転生したらスライムだった件(第3話『ゴブリン村での戦い』)のあらすじと感想・考察まとめ

村の主となったリムルは牙狼族との戦いに勝利し、残った牙狼族はリムルに忠誠を誓った。牙狼族を配下に加えたリムルは、村の者全員に名付けをすることにする。その結果、ゴブリンと牙狼族は進化を遂げた。リムルは村を発展させるべく全員に役割を与える。だが、衣服と住居を作れる者がいなかった。リグルドからそういった技術を持つドワーフの存在を知ったリムルは、彼らの住むドワルゴンへ向かうことにした。
今回は「転生したらスライムだった件」第3話『ゴブリン村での戦い』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「転生したらスライムだった件」第3話『ゴブリン村での戦い』のあらすじ・ストーリー

自分の言葉に照れてしまうリムル。

困っている人を放っておけない性格のリムルはゴブリン村の主となり、牙狼族との戦いを手助けすることにした。
しかし、ゴブリンたちの貧弱な身体とみすぼらしい装備を見たリムルは、戦力として期待できそうにないことに不安を募らせる。
リムル「みんな! 状況は分かっているか?」
赤いバンダナのゴブリン「はい! 生きるか死ぬかの戦いになると、覚悟はできております!」
リムル「気負うことはない。気楽にな! 最善を尽くす。そのことだけを考えろ!」
リムルの言葉に感嘆の声を上げるゴブリンたち。
一方のリムルはカッコつけたセリフに思わず顔を赤らめてしまう。
気を取り直したリムルは、手始めに牙狼族との戦闘で負傷したゴブリンたちの元へ向かった。

リムルの体内のポーションで回復するゴブリン。

村長に案内された場所には、数十人の深手を負ったゴブリンが横たわっていた。
牙狼族の爪や牙で引き裂かれたキズ跡は過酷な戦いを思い起こさせる。
できる限りの手当は施したという村長。
しかし、依然として命の危機にひんしていることには変わらない。
そこでリムルはおもむろにゴブリンに覆いかぶさると、体内に取り込み始める。
そして体内から吐き出されたゴブリンはキズが完全に回復していた。
目の前で起こった出来事に衝撃を受ける村長。
リムルはゴブリンを捕食して、体内に貯蔵していたヒポクテ草を使ったポーションをかけていたのだ。
気を良くしたリムルは、次々にゴブリンたちを捕食してはポーションで治療していく。
奇跡を目の当たりにした村長たちは、改めてリムルに感服してひざまずく。
全員のキズを治したリムルは牙狼族の襲撃に備えるため、柵を作って村の防備を固めるようゴブリンたちに指示を出すのであった。

ボスを中心に群れをなす牙狼族。

その日の夜、満月の輝く星空の下で牙狼族はボスを中心に群れをなしていた。
ジュラの大森林の脅威だったヴェルドラの気配はもうない。
牙狼族のボスはゴブリンの村を滅ぼして、森の支配者となるための足がかりにしようとしていた。
ボス「我らの爪はいかなる魔物も引き裂き、牙はいかなる魔物をも喰い破る!」
そう力強く宣言したボスは、牙狼族全員で遠吠えをする。
自身の野望を果たすため、ゴブリン村へ向かって一斉に駆け出していった。

リムルの鋼糸の罠に掛かる牙狼族。

ゴブリン村を前にしたボスは一瞬立ち止まった。
これまで襲撃してきた時にはなかった柵が建っていたからである。
見るからに脆い作りであったため、ボスは「あのような貧弱な柵、何の役に立つ!」と言う。
だが、額に星のような模様を持つ息子に呼び止められたボスは、もう一つの変化に気づく。
それは最弱の魔物であるスライムことリムルだった。
リムル「このまま引き下がるなら何もしない。さっさと立ち去るがいい!」
ボス「小賢しい! スライムごときが我ら牙狼に命令するな! あの柵をなぎ倒せ! ゴブリンどもを血祭りに上げろ!」
ボスの命令を聞いた牙狼族たちは、柵に目がけて猛進する。
しかし、牙狼族たちは柵を前にして悲鳴を上げ始め、次々に倒れてしまう。
柵の前にはリムルのスキル「鋼糸(こうし)」が張り巡らされていたのである。
さらに柵の内側からゴブリンたちの弓矢を受け、進撃した牙狼族は壊滅してしまう。
ボス「矮小なる魔物の分際で…… 捻り潰してやる!!」
ボスの息子「親父殿!!」
息子の呼びかけに答えぬまま、ボスは鋼糸を噛み切りながら一直線にリムルに突進していった。

