デイダラ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ
デイダラとは『NARUTO』に登場する敵キャラクターであり、10人で構成される忍組織「暁」のメンバーの一人。岩隠れの里の抜け忍で、ナルトやサスケといった主要人物たちと戦ったことがある。暁の中では屈指の人気キャラで、人気投票では3位を獲得したこともある。「芸術は爆発だ」というセリフが有名で、そのセリフ通りに爆発する粘土である起爆粘土を主に使い、相手を攻撃する。
デイダラのプロフィール・人物像
年齢:19歳
誕生日:5月5日
星座:おうし座
血液型:AB型
身長:166.0cm
体重:50.8kg
性格:プライドが高い、好戦的
アニメの声優:川本克彦
デイダラとは『NARUTO』に登場する敵キャラクターであり、10人で構成される忍組織「暁」のメンバーの一人。岩隠れの里の抜け忍で、ナルトやサスケといった『NARUTO』における主要人物たちと戦ったことがある。暁の中では屈指の人気キャラで、人気投票では3位を獲得したこともある。「芸術は爆発だ」というセリフが有名で、そのセリフ通りに爆発する粘土である起爆粘土を主に使い、相手を攻撃する。
青い目に長い金髪、その長い髪で隠している左目には特殊なスコープのようなものを装着している。手のひらには口が付いており、この口に粘土を入れて爆発する性質を加えて起爆粘土を生み出す。語尾によく「…うん」と付ける。プライドが高く好戦的な性格であるため、一度煮え湯を飲まされた相手を恨む。年齢は19歳で、暁の中では最年少である。「暁」とは戦争請負組織で、各国から集まった犯罪者で構成されている。デイダラも岩隠れの里でかつて、使用することを禁じた術・禁術に手を出し、抜け忍となる。その禁術こそが、物質にチャクラ(『NARUTO』における忍術を発動するために必要なエネルギー)を練り込んだ爆発する「起爆粘土」である。起爆粘土による爆発を究極の芸術として考えており、自身の芸術願望を果たすのにうってつけであった暁に所属した。
暁は基本、2人1組で行動しており、デイダラの相棒はサソリである。サソリは、傀儡(くぐつ)を使う忍である。傀儡使いは自分の代わりに戦う人形のようなものを用意し、本人は相手から見えないところなどからその人形を糸で操って敵と戦う。『NARUTO』の世界に存在する五大国の一つである風の国にある砂隠れの里の出身で、砂隠れの里に所属していた時は傀儡部隊の天才造形師と呼ばれていた。サソリにとっての芸術とは、傀儡のような構成に残る美としており、デイダラとサソリのコンビは芸術コンビといわれる。普段はサソリのことを「サソリの旦那」と呼んでいる。また、芸術に関する話やサソリの前では一人称は「オイラ」であるが、それ以外の場合は「オレ」である。サソリも芸術に関する自身の考えがあり、「長く後々まで残る永遠の美」というデイダラの「儚く散りゆく一瞬の美」とは正反対の考えであるため、芸術に関しては言い争っている場面がある。
デイダラの来歴・活躍
岩隠れの里を抜けるまで
土の国の岩隠れの里にいたころのデイダラは、三代目土影(土の国の長)・オオノキの弟子で、爆破部隊に所属する優秀な粘土造形師だった。爆破部隊とは、国や街を遠距離から攻撃して爆破する部隊で、戦争時代に結成された部隊である。粘土を使っていろいろなものをつくる粘土造形師として高い評価を受けていたが、オオノキには粘土遊び扱いされたために恨みを持っている。さらなる美を追求し「一瞬の芸術」を求めたデイダラは、物質にチャクラを流し込む禁術に手を出し、禁忌を犯して手に入れた能力が「起爆粘土」である。禁忌を犯したデイダラは里から追われる立場になったため、岩隠れの里を抜けて抜け忍となる。抜け忍となった後はどこかの仏堂に住み、反国家分子などから依頼を受けては爆破テロを行って生計を立てていた。
禁術とは
