NARUTO(ナルト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて1999年43号~2014年50号まで連載されていた。またアニメ化もされた作品。主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

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64巻でナルトがうちはオビトに言ったセリフである。オビトの目的は、世界中の人々に『無限月読』という術を掛けることだった。この術にかかった者は、幸せな幻術を見続ける代わりに目を覚ます事が無くなってしまうという恐ろしい術だ。オビトはリンの死後、リンのいない世界に絶望し、世界中に幸せな幻術をかけ続けることで、リンを幻術の中だけでも生き続けさせようとしたのだ。その計画を達成するために、『穢土転生』で復活させたうちはマダラと手を組む。

ナルトは、オビトの恐ろしい計画を止めるために戦う。ナルトは『影分身の術』を使って自身を増やしてオビトやうちはマダラと戦うが、マダラに「所詮は烏合の衆」と言われてしまう。ナルトはピンチを迎えるが、その時、忍連合の忍者達がナルトを助けるために駆けつけた。このセリフは忍連合の皆と共に戦うナルトが言ったもので、チームワークの素晴らしさをオビト達に見せつけた名台詞である。

ネジ「お前に⋯天才だと⋯言われたからだ⋯」

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ナルトと戦った後、ネジは自身の柵や苦しみから解放される。

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64巻でネジがナルトに言ったセリフだ。うちはオビトは、うちはマダラと手を組んで忍連合を苦しめる。オビト達は忍連合に向けて、夥しい数の木で出来た刃を放つ。ナルトを守る為にヒナタは盾になろうとするが、木の刃は凄まじいスピードでナルトやヒナタ達に迫っていった。その時、ナルトやヒナタを庇って、ネジが全ての攻撃を受けてしまう。ネジとヒナタはいとこ同士の関係で、ナルトとは中忍選抜試験で戦った仲だ。無数の木の刃によって、ネジは致命傷を受けてしまう。

ナルトは、自分の代わりに攻撃を受けたネジに対してショックを受けて呆然とする。そんなナルトに対して、ネジは「⋯⋯ナルト⋯、ヒナタ様は⋯お前の為なら⋯死ぬ⋯。だから⋯お前の命は⋯一つじゃ⋯ない⋯。どうやら⋯オレの命も⋯、その⋯一つに⋯入っていた⋯ようだ。」と、伝える。ナルトは、涙を流しながらネジに「何で⋯お前がこんなところで⋯!!お前は日向を⋯!⋯どうして、オレにそこまで⋯!?⋯命をかけてまでオレに⋯」と問う。このセリフは、そんなナルトの疑問に答えた名台詞である。

ネジは、ずっと日向の分家に生まれた自分の運命を呪い続けていた。中忍選抜試験でナルトとネジが戦った際、ネジはナルトに「所詮、落ちこぼれは落ちこぼれだ⋯。変われなどしない。」「一ついいか?⋯どうして自分の運命に逆らおうとする!?」と、問いかけ続ける。ネジに対してナルトは、「落ちこぼれだと⋯言われたからだ!」と、答えた。ナルトはネジだけでなく、様々な人に「落ちこぼれ」だと言われ続けてきたが、自分を変えるために努力し続ける。その後、ネジに勝利したナルトは、「運命がどーとか⋯、そんなつまんねーことめそめそ言ってんじゃねーよ!お前はオレと違って⋯落ちこぼれなんかじゃねーんだから。」と、伝える。この言葉は、その後のネジに大きな影響を及ぼした。ナルトとの戦いを経て前向きに生きるようになったネジは、自分を「天才」だと評価してくれたナルト達の思いに報いるために必死に戦い続ける。ネジにとってナルトの言葉は、自身を変えるために奮い立たせてくれるものだった。

リー「本当のネジを⋯ここに⋯」

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64巻でのリーの独白である。ネジは夥しい量の攻撃からナルトやヒナタを庇い、死亡する。ナルトはネジの死に激しく動揺して涙を流すが、ヒナタや九喇嘛の言葉をきっかけとして再び立ち上がる。一方、リーはネジの死を悲しみ、涙を流し続けていた。ガイやテンテンは、そんなリーの姿を心配する。

ナルトは現実に希望はないと言うオビトに対して、「呪いだろーが何だろーが⋯オレは本当のネジをここに置いときてェ!」と自身の胸に手を当てて言い放つ。その言葉を聞いたリーは、ガイ班としてネジと過ごしてきた思い出を思い出す。