リムルの粘糸に捕らわれる牙狼族のボス。

だが、あと一歩のところでリムルのスキル「粘糸(ねんし)」が発動する。
鋼糸とは対照的な粘着性のある粘糸により、身動きが取れなくなってしまうボス。
そこをリムルのスキル「水刃」で首を切断され、討ち取られてしまった。
ボスを失い唸り声を上げて威嚇する牙狼族に、リムルは服従か死の二択をせまる。
同時に、服従するくらいなら襲いかかってくるのではないかと心配になる。
できれば彼らにはこのまま逃げてほしいと思うリムルは、あることを閃く。
死んだボスを捕食したリムルは、牙狼に擬態できるようになり、同時にスキル「威圧」「思念伝達」「超嗅覚」を獲得する。
リムルは牙狼の姿になり、威圧で牙狼族たちに恐怖を与えて逃げるよう誘導する。
しかし、牙狼族たちはそれでも歩みを止めることなく向かってくる。
何としても戦いを避けたいリムルは威圧を続けた。

リムルに忠誠を誓うことを選ぶ牙狼族。

するとボスの息子が犬のように小さく鳴き、全員がリムルにひざまずいた。
牙狼族「我ら一同、貴方様に従います!」
リムル「え? 逃げてくれてよかったのにな……」
かくして、牙狼族はあっさりとリムルの配下となった。
そして戦う必要がなくなったゴブリンたちは大いに喜ぶのであった。

名前を付けてくれることに歓喜するゴブリンたち。

翌日、牙狼族を加えて大所帯となったゴブリン村だったが、リムルはこれからどう彼らの面倒を見ればよいのか頭を抱えていた。
そこでリムルは、ゴブリンと牙狼族とでペアを組んでもらい、今後は仲間として協力していくよう促す。
さらに村の衣食住を揃えるためのチームを作ろうと提案する。
だがチーム分けをしようとしたリムルは、ゴブリンや牙狼族一人ひとりの名前を知らないことに気づく。
リムル「お前たち、そういえば名前は?」
村長「普通魔物は名前を持ちませぬ。名前がなくとも意思の疎通はできますからな。」
リムル「そうなのか…… でも、あったほうが便利だから、お前たちに名前を付けようと思うがいいか?」
するとゴブリンと牙狼族はお互いに喜び合い、村長に至っては奇声を上げて小躍りを始めてしまう。
名前を付けるだけでなぜここまで興奮するのかリムルには疑問であったが、さっそく名付けを開始することにした。

「リグルド」と「リグル」の名前をもらい、感激する2人。

ゴブリンたちはリムルの前で列を作り、嬉しそうに順番を待ち始めた。
その先頭には村長が、2番めには村長の息子の赤いバンダナのゴブリンが並んでいる。
リムル「亡くなった戦士の息子は、何ていう名だったんだ?」
村長「リグルです。」
リムル「リグルかぁ…… なら…… リグルドだ。リグルド!」
語呂の良さだけで決めた名前だったが、村長は涙を流すほどに感激する。
そして、村長の息子には戦士した兄の名前であるリグルを与える。
名を継がせてくれたことに2人は膝をついて感謝した。
その後もリムルはテンポよく、「ゴブタ」「ゴブチ」「ゴブツ」「ゴブテ」「ゴブゾウ」といった具合に名前を付けていった。
安易な名前にもかかわらず喜んでくれていることに申し訳無さを感じるリムル。
そこへ村長ことリグルドが心配そうに声を掛ける。
リムルの魔力は強大だが、この人数相手に一度に名前を付けていて大丈夫なのかというのである。
しかし、その質問の意味がわからなく、気に留める様子もないリムルは名前を付け続け、村のゴブリン全員の名付けを終えた。