『NARUTO』の世界・忍界では様々な忍者が体内のチャクラというエネルギーを使っていろいろな術を発動させる。しかし、術を行った者へのリスクが大きすぎたり術の使用方法によっては危険すぎるなどといった理由で使用を禁じられる術がある。それが「禁術」である。例えば、主人公・ナルトの第一話で披露する術・多重影分身の術も、禁術の一つである。影分身の術は、分身にも実体を持たせる術で分身させた人数にチャクラが等しく分配される。つまり、2人に分身したらチャクラは二等分され、3人に分身したらチャクラは3等分されてそれぞれに分配される。チャクラが0になるとその者は死ぬという設定があるため、影分身が多くつくられる多重影分身の術は禁術とされた。しかし、ナルトは多量のチャクラを有しているためにそれが使用可能である。その他にも、『NARUTO』本編の最終章である戦争編で多用された、死者を復活させる術である「口寄せ・穢土転生」も禁術である。これは生贄の肉体を用意し、そこに黄泉の世界から死者の魂を呼び出してその肉体へ縛り付けるという術である。術を行った者にリスクはないが、生贄が必要であるという非人道的な理由から禁術と指定された。他にもたくさん禁術は存在するが、それらも同様に何らかの理由があり、禁術として指定されている。
暁に所属
依頼を受けて爆破テロを行っている者がいるという噂を暁のリーダーが耳にし、暁のリーダーの命令によりデイダラのもとへ、うちはイタチ、干柿鬼鮫、サソリが暁の勧誘に訪れる。それぞれがいろいろな里で犯罪を犯したりして里を抜けた忍者である。うちはイタチは木の葉隠れの里のうちは一族の大量虐殺を行った罪を抱え、干柿鬼鮫は水の国出身の忍で水の国の大名を殺したり国家破壊工作などを行った経歴を持つ。大蛇丸は木の葉隠れの里出身の忍で、忍の才能を持っていたがすべての術を習得したいという願望のもとで不老不死の研究をし、抜け忍となった。自由気ままに芸術を追い求めていたためにデイダラはその勧誘を断るが、うちはイタチが「オレが勝ったらお前を”暁”へ連れていく」と勝負を仕掛ける。デイダラは応戦するが、うちはイタチの写輪眼を見たために幻術にかかり、簡単に打ち負かされてしまう。その際に、後光が差すうちはイタチに芸術性を見出してしまった屈辱感、さらには「お前の負けだ」と言われたことにより、この敗北はうちはイタチ及び写輪眼への負い目として後々まで引きずることとなる。そして、暁に所属することとなった。また、うちはイタチとは、火の国の木の葉隠れの里で暮らしていたうちは一族の血を引く者で、ナルトのライバルであり親友でもあるうちはサスケの兄である。うちは一族は『NARUTO』本編が始まった時点でほとんどが滅んでいるが、うちは一族の虐殺を行ったのがうちはイタチである。そのため、うちはイタチは木の葉隠れの里の抜け忍となった。うちは一族には写輪眼という特殊な能力があり、これはチャクラの色で火・水・土・風・雷といった性質変化(チャクラの属性)を見分けることができたり、相手の動きを読むこと、そして相手に幻を見せる幻術を扱うことができる。
暁の目的
暁の目的は、忍界に存在する一から九までの尾を有する九体の「尾獣」を全て手中に収めることだった。尾獣とは、莫大なチャクラを持ち、一体で一国の軍隊ほどの力を有する魔獣である。一本の尾を持つ尾獣は一尾と呼ばれ、二本なら二尾、九本なら九尾と呼ばれる。尾獣の人知を超えた力を制御することができなかったことから、人々は尾獣を生きた人間の体内に封印することで制御することにした。この尾獣が封印された人間のことを「人柱力」という。人柱力は体内に秘めた尾獣から、周囲からは距離を置かれたり畏怖・疎外されることが多々ある。主人公のナルトは九尾を封印された人柱力で、幼少期は里内で嫌われており一人でいることが多く、両親がいないことから他者から認められることがなかった。このような扱いを受けるのが人柱力である。暁は、尾獣をすべて手に入れるために、リーダーがメンバー一人当たり一体の尾獣を各国から奪取することを命じた。そしてすべての尾獣を集めたあかつきには、「何億もの人々が一瞬で死に絶えるような禁術(使用を禁じられた術)兵器を作り出してそれを戦争に使い、戦争への恐怖心によって戦争が起きないようにする」ことを目指した。暁は人柱力を捕らえると、体内から尾獣を抜き取り、外道魔像と呼ばれる巨大な尾獣を封印することが可能な像へ尾獣を新たに封印する。暁の目的のため、デイダラとサソリのコンビはまず、一尾の捕獲を命じられた。
