NARUTO(ナルト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて1999年43号~2014年50号まで連載されていた。またアニメ化もされた作品。主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

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70巻でのサクラの独白だ。強敵のうちはマダラに対して、旧第七班のカカシ先生、ナルト、サスケ、サクラの4人で挑むこととなった。サクラは、うちはマダラの恐ろしい雰囲気や鋭い眼力に一瞬怯み、一歩後ろに下がってしまう。その様子を見たカカシは、「⋯無理もない⋯⋯この眼力⋯。」と独白する。

ところが、サクラは綱手と同じ傷ついた体を再生させる創造再生の術を発動し、「私が陽動⋯続いて!」といち早く前に出た。サクラは、ナルトやサスケと隣に並び立って戦う事を心に誓っていた。このセリフは、恐怖心を振り切ってナルトやサスケと共に戦う強さを見せたサクラの名台詞である。

第七班VS大筒木カグヤ編(NARUTO70〜72巻)の名言・名セリフ

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大筒木カグヤ

ナルト「分かってんよ⋯。お前の言ってることも分かってるつもりだ。けど⋯こういう時は体が勝手に動いちまうもんだろ」

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71巻でナルトがサスケに言ったセリフだ。うちはマダラと戦う第七班のメンバーだが、突然マダラに”暁”の一員であるゼツが取り憑き、マダラの死と引き換えに大筒木カグヤが誕生した。カグヤは六道仙人であるハゴロモの母親で、マダラ以上の実力やチャクラを有している。

カグヤは恐るべき力でナルト達4人を圧倒した。瞬間移動の能力を持つカグヤは、第七班と意識を失っているオビトを溶岩に移動して皆を突き落とそうとする。サスケは、カカシとサクラを無視してナルトのみを助けた。カカシは溶岩に落ちそうになるサクラとオビトを助ける。ナルトはサクラやカカシ達を助けようとしないサスケに苦言を呈するが、サスケは「ナルト⋯お前にここでハッキリ言っておく。オレとお前、どちらか一方が死んだとしてもこの世は終わりだ。お前の六道の陽の力と⋯オレの陰の力だけが目の前のアレを封印出来る。そうでなければ、人類は滅亡することになる。オレ達は何があっても死ぬ訳にはいかん。無限月読の時⋯カカシとサクラはたまたまお前の近くにいた⋯そういうことだ。この意味、分かるな⋯?」と、告げる。

ナルトとサスケは、カグヤを封印出来るだけの力を六道仙人から受け継いだ。カグヤを封印するには、ナルトとサスケの二人が必要だ。そのためには、カカシやサクラを犠牲にしてでも、ナルトとサスケは生き残らなければならない。このセリフは、カカシやサクラを放っておいてでも自分達は生き残らなければ世界は終わりだというサスケに対して言ったもので、その事は分かっていても仲間を助けるために体が動いてしまうナルトの優しさが現れた名台詞である。サスケは以前、橋職人のタズナを守る波の国での任務の際、敵の少年である白の攻撃から身を呈してナルトを守ったことがある。このセリフは、その時にサスケがナルトに言った「⋯知るか⋯よ⋯。体が勝手に⋯動いち⋯まったんだよ⋯バカ⋯!」というセリフをなぞっている。

オビト「オレは⋯カカシの友であり、お前の父の部下であり⋯サスケと同じうちはであり⋯⋯オレはお前と同じ夢を見た先輩⋯だった。時間のないオレが今更詭弁を垂れるつもりはない。ただ⋯せめてお前たちより前を歩いて⋯死なせてくれ」

出典: anicobin.ldblog.jp

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71巻でオビトがナルトやサクラ、カカシに言ったセリフだ。オビトは気絶していた状態から目を覚ますが、オビトが生きていられる時間はあと残り僅かだった。ナルトと戦った事で火影を思い描いていた昔の自分やカカシの友であった自分を思い出したオビトは、残り少ない時間をカグヤを倒そうとするナルトやサクラ、サスケ達を助ける事に使う決意をする。

カグヤはナルトとサスケを別々にして殺すために、サスケをどこか異空間に連れ去った。このセリフはナルト達がサスケを助け出す前にオビトが言った言葉で、死ぬ前に償いとして自分に出来る最大限の行動を起こそうとするオビトの覚悟が現れた名台詞である。

サクラ「しゃーんなろー!!!」

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71巻でサクラが言ったセリフで、サクラが気合をいれる時にいつも言い放つ口癖でもある。カグヤによって異空間に飛ばされたサスケを助けるため、ナルト、サクラ、オビトが協力する。オビトは、時空間を移動する万華鏡写輪眼の能力を使ってサスケを助けようとする。それには、大量のチャクラを必要とする。

サクラは3年間チャクラを額に貯め続ける百豪の印を利用して、オビトにチャクラを送った。このセリフはサスケを助け出すためにオビトにチャクラを送るサクラが叫んだ言葉で、サスケを必ず助け出すというサクラの気合と気迫が込められた名台詞である。

その後、オビトとサクラの奮闘が功を奏し、サスケと再会する事が出来た。

カカシ「オレにも⋯まだ出来ることはある⋯。盾になることぐらいなら!間に合え⋯!」

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71巻でのカカシの独白である。サスケと再会したナルト、サクラ、カカシ、オビトは再び5人でカグヤに戦いを挑むが、重力を操作することが出来るカグヤの術によって、皆の動きが止められてしまう。自身を封印しようとするナルトとサスケを最優先で殺そうとするカグヤは、動けないナルトとサスケに向けて攻撃を放つ。その時、カカシとオビトは二人の身代わりになるために前に飛び出す。

マダラによって写輪眼を奪われていたため、カカシはカグヤとの戦いの輪に入れないでいた。カカシはナルトやサスケに対して、今まで先生として何もしてあげられなかった事を後悔していた。「サクラもオビトも⋯必死で⋯。オレは⋯お前たちの師として、たいしたことはしてやれなかった。オビト⋯そしてリン⋯。友としても同じだ。エリートぶって、口先だけの失敗を繰り返してきた。⋯⋯ナルトが頑張ってる時に何を感傷に浸ってるんだ⋯。だからダメなんだ⋯!今のオレでも⋯まだ出来ることがあるハズだ!」と、独白する。この独白は、二人を守るためにナルトとサスケの前に走り出すカカシが言った言葉で、教え子を守るために奮闘するカカシの覚悟が現れた名台詞である。

オビトとカカシがナルトやサスケたちの前に走り出す際、重力のせいでうまく動けないでいたが、二人の前に死んだリンの幻影が現れて二人に力を貸す。幻影のリンがカカシやオビトの手を引っ張ったおかげで、二人はナルト達の前に出ることが出来た。カグヤの攻撃を受ける直前、カカシは「ありがとう⋯⋯リン。オレもオビトも、そろそろそっちへ行くよ。そしたらまた3人でゆっくり話をしよう。」と、リンに向けて独白した。

オビト「リン⋯今度はあの世で⋯少しオレと⋯⋯二人きりの時間を過ごそう。カカシは邪魔だ⋯。ここにおいていくよ」

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