魔素を消費しすぎて動けなくなるリムル。

次にリムルは牙狼族たちの名前を付けることにした。
牙狼族もゴブリンと同様に一列に並んで待機している。
先頭に立つボスの息子を見たリムルは、自分のことを恨んでいるのではないかと考える。
だが、名前を付けてもらえる喜びに尻尾を振る姿に、恨みはないと確信する。
リムルが牙狼族の見た目から狼と牙を連想していると、一陣の風が通り抜けていく。
リムル「風…… 暴風…… そうか! 俺のファミリーネームをやるか。」
リムルはファミリーネームである「テンペスト(嵐)」と、牙狼族の「牙」を合わせた「嵐牙(ランガ)」の名前をボスの息子に与えた。
ランガと名付けられたボスの息子は、ますます尻尾を振って喜ぶ。
その直後、リムルの身体に異変が起こる。
目の前が真っ暗になり、身体が動かなくなってしまったのである。
大賢者「告。体内の魔素残量が一定値を割込みました。スリープモードへと移行します。完全回復の予想時刻は、3日後です。」
リムル「魔素の使いすぎ…… なんでぇ……?」
魔物に名前を付ける行為には魔素を消費することをリムルが知るのは、後になってからのことであった。

名付けられたことで進化したリグルド。

3日後、リムルの魔素が回復して復活する。
すると目の前には見覚えのない姿のゴブリンの女性がいた。
リグルドを呼んでくるという女性に生返事をするリムル。
リムルが先程の女性が何者なのか考えていると、威勢のいい声とともにリグルドがやってくる。
だがそこには年老いたリグルドの姿はなく、筋骨隆々の若々しいゴブリンが白い歯を見せて立っていた。
リグルド「名持ちの魔物になるということ! それは! 魔物としての格を上げ! 進化をもたらすのです!」
名前を付けるというだけで喜んでいたゴブリンや牙狼族のこと、そして3日間眠り続けるほどの魔素が使われたことに納得するリムル。
すると今度はランガがリグルドを吹き飛ばしながらやってくる。
ランガも進化を遂げ、額の星型の模様の中心に角を生やしていた。
リムルが復活したことに喜びを隠せないランガは、尻尾をまるで風車のように振り回す。
あまりに強く振り続けたために竜巻が起こり、リムルは家屋もろとも飛ばされてしまうのであった。

リムルを吹き飛ばしてしまい、謝罪しながら追いかけるランガ。

名付けたゴブリンたちは男性は「ホブゴブリン」に、女性は「ゴブリナ」に進化していた。
リムルの復活を祝って胴上げを始めるゴブリンたち。
頭身が上がって見違えるようになったゴブリンだったが、中には進化前と変わらないゴブタのような者もいた。
その後、リムルはランガにしか名付けていないのに牙狼族全員が進化していることに気づく。
ランガ「我が主よ。我ら牙狼族は、「全にして個」なのです。同胞はみな、繋がっております。故に! 我が名は種族名となったのです。」
リムル「共通の名として、種族全体が進化したのか。」
牙狼族はランガの名付けの影響を受けて、「嵐牙狼族(テンペストウルフ)」へと進化していた。
「よかったな」というリムルに再び尻尾を強く振ってしまい、強風に煽られたリムルは坂を転がり落ちてしまう。
ランガは申し訳ない気持ちでいっぱいなのか、文字通り身体を縮こませながら追いかける。
リムル「体の大きさまで変えられるのか!」
転がりながら今後の衣食住をどうしようかと考えていたリムルは、そのまま崖の下へ落下してしまうのであった。

