ディーノ(転スラ)の徹底解説・考察まとめ
ディーノとは、『転生したらスライムだった件』の登場人物で、“眠る支配者(スリーピングルーラー)”の異名を持つ魔王。
種族は堕天族(フォールン)と呼ばれる元天使が堕天した種族。
常に眠たそうな表情と銀髪が特徴で高校生ほどの若い見た目の半面、第2世代の古き魔王であり、働かないことを美学に持つ怠け者で唯一領地を持たない。同じ魔王であるダグリュールの元で世話になっていたが、後に追い出されてしまい、魔物の国(テンペスト)へ移住する。
ディーノの概要
ディーノとは、『転生したらスライムだった件』の登場人物で、“眠る支配者(スリーピングルーラー)”の異名を持つ魔王。
主人公リムル・テンペストが初めて魔王達の宴(ワルプルギス)と呼ばれる全魔王による話し合いの場に参加する際に初めて登場した。
リムルともすぐに打ち解け、魔王の1人であるラミリスとじゃれ合うなど誰に対してもフランクな性格。
神の意志の代行者たる13柱の熾天使(セラフィム)の1人であり、星王竜ヴェルダナーヴァの命により地上の安定のため監視者となり、その後堕天族へ堕落した。
魔王達を監視・情報を収集するために魔王となった。
魔王の中で唯一領土も従者も持たず、同じ魔王であるダグリュールの元で世話になっていたが、後に追い出されてしまった。
その後、最強の魔王ギィ・クリムゾンに推薦されリムルの治める魔物の国(テンペスト)へ移住することになった。
数百年間自ら金を稼いだことも、自分の金で飲み食いしたこともないが、テンペストに住む条件としてラミリスらと共に迷宮で働くことになる。
真の姿は6対12枚の白と黒の輝く翼を持つ最強の双剣使いで、その力はリムル陣営最高戦力のゼギオンすら上回るほどのパワーを秘めている。
ディーノのプロフィール・人物像
CV:小林 裕介
種族:堕天族(フォールン)
称号:眠る支配者(スリーピングルーラー)
ユニークスキル:怠惰者(ナマケモノ)→後に怠惰之王(ベルフェゴール)へ進化
究極能力:怠惰之王(ベルフェゴール)、堕天之王(ルシフェル)、至天之王(アスタルテ)
※至天の王(アスタルテ)は小説版に登場。
常に眠たそうな表情をしており、紫メッシュの入った銀髪が特徴で幼い見た目をしている。
初めて会うリムルともすぐに打ち解け、ラミリスとじゃれ合うなど誰に対してもフランクな性格。
めんどくさがりな性格が目立つが、仲間想いで仲間の危機には自らの命をも顧みないなど熱い一面もある。
ディーノの能力
ディーノは怠惰之王(ベルフェゴール)、堕天之王(ルシフェル) の2つの究極能力を持つ。
※小説版においては、至天之王(アスタルテ)も所有している。
究極能力:怠惰之王(ベルフェゴール)
動かないほどに力を増し、対象を強制的に眠りへ誘う大罪系ユニークスキル「怠惰者(ナマケモノ)」から進化した究極能力。
最初の魔王達の宴(ワルプルギス)の際、魔王クレイマンが魔王ミリムを殴りつけた際に進化した。
本来の能力は自身の配下や仲間へ能力を付与させることで真価を発揮するものだが、従者のいないディーノはこの能力を最大限使いこなせていなかった。
しかし能力の1つである「滅びへの誘惑」には、広範囲の敵を眠らせて肉体と精神の両方を破壊するという非常に強力な効果があり、ディーノ単体でも十分に戦える性能であった。
究極能力:堕天之王(ルシフェル)
最古の究極能力の1つとされるスキルで、ヴェルダナーヴァに与えられた天空之王(ルシフェル)が、ヴェルダナーヴァが消滅した際に堕天之王(ルシフェル)に変化したもの。
ギィ・クリムゾンの究極能力「傲慢之王」とミリム・ナーヴァの究極能力「憤怒之王」を合わせたような効果があり、単体で国を亡ぼすほどの能力。
実際にはそれぞれの能力より劣るものだが、作中では究極能力「正義之王(ミカエル)」の天使之支配者(マスタープログラム)と呼ばれる思考強制プログラムに抗うため使用した。
究極能力:至天之王(アスタルテ)
小説版に登場する究極能力(アルティメットスキル)。
自身のユニークスキルを思いのままに進化させることができる能力。
作中では、ユニークスキル怠惰者(スロウス)を究極能力「怠惰之王(ベルフェゴール)」へと進化させた。
