼するが、その時にアスコットの襲撃を受けることになる。攻撃が通じずアスコットの召喚獣を止めることができずに屋敷への侵入を許すことになるが、プレセアにより作られた専用武器を使うことにより召喚獣を倒すことができた。しかし、屋敷が壊れたことによりがれきの下敷きになったプレセアは死亡してしまう。(原作ではプレセアはすでにエテルナに来ており、そこで武器を作る。死なない。)

その後モコナの導きにより、魔神を呼び起こし力を借りるため、一体目の魔神が眠る海底にある神殿へ来た光たちは神官ザガートから命令を受けたアスコットの襲撃を受けることになる。しかし、海は神殿に入った時点で意識が朦朧としていた。魔神と対話していたのである。そこで魔神は、「伝説のマジックナイトとなるにふさわしい『心』の強さを示せ」と告げる。意識を取り戻した海はアスコットの攻撃により傷だらけで倒れる光と風を見つける。海は怒りアスコットを圧倒する。アスコットは召喚した魔獣たちを友達だと言うが海は友達に攻撃をさせることは酷いことだと諭し、アスコットもその言葉を聞いて改心し戦うことをやめる。アスコットは魔獣が友達であることで人里で暮らせないでいたが、魔獣と一緒に住める場所を提供してもらった恩義からザガート一派に加わっていたのであった。そして海は友を思う心の強さを魔神に認められ、魔神・セレスの力を借りられるようになる。

次に3人はモコナに空中に浮かぶ島の神殿へ導かれる。風は海と同じように意識が朦朧となり、二人を置いて先に神殿へと向かう。残された二人は後を追うが途中でザガートの刺客であるカルディナと出会う。意識を取り戻した風が後から来た光、海に声を掛けるが、踊り子兼幻惑師(ラル)であるカルディナに操られた二人に突然攻撃を受ける。風は海と同じように魔神に心の強さを示せと言われる。風は二人を助けたいという心を強く持つことで、カルディナの力を破る。そして魔神に認められた風は海と同様、魔神・ウィンダムの力を借りられるようになる。そして、お金で雇われたというカルディナは、賃金分は働いたと言いもう敵にはならないと去って行く。

次に3人は、最後の魔神が眠っている火山にある神殿へ向かう。今度は光が魔神により今までと同様、心の強さを示せと言われる。神殿の外に出た光は、海と風が剣闘師(ダル)であるラファーガにより重症を負わされているところを発見する。ラファーガは元はエメロード姫の護衛だったが、ザガートの魔法により操られ、マジックナイトを抹殺せよとの命令を受けていた。光は二人を守りたいという心の強さで圧倒的な強さを誇るラファーガと対等に戦う。ラファーガの剣を弾き飛ばした光だが、光も反撃を受け剣を弾き飛ばされてしまう。ラファーガは近くに落ちていた光の剣を使おうとするが、光の剣を持ったとたん剣は炎を発してラファーガを包む。光たちの剣はそれぞれ専用の剣であり、光たち持ち主以外には使えない剣であったのだ。その炎に包まれたラファーガは魔法が解け、本来の意識を取り戻した。光も魔神・レイアースに認められる。そして、3人はそれぞれの魔神に乗り、いよいよザガートを倒しに城へ向かうことになる。

ザガートは自らの心の強さで創った魔神に乗り、3人を待ち構えていた。3人は苦戦を強いられるが、新しい合体技を使いザガートを倒すことができた。ザガートはエメロード姫の自由を願って死んでいった。
しかし、それを知ったエメロード姫はザガートを失った悲しみにより3人への憎しみに心を奪われる。大人の姿となったエメロード姫は魔神を作り、3人に敵対する。実は、ザガートとエメロード姫は愛し合っており、本来ならセフィーロの平和を一番に考えなければならない柱でありながらザガートを一番に考えてしまったため、エメロード姫はセフィーロの崩壊を招いたのである。
3人は戸惑いながら戦うが、途中で幼い姿のエメロード姫が現れ、自分を殺して欲しいと頼む。そして、3人を召喚したのは柱は自ら死ぬことができず、セフィーロの人間も柱を殺すことができないため、異世界の人間であるマジックナイトに自分を殺してもらうためであると告げる。3人はその願いを叶えるため涙を流しながらエメロード姫を倒した。

