あまり知られていない進撃の巨人の裏設定&考察集
『進撃の巨人』とは、漫画家・諫山創によるダークファンタジー漫画。連載から程なくして爆発的人気を博し、小説、TVアニメ、実写映画など、様々なメディアミックス展開をしている。日本だけでなく、海外からも人気の『進撃の巨人』の魅力は、その作りこまれた世界観や緻密に練られたストーリーにある。そもそも巨人とは何なのか、何故人類は巨大な壁の中で暮らしているのか、など、物語の序盤から多くの謎が存在していた。あまり知られていない裏設定・トリビア・都市伝説・考察なども数多く存在している。
エレンの父親であるイェーガー先生はどこにいってしまったのでしょうか。
人類が初めて壁を壊されたあの日、エレンに帰ってきたら「真実」を教えると言ったまま行方がつかめません。
間違いなく巨人の秘密、この世界の秘密を握っていることは確かです。
イェーガー先生は生きているのでしょうか?どこで何をしているのでしょう?
自ら身を隠しているのか、それとも監禁されているのか?
過去にあった考察を紹介します。
845年にすでに亡くなってる説
ウォールマリアを突破されエレンの母が巨人に喰われてしまったシガンシナ区襲来の事件でイェーガー先生も巻き込まれて亡くなってしまったという説です。
しかし、巨人と地下室の秘密について何らかを知っていると、すでに兵団に知られており、死亡が確認されないまま亡くなっているとは少々考えにくいです。
人類の存亡をかけた秘密を握っているので、兵団は必死にイェーガーを探しているでしょう。死亡したのなら目撃情報があってもおかしくはないです。
ストーリーから考えてもすでに亡くなっていることをなぜ明かさないのかということになります。
このことからも、生きている率が高いのではないかと推察します。
拉致されて助けを待っている説
巨人の秘密を暴くことは王制にとっても都合が悪いことでもあり、ウォール教にとっても壁の秘密を知っている存在は邪魔なはずです。
しかし、巨人に関するなんらかの強みを持っているため殺されずにいる。
そのため実は教会の地下、王都の地下に拘束されているのかもしれません。
壁の外にいる説
ベルトルト、ライナー、アニの巨人化能力を持つ人類の故郷で秘密を握りながらエレンと彼らの帰りを待っているのかもしれません。
イェーガー先生が生まれる前にすでに巨人は存在しているので彼が巨人を生み出したというのは考えにくいです。
しかし、人類に巨人化する能力を与える力を持っているのではないでしょうか。
エレンがイェーガー先生に何かの注射を打たれるシーンがあります。巨人化に関係あるような描写です。
注射によって巨人化する能力が得られるなら、医者という立場からも村の多数の人に怪しまれずに注射を打つ機会はあります。
エレンと同じように巨人化能力を授けることは簡単です。
過去にあった考察(9)~ミカサが受け継ぐ印の謎~
ミカサの手の印、母からの刺繍はどんな意味があるのでしょう?
