ラミリス(転スラ)の徹底解説・考察まとめ

ラミリスとは、『転生したらスライムだった件』の登場人物で、“迷宮妖精(ラビリンス)”の異名を持つ魔王。
その正体は元々は精霊女王(エレメント)と呼ばれる、勇者に精霊の加護を授ける聖なる導き手だった。
最古の魔王の1人であるとされ、その力はかつて起こった最古の魔王ギィ・クリムゾンと同じくミリム・ナーヴァの戦いを仲裁したほど。
普段は愛らしい見た目の小さな妖精の姿だが、成長と転生を繰り返しており数千年の内に数年ほど大人の姿に戻り、本来の力を取り戻すことができる。

ラミリスの概要

ラミリスとは、『転生したらスライムだった件』の登場人物で、“迷宮妖精(ラビリンス)”の異名を持つ魔王。
主人公リムル=テンペストが、教え子である子供たちと共に精霊の棲家へ訪れた際に初登場した。
魔王ギィ・クリムゾン、魔王ミリム・ナーヴァと並んで最古の魔王の1人として知られる。
30cmほどの小さな愛らしい見た目である反面、その力は最古の魔王同士の争いを仲裁出来るほど。

元々は精霊女王(エレメント)と呼ばれる精霊で、勇者に精霊の加護を授ける聖なる導き手であった。
かつてに暴走したミリム・ナーヴァとギィ・クリムゾンの戦いを仲裁した際に邪悪な妖気を浴びて力の半分を失うと共に堕天した過去を持つ。

ラミリスのプロフィール・人物像

CV:春野 杏
種族:妖精族
称号:迷宮妖精(ラビリンス)
ユニークスキル:迷宮創造(チイサナセカイ)

30cmほどの小さな妖精の姿をしている。
見た目通りのお子様のような性格で、能天気でお調子者な性格。
寂しがり屋な一面もあり、リムルに部下として悪魔であるベレッタを紹介された時はとても嬉しそうだった。

ラミリスの能力

ユニークスキル:迷宮創造(チイサナセカイ)

ラミリスが望むものを迷宮内に具現化し、あらゆるも物を想像出来る能力。
リムルの治める国、魔物の国(テンペスト)の地下には、100階層に及ぶ迷宮が広がっていて、有能な配下を配置している。
ラミリスが認めた者に関しては、例え迷宮内で命を落としたとしてもすぐに復活することが可能となっている。
その他にも周辺の街ごと移動したり、迷宮内を自由に創造することが可能となっているため、防衛戦においては最強の能力。
ユニークスキルながら、究極能力(アルティメットスキル)にも匹敵する能力。

精霊女王たる真の姿

作中では基本的に小さな妖精の姿となっているが、ラミリスは成長と転生を繰り返す魔王であるため、一定期間成長すると真なる姿である大人の姿へと成長する。
大人状態での魔力量は恐らく作中トップクラスのもので、過去には暴走したミリム・ナーヴァとギィ・クリムゾンの戦いを仲裁し、暴走状態のミリムを抑え込むことに成功している。
精霊魔法を駆使することで、ミリムやギィに匹敵する力を発揮する。

ラミリスの来歴・活躍

王都生活編

リムルが自身の生徒たちを救うために精霊の住処へ訪れた際に初対面した。
ラミリスはゴーレムを使ってリムルたちを驚かせるが、リムルに即破壊されてしまう。
事情を聞いたラミリスはリムル達に協力し、上位精霊の召喚に協力して子供たちの命を救った。

加えて、精霊工学をリムル陣営に伝えることを条件に、魔人形であるベレッタを譲り受けた。
以後ベレッタはラミリスの配下として傍で支えることとなる。

魔王誕生編

リムルが自国にて首脳会議を行っている最中、魔王達の宴(ワルプルギス)が開催を伝えにきたラミリス。
魔王クレイマンの提案に他2名の魔王の賛同により開催されたこの宴の目的は、「魔王カリオンを殺害した者への報復」であり、その犯人に「新たに魔王を僭称するリムル」が議題にあがっている。
事実、魔王を名乗ってすぐの出来事ではあったが、魔王カリオンの殺害はクレイマンの策略であったため事実無根であった。
そのことに気付いた自称名探偵ラミリスはリムルに協力することを伝え、魔物の国(テンペスト)に迷宮への入り口を作ることにした。

魔都開国編

こっそりと魔物の国(テンペスト)への移住を試みたラミリス。
ラミリスの作る迷宮に目を付けたリムルが許可し、今後観光名所としての役割を担うこととなった。

自身の住処や研究室を兼ねた地下100階層の迷宮を作り、人間の冒険者向けのダンジョンとしての役割を果たしつつ、行き場を失った魔物たちの住処としても役立った。
迷宮内にはヴェルドラの魔素を充満させており、下層に行くほど魔物の強さもあがっていく仕組みになっている。

帝国侵攻編

東の帝国の侵攻を止めるため、迷宮内部での撃退を決めたリムル。
10階層ごとに設けられたフロアボスを務める迷宮十傑と呼ばれる魔物たちは、自らがより活躍しリムルに認められるため、誰が戦うかの議論を交わしていた。
ラミリスは迷宮十傑が平等に戦えるよう戦力を分散させ、それぞれに敵10万人があたるように作戦を考案した。
その結果、東の帝国を圧倒し、迷宮十傑達の活躍とその強大な力がリムルにも伝わり、認められることとなった。

天魔大戦編

敵陣営に属していた魔王ディーノの裏切りによって、強襲を受けることとなった。
迷宮内戦闘において最強の能力を持つラミリスの力を潰すため、ラミリス本体を狙ったディーノだったが、ベレッタや他の迷宮守護者によって防がれ、ラミリスは一命を取り留めた。

その後残存勢力を集結し、再度迷宮侵攻に踏み切った敵陣営。
迷宮内の不死性を破壊するため、迷宮そのものを究極能力(アルティメットスキル)により浸食する作戦であった。
侵攻軍を束ねるゼロのその作戦を見破り撃退することに成功する。

ラミリスの関連人物・キャラクター

リムル=テンペスト

本作品の主人公。
現代日本で死亡し、異世界転生を果たした。
転生する前に感じた後悔や夢がスライムとしてのリムルを形付け、たまたま暴風竜ヴェルドラの魔素溜まりに転生したためとてつもない潜在能力の持ち主。

妖精の棲家でラミリスと初めて出会った際にもすぐに打ち解け、子供たちを救うため一緒に上位精霊の召喚に臨んだ。
ラミリスはその後リムルの治める国、魔物の国(テンペスト)に能力で地下ダンジョンを創造し、日々研究にのめりこんでいる。

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