3人はその真実に涙を流しながら、無事東京に戻ってきたのであった。

『魔法騎士レイアース』の登場人物・キャラクター

獅堂 光(しどう ひかる)

CV:椎名へきる

女子中学校に通う14歳の中学2年生、8月8日生まれ、身長145cm、血液型はO型。
両親と3人の兄の6人家族で、愛犬は閃光(ひかり)。実家が剣道道場で剣の腕は一流。その為、セフィーロでの武器も剣になった。
兄たちにたいへん可愛がられており、二期では光が落ち込んでいる姿を見た下の兄二人に恋愛と勘違いされ、「付き合うなら文通から」とまで言われるほど溺愛されている。
イメージカラーは赤。魔法の属性は炎。一人称は「わたし」。
ややボーイッシュなキャラクターであり、学年を問わず誰からも妹のように愛される。小柄なこともあり、年齢より幼く見られる。最初は海、風からも小学生かと思ったと言われた。
性格は率直で強くまっすぐな性格。自分の素直な思いを敵味方問わずにぶつけることができ、敵であろうと仲良くなろうとする。

龍咲 海(りゅうざき うみ)

CV:吉田古奈美

有名なお嬢様学校に通う中学2年生、3月3日生まれ、身長158cm、血液型はA型。
一人っ子で両親との3人家族。フェンシング部に所属しており、セフィーロでの武器もレイピアに近い細身の剣。
イメージカラーは青。魔法の属性は水。一人称は「私」。主人公3人の中では一番高身長である。
性格は興奮しやすく怒りっぽい。お嬢様にありがちな高飛車な性格に見えるが、根は仲間思いで優しく非常に繊細である。
アニメ版では導師クレフにほのかな恋心を抱く。

鳳凰寺 風(ほうおうじ ふう)

CV:笠原弘子

成績の良い学生が通うと有名な名門女子高に通っている中学2年生、12月12日生まれ、身長156cm、血液型はA型。
両親と姉の4人家族で、二期で姉のみ登場する。
イメージカラーは緑。魔法の属性は風。一人称は「私(わたくし)」。他人への呼称は基本的に「さん」付けである。
弓道部に所属しており、武器の材料を取りに行くエテルナまでの仮の武器は弓を使っている。なお、後にプレセアに作ってもらった武器は剣である。
いつもおっとりとした笑顔を浮かべており、お嬢様口調である。しかし、洞察力に優れ頭の回転が早く、沈黙の森ではそこで出会ったフェリオに道案内をする代わりに護衛として付いてきてほしいと交渉するなど、策略家な一面も見せる。
また、フェリオとは恋仲となっている。

モコナ

CV:白鳥由里

当作品のマスコット的なキャラクター。
元はエメロード姫からクレフに渡され、その後クレフからプレセアに預けられた。プレセアの元では書類をばら蒔くなど、いたずら行動を起こしている。
光たちがマジックナイト専用の成長する武器を作るための伝説の鉱石「エスクード」を取りにエテルナに向かう時から、光たちと行動を共にするようになる。
額にある丸い石からものを取り出したり、エテルナへの道を光で示したりなど、不思議な力がある。
漫画版では、地球やセフィーロ、宇宙全てを創った創造主という設定である。(アニメ版ではこの設定はない)。

エメロード姫

CV:緒方恵美

セフィーロの柱。セフィーロの世界を維持する役目をになっている存在。そして、光たち3人を召喚した者である。
柱はセフィーロのすべての者の幸せを祈らないといけないが、臣下であるザガートを一人の女性と愛してしまったがために、セフィーロの崩壊を引き起こした。
水の牢屋に閉じこもり、自らを殺してもらうために光たちを召喚したが、ザガートが倒されると復讐の念にかられ、大人の姿に変化しラスボスと化す。
最終的に、最後の良心の意識で光たちに自分を殺すように頼み、倒される。

