ミリム・ナーヴァ(転スラ)の徹底解説・考察まとめ

ミリム・ナーヴァとは『転生したらスライムだった件』に登場する魔王の1人で、見た目は14歳か15歳くらいに見える美少女だが長い年月を生きている最古の魔王だ。可愛い見た目からは想像できない力を持ち、破壊の暴君の二つ名を持っている。面白いことが大好きで、スライムのリムルを親友(マブダチ)と言い懐いている。難しい話や勉強が嫌いで、リムルのところに逃げてくることがある。面白い事に参加できないと「ずるい!」と駄々をこね子供っぽいところがある。

ミリム・ナーヴァの概要

ミリム・ナーヴァとは『転生したらスライムだった件』に登場する魔王の1人だ。竜種の父親と人間の母親を持つ唯一人の竜魔人(ドラゴノイド)だ。人間と交わった竜種は、その大半の力を子どもに奪われてしまうことが分かり、竜種が人と子を生すことはタブー視されるようになった。そのため、リムルは唯一人の竜魔人(ドラゴノイド)になっている。青く輝く大きな瞳は強い意志が秘められ、プラチナピンクをツインテールにまとめ魅惑的な輝きを放つ美少女だ。14歳か15歳ほどの見た目とは裏腹に「破壊の暴君(デストロイ)」の二つ名を持つ強者である。最古の魔王でもあり想像もできないような長い年月を生きている。普段は収納している自らの翼を持ち、空中戦も可能だ。魔法に頼らない強靭な肉体を持ち、理不尽な戦闘能力を持っているため魔力妨害は通用しない。ミリムを竜の皇女として崇拝する者達の国があり、ミリムはその国を庇護している。ミリムが庇護している国を攻める愚か者は存在せず平和な国だ。その反面、成長がなく停滞しており退屈な国となっている。ミリムはスライムのリムルのことを親友(マブダチ)と言い、リムルに懐いている。リムルはミリムのことを親戚の子どものようだと思い、何かとフォローをし面倒をみている。ジュラ・テンペスト連邦国に滞在した時には、新しい物を見つけては目を輝かせて楽しんでいた。特に美味しい食事や甘い物を気に入り、甘口のカレーライスを食べた時にはおかわりをしていた。ミリムは勉強や難しい話が苦手で息抜きに突然訪れることがあり、内緒で来ているため見つかり連れ戻されることがある。

ミリム・ナーヴァのプロフィール・人物像

種族:竜魔人(ドラゴノイド)
称号:破壊の暴君(デストロイ)、真なる魔王、最古の魔王

ミリムは竜種のヴェルダナーヴァと勇者ルドラの妹であるルシアから産まれた。竜種ではないが竜種であるヴェルダナーヴァの血を引き継いだ唯一の竜魔人(ドラゴノイド)である。魔王になった時のことは本人はあまり覚えておらず、とても悲しいことがあったということだけが記憶に残っている。見た目は14歳か15歳くらいに見える美少女だが最古の魔王で、武術と剣術を使うことができあまたの魔人や魔王を倒した魔剣天魔を使う。魔剣を操る竜の姫君の暴虐のおとぎ話が存在するほど長い年月を生きている。プラチナピンクの髪をツインテールしたとても愛らしい見た目とは裏腹に理不尽な戦闘力を持ち、「破壊の暴君(デストロイ)」の二つ名を持つ強者だ。

多少の策略は力技で跳ね返してしまえる強さを持ち、竜種にも匹敵する力を持っている。単純で短気であるが抜け目のない性格をしており、自分の欲望に忠実な面もある。面白そうなことが大好きで、興味本位で物事を決定し感情のままに行動することがある。ミリムは周りの魔王から脳筋だと思われているが、実は非常に高い知能を持っている。短気な行動がそう思わせているだけで物事を順序だてて考えることができ、その結論にいたる過程を飛ばして答えに直結する行動をとることが多いため、短慮だと思われてしまっている。魔王たちの中でも1、2を争う天才だが、そのことに気づいている魔王は少ない。ほとんどの魔王たちは、ミリムが一番短気で単純だと思っている。思考は単純だが行動を読むのは、ある意味難しい魔王だ。

ミリムは長い年月を生きることで日常に退屈していたため、面白いことがあれば必ず参加していた。オークロードを魔王にするたくらみを魔人のゲルミュッドが持ちかけてきたときも退屈しのぎに話を聞いていた。オークロードは魔王へと進化したが、スライムであるリムルが倒してしまう。その時の映像を見たミリムは、面白そうだと感じ真っ先にリムルに会いに行く。普段はしまっているが翼を出して飛ぶことができ、上空からジュラ・テンペスト連邦国を見て感嘆する。魔素量などを見ることができる竜眼を使い、ほぼ全員がネームドモンスターであり、力の強弱に関係なく皆で協力し合って生活している光景を見て、たくさんの魔物に名付けをした存在がいること、ネームドモンスターたちに指示を出している者の統率力の高さに驚く。ミリムはリムルが魔王に匹敵する力を持っていると見抜き挨拶に現れるが、突然現れたミリムの魔王覇気を目の当たりにした、リムルの側近たちが勘違いして攻撃してしまう。圧倒的な力の差を見せつけられたが、リムルの機転によって引き分けとなる。ミリムは側近たちが勘違いして攻撃したことを不問にすること、今後ミリムがリムルたちに手出ししないこと、困った時には相談に乗ることを約束する。引き分けとは言っているが、内容はリムルが勝利したような条件だった。引き分けにする代わりにミリムはリムルから蜂蜜をもらってご満悦だった。

