ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
ガビ・ブラウンのプロフィール・人物像
身長:138cm
体重:30kg
誕生日:4月14日
年齢:12歳
担当声優:佐倉綾音
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物である。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」部隊候補生として、日々訓練に励んでいる。
性格は天真爛漫で命知らず。自分の優秀さを疑うことなく信じており、命のやり取りをする戦場すらも自らをアピールする場と考えている。スラバ要塞攻略戦では自らの小柄でか弱い外見を活かし、敵陣の油断を誘って手榴弾を投げ込むという大胆な作戦を行い、マーレ軍を勝利に導いた。
「パラディ島のエルディア人は悪魔の末裔」というマーレの教育を純粋に信じ込んでおり、彼らを皆殺しにして自分たちが善良なエルディア人であることを証明し、世界から差別される現状を変えたいと強く願っている。
現「鎧の巨人」継承者であるライナー・ブラウンは実の従兄。彼を非常に尊敬しており、自分が「鎧の巨人」を継承する最有力候補であることを誇らしく思っている。
幼馴染で同じ戦士候補生のファルコからはひそかに想いを寄せられているが、彼女自身の鈍感さから全く気付いていない。ファルコが「鎧の巨人」の継承を希望する理由が「お前のためだ」と直接言われた時も、「私の邪魔して私のためだって言いたいわけ?」と怒るばかりだった。
戦闘能力は非常に高く、特に狙撃に秀でている。動いている人間の首を的確に撃ち抜いたり、立体起動中の人間を撃ち落としたりという芸当も可能なほど。
自身の住むレベリオ区をパラディ島勢力に奇襲されたことで復讐を決意し、撤退する調査兵団の飛行船に乗り込んで1人を射殺した。その後はパラディ島に連行され監禁されるが、看守を殺害して脱走。
たまたまたどり着いたブラウス厩舎に身を寄せることになるが、そこでカヤという少女と出会い、島の人々の苦しみを聞かされたことで、徐々にガビの考えに変化が生じ始める。
そして自分が飛行船で殺した兵士が、かつてカヤの命を救ったサシャ・ブラウスという女性だったことが判明。今まで優しくしてくれたカヤから殺意を向けられたことで、ガビの中で決定的に何かが変化する。
そして最終決戦では今まで憎んでいたパラディ島の人々に頭を下げ、故郷を守るため一緒に戦ってほしいと頼んだ。
ガビ・ブラウンの来歴・活躍
スラバ要塞攻略戦
マーレのエルディア人居住区域であるレベリオ収容区で生まれ育ったガビ。「パラディ島の悪魔を皆殺しにして自分達大陸のエルディア人が善良だと証明する」という目的のため、マーレの戦士となることを志望する。
ガビは持ち前の胆力と強い信念で、同じ戦士候補生であるファルコやゾフィア、ウドと比べても抜きんでた成績を獲得し、「鎧の巨人」継承の最有力候補と言われるまでになった。
そんな時、ガビ達戦士候補生は4年続く中東連合軍との戦争の大詰めとなる、スラバ要塞攻略戦に参加することとなる。ガビはここでの戦績が「鎧の巨人」継承者選考の決め手となると考え、必ず結果を残すと決意する。
一方、エルディア人戦士隊を率いるテオ・マガト隊長は、対巨人砲を搭載した装甲列車とその線路を破壊するため、損害覚悟で800人の戦士隊を突撃させようとしていた。ガビはマガト隊長に「自分なら1人で装甲列車を無力化できる」と進言し、単身突入する許可を取り付けた。
そしてガビは下着姿になり、投降したと見せかけて敵陣に近づく。敵兵が武器を持たない子供を撃つことに躊躇した隙を突き、ガビは隠し持っていた手榴弾を装甲列車に投げ込んだ。ガビの作戦は成功し、装甲列車は沈黙。マーレ軍が反撃に打って出る契機を作った。
終戦後、レベリオ区に帰還する列車の中で、ガビは「エルディアの女神」として仲間達から惜しみない称賛を受ける。
レベリオ区襲撃
レベリオ区に帰ったガビ達戦士隊は、家族の温かな出迎えを受ける。ガビは家族に自分の活躍を誇らしげに話すが、同席していたライナーは浮かない表情だった。ガビは、きっとライナーがパラディ島に潜伏している間に辛い目にあったのだろうと慰めるが、ライナーの口ぶりはどこか島での日々を懐かしむようなものだった。
ライナーが何か嘘をついているのではないかと勘繰ったガビは、後日ライナーに直接その疑問をぶつけてみる。上手く話を逸らすライナーに対し、ガビは「自分が鎧を継承すればライナーは私の中できっと生き続ける 人に言えない辛いことも二人で分かり合えるよ」と励ましの言葉を伝えるのだった。
