ディアブロ(転スラ)の徹底解説・考察まとめ
ディアブロとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、主人公リムルの配下。種族は悪魔族(デーモン)であり、リムルが”真なる魔王”へ覚醒した際にリムルによって召喚された。リムルの配下に加わった後”ディアブロ”の名を与えられ、第二秘書として働くことになる。世界に存在する悪魔の中でも、特に強力な力を持つ”原初の悪魔”の1人。その戦闘能力は、リムル配下の四天王にも数えられるほど優れている。
ディアブロの概要
ディアブロとは『転生したらスライムだった件』の登場人物で、主人公リムルの配下。リムルが”真なる魔王”へ覚醒した際に、配下2体とともに召喚された悪魔族(デーモン)である。リムルの配下となったあと、リムルから”ディアブロ”の名を与えられ、悪魔公(デーモンロード)へと進化を果たした。その後は、リムルの第二秘書として”ジュラ・テンペスト連邦国”で過ごすようになる。第一秘書の座を巡って、リムル配下のシオンとたびたび張り合う姿も見られた。
テンペストのアピールや、魔王となったリムルのお披露目などを兼ねた開国祭の後には、四天王にも任命される。
その後、魔神へ進化を果たし、リムルの最強の配下として活躍していくのである。
世界に存在する悪魔の中でも、特に強力な力を持つ7体(七柱)は”原初の悪魔”と呼ばれている。ディアブロもそのうちの1人で、世界から恐れられる存在。
原初の悪魔たちは、それぞれが色で分けられており、ディアブロは”黒”に区分される。リムルから名を与えられる前は”ノワール”や”黒(クロ)”と呼ばれており、自身は”クロ”と名乗っていた。
ディアブロのプロフィール・人物像
CV:櫻井孝宏
種族:悪魔族(デーモン) / 上位魔将(アークデーモン)→悪魔公(デーモンロード)→魔神、原初の七柱・悪魔王(デヴィルロード)
赤と金のメッシュが入った黒髪と、金色の瞳に赤い瞳孔が特徴。
リムルへの異常な執着心を持ち、リムルの役に立つことが最高の喜びであると考えている。そのため、自分だけがリムルから重要な場に呼ばれなかったり、他の配下がリムルから可愛がられる姿を見たりすると、ひどく嫉妬・傷心する。
基本的に冷酷で気まぐれな性格。また、狡猾で非常に計算高く、恐怖(アメ)と慈悲(ムチ)をうまく使い分けて相手を誘導することに長けている。
普段は誰に対しても敬語口調。常に不気味な笑みを浮かべており、物腰丁寧な執事のようにふるまっている。だが、激怒すると無表情になり、辛辣な口調になる。
口喧嘩が強い。また原初の悪魔の1人というだけあって、戦闘能力も非常に優れている。リムル配下の中でもベニマルに次いでナンバー2の実力の持ち主。原初の悪魔でもあり、魔王でもある最強の存在”ギィ・クリムゾン(原初の赤)”に唯一引き分けた人物でもある。
のちに、悪魔界から引き連れてきた悪魔たちで構成される”黒色軍団(ブラックナンバーズ)”という部隊を統率するようになる。
テンペストの住民に対しては同胞意識を持っており、リムルからもテンペストの住民からも、テンペストの最大戦力の1人として信頼されている。
同族の中ではかなりの変わり者として有名。
原初の悪魔の中でも黒は異端といわれており、ギィやほかの悪魔たちからも、気まぐれで自分勝手な系統だといわれていた。
ディアブロの能力
誘惑者(オトスモノ)
自身に屈服した者の生殺与奪の権利を握り、絶対的に支配する、ディアブロのユニークスキル。これが発動されたのちにディアブロへ叛意を抱くと、それはすぐにディアブロに伝わってしまう。そのため、発動された後は従わざるを得ない。人を恐怖によって支配する、恐ろしいスキルである。
大賢人(モトムモノ)
相手の技を見ただけで技の内容と対策を見破ることができる、ディアブロのユニークスキル。
思考速度を上げ、相対的に体感速度を遅らせる”思考加速”、呪術的な文を唱えることなく、魔法やスキルを発動させる”詠唱破棄”、魔素を使った技を操作することができる”法則操作”、この世の隠蔽されていない事象すべてを網羅する”森羅万象”の、4つの権能を持つ。
誘惑之王(アザゼル)
誘惑者と大賢人を統合して生まれた、ディアブロのアルティメットスキル。
時間と空間を把握し、意識するだけで瞬間移動も可能にする”時空間操作”、多重結界による常時発動型の絶対防御”多次元結界”、相手の生殺与奪の権利を握り、裏切った場合は何らかの制裁を与えることのできる”懲罰支配”、自分が「王」として絶対的な権限を発揮できる空間を作り出す”誘惑世界”の4つの権能に加え、もともと持っていた”思考加速”と”森羅万象”の権能も持つ。
ディアブロの必殺技
絶望の時間(ディスペアータイム)
相手の精神に直接干渉することができる”誘惑世界”を利用した、ディアブロの必殺技。