尾獣狩り・一尾
暁の目的は一から九までの尻尾を持つ全部で九体いる、莫大なチャクラと人知を超えた力を持つ魔獣である尾獣を全て手中に収めることであったため、暁のリーダーはデイダラとサソリに一尾の捕獲を命じる。一尾が封印されていたのは、風の国の砂隠れの里の里長である風影・我愛羅(があら)だった。忍界には五大国が存在し、構成しているのは火の国、土の国、水の国、雷の国、風の国である。それぞれの国に首都のようなものがあり、風の国のその存在になるのが砂隠れの里で、文字通り砂漠に位置している。つまり、我愛羅は風の国を代表する人物である。
我愛羅はひょうたんを背中に背負っており、その中に詰められた砂を自在に扱う術を使用する。自然に存在する砂も扱うことができるが、ひょうたん内の砂には我愛羅のチャクラが練り込まれており、我愛羅自身の考えや反応に関係なく、外界からの攻撃に自動的に盾となる。また、自然に存在する砂を扱うよりもひょうたん内の砂のほうが扱う際のスピードやパワーの性能が高い。他にも、我愛羅の肌の上には常に砂の鎧をまとっており、防御に秀でているキャラクターである。デイダラはその我愛羅を狙い、粘土で作りだした鳥に乗り、空中から風の国へ侵入する。しかし、我愛羅は砂漠にいない巨大なその鳥を見て侵入者がいることに察知し、いち早くデイダラを待ち構えており、戦闘に入る。
デイダラは鳥に乗っているため、応戦する我愛羅もチャクラの練り込まれた砂で足場をつくり、同じく空中で戦う。砂漠には多くの砂があるため、その砂を大量に使用し砂の手のようなものを作り出してデイダラを襲う。地の利を生かした我愛羅に対し、デイダラはその砂の手をかわしつつ小さく、素早い動きをする鳥型の起爆粘土を新たに手のひらの口から生み出して我愛羅へ向かわせる。そして我愛羅の下で爆発するが、ひょうたん内の我愛羅自身のチャクラが練り込まれた砂による自動防御により、防がれてしまう。砂は我愛羅の周りを360度包んで防御するが、我愛羅は外の様子が見えるように別の砂で目を作り出していた。その砂の目でデイダラの居場所を確認していた我愛羅は再び、大量の自然の砂でデイダラをほぼ360度覆いこむようにして逃げ場をなくすように襲う。これはまずい、と感じたデイダラは急いで乗っていた鳥で砂の抜け目からかわすが、その間に我愛羅を包み込んでいた砂の一部(つまりひょうたん内の砂で我愛羅のチャクラが練り込まれている)をデイダラに素早く向かわせ、デイダラの左腕をつぶすことに成功する。デイダラは左腕をつぶされ、さらに手元に残っている粘土はその戦闘の間で少なくなっており、ピンチに陥る。デイダラはその少ない粘土をすべて使い、巨大な起爆粘土製の人形と今まで使用していたものと同じような小さく動きが素早い鳥型の起爆粘土を作り出す。そしてまずは、巨大な起爆粘土製の人形を砂隠れの里へ落とし、すさまじい爆発を起こす。しかし、我愛羅は砂隠れの里の膨大な砂で里の上空を覆いこむようにして里を守る。そのすきにデイダラは、小さな鳥型の起爆粘土を我愛羅へ向かわせており、至近距離でその起爆粘土を爆発させる。我愛羅はデイダラの左腕をつぶす際にひょうたん内の砂を使っていたため、我愛羅を包み込んでいた砂の一部分だけ開けていた状態だったのだ。そのため、デイダラの左腕をつぶした際に使用した砂を素早く自身の元に戻し、間一髪のところでその爆発を何とか防ぐことに成功する。だが、その砂には、デイダラが左腕をつぶされた際にさらに小さな蜘蛛(くも)のような起爆粘土を仕込んでいたため、ついに我愛羅は爆発のダメージを直で受けてしまう。実はデイダラは左腕をつぶされたのはその砂に起爆粘土を仕込むためであり、その爆発で仕留めるために里を襲う巨大な爆弾や鳥型の爆弾を用意していたのだ。デイダラの作戦勝ちにより、我愛羅はデイダラに捕らえられ、一尾の生け捕りに暁は成功した。
