ランガ（転スラ）とは【徹底解説・考察まとめ】

ランガの概要

ランガとは『転生したらスライムだった件』に登場する牙狼族のボスの息子で、森の支配を広げるためにゴブリンの村を襲撃する。ゴブリンを守護していたスライムの「リムル＝テンペスト」にボスは倒されてしまう。魔物に共通する考え方である弱肉強食に則って、リムルに忠誠を誓う。その時にリムルからランガの名をもらい、ランガは同胞への完全支配を成し遂げ、牙狼族から嵐牙狼（テンペストウルフ）族として種族進化を遂げる。リムルを主として慕い、護衛としてリムルの影の中に潜みいつも一緒にいる。魔物にとって生命力の元となる魔素が切れるとリムルの影に戻り休むことがある。カッコいい言動とは裏腹に全力で嬉しさを表現する尻尾は、時々家を吹き飛ばしたりと被害を出している。ドワーフの王国に行った時にゴブリンのゴブタがランガを影から召喚するのに成功してから、ペアを組むことが多くなっている。ゴブタはお調子者で弱そうに見えるが戦闘センスがあり、リムルから天才肌だと思われている。黒嵐星狼（テンペストスターウルフ）族に擬態したリムルの姿に憧れていたランガは、オークの戦いの時に自ら進化することに成功する。黒嵐星狼に進化したことで角が2本となり、強力な技を使えるようになる。ランガは進化した技でオークを蹴散らし、角は2本になり体も大きくなり周りを圧倒する。その時に「これが貴様らが木っ端と侮った魔物の力の一端だ」と言ったことから、リムルに対して高い忠誠心を持っていることが分かる。

ランガのプロフィール・人物像

名前 ランガ
性別 男
所属 ジュラ・テンペスト連邦国
種族 黒嵐牙狼族

暴風竜ヴェルドラがリムルのユニークスキル捕食者によって消失し、ジュラの森では縄張り争いが起ころうとしていた。牙狼族は足がかりとしてゴブリンの村を滅ぼそうとするが、ゴブリンを守護していたリムルに敗れてしまう。生き残った牙狼族はリムルに忠誠を誓い、ボスの息子はリムルからランガという名をつけてもらう。リムルはランガに名付けをすると魔素をごっそり持っていかれてしまい眠りにつく。リムルが目覚めるとランガの姿は漆黒の毛並みに、額に1本角が生え体も大きくなっていた。ランガは生き残った牙狼族をまとめ上げ、嵐牙狼族へと進化した。ランガはゴブリンの次に仲間に入った初期メンバーであり、側近中の側近だ。リムルが移動する時はランガが背中に乗せていくことが多く、常に側にいる忠誠心の高い相棒だ。凛々しいい姿をし格好いい発言をするが、嬉しさが隠し切れない尻尾が周りに被害を出すことがある。激しく振られるしっぽによって砂埃が舞い、ゴブリンの家を破壊したこともある。その時にリムルに叱られ落ち込んでしまい、体を小さくする技を初めて披露する。リムルのことが大好きで主として慕っている。リムルに何かを頼まれると張り切ってしまい、リムルに叱られて落ち込むという愛嬌のあるキャラクターだ。リムルにとって因縁のあるクレイマンに操られていた狐の魔物を相手にした時は、狐の魔物が助けてと言っているのを聞いて攻撃できずにいた。リムルが合流し狐の魔物を助けた。今までは心配する素振りを見せていたものの、リムルに抱き上げられ撫でられているのを見ると歯を剥き出しにしてやきもちを焼く。怖い顔をしながら「ドルルルル」とうなり声を上げている姿は、怖い顔だが可愛く見える。リムルに撫でられすぐに大人しくなるところも可愛らしい。ランガはリムルの影の中にいて一緒にいることが多いことから、リムルが同郷であるシズさんの教え子たちの先生になった時、魔王として覚醒した時、初めて魔王の集まりに参加した時も側にいた。リムルが魔王として覚醒する時に深い眠りに落ちそうになり、焦っていた時もランガを呼べばすぐに影から現れた。食糧輸送を牙狼族に依頼された時も、自分はリムルの側にいるから一族の者を好きに連れて行くと良いと言って、リムルから片時も離れない甘えん坊だ。常に主と行動を共にする可愛くもあり頼もしい相棒のような存在だ。

ランガの能力

固有スキル

影移動

影の中を移動できるスキル。このスキルを利用してリムルの影の中に潜むことができる。

超嗅覚

鋭い嗅覚で周囲の気配を知ることができる。

ユニークスキル

魔狼王

危機などを察知できるようになる超直感が使えるようになる。同族を召喚、再生できる。一族の統一した動きができるよになり群で戦闘をする時に効果的。

エクストラスキル

魔力感知

周囲に漂っている魔素を感知することで、周囲の様子を認識することができる。

多重結界

違う種類の結界を張ることで、より強度の強い結界となる。様々な攻撃に対応することができる。

空間移動

影移動の上位スキルで離れた場所でも瞬時に移動できる。

思念伝達

念話スキルで、複数の人と念話で会話することも可能。

風操作

周囲に気圧差を発生させ風を操作する能力。