あまり知られていない進撃の巨人の裏設定&考察集
『進撃の巨人』とは、漫画家・諫山創によるダークファンタジー漫画。連載から程なくして爆発的人気を博し、小説、TVアニメ、実写映画など、様々なメディアミックス展開をしている。日本だけでなく、海外からも人気の『進撃の巨人』の魅力は、その作りこまれた世界観や緻密に練られたストーリーにある。そもそも巨人とは何なのか、何故人類は巨大な壁の中で暮らしているのか、など、物語の序盤から多くの謎が存在していた。あまり知られていない裏設定・トリビア・都市伝説・考察なども数多く存在している。
精鋭リヴァイ班も女型の巨人に全滅されてしまい、兵長のリヴァイは生き残ったもののケガを負って前線には立てなくなりました。
また、調査兵団団長のエルヴィンも、右腕を巨人に食べられてしまいます。
このように、現行の調査兵団はほぼ壊滅状態です。
ここでは、連載時の考察についてまとめてみました。
アルミンが団長になる
アルミンの判断は、序盤から展開を決定する要因となっています。
体力はないアルミンですが、座学の力は秀でるものがあるようで、訓練兵卒業後は技術部を進められたほどでした。
奪還作戦の際も、アルミンの力はエレンを動かし、巨人に責められたトロスト区を無事奪還します。
そして、女型巨人であるアニを拘束する作戦もアルミンが持ちかけました。
このように参謀として素質があるアルミンは団長にふさわしいはずです。
ジャンが団長になる
マルコにジャンは、弱い人の気持ちがわかるからこそ周囲に対する説得力や判断力がある。
だから指揮役に向いていると語りかけるシーンがあります。
これはジャンが後々団長になる伏線なのではないでしょうか。
ちなみに調査兵団を退いたエルヴィン団長はどうなってしまうのでしょうね。
エルヴィン団長の前はキース教官が団長をしていたようなので、新たな訓練兵の育成をする教官になるのでしょうか(この記事を書いている時点ではエルヴィンは生きています)
104期のメンバーが幹部に
エルヴィン団長やリヴァイ兵長が率いた調査兵団は世代交代で、104期のメンバーが幹部を務めることになります。
もしくは104期のメンバーが新しい精鋭部隊になるのかもしれません。
憲兵団に潰される
出典: d.hatena.ne.jp
壁の外の秘密を知ることを好ましく思っていない王制側の圧力により、調査兵団の存続を打ち切られてしまいます。
しかし、エレンやアルミンのように壁の外の世界を渇望している人の力により、秘密裏に巨人の調査が行われます。
過去にあった考察(5)~人類は巨人に生かされている~
実は、人類が住んでいる世界は巨人の一部なのではないか。
人類は巨人に生かされているのではないか。
という説があります。
今回はこの説について考察してみました。
巨人の周囲の花が咲いた
アニメ版では、エレンが巨人化した時、そばに生えていた花が開花したというシーンがありました。
すでにその時に、巨人化する前に巨人化して戦闘していたため、体力がなくエレンの巨人化は中途半端なものに終わりました。
一見、花が咲いている地面の部分は巨人化した体内の一部に取り込まれているかのように見えました。
これは、巨人には植物を開花させる力があるということでしょうか?
つまり、畑や田、草原、山の木々など生えているこの世界は巨人の体の一部(もしくは体内)
のため、
巨人の生命力と大地の生命力は等しく、山や木々、土地に生命力を与えているのかもしれません。
壁は巨人の一部でできている
アニメ版最終回の最後のコマにて、女型巨人とエレンが戦闘した際に壁に穴をあけてしまうのですが、
その穴から巨人が顔をのぞかせているというシーンで終わっていました。
つまり、壁の中に巨人がいる、もしくは壁は巨人によって構成されているということです。
アニメの最終話はここまででしたが、コミックの8巻後半ではこの続きが書かれています。
人類を守る壁を崇める教義を持つウォール教によれば、壁が巨人で作られていることは口外してはならない秘密とされています。
なぜ秘密にしなければならないのでしょうか?
巨人を信仰している人の存在
上2つにあるように、実は巨人の存在は人類が在り続けることになくてはならないのだとしたら、
この世から巨人を駆逐してしまうことは人類の終わりであるということになります。
そこで、本編のウォール教にあたるような、「巨人を崇める団体」の存在がでてくるのではないでしょうか。
エレンがいる「進撃の巨人」の時代より昔の話を書いたノベライズ作品で「進撃の巨人 Before the fall」という作品があります。
この作品には巨人信仰者の存在が書かれています。
日本にも、ダイタラボッチという巨人がいたという言い伝えはあります。
ダイタラボッチは山の神様でもあります。
ウォール教や巨人信仰者はこのようなアニミズム的な側面なのかもしれません。
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目次 - Contents
- 作者は格闘技好き
- エレンのモデル
- 『進撃の巨人』も放送中止の危機に瀕していた!