ある日、戦士候補生達は各国要人が集まるパーティで給仕役を命じられる。そしてその翌朝、ガビはけたたましい楽器の音で目を覚ました。レベリオ区で祭りをやっていると聞いたガビは、ファルコ達と共に初めての祭りを満喫する。
しかしその夜、ヴィリー・タイバーによるパラディ島への宣戦布告の会場で事件は勃発する。マーレに潜入していた「始祖の巨人」継承者エレン・イェーガーが、突如巨人の姿で会場を襲撃したのだ。
ウド、ゾフィアはその混乱の中で命を落とし、ガビと親しかった門兵達もエレンを援護する調査兵団によって撃ち殺された。ガビは大切な人達を殺された復讐のため、兵士から立体起動装置を奪って調査兵団の飛行船に乗り込もうとする。ガビを心配するファルコも彼女について行った。
乗り込んだ先でガビはライフルを発砲。その弾丸は調査兵団のサシャ・ブラウスに命中し彼女の命を奪った。
調査兵団に拘束されたガビとファルコは、そこで「獣の巨人」継承者であるジーク戦士長がマーレを裏切り、パラディ島側に付いていたと知らされ衝撃を受ける。
パラディ島の人々との出会い
パラディ島に連れていかれたガビとファルコは、牢に入れられるも看守を殺害して脱走。
あてどなく彷徨っていたところをカヤという少女に助けられ、「ベン(ファルコ)」と「ミア(ガビ)」と名を偽ってブラウス厩舎に身を寄せることとなった。最初、ガビは「島の悪魔」とひとつ屋根の下で暮らすことに抵抗を持ち、逃げ出すことばかり考えていた。しかし馬に乗って逃げようにも馬を扱う術を知らず、田舎では情報も入ってこないため、ファルコと話して下手に動かず大人しくマーレ軍の助けを待とうということになった。
カヤが2人の正体に最初から気づいていたと知ると、動揺したガビは口封じのためカヤを殺そうとする。しかしカヤは2人を密告する気はないと言い、4年前自分が住んでいた村にガビ達を案内した。
カヤはその村で足の悪い母親と共に住んでいたが、突如襲ってきた巨人に母を食い殺されてしまったのだという。「どうして母が殺されなければならなかったのか」と問うカヤに対し、ガビは「エルディア人の先祖が世界中の人々を虐殺したからだ」と答える。カヤはそれに反論し「お母さんは誰も殺してない!」とガビに詰め寄った。ガビは何も答えることができず、代わりにファルコが「敵の力を調べるための威力偵察にカヤと母親は巻き込まれた」と言い、何の罪もない母親を巻き込んでしまったことを謝罪した。
母の死の真相を知ったカヤはうなだれるが、教えてくれたベン(ファルコ)に感謝の言葉を伝え、「マーレに生まれただけなのにベンが謝るのはおかしい」と2人を擁護した。カヤは自分が助かったのはとある「お姉ちゃん」に助けられたからだと語り、「お姉ちゃんが生きてたら行く当てのないあなた達を決して見捨てたりしない」という思いから2人を助けたのだと明かす。そして2人が無事にマーレに帰れるよう、今度レストランで働くマーレ人の所へ引き合わせると約束した。
レストランにて
ガビとファルコは、ブラウン家の人々と共にマーレ人捕虜の経営するレストランに招待される。2人は美味しい食事を堪能しつつ、隙を見てトイレに行くと言って部屋を抜け出し、マーレ人シェフのニコロに会いに行く。
ニコロに自分達が戦士候補生であることを明かして保護してもらおうとしたが、飛行船で女の兵士を仕留めたと口にした瞬間ニコロの態度が豹変。ニコロは「お前がサシャを殺したんだな!?」と言ってワインボトルで殴りかかり、ガビをかばったファルコが頭に直撃を受けてしまう。実は、ニコロはマーレ人でありながら、自分の料理を誰よりもおいしそうに食べるサシャに想いを寄せていたのだった。
ニコロはガビをブラウス家の人々の前に引き出し、サシャを殺した兵士であることを暴露する。そして報復のため、ガビの大切な人であるファルコに包丁を突き付けた。ガビは「自分も大事な人達を殺された 先に殺したのはそっちだ」「あなたはその悪魔の女に惑わされている」などと言い反論する。
そのやり取りを静かに見守っていたサシャの父・ブラウス氏は、ニコロに包丁を渡すよう告げる。そして受け取った包丁をテーブルに置き、「サシャが殺されたのは命の奪い合いをする森の中を彷徨ったからやと思っとる せめて子供達はこの森から出してやらないといかん」と、報復の連鎖の虚しさを説いた。