ナルトとはたけカカシとの交戦
一尾の捕獲に成功したデイダラとサソリは撤退する。我愛羅(があら)が暁に捕らえられたことはすぐに木の葉の里に伝わり、ナルトやナルトの想い人・春野サクラ、そしてナルトたちの上官であるはたけカカシが我愛羅奪還のために増援としてデイダラたちを追いかける。ナルトは我愛羅と同じく体内に尾獣を封印された身であるため、我愛羅の気持ちがよくわかり、良い友達であった。ナルトは暁からなんとしても我愛羅を奪い返すために、全力でデイダラを追いかける。木の葉隠れの里は、ナルトたちと同時に、増援として別のチームを向かわせていた。そのチーム内には日向ネジという人物がおり、ネジは日向一族の血を引く存在ですべてのものを見通す眼・白眼を有していた。これは例えば、中身が見えない箱があるとすると、その中に何があるかを見通す眼である。ナルトたちはデイダラたちが引き返した場所にたどり着くが、外には結界が張られており、それは近辺に「禁」と書かれた札を五か所に張り付けることで発生する結界だった。解除方法はその「禁」と書かれた五枚の札をすべて同時にはがすことで、ネジの白眼により、札が張られている場所を見つけ出し、同時にはがすことに成功した。その中へ入り込んだナルトたちであったが、デイダラたちは我愛羅から一尾を取り出し、外道魔像と呼ばれる尾獣を封印できる像へ封印し終わったところだった。実は、人柱力は尾獣を体内から抜き取られると死んでしまうという特徴があった。そのため、我愛羅は死んでしまっていた。そのことにナルトは激昂する。デイダラはさらに、ナルトから九尾を取り出そうと考え、自分が起爆粘土製の鳥に乗って戦える有利な環境である外にナルトを誘い出すため、我愛羅をその鳥の口にくわえさせて外へ出る。その誘いに乗ったナルトはまんまと外へ引き出される。それが誘い出しだと気づいていたカカシはナルトを落ち着かせようとするが、ナルトは怒りに身を任せデイダラを追いかける。カカシはナルトを追いかけ、デイダラと戦うことにした。
デイダラは鳥に乗ったまま小型の起爆粘土製の鳥をナルトに爆発させるようにして戦闘を行う。空中からの一方的な爆発攻撃をしながらデイダラは空中を動き回るためナルトはそれを追いかけるだけだった。カカシはナルトにようやく追いつき、ある作戦を話す。その作戦とは、カカシがまずチャクラを練り、写輪眼による「神威」という術を発動させ、それがかわされた際にはナルトにデイダラを襲わせるというものだった。写輪眼とは、木の葉隠れの里のうちは一族の血を引く者に開眼するという特別な眼である。カカシはうちは一族ではないが、昔の友達に「うちはオビト」といううちは一族の忍者がおり、オビトが戦争での戦闘で死んだ際にオビトからカカシに移殖されていたのだ。また、写輪眼は親しい存在の死ほどの強い精神的ストレスを受けると、「万華鏡写輪眼」へと変化し、新たな瞳術がもたらされる。カカシの場合、昔に同じチーム内の女の忍・野原リンが死亡した際に万華鏡写輪眼が開眼した。カカシはこの万華鏡写輪眼が開眼した際に、神威という瞳術がもたらされ、これは、見ている対象の空間を異空間へその空間ごと移動させる。という術である。カカシはデイダラを見つめ、神威を発動したが、その術を初めて使用したために対象が定まらなかったこととうちは一族ではないことから写輪眼を使いこなすことができないという欠点のためにデイダラの右腕のみを異空間へ飛ばす結果となった。
