99.9-刑事専門弁護士-(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『99.9-刑事専門弁護士-』とは嵐の松本潤が主演のTBSのテレビドラマである。『SEASON I』に引き続き、続編として『SEASON II』が放送された。物語は「99.9%有罪でも0.1%に真実が隠れているかもしれない」という考えを持つ弁護士の深山大翔が、事件の検証や調査をして真実を追求する。松本潤の他に香川照之、榮倉奈々、木村文乃などの俳優がドラマ出演している。IとIIの放送が終わった後にSPドラマの制作や映画化もされている。

深山大翔たちは沢村ファイナンスの社長殺害事件の容疑者として逮捕された、鈴木二朗(すずきじろう)の弁護をすることになる。依頼者は鈴木二朗の娘の鈴木加代(すずきかよ)。付き添いとして、鈴木加代に相談された元エリート裁判官の尾崎舞子(おざきまいこ)も一緒にいた。鈴木加代は父親の鈴木二朗の無罪を主張したが、尾崎舞子は情状酌量にしてほしいと依頼する。事件の調書を見た尾崎舞子は、裁判官の経験から鈴木二朗を有罪だと思っていた。尾崎舞子は弁護士資格も持っていたため、沢村ファイナンスの社長殺害事件だけという条件で、斑目法律事務所の弁護士として働くことになる。深山大翔たちが調査をすると、沢村ファイナンスの社長殺害事件の証言者が嘘をついていたことがわかる。犯人は鈴木二朗が経営している会社の社員の阿部充(あべみつる)だった。しかも、阿部充は社長の鈴木二朗を自分の代わりに犯人に仕立てようとしていたのだった。

鏑木美里殺害事件

深山大翔は、過去に起きた殺人事件の被害者である鏑木美里(かぶらぎみさと)の妹の鏑木美由紀(かぶらぎみゆき)に呼び出されて金沢に行く。妹から、殺害現場に落ちていたキーホルダーを手に入れる。金沢地方検察庁に異動した丸川貴久(まるかわたかひさ)に、深山大翔は鏑木美里殺害事件の調査の協力を頼む。26年前に起きた、深山大翔の父親の深山大介が逮捕された鏑木美里殺害事件の内容はこうだった。遺体が発見された日の前日の夜、深山大介は自分のお店から帰宅途中で、知り合いの鏑木美里を車に乗せてコンビニまで送った。次の日、鏑木美里は林の中で遺体で発見された。深山大介は無実を訴えていたが獄中死している。キーホルダーから鏑木美里殺害事件を調査した深山大翔たちは、事件の真相を突き止める。深山大翔は元警察官の三宅宏之(みやけひろゆき)に会い、鏑木美里殺害事件で遺体を発見したもうひとりの警察官の小倉学(おぐらまなぶ)が、鏑木美里につきまとっていたことを聞き出す。その事実を大友修一(おおともしゅういち)検事正が握りつぶしていたことも判明する。小倉学が犯人だと判明したが、すでに彼は死亡していた。責任を取って、大友修一検事正は東京地方検察庁を辞職する。

安田尚樹殺害事件と石川敦子殺害未遂事件

行きつけのうどん屋で会話をする尾崎舞子(右)、川上憲一郎(中央)、山内徹(左)

ロック歌手のジョーカー茅ヶ崎(ちがさき)が殺人容疑と殺人未遂容疑で逮捕される。ジャーナリストの安田尚樹(やすだなおき)が殺害された事件で、事件を目撃したフリーライターの石川敦子(いしかわあつこ)が襲われて入院していた。事件を調査すると、ジョーカー茅ヶ崎が賭博のことで安田尚樹から脅迫されていたことが判明する。それだけでなく、ジョーカー茅ヶ崎の顧問弁護士の佐田篤弘がそのことを警察に隠していた。目撃証言をした石川敦子の殺人未遂事件では、凶器のモアイ像の写真立てにジョーカー茅ヶ崎の指紋がついていた。入院中の石川敦子の病室で裁判の証人尋問をすることになり、深山大翔、尾崎舞子、山内徹(やまうちとおる)裁判官、石川敦子の婚約者の村野正義(むらのまさよし)たちが集まる。深山大翔たちは石川敦子があいまいな証言ばかりするため、裁判の延期を要求する。石川敦子の目が悪いと気づいた深山大翔は、石川敦子に事件当日の目撃証言と同じように、雨の日の現場検証をする。喫茶店にいた石川敦子がマンションから出てきたジョーカー茅ヶ崎を見たという目撃証言だったが、石川敦子はマンションから出てきた人の顔がわからなかった。延期された裁判で石川敦子は目撃証言が嘘だと認める。インサイダー取引で脅迫されていた村野正義が安田尚樹を殺害していた。石川敦子と村野正義はおそろいのモアイ像の写真立てを持っていた。嘘の目撃証言をした石川敦子が弱気になったため、モアイ像の写真立てで村野正義が石川敦子の頭を殴ったのだった。しかし、石川敦子が村野正義のモアイ像の写真立てにだけに書いた「相思相も愛」という落書きによって、石川敦子を殴ったのが村野正義だと判明し、殺害事件と殺人未遂事件の犯人が村野正義だとわかる。