ブラウス氏の言葉で我に返ったニコロはファルコを解放する。しかし次の瞬間、包丁を手にしたカヤがガビに襲い掛かってきた。カヤの言っていた「お姉ちゃん」とはサシャのことだったのだ。優しかったカヤから「よくもお姉ちゃんを!!人殺し!!友達だと思ってたのに!!」と罵倒され、ガビは呆然とする。
ガビは偶然居合わせた調査兵団のミカサに助けられ、同じく調査兵団のアルミンと共に隣の部屋に移された。ガビはサシャと看守を殺したのは自分だから殺すのは自分だけにしてほしいとアルミンに伝えるが、アルミンはガビを殺す気はないと言う。
そんな会話をしているところに、レベリオ区襲撃の主犯であるエレン・イェーガーが入ってくる。ガビはそこでのミカサ・アルミン・エレンの話し合いに同席するよう求められ、怯えながらその言葉に従った。その後エレンに同行するよう命じられ、ガビはシガンシナ区に連行される。
シガンシナ区の戦い
シガンシナ区で牢に入れられたガビ。そこにエレンが現れ、ファルコを助けてほしければ壁内の侵入者を炙り出すために無線で助けを呼べと命令される。しかしエレンの背後にはその侵入者本人である「車力の巨人」継承者ピーク・フィンガーがいた。
ピークはエレンに銃を突きつけるが、「始祖を殺すことは命令で出来ないはずだ」とエレンに指摘されやむなく銃を降ろす。そして「マーレを倒すためにエレン達に協力する」と嘘をつき、エレンを仲間達の潜んでいる場所へとおびき寄せた。
ピークが下手に巨人化できないよう、ガビは人質としてピークと手錠でつながれていたが、ピークが自ら腕を斬り落としたことでガビは巨人化の爆風に巻き込まれずに済んだ。
巨人化したエレンとマーレの保有する巨人達(「鎧の巨人」、「顎の巨人」)が死闘を繰り広げる中、ガビはピークが変身した「車力の巨人」によってマガト隊長たちの元へ送り届けられた。
マガト隊長とファルコの兄であるコルトはガビの無事を喜びつつも、同じくパラディ島に渡ったはずのファルコの姿が見えないことを不審に思う。実はファルコを殴ったワインボトルの中にはジークの脊髄液が仕込まれており、ファルコはそれを口にしたことで無垢の巨人に変えられてしまう危険があったのだ。
ガビはコルトと共にファルコの救出に向かう。ファルコは監禁されていた場所から脱出した後、同じく脊髄液を口にした憲兵団団長ナイル・ドークと行動を共にしていた。コルトはナイルを攻撃しようとするが、ナイルに敵意がないと感じたガビはそれを制止する。ガビの言う通り、ナイルはファルコに危害を加えることなくコルト達の元へ送り届けた。
「悪魔の末裔」を信じるという心変わりにガビ自身も動揺する中、そこへ逃げてきたブラウス家の人々が通りかかった。
とっさに家の中に隠れた3人。そこでブラウス夫妻がガビとファルコのことを心配していることを知る。その一方で、カヤが自分のことを「殺してやりたい」と言っているのを聞いてガビは大きなショックを受ける。ガビは「島にいたのは悪魔ではなく自分たちと同じただの人間だった」という事実をようやく理解し、今までの自分の行いを深く後悔した。
そんなガビにファルコは、エレンによるレベリオ区襲撃計画に知らず知らずのうちに加担してしまったという自分の過ちを明かし、ガビのことが好きだと告白した。
ファルコの告白を受けたガビはようやく前を向くことができた。ファルコを巨人化から救うため、そして「始祖の巨人」の能力の発動条件と思われるエレンとジークと接触を阻止するため、3人はジークの元へ向かうことを決める。
ジークの元にたどり着いた3人だったが、ジークはコルトの懇願を聞き入れず「叫び」を発動し、脊髄液を飲んだ人々を無垢の巨人に変えてしまう。ファルコも巨人化し、コルトはその爆風に巻き込まれて亡くなってしまう。
ガビはコルトの形見である対巨人ライフルを手にして、ジークと接触しようとするエレンの首を撃ち抜いた。
故郷を守るために
ガビに首を落とされたエレンだが、死ぬ間際にジークとの接触が間に合っていたため、彼が「始祖の巨人」の全ての能力を手に入れることとなった。エレンは始祖の力で壁を形成していた超大型巨人を目覚めさせ、世界を滅ぼす「地鳴らし」を開始する。
一方、ファルコは「顎の巨人」継承者であるポルコ・ガリアードを捕食したことで、人間の姿に戻ることができた。しかし初めての巨人化による記憶の混乱に乗じて、調査兵団のコニーにファルコを連れ去られてしまう。
ガビはファルコを救うためコニーを追うことを決意。その途中、無垢の巨人に襲われていたカヤを対巨人ライフルで助け出した。2人はようやく和解し、ガビはカヤに本当の名前を告げて立ち去る。
