ベニマル(転スラ)の徹底解説・考察まとめ

ベニマルとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、主人公リムルの右腕。オーク軍に自身の住んでいたオーガの里を滅ぼされ、多くの同胞を失った過去があり、復讐を果たすまでリムルの配下に加わることとなった。復讐を果たしたあともリムルに仕えることを望んだベニマルは、侍大将という軍事を預かる役職に就任。有事の際にはリムルや仲間のためにその力を振るうようになる。リムルたちと苦楽をともにしながら、徐々にリムルの右腕として頼れる存在へと成長していく。

ベニマルの概要

ベニマル(紅丸)とは、『転生したらスライムだった件』の登場人物で、主人公リムルの右腕。ベニマルはもともと名前のないオーガ(大鬼族)であったが、リムルの配下になったことでベニマルという名前を与えられ、キジン(鬼人)へと進化を遂げる。
オーク(豚頭族)に自身の住んでいたオーガの里を滅ぼされ、多くの同胞を失った過去があり、オークへの復讐を果たすためにリムルの配下となった。リムルと初めて会った際には、オーガの里を滅ぼした仮面の魔人がリムルだと思い込み襲撃する。リムルの圧倒的な力に一時は死を覚悟したベニマルだったが、妹(のちにシュナと名付けられる)に諭され終戦。リムルが治める国(のちにジュラ・テンペスト連邦国となる)へと招かれたベニマルたちはオークへの復讐を果たすまでの間、リムルの配下としてテンペストに滞在することになった。

リムルの協力でオークへの復讐を果たした後も、配下として仕えたいと望んだベニマルは、リムルに侍大将という軍事を司る役職を与えられた。有事の際にはリムルやテンペストの仲間のためにその力を振るう。高い戦闘能力や忠誠心、指揮官としての能力はリムルにも認められ、徐々に右腕として頼れる存在へと成長していく。
十大魔王の1人で、のちにリムルに倒されることになるクレイマンの配下との戦いでは、災厄級の魔物と呼ばれるカリュブディスを一瞬で倒し、その圧倒的な力を見せつけた。

ベニマルのプロフィール・人物像

CV:古川慎

種族:オーガ(大鬼)→キジン(鬼人)→オニ(妖鬼)→キシン(鬼神)=上位聖魔人:炎霊鬼(えんれいき)

真っ赤な髪と瞳、真っ黒な2本の角が特徴。キジンへの進化をきっかけに肌の色が白くなり、体も一回り小さくなった人間のような美男子へと変貌する。身長は180センチ程度。
器が広く、許せないことにはまっすぐに立ち向かう正義感の強い性格。好戦的なところもあり、魔王ミリムの配下である竜を祭る民のミッドレイと対峙した際には力比べがしてみたいと発言し、部下たちをヒヤッとさせる場面もあった。

また、戦闘能力も高く日本刀のような「紅蓮」という銘の刀と炎系の技を使う。リムルと出会った当初から戦闘能力は高いほうではあったが、リムルと出会ったことでその能力は「大国が持てる総力を駆使して抵抗しなければならない」S級へと成長した。

ベニマルの能力

スベルモノ(大元師)

リムルが魔王として覚醒した際にギフトとして得たユニークスキル。「魔力感知」「空間認識力」によって、敵の動きを川の流れのように完全に読み取ることができる。この能力を得たことで、軍の指揮官としてのベニマルの力はさらに高まることとなった。クレイマンの配下との戦いでは、戦いが始まる前から「負けるほうが難しいくらいだ」と自信に満ちた姿を見せ、スベルモノによってテンペスト・ユーラザニア軍を圧倒的な勝利へと導いた。

アマテラス(陽炎之王)

ベニマルの持つアルティメットスキル。光や熱に干渉し加速や炎熱をもたらす強力な能力で、カーディナル(灼熱竜)の異名を持つ竜種、ヴェルグリンドの力を引き継いでいる。1つの能力でありながら「思考加速」「意思統制」「光熱支配」「空間支配」「多重結界」の5つの権能を持っているので「思考加速」による戦闘行動の最適化や「多重結界」による絶対防御「空間支配」による瞬間移動などが可能。とても万能性に優れている能力である。