棚橋幸次郎専務殺害事件

主婦の岩村梢(いわむらこずえ)が、夫の岩村直樹(いわむらなおき)の無実を証明したいと弁護の依頼にくる。工場の社長の岩村直樹が取引先の棚橋幸次郎専務(たなはしこうじろう)を殺害した事件で、岩村直樹は事件後に自殺していた。棚橋幸次郎殺害事件は被疑者死亡で不起訴処分になったが、岩村梢は岩村直樹の無実を確信していた。棚橋政一郎(たなはしせいいちろう)社長が岩村梢に相続放棄をさせて、岩村直樹が持つエンジンの特許を手に入れようとしていることに佐田篤弘が気づく。深山大翔は凶器に使われた、指紋がついたスパナが岩村直樹の工場の物ではないと突き止める。事件当日に工場から事件現場のビルに向かった岩村直樹を見た、という目撃証言が出てくる。岩村直樹と同業者で目撃証言をした足立靖男(あだちやすお)は、事件当日に防犯カメラに映っていた岩村直樹の服装を間違えたことから、棚橋政一郎社長の担当弁護士の森本貴(もりもとたかし)から頼まれて偽証していたことがわかる。それだけでなく、棚橋政一郎社長が犯人だと判明する。岩村直樹と棚橋幸次郎専務が共同会社を作る予定だと知り、棚橋政一郎社長は棚橋幸次郎専務を殺害、罪を岩村直樹にかぶせた。

女子高生わいせつ事件とひったくり事件

ケガをした斑目法律事務所の弁護士の志賀誠(しがまこと)が、刑事裁判の弁護の協力をしてほしいと、刑事事件専門ルームにやってくる。女子高生の工藤久美子(くどうくみこ)が強制わいせつをされた事件で、容疑者として会社員の山崎大輝(やまざきだいき)と不良グループの一員である大江徳弘(おおえとくひろ)が起訴されていた。深山大翔たちが山崎大輝の接見に行くと、警察に脅されて自白したことがわかる。その後、事件当日に工藤久美子が出会い系で知り合った男性と会っていたことが判明する。しかし、山崎大輝と大江徳弘を有罪にしたい裁判官の川上憲一郎(かわかみけんいちろう)と喜多方修造(きたかたしゅうぞう)検事は、ふたりの容疑者のアリバイがない6日にわいせつ事件があったと日にちを変更してくる。深山大翔たちは6日にわいせつ事件は起きていなかったことを突き止める。しかし、容疑を否認していた大江徳弘が自分の犯行だと認める。深山大翔たちが接見に行くと、事件当日、雨が降っていたと大江徳弘は言ったが、わいせつ事件があった公園では6日は雨が降っていなかった。6日に雨が降っていたのは西府中駅付近だけだった。実は6日は西府中駅付近でひったくり事件が起きていて、ひったくり犯の似顔絵が大江徳弘にそっくりだった。大江徳弘はひったくり事件の犯人だということを隠すために、わいせつ事件の犯行を認めたのだった。

