NARUTO(ナルト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて1999年43号~2014年50号まで連載されていた。またアニメ化もされた作品。主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

72巻でサスケがナルトに言ったセリフだ。ナルトとサスケはお互いに全力でぶつかり合い、満身創痍の状態となった。サスケは自分との繋がりを切ろうとしないナルトに対して、「なぜそこまで関わろうとする!?」と聞くと、ナルトは「友達だからだ。」「お前のそーゆー背負ってゴチャゴチャしてるとこ見てっと⋯なんでか⋯オレが⋯痛てーんだ。」と、伝える。

その言葉を聞いたサスケは、ナルトと自分の事について思い返す。サスケは、「⋯ナルト⋯。お前が昔⋯常に一人でいるのは知っていた。生き残ったうちはのオレと同じで、里で皆に疎外されていたな⋯。バカなことをしてはわざと叱られようとしていた⋯。他人と関わるためだろう⋯。最初はそんなお前を見て、くだらない奴だと思った。じゃれたいだけの弱い奴だと。⋯だが、何度もバカをして、叱られているお前をずっと見ていると⋯なぜだか気になるようになった。その時思った⋯。お前の弱さがだんだんオレに染まっていったんだと。それからのお前を見るたびに、どんどん気になるようになっていった。他人と繋がろうと必死なお前を見ていると、オレの家族を思い出すようになった。そして、なぜだか安心したんだ。⋯⋯だがそれは⋯同時に弱さだと思った。オレはその弱さから逃げるように修行をした⋯。兄への復讐のために⋯兄より強くなるために⋯。なのに、お前と同じ班になっちまった⋯。そしてまた、家族がチラつく⋯。火影になりたいとほざくお前と一緒に任務をこなし⋯互いに強くなっていくのを実感したオレはいつしか⋯お前とも闘いたいと、そう思うようにもなった。そしてオレは、七班に己の家族の影を見るようになっていった⋯。だから⋯お前の苦しむ姿を見る度⋯そう⋯⋯、オレも⋯⋯オレが痛くなったんだ。お前の痛みが初めて分かった時、初めて仲間だと思えた。そしてその反面、急激に強くなっていくお前を放っておけなくなった。どんどん強くなっていくお前を見て⋯オレは⋯。」と、独自する。

以前、ナルトはサスケに「オレだっていつもお前が一人なのは知ってた。同じような奴がいるって安心した⋯。すぐに話しかけたかった⋯なんだか嬉しくてよ!けど、そりゃ止めた⋯。何でも出来るお前がうらやましくて⋯オレのライバルに決めた!お前はオレの目標になった。何にもなかったオレがつながりを持てた。第七班で任務やってよ⋯お前見たく、強くかっこよくなりたくて、ずっとお前の後を追いかけてた。」と、伝えていた。それに対してサスケは、「⋯逆だ⋯⋯。本当はオレがうらやましかったんだ。オレには無い強さがあったから⋯。お前はいつもオレの前を歩いてやがった⋯。まるで、かつての兄さんのように⋯⋯。そして⋯今日も⋯。」と、独白する。

サスケはナルトに対して、「認めてやるよ⋯オレの負けだ。」と、伝える。サスケはこの後、死を持って償うつもりだった。しかし、ナルトは「死んで⋯⋯死んで決着つくなんて思うなよ!!死ぬぐらいなら、生きてオレに協力しろ!!オレのやりたいことは全忍の協力だ!!もちろん、お前も含めてだぞ!!」と、サスケに伝える。サスケは「お前がそれでよくても、他の者は納得しない。」と言うが、ナルトは「ったく!それ以上スネてグチグチ言ってみろ!またぶっとばすぞ!!」と、返した。さらに、サスケの「オレがまたお前にたてつくかも分からんぞ?」という言葉には、「そしたらまた止める!!つーかお前はそんなことしねーよ!」と、言い渡す。サスケは、「⋯⋯なぜ⋯、そう言い切れる?」と聞くと、ナルトは「これ以上同じこと言わせんな!!お前の方はまだ分かってねーのかよ!そういやお前も意外にバカだったもんな⋯⋯!」と返した。ナルトは、サスケの友達だから自然とサスケの考えていることが分かるのだ。

このセリフはそんなナルトに対して涙を流しながらサスケが言った言葉で、長いわだかまりが解けて親友になれた事を示す名台詞である。「ウスラトンカチ」とは、ナルトに対してサスケがよく言う口癖だ。

カカシ「やっと⋯戻ったね」

出典: twitter.com

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無限月読を解く様子

72巻でカカシがナルト、サスケ、サクラの様子を見ながら笑顔で言ったセリフである。カカシは第七班が結成してから今日に至るまで、ずっと皆の様子を見守ってきた。一時は殺しあうまでに至るほど関係性が悪化していたが、ナルトがサスケに思いをぶつけてサスケがそれを受け入れる事で、ようやく元の第七班の姿に戻る事が出来た。

