あまり知られていない進撃の巨人の裏設定&考察集

『進撃の巨人』とは、漫画家・諫山創によるダークファンタジー漫画。連載から程なくして爆発的人気を博し、小説、TVアニメ、実写映画など、様々なメディアミックス展開をしている。日本だけでなく、海外からも人気の『進撃の巨人』の魅力は、その作りこまれた世界観や緻密に練られたストーリーにある。そもそも巨人とは何なのか、何故人類は巨大な壁の中で暮らしているのか、など、物語の序盤から多くの謎が存在していた。あまり知られていない裏設定・トリビア・都市伝説・考察なども数多く存在している。

エレンの父親であるイェーガー先生はどこにいってしまったのでしょうか。

人類が初めて壁を壊されたあの日、エレンに帰ってきたら「真実」を教えると言ったまま行方がつかめません。

間違いなく巨人の秘密、この世界の秘密を握っていることは確かです。

イェーガー先生は生きているのでしょうか?どこで何をしているのでしょう?

自ら身を隠しているのか、それとも監禁されているのか?

過去にあった考察を紹介します。

845年にすでに亡くなってる説

ウォールマリアを突破されエレンの母が巨人に喰われてしまったシガンシナ区襲来の事件でイェーガー先生も巻き込まれて亡くなってしまったという説です。

しかし、巨人と地下室の秘密について何らかを知っていると、すでに兵団に知られており、死亡が確認されないまま亡くなっているとは少々考えにくいです。

人類の存亡をかけた秘密を握っているので、兵団は必死にイェーガーを探しているでしょう。死亡したのなら目撃情報があってもおかしくはないです。

ストーリーから考えてもすでに亡くなっていることをなぜ明かさないのかということになります。

このことからも、生きている率が高いのではないかと推察します。

拉致されて助けを待っている説

巨人の秘密を暴くことは王制にとっても都合が悪いことでもあり、ウォール教にとっても壁の秘密を知っている存在は邪魔なはずです。

しかし、巨人に関するなんらかの強みを持っているため殺されずにいる。

そのため実は教会の地下、王都の地下に拘束されているのかもしれません。

壁の外にいる説

ベルトルト、ライナー、アニの巨人化能力を持つ人類の故郷で秘密を握りながらエレンと彼らの帰りを待っているのかもしれません。

イェーガー先生が生まれる前にすでに巨人は存在しているので彼が巨人を生み出したというのは考えにくいです。

しかし、人類に巨人化する能力を与える力を持っているのではないでしょうか。

エレンがイェーガー先生に何かの注射を打たれるシーンがあります。巨人化に関係あるような描写です。

注射によって巨人化する能力が得られるなら、医者という立場からも村の多数の人に怪しまれずに注射を打つ機会はあります。

エレンと同じように巨人化能力を授けることは簡単です。

過去にあった考察(9)~ミカサが受け継ぐ印の謎~

ミカサの手の印、母からの刺繍はどんな意味があるのでしょう?

漫画ではミカサの回想シーンで、母から「代々受け継がなきゃいけないもの」「ミカサも子供ができた時にはこれを伝えること」として左手首に印が彫られます。

印というのは刺青のようなものだと思います。

アニメではこのシーンは刺繍として改変されました。

これは巨人の秘密、この世界に係る秘密が隠されているのでしょうか。

ループ説と関係がある

漫画ではこのやり取りの直前に「844」と年号だけが記されているコマがあります。

つまり、進撃の巨人展開予想で有力とされているタイムループ説に何か関わりがあるのではないのでしょうか。

例えばミカサの母もこの悲劇がループされていることを知っているため、体に何かしら傷をつけることで自分が今、どの次元(時代やタイムライン)にいるのかその確認となるオブジェクトの役割をしているのではないでしょうか。

母と子の絆の象徴

一方で、この印は巨人の謎や世界の秘密とは関係がなく、ただ母と娘の絆の強さを表しているという捉え方もできます。

それは、アニメでは手の印ではなく刺繍に替えられたからです。

手の傷や刺青から刺繍に変わることで「母の暖かみ」も加えられたような気もします。

そして、次のシーンでは漫画でも同様にミカサは母と父にどうしたら子供ができるのかを聞いています。

つまり、このシーンは生命を受け継いでいかなければならない、エレンと生き残らなければならないという意味を強調しているのではないでしょうか。

それはこの回想シーンが、トロスト区防衛線で巨人に再び街が襲われる最中という話しの途中で組み込まれているからです。

巨人が人々を喰らってゆく緊迫感と死の場面の中で、母から子へ生命を繋いでいかなければならないという、一見弱々しく見えるけど芯のある、儚い生命との対比なのではないでしょうか。

このシーンがあることで、生きるということの輝き、逆に巨人の支配する残酷な世界とのコントラストが強くなるようにも感じます。

印には世界の秘密が隠されている

この印はどのような模様なのかかはっきりと示されていないのですが、アニメでチラリと見えます。

2期エンディングの扉に書かれている古代文字?にも似てますね。

印は世界の秘密を解く記号や地図のような役割があるのかもしれません。

どこか秘密の扉を開ける鍵や暗号の役割です。

過去にあった考察(10)~ユミルはどこから来たのか?~

ユミルは登場キャラの中でエレンの父の次に最も真実を知っていると思います。

しかし、ユミルについては謎が多く、巨人化できることもライナーやベルトルトは知らなかったようです。

当初は、巨人化能力についてはエレンの他、ライナーやベルトルト、アニのみが持ち、この世界の真実についても彼ら3人のみが知っていると思われました。

しかしユミルの行動が明らかになるにつれてストーリーは大きく進展しました。

ユミルはいったいどこから来たのでしょう?

ベルトルトやライナー、アニと故郷が違うのでは?

ウトガルド城で104期の4人が巨人に襲われた際に、ユミルは巨人化して彼らを守りました。

そこでは大型巨人の正体であるベルトルトと鎧の巨人の正体であるライナーもいました。

しかし、2人はユミルも巨人であったことは知らなかったようです。

ユミルが巨人化したこと同時に、故郷でかつて友人を食べた巨人の正体がユミルと知って驚くシーンがあります。

ベルトルト、ライナー、アニの3人は同じ故郷であることは戸籍にも記されているようで、またストーリー上で3人で壁を壊すことを企てたことはハンジが推理しています。

しかしユミルの戸籍や出身については触れられていません。

つまり彼ら3人とユミルの故郷は違うということです。

ライナー達が知らない言語を知っている

kiichi841
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