導師クレフ

CV:佐々木望

セフィーロで一番最初に光たち3人を助けた者。セフィーロ最高の導師(魔法使い)である。
幼い姿をしているが歳は745歳。とても背が低いので、海・風に迫られると最初から身長で威圧するなと吠えた。
ザガート、ランティス(第二部に登場)、アルシオーネの師匠でもある。

nagi-yuzukir3
nagi-yuzukir3
@nagi-yuzukir3

Related Articles関連記事

魔法騎士レイアース(第二章)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

魔法騎士レイアース(第二章)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

魔法騎士レイアース(マジックナイト・レイアース、Magic Knight Rayearth)とは、1993年11月から少女漫画雑誌「なかよし」にて連載が開始されたCLAMPによる漫画およびそれを原作としたアニメ作品。今回は第一章で主人公たち光・海・風が使命を果たした後、東京に戻ってきて再びセフィーロへ向かうところからの物語である第二章について紹介する。

Read Article

魔法騎士レイアースの魔法・呪文・必殺技まとめ

魔法騎士レイアースの魔法・呪文・必殺技まとめ

『魔法騎士レイアース』とは、異世界に召還された少女達の戦いを描いたCLAMPによるファンタジー冒険漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。 日本の女子中学生・獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風の3人は東京タワーから異世界セフィーロに召還され、魔法戦士としてセフィーロを救うために戦いを始める。 セフィーロには魔法が存在しており、召還された魔法戦士やその世界に住む人々が戦いの中で使う。それぞれの属性に適した魔法があり、作中では様々な魔法の呪文や必殺技が登場する。

Read Article

CLAMP作品のスターシステムのネタバレ解説・考察まとめ

CLAMP作品のスターシステムのネタバレ解説・考察まとめ

『カードキャプターさくら』、『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』を始め数々の漫画作品及びそれを基にしたアニメなどを世に送り出している女性漫画家集団・CLAMP。CLAMP作品の中には個性的なキャラクターが描かれており、スターシステムを採用することによって作品の垣根を越えて一人の登場人物が複数の作品に登場したり、共通した考え方、背景や設定を共有することが多くある。この記事ではキャラクター同士・作品同士の関連性を考慮しながら、CLAMP作品のスターシステムについて解説する。

Read Article

xxxHOLiC(ホリック)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

xxxHOLiC(ホリック)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『xxxHOLiC』とは、CLAMPによる漫画およびそれを原作としたアニメ。幽霊や妖怪などが多く登場するオカルト色の強い伝奇ファンタジー作品。自身の特異体質に悩む四月一日(わたぬき)は対価と引き換えに願いを叶える店を営む魔女・侑子と出会い、半ば強制的に彼女のミセで働くことになる。様々な受入れ難い過酷な現実に向き合いながら、四月一日が何を選び生きていくのかが物語の主軸となっている。また『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』と物語が連動しており、本作の見どころの一つとなっている。

Read Article

BLOOD-C(ブラッド シー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

BLOOD-C(ブラッド シー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アニメ制作会社「Production I.G」と漫画家集団「CLAMP」の両名が手掛けた、全12話のオリジナルアニメである。 学園を主要な舞台としているが、ごく普通の日常にも関わらず違和感のある、現実感のない日常描写という雰囲気作りが意図的にされている。 主人公の女子高生「更衣 小夜」が日中は学校に通いつつ、人知れず人間を襲う怪物と戦いを続けるアクションアニメである。

Read Article

ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-(ツバサ・クロニクル)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-(ツバサ・クロニクル)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』とは、CLAMPによる異世界冒険活劇漫画およびそれらを原作としたアニメ作品。考古学者の卵である小狼は、飛王・リードの陰謀により羽根となって様々な異世界へ飛び散ったサクラ姫の記憶を取り戻すべく、魔術師のファイ、忍者の黒鋼、記憶を失ったさくら、そして『xxxHOLiC』の主要人物でもある次元の魔女・侑子によって創られたモコナと共に次元を超えた旅を始める。一行を待ち受けていたのは、飛王の野望の為に用意された過酷な旅路であった。