村でのルールを決めるリムル。

kigun-kigun
kigun-kigun
@kigun-kigun

Related Articles関連記事

転生したらスライムだった件(転スラ)のネタバレ解説・考察まとめ

転生したらスライムだった件(転スラ)のネタバレ解説・考察まとめ

『転生したらスライムだった件』とは、伏瀬が小説投稿サイト『小説家になろう』で2013年から連載していた作品を書籍化し、アニメや漫画などのメディアにも展開している異世界ファンタジー。シリーズ総発行部数2500万部突破の人気作で、主人公のリムルをはじめとした仲間が悪逆な敵を倒していく爽快感が魅力である。通り魔に刺されて死んだ日本の会社員、三上悟がスライムとして異世界に転生した所から物語は始まる。元サラリーマンが人と魔物が楽しく過ごせる国を作るべく、仲間を増やして成り上がっていく姿が描かれている。

Read Article

リムル=テンペスト(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

リムル=テンペスト(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

リムル=テンペストとは『転生したらスライムだった件』の主人公。もともとは人間のサラリーマン「三上悟」として平凡な生活を送っていたのだが、通り魔に刺されて死亡したことで、スライムとして異世界に転生した。暴風竜ヴェルドラの加護を受け、転生時に得たスキル”大賢者”と”捕食者”を頼りに、たくさんの魔物や人間と出会う。訪れる苦難を乗り越えながら、大切な仲間たちと”みんなが笑って過ごせる豊かな国”を作っていく。

Read Article

ヴェルドラ=テンペスト(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ヴェルドラ=テンペスト(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ヴェルドラ=テンペストとは『転生したらスライムだった件』に登場する暴風竜だ。4体しかいない竜種の末っ子で単純で好奇心旺盛な性格をしている。ヴェルドラは勇者に300年間封印されており、そこに現れた転生したばかりだったスライムのリムルと出会い友達になる。その後、進化したリムルによって解放され、用意してあった依り代に受肉し復活することに成功した。リムルの友達としてジュラ・テンペスト連邦国に住むことになり、地下迷宮のラスボスとしての役割をもらう。

Read Article

ベニマル(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ベニマル(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ベニマルとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、主人公リムルの右腕。オーク軍に自身の住んでいたオーガの里を滅ぼされ、多くの同胞を失った過去があり、復讐を果たすまでリムルの配下に加わることとなった。復讐を果たしたあともリムルに仕えることを望んだベニマルは、侍大将という軍事を預かる役職に就任。有事の際にはリムルや仲間のためにその力を振るうようになる。リムルたちと苦楽をともにしながら、徐々にリムルの右腕として頼れる存在へと成長していく。

Read Article

大賢者(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

大賢者(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

大賢者(エイチアルモノ)とは『転生したらスライムだった件』の主人公リムルが、転生時に獲得したユニークスキル。リムルの質問に答えてくれたり、最適解を出してくれる、リムルの相棒のような存在である。リムルが成長していくにつれ、大賢者自身も智慧之王(ラファエル)、シエル、と進化を遂げていき、異世界で生活するリムルのため、あらゆる場面で活躍をみせる。

Read Article

ミリム・ナーヴァ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ミリム・ナーヴァ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ミリム・ナーヴァとは『転生したらスライムだった件』に登場する魔王の1人で、見た目は14歳か15歳くらいに見える美少女だが長い年月を生きている最古の魔王だ。可愛い見た目からは想像できない力を持ち、破壊の暴君の二つ名を持っている。面白いことが大好きで、スライムのリムルを親友(マブダチ)と言い懐いている。難しい話や勉強が嫌いで、リムルのところに逃げてくることがある。面白い事に参加できないと「ずるい!」と駄々をこね子供っぽいところがある。

Read Article

ディーノ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ディーノ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ディーノとは、『転生したらスライムだった件』の登場人物で、“眠る支配者(スリーピングルーラー)”の異名を持つ魔王。 種族は堕天族(フォールン)と呼ばれる元天使が堕天した種族。 常に眠たそうな表情と銀髪が特徴で高校生ほどの若い見た目の半面、第2世代の古き魔王であり、働かないことを美学に持つ怠け者で唯一領地を持たない。同じ魔王であるダグリュールの元で世話になっていたが、後に追い出されてしまい、魔物の国(テンペスト)へ移住する。

