アルビス(転スラ)の徹底解説・考察まとめ

アルビスとは『転生したらスライムだった件』に登場する蛇の獣人族(ライカンスロープ)で、”魔王カリオン”の配下”三獣士”の筆頭。黄蛇角(オウダカク)という二つ名を持ち、かなり強靭に鍛え上げられた獣王戦士団のトップに位置している。魔王クレイマンの配下との戦いの中で、主人公”リムル”の治める国で軍事のトップを務める”ベニマル”に想いを寄せるようになり、長鼻族の”モミジ”と正妻争いを繰り広げた後に、ベニマルの第二夫人となる。

アルビスの概要

アルビスとは『転生したらスライムだった件』に登場する、魔王”カリオン”配下の蛇の獣人族(ライカンスロープ)で、黄蛇角(オウダカク)の異名を持つ。獣王国ユーラザニアの最強戦力である”三獣士”の筆頭として、武闘派であるカリオンによって鍛え上げられた戦闘集団を率いている。
獣王国と、主人公”リムル”が治める国”ジュラ・テンペスト連邦国”が不可侵条約を結んだ後、互いに使節団を送り合う事になり、アルビスはその使節団を率いてテンペストへと入国するのである。
魔王”クレイマン”の策略によってカリオンが行方不明になると、獣王戦士団とテンペストの戦士たちは共闘し、クレイマン軍を討ち倒す。その中でアルビスはリムルの右腕である”ベニマル”に想いを寄せるようになる。その後は、長鼻族(テング)の長の娘である”モミジ”という恋敵が現れ、ベニマルの正妻の座を争う事に。しかし、双方は次第に良き関係を築くようになり、最後はモミジが第一夫人、アルビスは第二夫人として落ち着き、両者共にベニマルの子を授かる。

アルビスのプロフィール・人物像

CV:加隈 亜衣
種族:獣人族(蛇)
称号:黄蛇角(オウダカク)→魔国連邦侍大将第二夫人
所属:獣王国ユーラザニア三獣士→魔国連邦

黒髪の中に金髪が散りばめられた独特な長髪と、翡翠のように輝く瞳が特徴の美女。白いシンプルな小袖に、赤い羽織と帯を身に着けており、武器として錫杖を持っている。
落ち着きのある雰囲気を漂わせ、常に冷静沈着。振る舞いも堂々としているが、一方で獣王国の住人としての「弱肉強食」の信念を持ち、戦士としての強い誇りを秘めている。また、気に入った物や人に対しては、強い執着心を示す一面もある。

アルビスと同じく三獣士に名を連ねる”フォビオ””スフィア”の格闘型とは異なる、近距離での特殊戦闘スタイルの持ち主。
三獣士の筆頭として後方で指揮を執る事も多いため、その実力を知っている者は少ないが、アルビスが見せる気迫はフォビオやスフィア、テンペストの戦士たちまでもを圧倒するほど強力である。

アルビスの能力

獣身化

獣身化の際は下半身が黒い蛇に変わり、側頭部からは角が一対生え出た本来の姿を現す。さらに、錫杖の先端も大型化する。

天蛇眼(ヘビノメ)

相手を睨みつける事で、様々な状態異常を付与する、アルビスのエクストラスキル。これには”毒””麻痺””石化””混乱””威圧”といったものが含まれ、これらによって相手の能力が低下する。この技は視界内の全てが攻撃範囲となり、また、魔力感知によって背後の敵も認識できるため、非常に強力なスキルである。

制圧者(アッスルモノ)

思考速度を上げ、体感速度を遅く感じさせる”思考加速”、空間内にいる敵の転移を阻害する”空間制御”、今いる空間と移動先の空間を入れ替える”空間移動”の3つの権能を持つ、アルビスのユニークスキル。敵の行動を阻害し、味方に有利な状況を生み出す事ができる。この”制圧者”で敵の行動を阻害し、”天蛇眼”で仕留めるというのが、アルビスの基本の戦闘スタイル。

アルビスの必殺技:2段階の「変身」

”獣身化”のもう1段階上である”2段階の変身”では、額にさらに一本角が現れ、全身が金色の硬い鱗で覆われる。錫杖も三叉矛へと変わり、その先から放たれる電撃で広範囲を攻撃し、敵を一掃する。

アルビスの来歴・活躍

獣王国ユーラザニアの使節団を率いてテンペストに入国

スフィアとシオンの戦闘を止めるアルビス(中央)

ユーラザニアとテンペストの間で、互いに使節団を派遣する事になった。アルビスはユーラザニア使節団を率いてテンペストに入国し、リムルやその配下たちに出迎えられた。
しかし到着早々、ユーラザニア側とテンペスト側で戦いが勃発。スフィアのリムルを軽視する発言にシオンの怒りが爆発して、戦闘となったのだった。獣王戦士団の1人である”グルーシス”にヨウムの相手をするよう命令した後、アルビスはしばらく二組の戦いを静観。シオン、ヨウムの実力を十分に見る事ができたと判断すると、スフィアとシオンの間に入り戦闘を中止させた。実はこの戦いは、テンペストの者たちの強さを見極めるために、アルビスやスフィアが共謀してわざと吹っ掛けたものだったのである。
しかし、戦闘の途中でシオンが練り上げていた魔力弾は爆発寸前で、シオンがこの処理に困惑していると、アルビスも困った顔ですぐに退避。最後はリムルの活躍によって魔力弾は無事に処理され、アルビスら獣王国の使節団は無事にテンペストへと入国したのだった。

テンペストに入国した後は、テンペストの住民たちから様々な方法でもてなしを受け、特にりんごで作られたブランデーは大層気に入った様子だった。

ミリムの宣戦布告

獣王国にて、カリオン及び三獣士たちは最強かつ最古の魔王”ミリム・ナーヴァ”の宣戦布告を受ける。アルビスを含む三獣士はカリオンと共に戦う気満々であったが、カリオンから「民を守る事を優先させろ」という命を受け、住民たちをテンペストへと避難させた。
その1週間後、ミリムとの一騎打ちにカリオンが敗北。ミリムによって首都は壊滅し、魔王”フレイ”の参入によってカリオンも行方不明となってしまったため、三獣士たちもリムルを頼ってテンペストへと向かうのだった。

ヤムザに勝利

ヤムザに勝利

ミリムとカリオンの一騎打ちを魔王”クレイマン”が裏で計略していた事が判明すると、アルビスたちはクレイマン軍を討つため、テンペストの戦士たちと共闘。その際、アルビスはベニマルから副官に任命される。
テンペスト軍の”ゲルド”が仕掛けていた罠が発動された後、クレイマン軍の首魁を打ち取れという命を受けたアルビスは”五本指”筆頭としてクレイマン軍を率いている”ヤムザ”の元へ向かい、スキル”制圧者”と”天蛇眼”を用いてヤムザの部下を瞬時に倒し、ヤムザと一騎打ちをする事に。ヤムザの謀略で一瞬の隙を突かれそうになるものの、そこへ護衛としてアルビスの影に潜んでいたテンペスト軍の”ゴブタ”が登場。ヤムザの攻撃を防いで見せる。
その後、しばらく両者互角の戦いが続くが、ヤムザが切り札として魔法道具「鏡身の腕輪(ドッペルゲンガー)」を使用し分身体を召喚すると、ヤムザの卑怯な戦い方にアルビスは激怒し、2段階の「変身」を発動。紫色の電撃を放ち、ヤムザを含めた周囲の敵を圧倒した。

カリュブディス出現

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