Read Article

X(エックス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

X(エックス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『X』とは、CLAMPによって1992年から『月刊ASUKA』にて連載が開始された漫画。 劇場版やアニメが公開され、ゲーム等も発売された。不定期更新中で現段階では休止中。 劇中には他のCLAMP作品のキャラクターも登場している。 ストーリーの内容に生死の選択がありグロテスクなシーンやBL要素を含む描写もある。 主人公の神威は母の遺言により幼い頃に過ごしていた東京に戻ってきた。 神威は地球の未来を左右する運命を背負っており、幼馴染の封真や小鳥も戦いに巻き込まれていく。

Read Article

NEW
魍魎の匣(もうりょうのはこ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

魍魎の匣(もうりょうのはこ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「魍魎の匣」とは、「京極夏彦」による長編小説。百鬼夜行シリーズの第二作目。2007年に実写映画化され、2008年にマッドハウス製作でアニメ化した。キャラクターデザインは漫画家「CLAMP」が担当。百鬼夜行シリーズは古本屋「京極堂」を営む陰陽師「中禅寺秋彦」が事件を解決するストーリー。「魍魎の匣」では、美少女「柚木加菜子」が人身事故に遭った所から事件が次々と起こっていく。

Read Article

カードキャプターさくら(クリアカード編)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カードキャプターさくら(クリアカード編)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カードキャプターさくら』とはCLAMPの魔法少女漫画作品。ひょんな出来事から魔法少女となったさくらが身の回りに起こる不思議な出来事に立ち向かいながら成長していく物語。前編では主人公のさくらが魔法のカードを集めを完了し、すべて自分のカードにしたところで物語は完結している。本編ではその続きとして、自分のものとしたはずのカードが透明になって魔力を失い、また同時に不思議な出来事を解決する度に新たな透明の魔法のカードが現れ始めるという新たな現象を主軸に物語が描かれる。

Read Article

ちょびっツ(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ちょびっツ(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ちょびっツ』とはCLAMPによるSFラブストーリー漫画とそれを原作にしたアニメ作品。少女の容姿をしたパソコンと機械には疎い青年が織り出す恋愛模様を描いている。パソコンが人型で普及している東京で浪人生の本須和秀樹はバイト帰りにゴミ捨て場で人型パソコンの「ちぃ」を拾うがソフトが何もインストールされておらず、全てが謎に包まれていたパソコンだった。友人と共にちぃの素性に迫っていくうちに、プログラム通りに行動するパソコンとは違うChobitsという特殊なパソコンではないかという疑念が生まれる。

Read Article

こばと。(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

こばと。(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『こばと。』とはCLAMPによる人間界を舞台としたローファンタジー漫画、及びそれを原作とするアニメ作品。花戸小鳩が「行きたい所へ行く」という願いを叶えるため、人々を癒すことで得られる傷ついた心を集めようと奮闘する物語。後半では主要人物らによる三角関係も描かれておりラブストーリーの要素も強い。純粋なこばとは様々な人々と出会うことで、今の自分にとって一番大切なものは何なのか考えるようになる。登場人物それぞれに複雑な過去があり、それらのことを踏まえて最後にこばとが何を願うのかが見どころとなっている。

Read Article

カードキャプターさくら(CCさくら)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カードキャプターさくら(CCさくら)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カードキャプターさくら』とは人気漫画家集団CLAMPによって講談社刊の月刊雑誌『なかよし』で、1996年~2000年に渡って連載されていた少女漫画および、それらを原作としたアニメ作品である。強大な魔力を秘めた「クロウカード」の封印を解いてしまった小学生・木之本桜が、クロウカードの守護者・ケルベロスと協力しながら、クロウカード集めに奔走する。