ベニマルの必殺技

オーガフレイム(鬼王の妖炎)

復讐を果たそうと、リムルに向かってオーガフレイムを放つ

登場初期から使っている技で、オーラを炎に変換して相手を焼き尽くす技。初めてリムルと出会った際、リムルをオーガの里を襲った仮面の魔人と勘違いして戦ったときにも使用していた。対熱耐性を持つリムルには全く効かなかったが、リムルに「お前たちを甘くみていたようだ」と思わせ、本気を出させるほどの威力だった。

ヘルフレア(黒炎獄)

ヘルフレアを連発し、次々とオークの軍勢を倒していく

「炎熱操作」「黒炎」「範囲結界」の3つのスキルを融合したベニマルの必殺技。一定のエリアをドーム型の結界で覆い、結界内を炎で焼き尽くすとても強力な技で、オーク軍との戦いでは圧倒的な数で攻めてきたオークの軍勢を次々と撃破。さらにクレイマン配下のヤムザが変貌したカリュブディスをヘルフレアであっという間に葬り去るという活躍も見せた。

ベニマルの来歴・活躍

オークへの復讐

オーガ族族長の息子で、オーガの里の次期頭領として育てられたベニマル。ある時平和だったオーガの里に、魔王クレイマンの策略でゲルミュッドという上位魔人が「名前はいらないか」とやってくる。しかし胡散臭く感じたオーガたちはそれを断った。すると腹を立てたゲルミュッドがオークの軍勢をオーガの里へと送り込み、オーガの里は滅びることとなった。作中でオーガはオークよりも強い種族であると位置付けられているが、圧倒的な戦力で攻めてきたオークたちの中には仮面をつけた上位魔人も交じっており、オーガたちは成すすべなく滅ぼされた。その結果ベニマルをはじめとした6人だけが生き残り、オーガの里を出て逃げることになった。この時、ベニマルたちはオークへの復讐を誓ったのだった。

リムルとの出会い

オーガの里を滅ぼされ、生き残った6人で逃げていたときにリムルと出会う

逃げることになったベニマルたちは、ある日ジュラの森にたどり着き、そこで鉢合わせたリムルの配下であるゴブタたちと戦うことになる。同じくリムルの配下であるランガからの救援要請を受けて、リムルもその場に駆けつけた。これがベニマルたちとリムルの出会いだった。だが、リムルがシズの形見である抗魔の仮面をつけて現れたため、ベニマルはリムルが里を襲った魔人だと思い込み襲撃する。リムルの圧倒的な力に、ベニマルは死を覚悟して一矢報いることを決意し立ち向かおうとするが、ベニマルの妹であるシュナが「これだけの力がある魔人があんな姑息な手段を使って里を襲撃させるのは不自然だ」と発言したことで終戦。リムルたちと和解したベニマルたちオーガは、リムルに誘われてリムルが治める国へと向かうことになったのだった。

ベニマルはオーガの里で起きた事件について話した。それを聞いたリムルは自分たちの国も危ないかもしれないと考え、自分たちの仲間にならないかと提案する。「お前たちに何かあったときには俺たちも助けになる」と言われたベニマルは少し考えさせてほしいと答えるが、ほかのオーガたちのためにも自分の不甲斐なさを飲み込んでオークへの復讐を果たすまでの間、リムルの配下に加わることを決めた。
リムルの配下になったことで、オーガたち6人はそれぞれベニマル(紅丸)シュナ(朱菜)シオン(紫苑)ソウエイ(蒼影)ハクロウ(白老)クロベエ(黒兵衛)という名前を与えられ、キジンへと進化を遂げた。

オークの軍勢との戦い

魔王ゲルドと戦うベニマル

hiro
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