デイダラは我愛羅との戦いで左腕をすでに失っていたため、両腕を失う結果となり、戦闘不能に陥る。そのデイダラをナルトは見逃さず、我愛羅を取り返し、さらにデイダラを殴り飛ばして馬乗りになって殴り続けるが、それは粘土でできた分身だった。分身に気をそらさせている間にデイダラは隠れていたが、ネジの白眼によって発見される。戦闘を行うのは不可能と考えたデイダラは分身を再び用意し、先ほどの身代わりに使った粘土をその分身へ食わせ、自爆を起こさせた。その際に、デイダラは地中を通って逃走した。なお、デイダラは一度煮え湯を飲まされた相手を恨むという性格であるため、ナルトを恨むことになる。また、ナルトたちがデイダラと戦っている間に、デイダラの相棒・サソリは、ナルトたちとともに来た春野サクラ、サソリの傀儡(くぐつ)使いの師であるチヨバアたちと戦っていた。サソリはもちろん傀儡を使って強力な毒でサクラたちを殺そうとするが、サクラがチヨバアの傀儡のように操られて戦うことで応戦していた。チヨバアはサソリに傀儡を教えていた身として動きを見切ることが可能であったからだ。最終的に、サソリは傀儡をサクラに粉砕されてしまい、傀儡へと改造した自身の体を使って戦うことになり、チヨバアに刀を刺して殺害しようとするが、一瞬の迷いが生じそれを見逃さなかったチヨバアが別の傀儡(サソリが幼き頃に作った「父」と「母」)を使ってサソリの胸部を貫いた。そしてサソリは命を落とした。
写輪眼とは
『NARUTO』に登場する能力の一種で、主人公・ナルトの暮らす木の葉隠れの里の「うちは」一族に伝わる眼である。この眼が開眼する条件は、うちは一族が「愛情の喪失を感じて深い悲しみ・怒りの感情に飲まれたとき」や「己の力不足に対する憤りを爆発させるとき」である。写輪眼が開眼すると、瞳は赤色になり、瞳孔の周囲に黒い巴模様が浮かぶようになる。成長すると巴模様の数が増え、最終的に3つになる。能力としては「忍術・体術・幻術に分類されるすべての術(なお他の一族に伝わる秘伝の術、例えば奈良一族の影真似の術や複数のチャクラを火や水といった属性に変化させる性質変化を利用する血継限界は不可能)を視認するだけで見抜き跳ね返す」や、相手の動きの先読み、チャクラの性質変化を色で見分けることとされる。さらにこの写輪眼が開眼した者に「親しい者の死を目の当たり」にすると万華鏡写輪眼が新たに開眼する。これは開眼する者によって模様が異なるという特徴があり、上の画像のようにいろいろな種類がある。本編中では、ナルトの親友でありライバルでもあるうちはサスケ、ナルトやサスケの先生であるはたけカカシ、サスケの兄であるうちはイタチなどが開眼に至っている。この眼が開眼すると、新たな瞳術がもたらされ、これも開眼した者によってその能力は異なる。例えば、カカシであれば見ている空間を別の空間に空間ごと移動させる「神威」やサスケの術者(術を発動した者)を覆いこむようにして絶対の防御を誇る化身が現れる「須佐能乎」、イタチの目を合わせた相手を空間・時間・質量すらも術者のコントロールする幻術の世界に引きずり込み永遠に相手に刃物を刺し続けるような拷問を与えて精神的な大ダメージを与える「月読」などがある。
尾獣狩り・三尾
一尾(我愛羅)捕獲の際までは、サソリと行動を共にしていたが、サソリはサクラたちに我愛羅奪還のときに殺されてしまっていたため、その後は新入りの「トビ」とコンビを組むことになった。トビは、仮面を被っておりどこの国出身などは謎に隠され、体をすり抜けさせる能力を持っている人物である。デイダラは右腕をカカシに異空間へ飛ばされていたが、実際には肘を飛ばされたため腕自体は異空間に移動していなかった。その腕を拾い、右腕は縫い付けるような形で復活するが、左腕も復活しており、この左腕に関しては作者自身も詳細は不明と語っている。そのため、トビとコンビを組み行動を共にする頃(本誌では、両腕を失ったのは31巻でトビと行動を共にする頃は35巻)両腕が存在している。暁のリーダーから三尾の捕獲を命じられた二人は、人柱力が不在で野生の状態となっていた三尾を調査しに行くことになる。三尾は三つの尾を持つ巨大な亀で、全身が甲羅のようなもので覆われており、デイダラたちが見つけた際は海にいた。漫画ではデイダラたちが三尾を捕獲する際はトビに捕らえることを命令するが、トビは逃げ回るだけだった。そのため、トビが逃げ回って三尾の気を引いている間に魚雷のような起爆粘土を作り出し、三尾に爆発のダメージを与えて捕らえていた。