仮想世界を具現化させ、その世界で絶対的な権力を振るうことができる。その世界では相手の生死もディアブロが握ることになる。
また、”虚実変転”によって現実世界との入れ替えも可能。
崩壊する世界(エンド・オブ・ワールド)
幻覚世界を崩壊させる。
”絶望の時間(ディスペアータイム)”で相手を幻覚世界に取り込み、その後”崩壊する世界(エンド・オブ・ワールド)”を発動させると、相手は幻覚世界の崩壊に巻き込まれて、命を終えることになる。
この能力を破るためには精神体(スピリチュアルボディ)を鍛え、意思の力で破るほかない。しかし、冷酷なディアブロに精神で勝てる者などほとんど存在しないので、打ち破られることはそうそうない、ディアブロの必殺技である。
誘惑の時間(パラダイスタイム)
周囲の時間を停止させる。
テンペスト開国祭で行われた武闘大会で、ベニマルと対峙した際に使われた。
生命の収穫(エンド・オブ・シザーズ)
ディアブロがクロベエに作成して貰った専用武器”爪鋏刃(シザーズ)”を使った技。爪鋏刃自体は3本の爪のような外見で、鋭い両刃の剣になっている。
この技も、武闘大会でベニマルと対峙した際に使った技。結果的にベニマルとは相討ちとなり、ベニマルの技を受けた爪鋏刃は熱によって溶けてしまった。
ディアブロの来歴・活躍
シズエ・イザワとの出会い
本編から50年ほど前。”銀嶺の翼”と呼ばれる英雄によってディアブロ(この時はまだ名無し)は召喚された。
「願いを聞き届けてくれるのなら、悪魔でも構わない!私の魂をあげる!」と言う彼女の願いを、ディアブロは暇つぶしに聞き届けることにしたのだった。
一方そのころ、爆炎の支配者の異名を持つ冒険者”シズエ・イザワ”はフィルトウッド王国を訪れていた。国から、悪魔討伐の依頼を受けたのである。他にも、同じ依頼を受けた多くの冒険者たちがフィルトウッド王国を訪れていた。
ディアブロは召喚主の願いを聞き届けるため、この集められた冒険者たちの中に紛れ込むことに。その願いとは、召喚主とともに戦ってきたもう1人の英雄を殺した悪魔の討伐。ディアブロは集められた冒険者たちを皆殺しにし、悪魔を探し出そうと考えていた。しかし、その考えを悟ったシズが止めに入ったため戦闘に。この時「あなたは何者なの?」と聞かれたディアブロは”クロ”と名乗る。
炎の上位精霊”イフリート”を使役するシズの攻撃をものともせず、ディアブロは反撃に出る。
ところが、シズの仮面に触れた瞬間、自身の右腕が吹き飛ばされてしまった。これをきっかけにディアブロは、シズエに興味を持つ。
その後、ディアブロの探していた悪魔と先に対峙することになったシズエを、「困りますね。私にダメージを与えた貴方が、この程度のザコに殺されるなんて」と言って助けるのである。
召喚主からの依頼を完了したディアブロは、その後も水晶玉からシズエの様子を観察していた。
そしてシズエの中に宿るイフリートが暴走した際、そこに立ち会ったリムルをこの時初めて目にするのである。
こうしてディアブロは、一方的にリムルとの出会いを果たした。その後、仮面を受け継いだリムルに召喚される機会をうかがうのだった。
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目次 - Contents
- ディアブロの概要
- ディアブロのプロフィール・人物像
- ディアブロの能力
- 誘惑者(オトスモノ)
- 大賢人(モトムモノ)
- 誘惑之王(アザゼル)
- ディアブロの必殺技
- 絶望の時間(ディスペアータイム)
- 崩壊する世界(エンド・オブ・ワールド)
- 誘惑の時間(パラダイスタイム)
- 生命の収穫(エンド・オブ・シザーズ)
- ディアブロの来歴・活躍
- シズエ・イザワとの出会い
- ファルムス王国軍・ラーゼンとの戦い
- リムルとの出会い
- 国落とし
- ディアブロ無双
- テンペスト開国祭
- ブラックナンバーズ誕生
- 魔神への進化
- VSレイン
- ディアブロの関連人物・キャラクター
- リムル=テンペスト
- シズエ・イザワ(井沢静江)
- シオン
- ベレッタ
- ディアブロの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「大量の供物に初仕事。光栄の極みで、少々張り切ってしまいそうです。この日を、心待ちにしておりました」
- 「なんの問題にもならぬ小者でした。人間にしてはそれなりに魔法を操れたようですが」
- 「私には、リムル様の雄姿を見守る役目があるのです!これは非常に重要な役目であり、貴方方には任せる事は出来ません!!」
- ディアブロの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アニメ第1期に無理やり登場
- 映画の黒幕を決める基準になったのはディアブロ
- リムルの似顔絵を収集