ネジとリーは共にガイ班のメンバーとして一緒に戦ってきた仲間であり、同じ体術を使う者として互いに腕を競い合ってきたライバルだ。

中忍選抜試験でナルトと戦った後、ネジはリーに対して「リー、いつかお前の剛拳とオレの柔拳⋯。どちらの拳が上か⋯⋯本気で闘ってやる⋯。ただし⋯オレの目の黒い内は負けはしない!」と、宣言した。テンテンはネジの言葉に「⋯それを言うなら目の白い内はじゃないの?ネジの場合!」と突っ込み、ネジは「ん⋯?ああ⋯うん⋯。まぁとにかく⋯ライバルとしてオレが居るってことだ。」と、言い放つ。

リーはネジの事をずっとライバル視してきたが、中忍選抜試験まではネジに見向きもされていなかった。そのため、リーは自分をライバルだと言うネジの言葉を嬉しく思い、より一層切磋琢磨に励む。

この独白は、ナルトの言葉をきっかけとしてガイやテンテンと共に誰よりも長い時間、ネジと同じチームとして一緒に過ごしてきたリーが、ネジの戦場における思いや覚悟を受け取って立ち上がることを決意した時の名台詞である。セリフ中の「ここ」とは、リーの心のことだ。

大蛇丸「アナタ達はもう蛇じゃない」

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65巻で大蛇丸が水月に言ったセリフである。サスケ達”鷹”と大蛇丸の一行は、戦争によって寂しい風景と化した木ノ葉の里へやってきた。サスケは高台から里を見下ろし、自分が里を抜けた時から変化を遂げた事を肌で感じ取る。その様子を見た水月は「何だ⋯?サスケの奴⋯。」と疑問に思うが、大蛇丸が「私が木ノ葉崩しをやる前と同じね⋯。たとえ彼や里が変わってしまったとしても、ここが彼の故郷に変わりない。感傷に浸り、過去をなぞることで己の決意を再確認する時間が必要なのよ。」と、サスケの気持ちを正確に代弁する。

その言葉を聞いた水月は、「ふぅ〜ん?ならアンタはもういいの?感傷に浸りつつ木ノ葉崩しの決意っての。⋯あのさ、よく考えたらボクらアンタの部下でトップメンバーだったでしょ。んで今⋯それが木ノ葉の中にいる⋯⋯。里の強者共は戦争でいないとなると、これってアンタにとってチャンスじゃないの?」と、大蛇丸に聞いてみる。このセリフは、「そうかもね⋯。でも一つ違ってるわ。」と前置きしつつ水月に言ったセリフで、サスケや”鷹”のメンバーが大蛇丸の支配から自立して羽ばたいた事を大蛇丸自身が認める名台詞である。

サスケ「アンタの言葉を聞いて⋯本当のことを知ってから自分で答えを出したい。⋯⋯木ノ葉に復讐をするのか⋯⋯⋯それとも⋯」

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65巻でサスケが言ったセリフである。水月や重吾、大蛇丸したサスケは、大蛇丸を復活させる。水月と重吾の二人は屍鬼封尽の解除方法の巻物を発見し、これを持ってサスケの元を訪れる。屍鬼封尽とは死神の中に術者と対象者を封印する術のことで、これによって封印されたものは『穢土転生』の術で復活出来ない。ところが、この巻物で書かれている手順で屍鬼封尽を解除すれば、穢土転生を使って屍鬼封尽で亡くなった死人を復活させられるのだ。

サスケ達は大蛇丸の力を借りて屍鬼封尽から初代から4代目までの4人の火影の魂を解放し、穢土転生を使って生き返らせた。サスケが4人の火影を復活させたのは、故人である火影たちから里の真実を聞き、復讐心に踊らされることなく自分の目で今後の行動を判断するためだ。このセリフは穢土転生によって生き返った火影達四人に言った言葉で、彼らの言葉を聞くことで今後の自分の行く末を冷静に判断しようとするサスケの名台詞である。

サスケの言葉を聞いた二代目火影の扉間はサスケを復讐に溺れて里に仇をなす敵として処分しようとするが、初代火影であり扉間の兄である柱間がそれを止めた。

サスケ「オレは戦場に行く。この里を⋯イタチを⋯無にはさせん!」

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ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

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ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。

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テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテンとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、マイト・ガイ率いる「ガイ班」所属のお団子頭とチャイナ服が特徴のくノ一。初登場は漫画第36話、アニメ第21話。チームメイトはロック・リーと日向ネジ。主人公・うずまきナルトの1期上にあたる。武器攻撃を得意とし、多種多様な忍具を自在に操る事が出来る。面倒見が良く、ナルト達の良きお姉さん的存在。

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