Read Article

ランガ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ランガ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ランガとは、『転生したらスライムだった件』に出てくる主要キャラクターの狼である。この漫画は、著者伏瀬が「小説家になろう」にて連載していたWEB小説が土台となっている。ランガという名は主人公のスライムである「リムル=テンペスト」に名付けられた。名づけの効果により牙狼族から嵐狼族(テンペストウルフ)へと種族進化した。黒い毛並みをし大きさを自在に変化させることができる。リムルを主と慕い、護衛としてリムルの影にいつも潜んでいる。戦いの中で新たな力を習得し、進化を続けている。

Read Article

ディアブロ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ディアブロ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ディアブロとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、主人公リムルの配下。種族は悪魔族(デーモン)であり、リムルが”真なる魔王”へ覚醒した際にリムルによって召喚された。リムルの配下に加わった後”ディアブロ”の名を与えられ、第二秘書として働くことになる。世界に存在する悪魔の中でも、特に強力な力を持つ”原初の悪魔”の1人。その戦闘能力は、リムル配下の四天王にも数えられるほど優れている。

Read Article

シズ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

シズ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

シズとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、魔王レオンにより召喚された日本人女性である。自由組合(ギルド)の英雄。イフリートを宿し、「爆炎の支配者」の異名を持つ精霊使役者(エレメンタラー)で、主人公リムル=テンペストの「運命の人」である。自由組合総帥(グランドマスター)のユウキ・カグラザカ、西方聖教会聖騎士団長のヒナタ・サカグチはシズの教え子。寿命が尽きる時、リムルに捕食してもらう。シズの遺志と姿とスキルは、リムルに受け継がれることになる。

Read Article

ヴェルザード(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ヴェルザード(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ヴェルザードとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、この世界に4体のみ生息し、最強の種族といわれる竜種の1体。“星王竜”ヴェルダナーヴァの妹であり、“暴風竜”ヴェルドラ、“灼熱竜”ヴェルグリンドの姉である。また魔王”ギィ・クリムゾン”の相棒でもあり、2,000年近い時をともに過ごしてきた。”氷の女帝””白氷竜”の呼び名も持ち、自身の能力で建てた氷の宮殿”白氷宮”を住処としている。

Read Article

ギィ・クリムゾン(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ギィ・クリムゾン(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ギィ・クリムゾンとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、この世界の最古の魔王にして、原初の悪魔の一柱、原初の赤(ルージュ)である。暗黒皇帝(ロード・オブ・ダークネス)の異名を持ち、この世界の魔王達の頂点に君臨する。世界の創造主である星王竜ヴェルダナーヴァより依頼され、この世界の「調停者」としての役割を担っている。勇者ルドラとは世界の覇権をかけて勝負を行っている。

Read Article

シオン(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

シオン(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

シオンとは『転生したらスライムだった件』に登場する、主人公リムルの配下。オーク軍に自身の住むオーガの里を滅ぼされた過去を持ち、復讐を果たすためにリムルの配下となった。オークへの復讐を果たした後は、武士(もののふ)という役職に就き、リムルの秘書兼護衛の役割を担う。リムルへ絶対的な忠誠を誓い、スライム姿のリムルをよく抱きかかえている。少し危なっかしい一面もあるが、リムルの頼れる配下の1人として成長していく。

Read Article

ソウエイ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ソウエイ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ソウエイとは『転生したらスライムだった件』に登場する、主人公リムルの配下。優秀な忍びで、情報収集のスペシャリストである。自身の住んでいたオーガの里を、オーク軍に滅ぼされるという過去を持つ。その復讐を果たすためにリムルの配下に加わることとなった。復讐を果たしたあとは”隠密”という役職に就き、リムルの優秀な配下として活躍していく。

Read Article

ガビル(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ガビル(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ガビルとは『転生したらスライムだった件』に出てくるリザードマン首領の息子である。オークの軍勢が攻めて来た時、リムル達に配下に加わるようにと尊大な態度を取る。ゴブリンのゴブタに倒され撤退した後は、唆されて父親を裏切りクーデターを起こし失敗する。良いところのないスタートだが、リムルの配下に加わることを許され、名付けの上書きをしてもらい龍人族(ドラゴニュート)へと進化を果たす。部下から慕われる憎めない存在であり、仕事に対して真面目で回復薬の開発に大きく貢献した。