- もしも立体機動装置が実在したら
- 過去にあった考察(1)~進撃の巨人の世界は実はパラレルワールドだった?~
- パラレルワールドとは
- 過去にあった考察(2)~残酷な世界とは?~
- 力のあるものだけが勝つ世界
- 常に争いがある世界
- エレンがループしている世界
- 過去にあった考察(3)~イルゼの手帳とユミルと巨人の秘密~
- まるで巨人がユミルを崇めているよう
- 存在を否定されて自傷行為をする
- 北欧神話でユミルは巨人の起源
- ユミルとクリスタの関係
- 過去にあった考察(4)~進撃の巨人調査兵団の今後~
- アルミンが団長になる
- ジャンが団長になる
- 104期のメンバーが幹部に
- 憲兵団に潰される
- 過去にあった考察(5)~人類は巨人に生かされている~
- 巨人の周囲の花が咲いた
- 壁は巨人の一部でできている
- 巨人を信仰している人の存在
- 過去にあった考察(6)~今後のストーリー展開予想~
- 箱庭説
- パラレルワールド説
- ループ説
- 夢おち
- 北欧神話説
- 過去にあった考察(7)~OP『紅蓮の弓矢』に秘められたメッセージ~
- 屍踏み越えて、進む意思を、嗤う豚よ
- 家畜の安寧、虚偽の繁栄、死せる餓狼の「自由」を!
- 過去にあった考察(8)~イェーガー先生の行方~
- 845年にすでに亡くなってる説
- 拉致されて助けを待っている説
- 壁の外にいる説
- 過去にあった考察(9)~ミカサが受け継ぐ印の謎~
- ループ説と関係がある
- 母と子の絆の象徴
- 印には世界の秘密が隠されている
- 過去にあった考察(10)~ユミルはどこから来たのか?~
- ベルトルトやライナー、アニと故郷が違うのでは?
- ライナー達が知らない言語を知っている
- 過去にあった考察(11)~リヴァイの本名の秘密~
- 実はリヴァイはレイス家の貴族
- 実はリヴァイは王家の人間
- 実はリヴァイは別世界から来た人
- 過去にあった考察(12)~「人を食べる巨人」の道具としての存在意義~
- 人類の口減らしのため
- 人類同士の争いをやめさせるため
- 人以外の動物を守るため
- 過去にあった考察(13)~壁の中にいる巨人は生け贄?~
- ベルトルトにとって壁に守られている人類は悪魔の末裔
- 巨人化したアニは教会を破壊した
- 壁を壊すことで中に巨人が存在していることを知って貰いたかった
- 過去にあった考察(14)~「座標」とは何か~
- 座標とは人を喰う巨人をコントロールできる能力
- 巨人化できるライナー、ベルトルト、ユミルに電流が走る
- 時空の座標?
- 過去にあった考察(15)~コミック表紙裏の秘密~
- 表紙裏の文字とユミルの鯖缶の文字は実は違う!
- 第1話の看板の文字
- 表紙のイラストの意味とは
- 過去にあった考察(16)~ミカサが巨人化する可能性~
- ミカサにも記憶障害がある?
- イェーガー先生はミカサにも注射を打つはず
- 過去にあった考察(17)~ライナー達の本当の故郷~
- ウォールマリア南東の山奥の村
- エレンを連れ去る時に夜を待った
- 彼らは100年の眠りから覚めた過去の人
- 過去にあった考察(18)~王政の不可解な点~
- 王政なのに王の描写が無いという不自然さ
- 王政が巨人を出現させたという説
- 第1話でアルミンはすでに推理してた
- 過去にあった考察(19)~猿の巨人とユミルの関係~
- 猿の巨人もエレンの世界とは別言語を持っている
- エレンの世界の人は猿を知らない
- 巨人は猿の巨人を祖先に持つのでは?
- 過去にあった考察(20)~猿の巨人の正体~
- イェーガー先生に顔が似ている
- 立体機動装置を知らない
- うなじに本体がいることは知っている
- 世界の真実を知っているということ
- 過去にあった考察(21)~人類を守る「壁」の秘密~
- 壁の中の巨人の並び方はウォール教の信者の並び方という説
- ベルトルトの祖先が壁巨人だったという説
- 壁の名前は生贄の名前という説
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