あまり知られていない進撃の巨人の裏設定&考察集

『進撃の巨人』とは、漫画家・諫山創によるダークファンタジー漫画。連載から程なくして爆発的人気を博し、小説、TVアニメ、実写映画など、様々なメディアミックス展開をしている。日本だけでなく、海外からも人気の『進撃の巨人』の魅力は、その作りこまれた世界観や緻密に練られたストーリーにある。そもそも巨人とは何なのか、何故人類は巨大な壁の中で暮らしているのか、など、物語の序盤から多くの謎が存在していた。あまり知られていない裏設定・トリビア・都市伝説・考察なども数多く存在している。

作者は格闘技好き

進撃の巨人に出てくる巨人のモデルは、基本的に日本や海外の格闘家である事が多いと言われています。
その理由として、進撃の巨人の作者である諌山先生が大の格闘技好きだからです。
仕事後には必ず格闘技関係の情報を調べたり、テレビで観戦したりと非常に熱中している様子。
そして何と、自宅にはジムなどに置いてあるサンドバックまであります。どこまでも格闘技が大好きな諌山先生です。
その為、進撃の巨人に出てくる巨人は誰かしら国内外の格闘家がモデルとなっています。そのほとんどが、どこかで名を刻んでいる有名どころの人々ばかりです。

エレンのモデル

主人公であるエレン・イェーガーが巨人に変身した際の姿や、戦闘時の特殊な構えにもしっかりとモデルがいるんです。
実はエレンのモデルとなっているのは、日本人格闘家の岡見勇信さん。
実際に岡見さんの写真とエレンを見比べてみると、顔は似ていないのですが身体の作りは確かに似ています。
筋肉付き方や、戦った時の身体の使い方なども瓜二つ。相手へのパンチの出し方なども、岡見さんが試合で見せるそれと非常によく似ています。
モデルにしているのは確かな情報なようです。
しかしあそこまでそれを忠実に再現できるのは、諌山先生の格闘技への観察力とそれを表現する実力によるものなのでしょうね。

『進撃の巨人』も放送中止の危機に瀕していた!

出典: b.eax.jp

巨人は基本的に人間を襲いますが、ハッキリとした意思がなく、少しうつろな目をしている点が特徴です。
そして意味不明の行動をとり、想像もつかないような行動によって人を襲います。
この巨人の設定はストーリーにおいて重要なエッセンスであり、アニメにおいてもしっかりと描写されています。
しかし、そんな動きが「障がい者」に似ていると抗議が殺到し、一時期はアニメ放送が中止される可能性があったといわれています。
しかしポイントとなったのは、その抗議が障がい者団体のメンバーによる抗議であり、障がい者に対して逆に偏見をもっているという見方をしたことにもなり、結果としてテレビ放送は中止されることになりませんでした。

もしも立体機動装置が実在したら

出典: shingekikyojin.net

実際のところ、立体機動装置が現代にあったとしても、人間側の耐久が難しいようです。
空想科学的に計算しても漫画のような移動スピードや人間を支えること、上手く着地することは残念ながら困難なようです。
現実的に考えるとアンカーを刺せるような柔い強度のビルはありえませんので、建物にアンカーを刺す部分は吸盤になるといったところでしょうか。
ワイヤーの素材も摩擦に強くないと不可能かもしれませんし、巻き取る時の反動も相当なものなので後ろに飛んでいってしまいそうです。
燃料も設定ではガスですが、現実世界のガスのエネルギーではガスボンベ4本にはとても収まりきれないと思います。

過去にあった考察(1)~進撃の巨人の世界は実はパラレルワールドだった?~

ここでは、初期から噂されていたパラレルワールド説について解説したいと思います。

パラレルワールドとは

出典: ameblo.jp

パラレルワールドという概念は、ある世界の時空に対して並行して別世界の時空があるという考え方で、SFで多く使われる概念です。
パラレルワールドは古くからある考え方で、SFの巨匠と言われているアイザック・アシモフの作品にも使われました。
他にも、パラレルワールドを使った作品で有名なものに

■トランスフォーマー
※2008年アメリカコミック

■時をかける少女
※1967年日本小説

■JIN-仁-
※2000年日本コミック

など他十数作品があり、進撃の巨人とほぼ同時期に映画化された作品には

■STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)
※2006年日本ゲーム

があります。

このように、パラレルワールドは多くのSF作品の世界を語るにキーとなる概念です。
そのため、多くの作品の最終話予想に用いられ、例外なく進撃の巨人の最終話予想にもパラレルワールド説が連載当初からファンの間で語られていました。
また、アニメ第一話のタイトルは「二千年後の君へ」という壮大なものでした。
これも、進撃の巨人という物語が時空を超えたストーリー展開になるのではないかということで読者を沸かせ、パラレルワールド説が語られるようになった要因だと考えられます。

このパラレルワールド説ですが、様々なパターンがあり、

<人類の敵である巨人がパラレルワールドから湧いて来た説>
<知能巨人のベルトルト、ライナー、アニ、ユミルがパラレルワールドから来た説>
<上記キャラクター以外のエレンだけが未来から来た説(ループ説とも言われています)>
<人類最強という設定のリヴァイがパラレルワールドから来た勇者という説>

などなどがあります。

パラレルワールドは、本来は時空と時空の並行世界の話ですが、しばしば「異世界」概念と混同されるようで、先ほどの説もパラレルワールド概念と異世界概念が混じったものもあるようです。
このように、進撃の巨人の世界は実はパラレルワールドだったという説も沢山ありました。

過去にあった考察(2)~残酷な世界とは?~

出典: mangadget.net

ミカサのいう「この世界は残酷」というセリフは、この物語のキーになっている言葉だと思っている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、この「残酷な世界」について考察してみました。

力のあるものだけが勝つ世界

kiichi841
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