この言葉は、三人が元の関係性に戻れたことに対して喜ぶカカシの名台詞である。

サスケ「また今度な。⋯⋯⋯⋯ありがとう⋯⋯」

出典: twitter.com

72巻でサスケがサクラに言ったセリフである。戦争が終結後、カカシはなんと、6代目火影となる。綱手は生きているが、どうやらカカシ達次の世代の忍に里の未来を託したようだ。サスケは今までの罪を償う旅をする。サスケが旅にでる前、カカシとサクラはサスケを見送る。カカシはサスケに、「⋯⋯まっ⋯、ハッキリ言って本来ならお前は強制的に投獄される身だったから。お前の望みが聞き入れられ、今までの行為が免責されたのは、無限月読解術による功績が大きいってことだけどさ。六代目火影にオレがなったことや、この戦争終結の立て役者になったナルトの嘆願によるところが大きかったこと、忘れないよーに。⋯これからはあまり無茶しないでよ⋯⋯?オレの責任になっちゃうから。」と、忠告する。

サスケはカカシに対して、「ああ⋯すまない。」と詫びる。サクラはサスケに対して、「⋯⋯どうしても行っちゃうの?⋯綱手様が柱間様の細胞で造った義手ももう少しで⋯⋯。」と、声をかける。ナルトとサスケは、戦いの末片腕の一部を失った。綱手は、そんな二人のために義手を製作しているのだ。

サスケは、「⋯⋯今のオレなら、この忍界が⋯この世界がどう見えるのか知りたいんだ。今まで見逃してきたことも見えそうな気がする⋯。このままでなければ見えない何かが⋯。それに⋯気になっていることもあるしな。」と、返す。サクラは頬を赤らめて、「わ⋯私も⋯ついて⋯行くって言ったら⋯?⋯⋯⋯。」と、サスケに聞く。すると、サスケは「罪を償う旅でもある。お前はオレの罪とは関係無い。」と、言い放つ。このセリフは、「かんけーない⋯かぁ⋯。」と少し落ち込むサクラに対してサスケが指をサクラのおでこに当てながら言ったもので、サクラに対する親愛の情を示した名台詞である。自身の指をおでこに当てるという仕草は、かつてサスケの兄であるイタチがサスケに対する愛情を示すためのポーズでもあった。

サスケ「お前との本当の勝負まで⋯⋯取っておいてやるよ」

出典: www.aniplex.co.jp

72巻でサスケがナルトに言ったセリフである。ナルトはサスケが旅に出る前、かつてサスケが木ノ葉の里を出て行った時に落とした額当てを返す。額当ては一人前の忍者の証であり、自分がどの里の忍なのかを示すものでもある。サスケはナルトが渡した額当てを見て、「⋯⋯お前⋯まだこんなもん⋯」と驚く。ナルトがサスケが木ノ葉の里を出て行ってから二年以上もサスケの額当てを捨てずに取っておいた。ナルトにとってサスケは友人であり、絶対に切らせたくない繋がりでもあるからだ。

このセリフは、ナルトから自分の額当てを受け取ったサスケが言った言葉で、ナルトとの再開を誓った名台詞である。ナルトがサスケに言った「オレら⋯今は色々背負っちまってる⋯。けどよ⋯オレは⋯勝負して⋯、お前にちゃんと勝ちてーんだ!」というセリフの答えでもある。

出典: anicobin.ldblog.jp

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最終回(NARUTO72巻)の名言・名セリフ

ナルト「ボルト。今の父ちゃんにとって、里の人全てが家族みてーなもんなんだ。お前だけの父ちゃんじゃいられねー時もある。⋯⋯お前もつれーかもしんねーけど、少しは耐え忍ぶことを覚えねーとな。お前も忍者ならよ」

出典: itunes.apple.com

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最終回でナルトが息子のボルトに言ったセリフである。第4次忍界大戦から数十年後、ナルトは遂に夢を叶えて火影となった。

ある日、木ノ葉の里で五影会談が開かれることとなったが、ナルトとヒナタの息子であるボルトは、「オレは火影なんか大キライだってばさ!!!」と言いながら火影の顔を模った彫刻である火影岩に落書きをし、いたずらを仕掛ける。ボルトは火影としての仕事で忙しいナルトと話す時間があまり無く、寂しさを悪戯で紛らわしていたのだ。五影会談の準備で忙しかったナルトだが、ナルトはボルトの居る場所に駆けつける。この様子を見た木ノ葉丸は、「あーあ⋯。またボルトの奴⋯こんな大切な日にやってくれやがって!」と怒るが、イルカは「そう怒らないであげなさい。いつも忙しい父親に⋯イタズラをしてでもかまってもらいたかったんだよ。」と、声をかける。木ノ葉は、成長して上忍となった。