アニメでは、三尾捕獲の話はもう少し詳細に描かれており、デイダラたちが三尾を発見する前に、木の葉隠れの里のナルトの同期の忍であるサクラ、いの、ヒナタ、それに加えて木の葉隠れの里の長、五代目火影の秘書のシズネたちが野生の状態の三尾を封印術で力を抑え込もうとする。しかし、封印術をかける前に三尾が暴走したことにより、封印術に失敗する。三尾が暴走したことにより、津波が発生しサクラたちはその津波に飲み込まれてしまう。そこにナルトと上官のカカシたちが津波からサクラたちを救出し、小屋に避難するが、みな三尾の暴走により傷ついていたため、封印の続行は不能となる。任務に失敗したサクラたちは木の葉隠れの里に帰ることになり、その代わりに別の木の葉隠れの里の忍が交代で三尾を見張ることになるが、封印を失敗する様子を見ていたトビはデイダラにそのことを報告し、デイダラたちが三尾の捕獲に乗り出す。その後は、本誌と同じで魚雷で三尾の捕獲に成功する。
うちはサスケとの戦闘
三尾を捕獲後、暁はナルトの中の九尾を狙うとの次の方針を立てると同時に、うちはサスケに警戒せよとの警告をメンバーへ出す。うちはサスケは、大蛇丸を殺害し、暁のメンバーの一員でうちは一族の大量虐殺を行ったうちはイタチの命を狙っていたためである。大蛇丸は元暁のメンバーで、写輪眼といった特殊な能力を持つうちは一族に興味を持ち、同じくメンバーのうちはイタチの肉体を手に入れようと試みるが、イタチに左腕を切断される返り討ちに遭い、そのまま逃げるように暁を抜けていた。そして、その代わりとしてイタチの弟のうちはサスケを自分のもとへ引き入れていた。サスケも一族を殺されたイタチへ復讐をしたかったため、大蛇丸のもとへ行くことで力をつけようとしていた。しかし、十分力をつけたと感じたサスケは大蛇丸が自分には不要と考え、大蛇丸を殺害した。暁はメンバーが抜けることを許さず、大蛇丸のことを見張っていたため、この情報を手に入れた。
この話を聞いたデイダラは、かねてより自分が敗北したうちはイタチに対して恨みの感情を抱いておりその感情はうちは一族へ向いていたため、サスケを狙おうと考える。九尾が封印されているナルトに対しても以前殴られたなどに対して、イラついていたがうちは一族への感情のほうが大きかったため、サスケの捜索を優先した。粘土で大型の鳥を作り出し、上空からサスケを左目に装着していたスコープで捜索し、見つけたデイダラは地上へ降り、トビをサスケのもとへ向かわせた。トビがサスケと会話し、気を引かせていた間にデイダラは再び上空へ飛び、乗っていた鳥型の爆弾をそのままサスケのもとで爆発させて奇襲を行った。巨大な蛇を口寄せの術(自分が契約した動物などを呼び出す忍術)で呼び出し、爆発をしのいだサスケは、うちはイタチの居場所を聞き出すべくデイダラたちとの戦闘に臨む。
デイダラは起爆粘土で大型のドラゴンをつくり、さらにドラゴンからも爆弾を生成する。ドラゴンから大量に地雷をつくり、その地雷をトビが地中に潜って設置している間、デイダラはそのドラゴンで空を飛び、ドラゴンの口から誘導弾のような爆弾でサスケを攻撃する。サスケは持ち前の素早い動きでそれらをよけるが、足元には地雷が設置されていた。それを踏んでしまい爆発するが、サスケは爆発のタイミングでうまく呪印の力を発動し翼をはやしてジャンプでよける。呪印は大蛇丸の力で呪印を身に宿すと、体に変化をもたらし、サスケの場合は翼が生えた。サスケは刀を地面へ刺して地雷の有無を確かめ、その刀を足場にして翼で空へ飛び、千鳥という雷遁の術(チャクラに雷の属性を持たせる)をワイヤー状に引き伸ばして、ドラゴンの片翼を切り落とした。飛ぶことができなくなったドラゴンは地雷が埋め尽くされた地上に落ちるが、デイダラは地面へ落ちる寸前に新たに鳥型の起爆粘土をつくってそれへ飛び乗っていた。
