あまり知られていない進撃の巨人の裏設定&考察集

『進撃の巨人』とは、漫画家・諫山創によるダークファンタジー漫画。連載から程なくして爆発的人気を博し、小説、TVアニメ、実写映画など、様々なメディアミックス展開をしている。日本だけでなく、海外からも人気の『進撃の巨人』の魅力は、その作りこまれた世界観や緻密に練られたストーリーにある。そもそも巨人とは何なのか、何故人類は巨大な壁の中で暮らしているのか、など、物語の序盤から多くの謎が存在していた。あまり知られていない裏設定・トリビア・都市伝説・考察なども数多く存在している。

表紙のイラストの意味とは

諫山先生いわく、これは「この世界における教科書の1ページ目で誰でも共通に持っている知識」だとか。

一方では物語の核心に触れる内容とまで噂されています。

コミックを逆さにして少し読んでみると「人類滅亡の要因は巨人によるものではなく人間によるもの」等が書かれています。

諫山先生の「この世界における教科書の1ページ」という言葉も意味深ですね。

読者に対する教科書的な、この漫画を読むのに必要な共通認識的なものなのか、それともエレンが巨人について訓練兵時に学ぶ時に出てくるのか。

表紙の絵はウォール教の経典なのではないか。ウォール教が人類に信じ込ませた嘘の歴史なのではないかという説もあります。

過去にあった考察(16)~ミカサが巨人化する可能性~

今のところ104期の主要メンバーの中では、エレンも含めて10人中4人が巨人化することが判明しました。

エレンと幼い頃から過ごしてきたヒロインのミカサ。

今回はミカサが巨人化する可能性について考察してみました。

ミカサにも記憶障害がある?

エレンはイェーガー先生からの注射の記憶を思い出そうとすると頭痛に襲われ記憶障害が発生します。

11巻でミカサが頭を痛がっているコマがあります。

エレンが連れ去られてしまう時、巨人化したライナーとベルトルトと戦いました。

しかし、超大型巨人から人のベルトルトへ戻る時に発生した爆風で飛ばされ、5時間も意識を失ってしまいます。

目覚めてアルミンに状況を訪ねている時に「ズキッ」という効果音と頭を痛めている様子が書かれています。そしてミカサは言うのです。

「またこれか」

つまり、ミカサもミカサ自身が気づいていないだけで日頃もエレンと同じような記憶障害や頭痛があったのではないでしょうか。

爆風の衝撃で頭を打っただけなら「また」とは言わないはずです。

それとも「またこれか」という発言は、またエレンが私の前からいなくなってしまった。という「また」なのでしょうか。

イェーガー先生はミカサにも注射を打つはず

出典: d.hatena.ne.jp

幼い頃からいつもエレンと過ごしてきたミカサです。

この世界の真実を知っているイェーガー先生はミカサを利用していても不思議ではありません。

50話の冒頭で、イェーガー先生の妻でありエレンの母であるカルラが「またミカサに助けてもらったんでしょう」というエレンの回想シーンがあります。

つまり、日常的にミカサはエレンを助けていることはイェーガー先生も知っているはずです。

エレンが人類を救う道具となるならミカサはエレンを守る道具となるよう操作されたのではないでしょうか。

過去にあった考察(17)~ライナー達の本当の故郷~

ベルトルトとライナーはエレンを連れ去って故郷へ帰ろうとします。

ベルトルトやライナー、アニの故郷とはどこなのでしょうか?

ウォールマリア南東の山奥の村

戸籍上ではこの3人はウォールマリア南東の村の出身として登録されています。

しかし、人類を守る壁を壊したり、実験体の巨人を倒したり、彼らなりの何かの極秘作戦がある中、簡単に身元を明かしているというのも疑問です。

実は嘘で本当の故郷はまた別にあるのかもしれません。

本編でも彼らの故郷を指す時はカギカッコをつけて「故郷」と書いてあります。どこか特別な場所を指すのでしょう。

そういえば人類を襲う巨人は何故か南の方から湧いて来ますね。

エレンを連れ去る時に夜を待った

11巻でエレンを連れ去った時に、故郷へまっすぐ帰れば良いところ、林へ立ち寄り夜が明けるのを待っています。

一緒に連れ去られたユミルも「鎧の巨人のまま走って故郷へ帰らずなぜこんな所へ立ち寄るのか」と疑問を感じています。

ただ単に体力回復の目的ではなさそうです。

またライナーはウトガルド城で遭った、夜に動く巨人と夜は活動しない通常の巨人についての違いも知っているようで、ユミルも知っているだろうと言い放ちます。

ウトガルド城で目撃された獣の巨人を待っているのかもしれません。

そしてユミル曰く、ベルトルトやライナーを倒すことが解決ではなく、それ以上に「大きな敵」がいることをエレンに濁しています。

夜に獣の巨人が迎えに来るのでしょうか。

彼らは100年の眠りから覚めた過去の人

アニメ最終話にもあるように、アニは巨人化エレンと戦った後、刃が全くたたない硬い水晶の中へ自らを封印させました。

水晶の中のアニはまるで長い眠りについているようです。

このように、彼らはずっと水晶化して百年間眠っていた過去の人類なのではないでしょうか。

壁の中の巨人を含め、過去の人類と巨人の戦いに何か関係しており、彼らの故郷には眠りにつく水晶化した人類が他にもいるのではないでしょうか。

ユミルもクリスタと雪山で遭難した時「偶然にも第二の人生を得ることができた」と言っています。

これも過去の眠りから覚めたことを言っているのかもしれません。

このような時間のトリックがあれば、第1話の「二千年後の君へ」というタイトルへ繋がっても不自然ではない気もします。

過去にあった考察(18)~王政の不可解な点~

エレンの世界は王政ですが、未だにその姿は出てきません。

実はウォール教以上に強大な秘密を持っているのではないかということについて考えてみます。

王政なのに王の描写が無いという不自然さ

通過儀礼の「王にこの身を捧げる」など王に関する発言はいくつかあるのですが王自体は姿を現していません。

エレンの世界の王はどんな姿なのか名前は勿論のこと年齢、性別さえわかりません。

王政なのに全く出てきていないというのは逆に不自然なのでは?

王政が巨人を出現させたという説

kiichi841
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