リムルはミリムのことを強さは圧倒的だが、中身は見た目通りの子どもだと判断しチョロいと評価する。2人は友達になりミリムはジュラ・テンペスト連邦国に滞在することにする。町に着いたミリムは勝手に動き回り、「兄貴の子どもをレジャーランドに連れてった時みたいだ」とリムルは走り回ることになる。住民にミリムを紹介した時にミリムがリムルのことをモジモジしながら親友(マブダチ)だと言い、ミリムとリムルは出会ったその日に親友になったのだ。ミリムは何か困ったことがあるとリムルを頼り、頻繁にジュラ・テンペスト連邦国に遊びに来ることになる。

ミリム・ナーヴァの能力

竜眼(ミリムアイ)

相手の能力や実力を見抜く力で、オーラをコントロールし隠していても相手の隠している魔素量も見抜き測定することができる。強者をすぐに見抜き、ネームドモンスターかどうかも知ることができる。

竜耳(ミリムイヤー)

どんな音や声、悪口も聞き逃さない技。

憤怒之王(サタナエル)

激しい怒りを感じることで魔素を無限に生み出すことができる権能がある。馬鹿げた力と表現されるほど大きな力を発揮する権能だが、ミリム自身もよく分かっていない。

ミリム・ナーヴァの必殺技

竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)

カリオンとの戦いの時にリムルが使用した魔法。カリオンが治める獣王国ユーラザニア全体を更地にしてしまうほどの威力をもつ。

竜星拡散爆(ドラゴ・バスター)

圧倒的な攻撃力を持ち、青白い光を放出して攻撃する。

ミリム・ナーヴァの来歴・活躍

リムルに出会いジュラ・テンペスト連邦国に滞在

リムルが何か面白そうなことをしていると言って、ジュラ・テンペスト連邦国について行くと駄々をこねている

長い年月を生きているミリムにとって日常は退屈で、何か面白そうなことはないか日々探している。ミリムは新しいことや面白そうなことには全て参加しており、魔人ゲルミュッドが持ちかけた新たな魔王を作り出すという計画にも、新しい玩具ができるという理由で参加していた。ゲルミュッドが倒されたことを知り、オークロードも倒されただろうと推測し不機嫌になるが、リムルを映像で見て面白そうだとワクワクする。ミリムはリムルに挨拶に行ってくると飛び出していく。ミリムは挨拶に来ただけだったが、突然現れた魔王に勘違いしてしまったリムルの仲間たちが攻撃してしまい、全く相手にならず負けてしまう。戦うつもりのなかったリムルは仕方なく相手になることにする。ミリムは「負ければ部下になれ」と条件を出す。結果は、リムルの勝利に近い引き分けだった。リムルは蜂蜜を使ってリムルから引き分けという言葉を引き出した。食材を使って勝負に勝つという、斬新な攻撃の仕方だった。ミリムは初めて食べた蜂蜜を気に入り、ご満悦になる。ミリムは当たり前かのようにジュラ・テンペスト連邦国についていくが、その時にリムルから「魔王って退屈なんじゃないか」と言われたことに衝撃を受ける。リムルが何か面白いことを企んでいると騒ぎ、「ずるい!」と駄々をこねる。ミリムはジュラ・テンペスト連邦国に滞在することになり2人は親友(マブダチ)になる。

ミリムはジュラ・テンペスト連邦国でしばらくの間生活することになり、毎日おいしい物を食べ、お風呂で泳げると興奮し、新しい洋服を作ってもらったりしながら楽しく過ごす。特に果汁を多めにして作った甘口カレーがお気に入りで「うまーーー!!」と叫びながら一心不乱に食べおかわりもした。カラアゲ、ハンバーグ、ステーキ、コロッケなど毎回ご満悦で食べている。エビフライを食べた時には、一心不乱に食べていた。リムルから砂糖があれば、甘いお菓子が作れると言われ、鬼人のシュナとシオンとスイーツ同盟を結成する。シュナとシオンとは一緒にお風呂に入ったりと一緒にいることが多く懐いている。新しい物に目を輝かせて楽しんでいるミリムは可愛らしいが、ちょっとしたことで手が出やすくリムルに怒られている。ジュラ・テンペスト連邦国に来てすぐ、龍人族のガビルと会い「この町は初めてかチビッ娘よ」と頭をなでられると「それはまさかワタシのことか?」と怖い表情を見せ、止める間もなくガビルをパンチし吹き飛ばした。ファルムス王国の調査団として来たヨウムから「ガキ」と言われた時には一瞬のうちにおでこにパンチをし、おおきなコブをつくってしまう。獣王国ユーラザニアから使者としてフォビオが来たときにはフォビオがゴブリンのリグルドを攻撃してきたので、それを庇ってフォビオを気絶させたこともある。短時間の滞在だったが、リムルに「ご飯抜き」と何度か怒られたことがある。

クレイマンの支配

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