進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。
『進撃の巨人』の概要
『進撃の巨人』は諫山創原作の漫画で、2009年から『別冊少年マガジン』で連載が始まった。突如出現した正体不明の巨人の脅威にさらされた人類は、「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」の3つの壁を建設し、安心して暮らせる場所を手に入れる。しかし壁の建設から100年がたったある日、壁の高さをはるかに越す超大型巨人が現れ、壁を破壊。壁内に巨人が続々と侵入し、人類は再巨人の脅威におびえることになった。目の前で母親を巨人に喰われた主人公のエレン・イェーガーは、巨人討伐部隊である調査兵団に志願する。圧倒的なパワーを持つ巨人と人類との戦闘を描いた作品である。作中には巨人の正体や登場人物たちの出生の秘密などさまざまな伏線が織り込まれた。中には物語の初期で描かれた伏線が最終回目前で回収されたものもあり、壮大なスケールでの伏線回収が話題となっている。
『進撃の巨人』の回収済みの伏線・謎
イェーガー家の地下室にあったもの
シガンシナ区にあるエレンの生家には地下室がある。そこにはいつも鍵がかかっており、エレンは地下室に何があるか見たことがなかった。兵士になることを志すエレンに父・グリシャは帰ったら地下室を見せてやると約束して外出する。その後、超大型巨人が壁を破壊してシガンシナ区に巨人が入って来てしまったため、地下室に何があるのかは長らく謎のままだった。
時を経てエレン達はシガンシナ区の奪還に成功。エレンはグリシャに託された鍵を持って仲間と共に地下室へと行く。グリシャに託された鍵は地下室の入口の鍵ではなく、机にある引き出しの鍵だった。そしてそこには壁の外の世界やグリシャの正体について書かれている書物が置かれていた。
エレンが打たれた注射の正体
エレンは生家があるシガンシナ区が巨人に襲撃された後、ミカサやアルミン達と避難した。しかし一部記憶が曖昧で、時折、父・グリシャと会話をしたような記憶が頭痛と共に押し寄せる。その記憶ではグリシャが嫌がるエレンに何かを言いながら注射を打とうとしていた。その注射の中身がなんなのかは長らく謎だったが、後に巨人の脊髄液だと判明する。エレン達壁の中の人間はエルディア人と呼ばれる民族で、巨人の脊髄液を体内に接種することで巨人になることができる。グリシャはエレンを巨人にして、自分の持つ「進撃の巨人」の力を継承させるため、エレンに注射を打って巨人にしたのだった。
グリシャ・イェーガーの行方
超大型巨人によって壁が破壊され、エレン達の住むシガンシナ区は巨人の手に落ちた。その日からエレンの父親であるグリシャ・イェーガーは行方不明となっていた。読者の一部ではグリシャが超大型巨人を手引したなどのグリシャ暗躍説があったが、実際はグリシャは既に巨人の力を得たエレンによって食べられていた。
壁の外の世界
エレン達が住む壁の外では人類は絶滅しており、巨人が跋扈する世界だとされていた。しかし壁の中の人間は外の世界への憧れを捨てきれなかった。調査兵団の存在がそれを裏付けている。アルミンの祖父が隠し持っていた本には炎の水や氷の大地、砂の雪原などのことが書かれていた。
実際の外の世界では人類は絶滅などしていなかった。エレン達が住む壁がある場所はパラディン島という島であり、その島の向こうの大陸では普通に人々が生活していた。
クリスタが10番以内に入れた理由
訓練兵団の中で優秀な成績を収めた上位10名は、憲兵団に入ることが可能。憲兵団を目指すために10位以内を目指すものもいる。
その中でクリスタ・レンズ（ヒストリア）が10位となっていた。その時クリスタはとても驚いた顔をしている。自分が10位以内に入れる実力がないことは本人が一番よくわかっていたことだ。
クリスタはこれをユミルが自分に譲ってくれたからだと思っている。
ライナーが奇行種（巨人エレン）を助けようとした理由
自らも人型の巨人になれる事もあってか、かなり早い段階（エレンが初めて巨人になる段階）でライナーはあの巨人を助ける事を提案します。アニもそれにノり、ベルトルトも反対しません。
唯一ジャンだけが 巨人は巨人だろ というごく一般的な事を言っていましたが、その理由もそのはず、あの場にいたアニ、ベルトルト、ライナーは巨人化できる人間だったので、その容姿、行動、何かしらによってエレンが巨人化したのだと解っていたため、また、その巨人化できるエレンに何らかの価値を見出し助けようとしたのでした。
サシャの冷や汗
トロスト区での攻防戦の後、兵団は巨人の生け捕りに成功した。しかしその巨人が何者かによって殺害されてしまう。貴重なサンプルだった巨人を殺した犯人を見つけるべく、兵士達は自身の立体機動装置を検品された。その時104期生のサシャ・ブラウスは何故か冷や汗をかいている。このことからサシャが何らかの関係があるのではと考察されたが、実際に巨人を殺したのはアニ・レオンハートであり、サシャは何の関係もなかった。
「ユミルの民」の意味
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目次 - Contents
- 『進撃の巨人』の概要
- 『進撃の巨人』の回収済みの伏線・謎
- イェーガー家の地下室にあったもの
- エレンが打たれた注射の正体
- グリシャ・イェーガーの行方
- 壁の外の世界
- クリスタが10番以内に入れた理由
- ライナーが奇行種（巨人エレン）を助けようとした理由
- サシャの冷や汗
- 「ユミルの民」の意味
- エレンが巨人化の方法を知っていた理由
- ヒストリアの夢の中の女性はフリーダ・レイス
- 壁の中の巨人
- 獣の巨人の正体
- 104期生・ユミルの正体
- ライナーは兵士？戦士？
- 「座標」の意味
- 「悪魔の末裔」の意味
- コニーに言葉を発した巨人はコニーの母親
- フリッツ家とレイス家という2つの王家
- エレンの敵の正体は「世界」
- 壁の中の情報統制の手法
- 壁の名前の由来
- エレンの母親を捕食した巨人の正体
- カルラの死の真実
- 壁外の人類の存在と真の歴史
- タイトル「進撃の巨人」の意味
- 対となる第1話と最終話のサブタイトル
- グリシャが鍵を見せた相手
- ミカサの「いってらっしゃい、エレン」のセリフ
- ミカサのタトゥーと数字
- ミカサの高い身体能力の秘密（アッカーマンの謎）
- ヒストリアの子の父親は同郷の青年
- 『進撃の巨人』の未回収の伏線・謎
- 巨人が人を食べる理由
- 女型の巨人の涙の理由
- アニの父親の言葉
- 巨人の正体を聞いた時のエルヴィンの微笑み
- ヒストリアの読んでいた絵本の謎
- ”13”という数字の意味
- 始祖ユミルがミカサの頭の中を覗いていた理由
- 『進撃の巨人』の考察本
- 『進撃の巨人』の関連リンク