Read Article

カードキャプターさくら(クロウカード編・さくらカード編)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カードキャプターさくら(クロウカード編・さくらカード編)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カードキャプターさくら』とはCLAMPの魔法少女漫画作品。ひょんな出来事から魔法少女となったさくらが、封印を解かれ様々な出来事を巻き起こす魔法のカードたちに立ち向かいながら成長していく物語。主人公のさくらは毎回違うバトルコスチュームを着ていたり、魔法を発動している様子が美しく描かれたりすることから、作品作りの細やかさに定評がある。また作中には性別や年齢による立場の違いなど一般的な価値観に捕らわれない恋愛が多く登場しており、前衛的な作品とも評される。

Read Article

CLOVER(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

CLOVER(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『CLOVER』とは、CLAMPが雑誌『Amie』に1997年から1999年にかけて連載したファンタジー作品および、それをもとにした映画作品である。機械技術が発達したサイバーパンク風の世界を舞台に「クローバー」と呼ばれる特殊能力を持つ少年少女達を巡る連作長編。この世で最強の能力を持つ「四つ葉」の少女スウ、「三つ葉」の双子兄弟CとA、自分の死んだ日が分かる「一葉」の歌姫織葉、そして「クローバー」と関わる人間達の物語である。時系列は現在から過去に遡るという構成になっている。

Read Article

東京BABYLON(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

東京BABYLON(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『東京BABYLON』とは、CLAMPの漫画及び漫画を原作としたアニメ。伝奇ファンタジー作品でありながら、人々の悩みや孤独をリアルに描き出した社会派作品とも評される。1980年代を彷彿とさせる東京が舞台。そこで起こる怪奇現象に優しい心の持ち主である皇昴流が自らも傷つきながら陰陽術を使って立ち向かっていくストーリーでとなっている。主要人物としては他に昴流の双子の姉である北都と昴流に想いを寄せている獣医の桜塚星史郎がおり、この三人の行きつく悲劇的な結末は衝撃的なものである。

Read Article

Wish(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Wish(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Wish』とはCLAMPの漫画であり、『月刊ミステリーDX』で連載されていた。連載期間は1995年~1998年まで。全4巻。病院で外科医をしている栩堂琇一郎(くどうしゅういちろう)が帰宅途中、琥珀(こはく)という名の天使をカラスにいじめられているところから助け出す。その御礼に琥珀は何でも願いを叶えると言い出し、そのまま琇一郎の家に居候することに。そこから多種多様の天使・悪魔達も交わり慌ただしく過ぎていく毎日だが、2人には衝撃的な運命が待ち構えていた。人間と天使のラブファンタジー漫画。

Read Article

聖伝-RG VEDA-(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

聖伝-RG VEDA-(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『聖伝-RG VEDA-』とは、女性漫画家集団CLAMPが1989年から1996年まで『月刊ウィングス』で連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。古代インドの神話の世界が基になっている。夜叉王と阿修羅王が「天を滅ぼす」との予言を実現させるため、六星を探す旅に出る。CLAMPの商業デビュー作でありながら、美麗な絵柄や壮大なストーリーが多くのファンを虜に、今もなお根強い人気を誇る作品である。

Read Article

20面相におねがい!!(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

20面相におねがい!!(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『20面相におねがい!!』とは、CLAMPによって1989年から1991年まで『コミックGENKi』で連載された作品。 『CLAMP学園探偵団』、『学園特警デュカリオン』とともに「CLAMP学園三部作」の一つであり、シリーズ第一作目である。 「怪人20面相」の顔を持つ小学生の主人公・伊集院玲と偶然出会った幼稚園児の令嬢・大川詠心の二人を通して描かれるラブコメディ。 2012年には角川書店より愛蔵版が出版されている。