平田賢一殺害事件と2年前の窃盗事件

尾崎舞子には2年前に窃盗事件で逮捕された弟の尾崎雄太(おざきゆうた)がいた。尾崎雄太は刑務所を出所後、大酉(おおとり)寿司で働いていた。尾崎舞子が裁判官を辞めたのは、尾崎雄太の窃盗事件が原因だった。不動産屋の平田賢一(ひらたけんいち)が殺害され、第一発見者で大酉寿司の店主の新井英之(あらいひでゆき)が警察から事情聴取される。新井英之は平田賢一と立ち退きのことでトラブルになっていた。しかし、尾崎雄太が事件時刻にアパートの家賃のことで平田賢一を訪ねていたことから、警察は尾崎雄太を殺人容疑で逮捕する。しかも、事件現場には尾崎雄太が逮捕された2年前の窃盗事件の盗品の腕時計が落ちていた。深山大翔と尾崎舞子が尾崎雄太の接見に行くが、尾崎雄太は姉の尾崎舞子には会わず、深山大翔に「今回の殺害事件も、2年前の窃盗事件も自分はやっていない」と話す。2年前、尾崎雄太は窃盗事件の犯人ではないと主張したが、尾崎舞子が示談にしていた。実は2年前の窃盗事件は寿司屋の社長の糸村信彦(いとむらのぶひこ)と、尾崎雄太の友達の大西達也(おおにしたつや)が仕組んだものだった。糸村信彦は粉飾決算を隠すために、大西達也は友達の坂本卓(さかもとすぐる)が窃盗事件で逮捕された時に、尾崎雄太に姉の力で裏取引をしてほしいと頼んだが断られたことの恨みだった。深山大翔たちが糸村信彦を追及した所、事件現場に落ちていた腕時計は実は新井英之に貸していたことが判明する。新井英之が事件の犯人だとわかる。新井英之は最初から尾崎雄太に、平田賢一の殺害の罪をかぶせようと計画して、尾崎雄太を自分の店で雇っていた。尾崎雄太の殺害容疑はなくなり、2年前の窃盗事件も再捜査されることになる。

緒方真貴社長失踪事件と佐田篤弘の業務上横領幇助

業務上横領幇助の疑いで被告人として裁判に出た佐田篤弘(中央)

1週間前にオガタテクノロジーの緒方真貴(おがたまさたか)社長が会社の資金を持って失踪した。オガタテクノロジーの大河原孝正(おおがわらたかまさ)専務と、経理担当の中村麻美(なかむらあさみ)が業務上横領罪で緒方真貴社長を警察に通報した。しかし、緒方真貴社長が、オガタテクノロジーの顧問弁護士をしている佐田篤弘の銀行口座にお金を振り込んでいたことから、佐田篤弘は業務上横領幇助とされて警察に逮捕される。佐田篤弘の弁護の担当になった深山大翔たちは調査を開始。緒方真貴社長は病気で、薬を飲まないと命が危険な体だった。緒方真貴社長が病院に行かず薬を持っていないことから、トラブルに巻き込まれた可能性が浮上する。深山大翔たちは大河原孝正専務と中村麻美に、オガタテクノロジーの広報担当の笹野桜(ささのさくら)が緒方真貴社長を殺害した可能性があると話す。遺体を発見するためには緒方真貴社長のスマホが必要だということも話した。その後、山中で大河原孝正専務と中村麻美が緒方真貴社長の遺体を掘り起こしていた。深山大翔たちは最後に緒方真貴社長がいたのはオフィスだと突き止めていた。オフィスで緒方真貴社長を殺害できたのは大河原孝正専務と中村麻美だけだった。大河原孝正専務が緒方真貴社長を殺害した理由は、会社経営が悪化した状態で子会社を作ったためで、銀行口座にお金を振り込んだのは佐田篤弘に罪をかぶせるためだった。