アルミンから、コニーは巨人化した母親にファルコを食べさせるつもりだと聞かされたガビは、アルミンと共にコニーの故郷であるラガコ村を目指す。夜通し走り続けた2人はなんとかファルコが捕食される前にコニーに追いつくことができた。アルミンが自分から巨人の口の中に飛び込むという身を挺した説得に出たことで、コニーはファルコを母親に食わせることを断念したのだった。
その後ガビとファルコはアルミンやコニーたちと共に、エレンを止めるために行動を始める。ミカサやアルミンら調査兵団勢力とライナーやピーク・マガトと言ったマーレ側勢力は、「地鳴らし」阻止という共通の目的のために手を組む。しかし過去の遺恨を完全に忘れられるはずもなく、ライナーはかつて裏切った同期であるジャンにボコボコに殴られる。
そこに身を挺して割り込んだガビは、これまでのパラディ島への敵対感情を謝罪し、故郷を救うために力を貸してほしいと頭を下げて頼んだ。
移動手段を得るため港へ向かった際は、「地鳴らし」を止めさせまいとする「イェーガー派」との戦闘に参加。船に穴を空けようとしていたイェーガー派の兵士・フロックをライフルで海に撃ち落とした。
そしてイェーガー派の追手を食い止めるためマガト隊長(現在は元帥)が自爆したのを船の上から見届け、ピークと抱き合って涙を流していた。
最終決戦へ
飛行艇の整備のため、船でマーレ沿岸のオディハ港へ向かう一行。しかし出航した時点で「地鳴らし」はすでにマーレ大陸の大半を飲み込んでおり、もはやレベリオ区は間に合わないと告げられ、ガビ達は落胆する。
ピークはガビとファルコを最終決戦に向かわせないため、2人を船に閉じ込めさせた。仲間達が整備を終えた飛行艇でエレンの元へ向かう中、ガビとファルコ、そしてマーレの戦士の1人であるアニは船でヒィズル国へと避難することとなった。
しかしその後、飛行能力を手に入れたファルコの背に乗って、ガビとアニも決戦の地であるスラトア要塞に駆け付ける。そして皆の奮闘によってエレンの撃破に成功した後、ガビは偶然スラトア要塞に逃げてきていた家族と再会を果たす。
だが、再会を喜び合ったのもつかの間、エレンの脊髄から出てきた光るムカデのような生物がガスを噴き出し、それを吸い込んだエルディア人達は皆無垢の巨人と化してしまう。
最終的にミカサの手によりエレンは討ち果たされ、始祖の消滅によりこの世から巨人の力は失われた。ガビも人間の姿に戻り、ファルコと抱き合って歓喜するのだった。
ガビ・ブラウンの関連人物・キャラクター
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エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。
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目次 - Contents
- ガビ・ブラウンのプロフィール・人物像
- ガビ・ブラウンの来歴・活躍
- スラバ要塞攻略戦
- レベリオ区襲撃
- パラディ島の人々との出会い
- レストランにて
- シガンシナ区の戦い
- 故郷を守るために
- 最終決戦へ
- ガビ・ブラウンの関連人物・キャラクター
- ファルコ・グライス
- コルト・グライス
- ウド・ゾフィア
- テオ・マガト
- ライナー・ブラウン
- サシャ・ブラウス
- カヤ
- ガビ・ブラウンの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「私があんた達と違うのは覚悟だよ エルディア人の運命を背負い私達を苦しめるあの島の悪魔共を皆殺しにする覚悟だ そしてこの世界に残るのは善良なエルディア人だけだとこの戦いに勝って世界に証明する 私は負けない 私が収容区から皆を解放する」
- 「悪魔なんていなかった…この島には…人がいるだけ やっと…ライナーの気持ちがわかった…私達は...見たわけでもない人達を全員悪魔だと決めつけて 飛行船に…乗り込んで…ずっと同じことを…ずっと同じことを繰り返してる…」
- 「私達は…パラディ島のあなた達を…皆殺しにすることが…希望でした 世界から認めてもらい…許してもらうために この島が…悪魔が消えてなくなることを願い続けてました…そしたらお父さんやお母さんが…レベリオのみんなが消えてなくなることになりました…ごめんなさい すごく…図々しいことはわかってますが…皆さんの助けが必要です…どうか…私達に力を貸して下さい!」
- ガビ・ブラウンの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 女性化したエレン説