漫画ではミカサの回想シーンで、母から「代々受け継がなきゃいけないもの」「ミカサも子供ができた時にはこれを伝えること」として左手首に印が彫られます。
印というのは刺青のようなものだと思います。
アニメではこのシーンは刺繍として改変されました。
これは巨人の秘密、この世界に係る秘密が隠されているのでしょうか。
ループ説と関係がある
漫画ではこのやり取りの直前に「844」と年号だけが記されているコマがあります。
つまり、進撃の巨人展開予想で有力とされているタイムループ説に何か関わりがあるのではないのでしょうか。
例えばミカサの母もこの悲劇がループされていることを知っているため、体に何かしら傷をつけることで自分が今、どの次元(時代やタイムライン)にいるのかその確認となるオブジェクトの役割をしているのではないでしょうか。
母と子の絆の象徴
一方で、この印は巨人の謎や世界の秘密とは関係がなく、ただ母と娘の絆の強さを表しているという捉え方もできます。
それは、アニメでは手の印ではなく刺繍に替えられたからです。
手の傷や刺青から刺繍に変わることで「母の暖かみ」も加えられたような気もします。
そして、次のシーンでは漫画でも同様にミカサは母と父にどうしたら子供ができるのかを聞いています。
つまり、このシーンは生命を受け継いでいかなければならない、エレンと生き残らなければならないという意味を強調しているのではないでしょうか。
それはこの回想シーンが、トロスト区防衛線で巨人に再び街が襲われる最中という話しの途中で組み込まれているからです。
巨人が人々を喰らってゆく緊迫感と死の場面の中で、母から子へ生命を繋いでいかなければならないという、一見弱々しく見えるけど芯のある、儚い生命との対比なのではないでしょうか。
このシーンがあることで、生きるということの輝き、逆に巨人の支配する残酷な世界とのコントラストが強くなるようにも感じます。
印には世界の秘密が隠されている
この印はどのような模様なのかかはっきりと示されていないのですが、アニメでチラリと見えます。
2期エンディングの扉に書かれている古代文字?にも似てますね。
印は世界の秘密を解く記号や地図のような役割があるのかもしれません。
どこか秘密の扉を開ける鍵や暗号の役割です。
過去にあった考察(10)~ユミルはどこから来たのか?~
ユミルは登場キャラの中でエレンの父の次に最も真実を知っていると思います。
しかし、ユミルについては謎が多く、巨人化できることもライナーやベルトルトは知らなかったようです。
当初は、巨人化能力についてはエレンの他、ライナーやベルトルト、アニのみが持ち、この世界の真実についても彼ら3人のみが知っていると思われました。
しかしユミルの行動が明らかになるにつれてストーリーは大きく進展しました。
ユミルはいったいどこから来たのでしょう?
ベルトルトやライナー、アニと故郷が違うのでは?
ウトガルド城で104期の4人が巨人に襲われた際に、ユミルは巨人化して彼らを守りました。
そこでは大型巨人の正体であるベルトルトと鎧の巨人の正体であるライナーもいました。
しかし、2人はユミルも巨人であったことは知らなかったようです。
ユミルが巨人化したこと同時に、故郷でかつて友人を食べた巨人の正体がユミルと知って驚くシーンがあります。
ベルトルト、ライナー、アニの3人は同じ故郷であることは戸籍にも記されているようで、またストーリー上で3人で壁を壊すことを企てたことはハンジが推理しています。
しかしユミルの戸籍や出身については触れられていません。
つまり彼ら3人とユミルの故郷は違うということです。
ライナー達が知らない言語を知っている
Related Articles関連記事
進撃の巨人(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。
Read Article
進撃の巨人の九つの巨人まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。
Read Article
進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。
Read Article
進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。
Read Article
進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。
Read Article
北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
Read Article
進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。
Read Article
進撃の巨人の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『進撃の巨人』とは諫山創によるダークファンタジー漫画及びそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。この記事では、『進撃の巨人』のアニメに使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画、アニメ映画などの主題歌を紹介する。
Read Article
ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。
Read Article
ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
Read Article
リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
Read Article
エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
Read Article
アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
Read Article
フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
Read Article
エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
Read Article
グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
Read Article
ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
Read Article
ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
Read Article
キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
Read Article
ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
Read Article
ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
Read Article
ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
Read Article
ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
Read Article
エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
Read Article
ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
Read Article
ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
Read Article
ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
Read Article
ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
Read Article
ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
Read Article
ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
Read Article
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
Read Article
進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
Read Article
ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
Read Article
クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
Read Article
フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
Read Article
イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 作者は格闘技好き
- エレンのモデル
- 『進撃の巨人』も放送中止の危機に瀕していた!