Read Article

合法ドラッグ/ドラッグ&ドロップ(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

合法ドラッグ/ドラッグ&ドロップ(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『合法ドラッグ』『ドラッグ&ドロップ』とは、主人公らが謎の依頼を解決していくCLAMPのサイキックサスペンス漫画。物語は栩堂風疾が家出をしてきて雪降る夜に街中で倒れていたところを火群陸王に助けられるところから始まる。風疾は陸王の下宿先であるみどり薬局に連れてこられたことで店主・花蛍と斎峨に出会い、住み込みで陸王と共同生活をしながらみどり薬局での仕事と摩訶不思議な依頼に対応するもう一つのバイトをし始める。謎の依頼をこなしていくとともに、風疾、陸王の抱える不吉な過去とその運命が描かれる。

Read Article

CLAMP学園探偵団(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

CLAMP学園探偵団(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『CLAMP学園探偵団』とはCLAMPの漫画及びアニメ。小学生3人が織りなす探偵コメディ漫画である。漫画は『月刊Asuka』、『ミステリーDX』で1992年1月から1993年10月まで連載。全3巻。気球で視察をしていたCLAMP学園初等部学生会会長・妹之山残(いものやまのこる)は、東京タワーの窓に涙を流している老婦人を発見。フェミニストである彼は彼女の涙の理由を解決すべく、書記・鷹村蘇芳(たかむらすおう)、会計・伊集院玲(いじゅういんあきら)を加えたメンバーで探偵団を結成する。

Read Article

新・春香伝(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

新・春香伝(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新・春香伝』(しん・しゅんかでん)とは、CLAMPが雑誌『セリエミステリーSPECIAL』に1992年10月20日号から1994年2月20日号にかけて連載したファンタジー作品、およびドラマCD作品である。朝鮮に伝わる『春香伝』(しゅんこうでん / チュニャンヂョン)を下敷きに、武術が得意な少女春香(チュニャン)と旅人の青年夢龍(ムロン)の出会い、悪政を行う両班達に対し共に立ち向かう姿が描かれる。

Read Article

すき。だからすき(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

すき。だからすき(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『すき。だからすき』とは、女子高生・旭ひなたと臨時教師・麻生史郎の恋愛を描いたCLAMPの漫画。とある事情から一人暮らしをしている主人子のひなたは、隣に引っ越してきて更に彼女の高校の臨時教師となった麻生に好意を抱き始める。純粋無垢なひなたは想いが募ってくいくにつれてはっきりと自分の気持ちを麻生に伝えていく。しかし麻生は過去のトラウマが理由でひなたとの関係に一線を引いているのであった。最終的にクールでそっけないがどこか優しい麻生の心を開くことに成功し、ひなたの恋が実るのかが見どころとなっている。

Read Article

不思議の国の美幸ちゃん(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

不思議の国の美幸ちゃん(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『不思議の国の美幸ちゃん』とはCLAMP作品の漫画及びOVAアニメ。奇妙な世界に迷い込みやすい性質を持った主人公の美幸が、さまざまな異世界に迷い込み、不可思議な女性キャラクター達にひたすら服を脱がされそうになったりするなど、お色気要素や百合展開のあるファンタジー艶笑コメディ。初期の2エピソードはルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリスが』元ネタとなっており、美少女・美女化したキャラクターが次々と登場するパロディのほか、同一作者による別作品が題材になっているものもある。

Read Article

白姫抄(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

白姫抄(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『白姫抄(しらひめしょう)』とは、CLAMPが光文社から1992年に出版した全編描き下ろしのファンタジー作品である。雪を司る美しい女神「白姫(しらひめ)」の伝承をもとに、プロローグとエピローグを挟み、雪の季節を舞台にした三編のオムニバスの物語が収録されている。 雪の降る中、一人の男が白い着物姿の女性と出会うところから始まる。「雪が降る日は白姫が泣いている」という白姫の伝承と共に雪の季節を舞台に人間と獣の間で起こった物語、恋人達の悲恋の物語が綴られる。

Read Article

わたしのすきなひと(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

わたしのすきなひと(CLAMP)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『わたしのすきなひと』とは、『ヤングロゼ』(角川書店)にて休載を挟みながら連載されたアンソロジーコミック。作者は『カードキャプターさくら』などで有名な4人組の日本の女性漫画家グループ・CLAMP。1995年に同社からヤングロゼコミックスDXのレーベルで単行本が発売された。毎話異なる主人公が経験する恋愛エピソードを、短編漫画と作者のエッセイで綴った恋愛オムニバス作品となっている。コミック原作とエッセイは大川七瀬が、コミック作画は猫井椿が担当している。