ディーノの必殺技
怠惰なる眠り(フォールンヒュプノ)
意志の力では抵抗出来ないほどの強力な催眠誘導技。
従来眠りを必要とする生物は、必ず目覚めぬ眠りに落ちる。
その影響は広範囲に及び、作中ではラミリスの配下ベレッタとの戦闘中に使用し、ラミリスやシンジ達異世界人を含む全員を眠りに落とした。
堕天の一撃(フォールンストライク)
神話級(ゴッズ)の大剣「崩牙」を用いて、相手の認識を阻害しつつ戦いを思い通りに進める変幻自在の剣技「幻影流」の最強奥義。
究極能力「怠惰之王(ベルフェゴール)」の能力解放を最大で行い、負の感情を刺激する波動を秘めた一撃で、掠るだけで生きる意志を奪う効果がある。
作中では天魔大戦編でゼギオンに使用するも、ゼギオンの究極の金属(ヒヒイロカネ)には全く効果がなく、大敗した。
しかし、崩牙を用いた戦闘スタイルは仮の姿で、ディーノ自身「持ち主に選ばれなかった」と呟いている。
滅びへの誘惑(フォールンカタストロフィー)
法則を書き換えてプラスの因子がマイナスの因子へと変わり、生者も死者も関係なく活動を停止へと至らしめる破滅のエネルギーを放つ技。
強制力は存在せず、術の対象となったものが自主的に滅びへの道を歩むというある催眠術の一種とも言える技だが、それとは次元が異なる効果を及ぼす。
誘導する先を滅び以外に指定することで、催眠による特定効果を対象に行わせることができる汎用性の高い技。
音を伝達に利用しているわけではなく、結界等により防御出来ないのも特徴で、大罪系究極能力に相応しい凶悪な力を持つ。
神格武装
自身の身体を生体神格化させるもので、その姿は6対12枚の白と黒の輝く翼を持つ光輝なるもの。
漆黒の司祭服のような霊装で身を固め、手には召喚された2本の剣「黄金の剣(エクスカリバー)」と、「闇銀の剣(カリバーン)」を持つ。
神話級の神器にして、星の核を鍛え上げた最強の剣であった。
白と黒の、聖剣と魔剣。
輝くような黄金のエクスカリバーと、漆黒の刀身に星を散りばめたようなカリバーン。
双剣使用時、その技量は歴代最強の聖騎士アルベルトや剣王グラソードをも凌ぐ。
天魔双撃覇(フォールンクルセイド)
神格武装発現状態で、双剣へと周囲の魔素と霊子を収束させて放つディーノの正真正銘最強の一撃。
双剣から放たれた白光刃と黒影刃が対象の中心にて交差し、色無き極光が敵を消滅させる技。
ディーノの来歴・活躍
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目次 - Contents
- ディーノの概要
- ディーノのプロフィール・人物像
- ディーノの能力
- 究極能力:怠惰之王(ベルフェゴール)
- 究極能力:堕天之王(ルシフェル)
- 究極能力:至天之王(アスタルテ)
- ディーノの必殺技
- 怠惰なる眠り(フォールンヒュプノ)
- 堕天の一撃(フォールンストライク)
- 滅びへの誘惑(フォールンカタストロフィー)
- 神格武装
- 天魔双撃覇(フォールンクルセイド)
- ディーノの来歴・活躍
- 魔王誕生編
- 帝国侵攻編
- 天魔大戦編
- 突然の裏切り
- 迷宮侵攻
- ディーノの関連人物・キャラクター
- 星王竜ヴェルダナーヴァ
- "大地の怒り(アースクエイク)"ダグリュール
- "迷宮妖精(ラビリンス)"ラミリス
- ディーノの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「"管理者"ラミリスよ、時は来た。記憶を無くし、変異した貴女では、あの方の害悪にしかならない。今貴女を葬れば、この迷宮も封印される。この迷宮の魔人達は危険過ぎる。役に立たぬのならば、せめて邪魔にならぬように、大人しく死んで下さい――」
- 「後は俺に任せろ」
- 「……あっさりと、主と認められたようだな。 俺は結局、"崩牙"の主とは認められなかったんだけどね……」
- ディーノの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 魔王ダグリュールを能力で堕落寸前に
- 小説版では元ドワーフ王国の悪代官ベスターが教育係
- 小説版で登場した究極能力「至天之王(アスタルテ)」