Read Article

ハクロウ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ハクロウ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ハクロウとは『転生したらスライムだった件』に登場する、主人公リムルの配下。自身の住んでいたオーガの里をオーク軍に滅ぼされるという過去を持ち、その復讐を果たすために、リムルの配下へと加わる。復讐を果たした後は指南役として、ジュラ・テンペスト連邦国の住民たちを鍛えるという役割を担う。テンペストには欠かせない、剣鬼の異名を持つ剣の達人である。

Read Article

シュナ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

シュナ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

シュナとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、オーガ(大鬼族)の姫である。ベニマルはシュナの兄。オークにオーガの里を滅ぼされ、兄と生き残った4人の部下とともにリムルの配下となった。リムルのことを主として尊敬しており、また一人の魔物として慕っている。ユニークスキル解析者を様々なことに活用している。料理や裁縫が上手く、教養もあり、秘書としても有能である。魔法が得意で、魔王の配下の幹部を倒したこともある。

Read Article

NEW
ソーカ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ソーカ(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ソーカとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、主人公リムルの配下の龍人族(ドラゴニュート)である。蜥蜴人族(リザードマン)首領の娘で親衛隊長だったが、父である首領より送り出され、テンペストに移住しリムルの配下となる。配下になった際にソーカ(蒼華)と名付けられドラゴニュートに進化し、リムルの配下のソウエイの部下に任命され隠密として働いている。同時期に兄のガビルもリムルの配下になった。

Read Article

NEW
ルミナス・バレンタイン(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ルミナス・バレンタイン(転生したらスライムだった件)の徹底解説・考察まとめ

ルミナス・バレンタインとは『転生したらスライムだった件』に登場する魔王の1人で、西方聖教会が信仰する唯一神ルミナスの正体でもある。世界の創造主”ヴェルダナーヴァ”が作りだした”神祖”の一人娘で、”夜魔の女王(クイーン・オフ・ナイトメア)”の二つ名を持つ。本作の主人公”リムル=テンペスト”とは、のちに国交を結んだり共闘したりと、友好関係を築いていく。

Read Article

IS(インフィニット・ストラトス)のネタバレ解説・考察まとめ

IS(インフィニット・ストラトス)のネタバレ解説・考察まとめ

弓弦イズルによる日本のライトノベルをアニメ化。 第1期は、2011年1月から全12話が放送。第2期は、2013年10月から全12話放送。 監督は2008年放送の『マクロスF』でも監督を務めた菊地康仁。 女性にしか動かせないという新兵器「IS〈インフィニット・ストラトス〉」を男である一夏が動かしたことから、女性だらけのIS学園に入学。一夏のバトルと恋の日々が始まる。

Read Article

ブルーロック(Blue Lock)のネタバレ解説・考察まとめ

ブルーロック(Blue Lock)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブルーロック』とは2018年より、金城宗幸(原作)とノ村優介(作画)が『週刊少年マガジン』で連載している漫画。「最強のエゴイスト」という名にふさわしいストライカーを1名誕生させるため始まった「ブルーロック(青い監獄)」プロジェクト。そこに集められた300人の高校生が生き残りをかけてサッカーでバトルを繰り広げていく。脱落=選手生命の終わりを意味しており、今までなかったデスゲームの要素が加わった新しいスポーツ漫画となっており、ハラハラした展開から目が離せない。

Read Article

魔法科高校の劣等生の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

魔法科高校の劣等生の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『魔法科高校の劣等生』とは、佐島勤(さとうつとむ)によるライトノベル、及びそれを原作としたアニメ、漫画等のメディアミックス作品。 魔法師が職業として存在する架空の近未来の地球が舞台で、日本の魔法師育成機関の一つである「国立魔法大学付属第一高校」に、入試トップの司波深雪が優秀者の集まりである「一科生」として、兄の司波達也が補欠の集まりとして揶揄される「二科生」として入学する所から物語は始まる。 二つのクラスの間には能力差から生じる絶対的差別が存在し、その中からは数々の名言が生まれている。