藤堂正彦議員選挙事務所毒殺事件

元文部科学大臣の藤堂正彦(とうどうまさひこ)議員の選挙事務所で毒殺事件が起きる。ニシカワメッキの西川五郎(にしかわごろう)社長が選挙事務所に送った羊羹に毒物が混入されていた。その羊羹を食べたのは藤堂正彦議員、その妻の藤堂京子(とうどうきょうこ)、第一秘書の上杉正信(うえすぎまさのぶ)、後援会長の金子源助(かねこげんすけ)の4人。藤堂京子は意識不明の重体になり、上杉正信は死亡した。羊羹に入っていた毒物はニシカワメッキが保有していた物だと判明し、西川五郎社長は逮捕される。動機は西川五郎社長が新規事業で、藤堂正彦議員に陳情を断られたことが原因とされた。斑目法律事務所の斑目春彦所長が、沢渡法科学研究所に毒の鑑定検査を依頼する。鑑定の結果、2年前に藤堂正彦議員の関連会社で扱っていた物と一致した。しかし、担当裁判官である川上憲一郎(かわかみけんいちろう)は無期懲役とした。毒が入っていたのが羊羹なのか確かめるために、深山大翔たちは藤堂正彦議員の選挙事務所で毒物事件の再検証をする。毒物が入っていた物と同じ羊羹をつまようじで、藤堂正彦議員、藤堂京子、金子源助に食べるように勧める。しかし、藤堂正彦議員だけは食べなかった。実は毒物が入っていたのは羊羹ではなくつまようじの方だった。毒殺事件の犯人は藤堂正彦議員と藤堂京子の共犯だったとわかる。動機は、藤堂正彦議員のスキャンダルを告発しようとした上杉正信を殺害するためだった。

久世直美放火殺人事件

8年前に死刑囚の久世貴弘(くぜたかひろ)は、妻の久世直美(くぜなおみ)を殺害してから放火した罪で死刑判決になっていた。しかし、息子の久世亮平(くぜりょうへい)は父親の久世貴弘の無実を信じ、再審請求のために依頼にくる。8年前、久世貴弘と久世直美は蕎麦屋をしていた。建物の1階に蕎麦屋があり、その他の部屋は賃貸で人が住んでいた。事件当時、燃えた建物を調査した所、久世直美は後頭部を殴られて厨房で倒れていて、建物内にあった雑誌が激しく燃えていたことが判明していた。久世貴弘と久世直美が口論していたこと、久世貴弘がガソリンスタンドで灯油を購入していたことから、久世貴弘は死刑判決になった。深山大翔たちが調査をすると、ガソリンスタンドで灯油を購入した時間と灯油の量から、時間の矛盾点を見つける。さらに、放火で燃える建物の様子を動画に撮っていた、蕎麦屋があった建物の賃貸エリアに以前に住んでいた山岡真一(やまおかしんいち)から動画を入手する。その動画には燃える建物の中に教師の海老沢晋(えびさわすすむ)の部屋が映っていた。実は建物に放火をしたのは海老沢晋だった。海老沢晋は女子高生の体操服を盗んで集める趣味があり、それをネタに山岡真一に脅されていた。海老沢晋は建物内に積んであった雑誌に火をつけて、建物ごと体操服を燃やして証拠隠滅をしていた。それだけでなく、久世直美は後頭部を殴られていたのではなく、転倒してできた傷だと判明する。

『99.9-刑事専門弁護士-』の登場人物・キャラクター

斑目法律事務所のメンバー

深山大翔(みやまひろと/演:松本潤)

刑事専門弁護士。斑目法律事務所の斑目所長にヘッドハンティングされて、新設の刑事事件専門ルームに移籍する。「99.9%有罪でも0.1%に真実が隠れているかもしれない」という考えから、事件当日の事件現場の検証をする弁護士。ダジャレをよく言う。マイ調味料セットをいつも持ち歩いている。いとこの坂東健太が経営している、小料理屋「いとこんち」に居候している。「いとこんち」の厨房で料理をしながら、自分が担当している刑事事件についての考えをいつもまとめている。父親が殺人事件の容疑者になって心労で亡くなり、母親に置き去りにされる。その後、坂東健太の両親に引き取られる。

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『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。

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嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。

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のぼうの城(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

のぼうの城(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。

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小さいおうち(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

小さいおうち(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『小さいおうち』とは、中島京子の同名小説を元に2014年に映画化された日本の恋愛映画である。山形から東京に女中奉公に上がった布宮タキ(ぬのみや)は、赤い屋根のちいさなおうちに住む平井時子(ひらいときこ)の元で働いていた。時子はその外見と内面から、誰でも虜にしてしまう女性だった。そして時子は夫の部下である板垣正治(いたがきしょうじ)と道ならぬ恋をしてしまい、日本も戦争への道を着実に進み始めていた。この作品は昭和という激動の時代を生きていた人々の、血の通った温かい生活と小さな秘密を描いた物語である。

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陽だまりの彼女(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