Read Article

カードキャプターさくら(CCさくら)の呪文・魔法まとめ

カードキャプターさくら(CCさくら)の呪文・魔法まとめ

『カードキャプターさくら(CCさくら)』とは、強力な魔力を持つ少女さくらを主人公とした、漫画家チーム「CLAMP」の漫画作品。大魔術師クロウ・リードが遺した魔法のカード「クロウカード」を封印するべく、魔法少女さくらが奮闘し、魔術師として、ひとりの人間として成長していく物語。 作中にはさくらを含めた様々な魔術師が登場し、魔法を使う。さくらが杖を解放する「レリーズ!」や、占い、攻撃、魔法を使った移動法など、あらゆる場面で魔法が使われることで物語が進んでいく。

Read Article

カードキャプターさくら(CCさくら)のカードまとめ

カードキャプターさくら(CCさくら)のカードまとめ

『カードキャプターさくら』とは、漫画家集団のCLAMPによる少女漫画およびそれを原作としたアニメ作品のことである。主人公の少女・木之本桜(きのもと さくら)が、強大な魔術師により作られたカード・クロウカードの封印を解いてしまった事をきっかけに起こるさまざまな問題を仲間達と共に解決しながら、散り散りになったカードを集めていく。作中にはクロウカード・さくらカード・クリアカードの3種類のカードが登場する。

Read Article

『カードキャプターさくら』原作漫画とアニメの違いまとめ

『カードキャプターさくら』原作漫画とアニメの違いまとめ

カードキャプターさくらは1996年に、月刊少女雑誌「なかよし」で連載された。小学4年生のさくらがカードキャプターとして、身の回りに起こる不思議な出来事を解決していく話だ。20年経った今でも根強い人気を誇る。連載から2016年には、続編であるクリアカード編の連載がスタート。クリアカード編を機に、漫画を買った者も多い。アニメしか見たことしかない者には、漫画を読むと異なる点が多くある。カードキャプターさくらの原作漫画とアニメでの違いを解説していく。

Read Article

テレビでは放送されなかったツバサ・クロニクルの物語

テレビでは放送されなかったツバサ・クロニクルの物語

かつてNHK教育放送で夕方の時間に放送されていたCLAMP原作の「ツバサ・クロニクル」。 しかし、結局多くの謎が解決されないまま、テレビアニメの放送が終了した。 原作漫画は28巻もあり、テレビで放送された部分はその半分にも満たない。 テレビで放送されなかった部分は、DVD化、あるいはネット配信となっている。 そんなツバサ・クロニクルの後半部分についての解説。

Read Article

カードキャプターさくら(CCさくら)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

カードキャプターさくら(CCさくら)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『カードキャプターさくら』とは、CLAMPによる日本の漫画作品である。1996年6月号から2000年8月号まで、少女漫画雑誌『なかよし』にて掲載され、単行本は全12巻まで発売された。アニメやゲーム化もされている大人気作品である。 主人公・さくらが父親の書庫で不思議な本を発見する。本を開くと封印が解かれ、中からケルベロスという封印の獣が現れ物語がスタートする。本に封印されたカードを取り戻すため、さくらは「カードキャプター」として奮闘する。

Read Article

【着物好き必見!】和服イラスト・キャラが魅力的な漫画について

【着物好き必見!】和服イラスト・キャラが魅力的な漫画について

豪華な装飾が施された洋風ドレスなんかもうっとりするほど素敵ですが、見ていて心が落ち着くのはやはり昔ながらの日本を感じさせるイラストです。今回は主に着物を羽織っているキャラクターのイラストをまとめてみました。尚、筆者の好みによる偏りがあるのでそのへんはご了承ください。

Read Article

目次 - Contents