- もしも立体機動装置が実在したら
- 過去にあった考察(1)~進撃の巨人の世界は実はパラレルワールドだった?~
- パラレルワールドとは
- 過去にあった考察(2)~残酷な世界とは?~
- 力のあるものだけが勝つ世界
- 常に争いがある世界
- エレンがループしている世界
- 過去にあった考察(3)~イルゼの手帳とユミルと巨人の秘密~
- まるで巨人がユミルを崇めているよう
- 存在を否定されて自傷行為をする
- 北欧神話でユミルは巨人の起源
- ユミルとクリスタの関係
- 過去にあった考察(4)~進撃の巨人調査兵団の今後~
- アルミンが団長になる
- ジャンが団長になる
- 104期のメンバーが幹部に
- 憲兵団に潰される
- 過去にあった考察(5)~人類は巨人に生かされている~
- 巨人の周囲の花が咲いた
- 壁は巨人の一部でできている
- 巨人を信仰している人の存在
- 過去にあった考察(6)~今後のストーリー展開予想~
- 箱庭説
- パラレルワールド説
- ループ説
- 夢おち
- 北欧神話説
- 過去にあった考察(7)~OP『紅蓮の弓矢』に秘められたメッセージ~
- 屍踏み越えて、進む意思を、嗤う豚よ
- 家畜の安寧、虚偽の繁栄、死せる餓狼の「自由」を!
- 過去にあった考察(8)~イェーガー先生の行方~
- 845年にすでに亡くなってる説
- 拉致されて助けを待っている説
- 壁の外にいる説
- 過去にあった考察(9)~ミカサが受け継ぐ印の謎~
- ループ説と関係がある
- 母と子の絆の象徴
- 印には世界の秘密が隠されている
- 過去にあった考察(10)~ユミルはどこから来たのか?~
- ベルトルトやライナー、アニと故郷が違うのでは?
- ライナー達が知らない言語を知っている
- 過去にあった考察(11)~リヴァイの本名の秘密~
- 実はリヴァイはレイス家の貴族
- 実はリヴァイは王家の人間
- 実はリヴァイは別世界から来た人
- 過去にあった考察(12)~「人を食べる巨人」の道具としての存在意義~
- 人類の口減らしのため
- 人類同士の争いをやめさせるため
- 人以外の動物を守るため
- 過去にあった考察(13)~壁の中にいる巨人は生け贄?~
- ベルトルトにとって壁に守られている人類は悪魔の末裔
- 巨人化したアニは教会を破壊した
- 壁を壊すことで中に巨人が存在していることを知って貰いたかった
- 過去にあった考察(14)~「座標」とは何か~
- 座標とは人を喰う巨人をコントロールできる能力
- 巨人化できるライナー、ベルトルト、ユミルに電流が走る
- 時空の座標?
- 過去にあった考察(15)~コミック表紙裏の秘密~
- 表紙裏の文字とユミルの鯖缶の文字は実は違う!
- 第1話の看板の文字
- 表紙のイラストの意味とは
- 過去にあった考察(16)~ミカサが巨人化する可能性~
- ミカサにも記憶障害がある?
- イェーガー先生はミカサにも注射を打つはず
- 過去にあった考察(17)~ライナー達の本当の故郷~
- ウォールマリア南東の山奥の村
- エレンを連れ去る時に夜を待った
- 彼らは100年の眠りから覚めた過去の人
- 過去にあった考察(18)~王政の不可解な点~
- 王政なのに王の描写が無いという不自然さ
- 王政が巨人を出現させたという説
- 第1話でアルミンはすでに推理してた
- 過去にあった考察(19)~猿の巨人とユミルの関係~
- 猿の巨人もエレンの世界とは別言語を持っている
- エレンの世界の人は猿を知らない
- 巨人は猿の巨人を祖先に持つのでは?
- 過去にあった考察(20)~猿の巨人の正体~
- イェーガー先生に顔が似ている
- 立体機動装置を知らない
- うなじに本体がいることは知っている
- 世界の真実を知っているということ
- 過去にあった考察(21)~人類を守る「壁」の秘密~
- 壁の中の巨人の並び方はウォール教の信者の並び方という説
- ベルトルトの祖先が壁巨人だったという説
- 壁の名前は生贄の名前という説
- 関連記事