Read Article

推しが武道館いってくれたら死ぬ(推し武道)のネタバレ解説・考察まとめ

推しが武道館いってくれたら死ぬ(推し武道)のネタバレ解説・考察まとめ

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』とは、平尾アウリによる漫画作品で略称は「推し武道」。『月刊COMICリュウ』(徳間書店)にて、2015年8月号より連載を開始した。女性地下アイドルグループたちと、その彼女たちを応援するファン・アイドルオタクたちとの様子や生き様を軽やかに描いたコメディ作品。2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクインした。アニメ化やドラマ化などのメディア展開もなされている。

Read Article

魔法科高校の劣等生(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

魔法科高校の劣等生(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔法科高校の劣等生』とは2008年より佐島勤がWebサイト「小説家になろう」で掲載しているライトノベル、およびそれを原作とした漫画やアニメ作品である。魔法科高校を舞台に繰り広げられる異色の青春学園ストーリー。魔法に関する技術と知識、さらに類い稀な格闘センスを持つ主人公が、不当な評価を受けつつも、愛する妹や仲間達とたくましく成長していく姿が描かれている。原作のシリーズ累計発行部数は2000万部を超える人気作である 。

Read Article

ヤマノススメ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

ヤマノススメ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

「コミック・アース・スター」にて2011年9月より連載している、しろ原作の漫画。 女子高生の登山をテーマにした作品で、2013年1月~3月までアニメ第1期、2014年7月~12月までアニメ第2期が放送された。 著者が登山好きなこともあり、作中では実在する山の名前や登山用語・アウトドア用語が沢山登場する。 物語の舞台となった埼玉県飯能市では、アニメ終了後も数々のイベントが開催されている。

Read Article

ミイラの飼い方(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

ミイラの飼い方(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ミイラの飼い方』とは、「comico」にて連載を開始した空木かけるによるファンタジー漫画である。主人公の柏木空は、父親から送られてきた小さくて可愛いミイラに「ミーくん」と名づけ、一緒に暮らすことになる。その他にも様々な不思議な生き物たちと出会い、時には事件に巻き込まれていく。個性豊かな仲間たちや、可愛くて癒される不思議な生き物たちとの生活や絆を描いた物語は、女性を中心に人気を博している。また、「サンリオ」の有名キャラクター・ポムポムプリンともコラボし、グッズも販売された。

Read Article

NEW
SYNDUALITY Noir(シンデュアリティ ノワール)のネタバレ解説・考察まとめ

SYNDUALITY Noir(シンデュアリティ ノワール)のネタバレ解説・考察まとめ

『SYNDUALITY Noir』(シンデュアリティ ノワール)とは、文明崩壊後の世界で生きる冒険者たちのスリリングな日常と、世界の謎へと迫る戦いを描いたロボットアニメ作品。3社共同のSFプロジェクト『Project SYN』の中核シリーズ『SYNDUALITY』の、メディアミックス作品の1つである。 荒れ果てた地上を探検するドリフターになることを夢見る少年カナタは、ある時記憶を失った少女型アンドロイドを発見。ノワールと名付けた彼女の協力で己の機体を得たカナタは、ドリフターとして歩み始める。

Read Article

ナイツ&マジック(Knight's & Magic)のネタバレ解説・考察まとめ

ナイツ&マジック(Knight's & Magic)のネタバレ解説・考察まとめ

『ナイツ&マジック』とは天酒之瓢によるライトノベル、オンライン小説で、異世界転生や魔法、巨大ロボットを軸としたファンタジー作品である。2010年に小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載され、2016年に漫画化。2017年にはアニメ化された。交通事故で命を落としたロボットオタクの倉田翼は、「幻晶騎士(シルエットナイト)」と呼ばれる巨大ロボットが存在する異世界で、エルネスティ・エチェバルリアに転生する。幻晶騎士のパイロットを志して努力し続けた彼は、やがて「銀鳳騎士団」の団長となる。