陽だまりの彼女(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『陽だまりの彼女』とは、越谷オサムによる日本の恋愛小説を原作として2013年に映画化された恋愛映画である。交通広告代理店の営業マンである奥田浩介(おくだこうすけ)が中学時代の同級生の渡来真緒(わたらいまお)に再会することからはじまり、ふたりは恋愛し結婚する。幸せな毎日を過ごしていたふたりだが、真緒に異変が現れる。そして浩介は真緒の驚くべき秘密を知るのだ。恋愛ストーリーの中にファンタジー要素が加わり、可愛らしく心温まる映画となっている。

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カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。

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小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『小さな巨人』とは、警察組織と戦いながら事件解決をしていく、エンターテインメントドラマである。優秀な刑事・香坂真一郎(こうさかしんいちろう)が所轄に異動になり、警察の上層部と戦いながら、所轄の刑事と共に事件解決をしていくストーリー。主演の長谷川博己の他に、岡田将生、安田顕、芳根京子、香川照之らがドラマ出演している。プロデューサーは伊與田英徳たち、脚本は丑尾健太郎たちが担当した。キャッチコピーは「敵は味方のフリをする」であり、警視庁と所轄の確執や警察内部の裏切者など、警察同士の戦いが描かれている。

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愛のむきだし(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

愛のむきだし(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『愛のむきだし』とは園子温監督の23作目の作品として製作されたヒューマンドラマ映画である。実話を元にした作品であり、盗撮、レズビアン、女装、自慰行為、新興宗教団体による洗脳等、アブノーマルな題材を軸に、物語が進行していく。237分の大長編映画で、国内外からの評価は高く、2009年のベルリン映画祭での「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」を始めとして、数々の権威ある賞を受賞している。過激なシーンが多いため、Rー15指定。

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TOKYO MER(走る緊急救命室)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

TOKYO MER(走る緊急救命室)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『TOKYO MER(走る緊急救命室)』とは、2021年7月から9月まで放送された本格救命医療ドラマ。都知事の号令で東京海浜病院内に設置された、試験運用中の救命救急プロフェッショナルチームTOKYO MER。最新の医療機器とオペ室を搭載したERカーで、危険な重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者に救命処置を施すチームの活躍を描く。一人も死者を出さないことが、彼らに課されたミッションである。コロナ禍で新型コロナウイルスとの闘いを続ける医療従事者に感謝の意を込めたドラマとして放送された。

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花咲舞が黙ってない(ドラマ・漫画・小説)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

花咲舞が黙ってない(ドラマ・漫画・小説)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『花咲舞が黙ってない』とは、池井戸潤の小説『不祥事』、『銀行総務特命』を原作とするドラマ作品である。臨店先へ出向き、業務改善・指導する臨店班に所属する花咲舞と相馬健が、全国の支店で起こる数々の問題の解決に奮闘する痛快ストーリー。2014年にテレビドラマ第1シリーズの放送と講談社『Kiss』での漫画版が掲載。2015年に第2シリーズが放送された。銀行を舞台とし、女性銀行員が次々と行内の不正を暴いていくというストーリーであることから、女版『半沢直樹』と注目された。

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オールドルーキー(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

オールドルーキー(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『オールドルーキー』とは、2022年6月から9月まで放送されたスポーツマネジメントをテーマにしたテレビドラマ。主演はサッカー選手の新町亮太郎を演じた綾野剛。サッカーしか取り柄のない元サッカー日本代表選手の新町亮太郎が引退後にスポーツマネジメントの世界に飛び込み、様々なアスリートの代理人としてマネジメントに奮闘していくストーリー。スポーツ選手のセカンドキャリアへの挑戦がテーマとなっている。Jリーグと公益財団法人日本サッカー協会が製作協力として関わっており、随所に実在のスポーツ選手が出演している。

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VIVANT(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

VIVANT(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『VIVANT』とは、は2023年7月から同年9月までにTBS系「日曜劇場」枠で放送されたアドベンチャードラマ作品。サラリーマンの乃木憂助は、自身にかけられた誤送金の疑いを晴らすためバルカ共和国に向かう。バルカの地で乃木を巻き込んだ自爆テロ事件は、やがて暗躍する国際テロ組織、そして乃木の正体へと繋がっていく。国内外から集結した豪華俳優陣やモンゴルで撮影された大スケールの映像、そして、予想を超える展開が連続するストーリーが見どころとなっている。

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