このセリフは、ナルトの気を引くためにイタズラばかりしているボルトに対してナルトが言った言葉で、里の人間に対しても息子のボルトに対しても愛情を注ぐナルトの名台詞である。

ダルイ「まあいいじゃねーか。おれら互いに忙しい身だって分かってるんだ⋯ゆるしてやれよ」

出典: ameblo.jp

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左から黒ツチ、ダルイ、長十郎だ。この頃は三人ともそれぞれ土影、雷影、水影の側近だった。

出典: itunes.apple.com

最終回で雷影となったダルイが土影の黒ツチと水影の長十郎に言ったセリフである。ナルトは努力の末、ついに火影となった。ナルトが火影となった時代には、他国のトップも変化していた。ダルイ、黒ツチ、長十郎は元々前雷影のエー、前土影のオオノキ、前水影のメイの側近兼護衛だった忍であり、五影会談にも出席していた。ちなみに、黒ツチはオオノキの孫にあたる。砂隠れの里の風影のみ変わらず我愛羅が勤めている。五影の護衛を務める忍も顔ぶれが新たとなり、火影のナルトにはシカマルが、雷影のダルイにはオモイがついている。黒ツチの側近は、彼女と共にオオノキの護衛だった赤ツチがそのまま務めており、我愛羅の側近もカンクロウと変化していない。

ある日、木ノ葉の里で五影会談が開かれることとなった。当日、ナルトの息子であるボルトは火影岩に落書きをしてしまい、ナルトはボルトを注意していた為に五影会談に遅れてしまう。黒ツチは、「わざわざ来てやって⋯⋯開催里のお前が遅刻するってのはどーなの?」とナルトに苦言を呈した。「そうですよ、まったく。」と、真面目な性格の長十郎も黒ツチに同調する。

このセリフはそんな二人に対してダルイが言った言葉で、二人の言うことも最もだが、雷影となっても他人に対する気遣いや心配りを忘れないダルイの譲り合いの精神が込められた名台詞である。

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桃地再不斬(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

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桃地再不斬(ももちざぶざ)とは、『NARUTO』のキャラクターで、「霧隠れの鬼人」と恐れられた元霧隠れの里の忍である。重量30kgにも及ぶ「断刀・首斬り包丁」という巨大な刀を使い、口元を包帯で覆っている。霧の中に身を潜める霧隠れの術を使用し、霧で何も見えない相手を首斬り包丁で切りつける、無音殺人術(サイレントキリング)の天才である。主人公・うずまきナルトが所属する第七班の最初の敵キャラクターとして登場したが、忍らしい最期を迎えたことから、読者に人気がある。

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春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

春野サクラ(はるのさくら)とは、『NARUTO』に登場する主要なキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトやうちはサスケとともに第七班に所属した木の葉隠れの里の忍である。本作のヒロインで、ナルトから好かれていたがサクラはナルトのライバルであるサスケのことが好きだった。一途な性格で、サスケが里を抜けてからも想い続け、物語の最後には長年の想いが実を結び、サスケと結婚した。

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奈良シカマル(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

奈良シカマル(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

奈良シカマルは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同級生であり、奈良一族という代々忍をしている一族の生まれである。 自他共に認めんどくさがりで口癖は「めんどくせえ」で、同期と比べるとチャクラ量が多くなく、体力もある方ではないが、頭脳明晰で戦術を立てるのが得意。 頭脳をいかし、臨機応変、瞬時に作戦の変更を考えることができる。 大人になると戦の現場だけでなく、火影の側近として力を発揮する。

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角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(かくず)とは『NARUTO』に登場するキャラクターで主人公・うずまきナルトを含む尾獣を狙う組織暁に所属するメンバーの一人。暁は所属していた里を抜け各国に名を轟かせるS級犯罪者で構成される。角都も滝隠れを抜け賞金稼ぎを生業としていた。暁のサイフ役として財務を一手に担当している。信じられるのは金だけと明言しており、暁に所属したのもより高額な賞金首と出会う機会を得るためである。また、禁術により他人の心臓を奪うことで強さと寿命を手にしてきた。

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ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。

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テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテンとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、マイト・ガイ率いる「ガイ班」所属のお団子頭とチャイナ服が特徴のくノ一。初登場は漫画第36話、アニメ第21話。チームメイトはロック・リーと日向ネジ。主人公・うずまきナルトの1期上にあたる。武器攻撃を得意とし、多種多様な忍具を自在に操る事が出来る。面倒見が良く、ナルト達の良きお姉さん的存在。

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