Read Article

転生したらスライムだった件(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

転生したらスライムだった件(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

『転生したらスライムだった件』とは、伏瀬による小説作品、およびそれを元にした漫画・アニメなどのメディアミックス作品である。 サラリーマンの三上悟は通り魔に刺殺されてしてしまい、気がつくとスライムとして異世界に転生していた。そこで出会った暴風竜ヴェルドラと友達となり、「リムル」の名前を付けてもらう。その後、ゴブリンの村を牙狼族から救ったことを契機に、さまざまな魔物たちがリムルの元へ集まるようになる。最弱のスライムによる最強の物語。

Read Article

主人公最強・異世界・ハーレムアニメおすすめ作品まとめ!『異世界チート魔術師』や『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』など

主人公最強・異世界・ハーレムアニメおすすめ作品まとめ!『異世界チート魔術師』や『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』など

主人公最強・異世界・ハーレムをとことん追及してみました。主人公最強にも色々あるので異世界やハーレムアニメに拘っています。簡単なコメントを入れてありますので参考にしてください。『魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』などをまとめています!

Read Article

転生したらスライムだった件(第1話『暴風竜ヴェルドラ』)のあらすじと感想・考察まとめ

転生したらスライムだった件(第1話『暴風竜ヴェルドラ』)のあらすじと感想・考察まとめ

何ということない普通の人生を送っていた三上悟は、後輩とその恋人と共に焼肉店に向かう途中、刃物を持った通り魔に殺害されてしまう。謎の声を聞きながら暗闇から目覚めると、いつの間にかスライムになっていた。探索する中、スキル「無限牢獄」により封印されている暴風竜ヴェルドラと遭遇する。ヴェルドラと言葉を交わしていると、自分はこの世界では非常に珍しい「転生者」であると聞く。 今回は「転生したらスライムだった件」第1話『暴風竜ヴェルドラ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

転生したらスライムだった件(第2話『ゴブリンたちとの出会い』)のあらすじと感想・考察まとめ

転生したらスライムだった件(第2話『ゴブリンたちとの出会い』)のあらすじと感想・考察まとめ

友達となった三上とヴェルドラは互いに名前を付けあい、三上はリムル=テンペストを、ヴェルドラはヴェルドラ=テンペストを名乗ることになった。リムルはヴェルドラの封印を解くため、捕食で胃袋に隔離することにする。洞窟を外へ出たリムルは、ゴブリンたちの群れに遭遇する。ゴブリンたちは牙狼族に襲撃され、危険な状況にあった。見かねたリムルは力を貸すことに決め、ゴブリンたちの主となった。 今回は「転生したらスライムだった件」第2話『ゴブリンたちとの出会い』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

転生したらスライムだった件(第4話『ドワーフの王国にて』)のあらすじと感想・考察まとめ

転生したらスライムだった件(第4話『ドワーフの王国にて』)のあらすじと感想・考察まとめ

ドワーフの職人を探しにドワルゴンへ訪れたリムルたち。入国前に騒動を起こして連行されてしまうものの、ケガをしたというドワーフに回復薬を提供したことで釈放される。そのお礼に鍛冶職人のカイジンを紹介してもらうが、ベスターの依頼を優先したいと断られてしまう。なんとしてもカイジンを迎え入れたいリムルは、スキルを活用して協力することにした。 今回は「転生したらスライムだった件」第4話『ドワーフの王国にて』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

2019年に開催された漫画・アニメ関連の展覧会を紹介!『よつばと!』の原画展や「鈴木敏夫とジブリ展」など

2019年に開催された漫画・アニメ関連の展覧会を紹介!『よつばと!』の原画展や「鈴木敏夫とジブリ展」など

本記事では2019年の4月に全国各地で開催されていた、漫画・アニメに関する様々な展覧会・イベントの情報をまとめて紹介している。当時はアニメ『転生したらスライムだった件』の展覧会や、『よつばと!』の原画展、「鈴木敏夫とジブリ展」などの興味深いイベントが集中しており、アニメファンたちは「どのイベントに参加すべきか」と頭を悩ませるなど大きな話題となっていた。

Read Article

目次 - Contents