次にデイダラは、起爆粘土を自らが食べ、巨大なデイダラ型の人形「C4カルラ」を口からはきだした。C4カルラから逃げるサスケだが、C4カルラは爆発する。しかし、あたりは爆発せずまわりの動物たちが形が崩れるようにチリと化していく。実はC4カルラには超小型の起爆粘土が敷き詰めらており、C4カルラが爆発するときにそれらがあたり一帯に散らばり、動物や人間が呼吸する際にそれらを取り込むことで体内から爆発を起こしていくのである。サスケもチリと化すのを見たデイダラは勝ったと思われたが、その映像はサスケの写輪眼(うちは一族のものに発現する瞳)によって見せられた幻術(幻を相手に見せる術)であった。サスケはデイダラが幻術にかかっているすきに後ろから千鳥でデイダラの体を貫く。しかし、デイダラはうちは一族のこの幻術を事前に対策しており、スコープで隠していた眼は実は義眼であり、幻術を見抜いていた。そのため、サスケが貫いたデイダラは起爆粘土で作られた分身であり、今度こそその起爆粘土で爆発を起こし、サスケを殺したかのように思われたが、サスケは自身の体に千鳥を放ち爆発を逃れる。千鳥は雷の属性を持つ雷遁であり、デイダラの使う起爆粘土は土の属性を持つ土遁である。それぞれの属性には他の属性に強い・弱いという設定があり、雷遁は土遁の術に強い。つまり、土遁の術で作られた起爆粘土に雷遁の術で攻撃を行うと起爆しないのである。サスケは刀で地面を突き刺して上空へ飛んだ際、その刀に雷のチャクラを流し込んでおり、それを事前に確かめていた。また、写輪眼にはチャクラを色で見分ける性質があるため、地雷の位置は写輪眼で確認していた。起爆粘土の分身の爆発から逃れたサスケはデイダラの起爆粘土を千鳥で無力化していき、デイダラのチャクラが残り少ないところまで追い込む。追い込まれたデイダラは胸にある手のひらの口と同じような口へ起爆粘土を入れ、自身が爆発物へと化すことで巨大な爆発を起こし、自身の命を絶つ形でサスケも道連れにしようとした。サスケはもう一度口寄せの術で巨大な蛇を召喚し、その爆発をしのいだ。デイダラは巨大な爆発を起こし、命を落とした。
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2014年に、主人公・うずまきナルトが夢をかなえるといった感動的な最終回を迎えた人気漫画「NARUTO」。ネット上の一部では完結後、ナルトがヒロインの春野サクラではなく日向ヒナタと結ばれたことに対して「メインヒロインのサクラと結ばれるべきだったのか、それともヒナタと結ばれたままでいいのか」という点での議論が行われているようである。サクラ派とヒナタ派双方の主張をまとめてみた。
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NARUTO(ナルト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて1999年43号~2014年50号まで連載されていた。またアニメ化もされた作品。主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。
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NARUTO(ナルト)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『NARUTO(ナルト)』とは岸本斉史による和風バトル漫画とそれを原作にしたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。テレビアニメはstudioぴえろの制作で2002年10月から始まり、2007年からは『NARUTO -ナルト- 疾風伝』とタイトルを変えて放送された。この記事では『NARUTO -ナルト-』と『NARUTO -ナルト- 疾風伝』、その他劇場版アニメで使用されたオープニング・エンディング主題歌、挿入歌を一挙に紹介していく。
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うちはオビト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
うちはオビトは『NARUTO』に登場するキャラクターで、木の葉隠れの忍であり、名門うちは一族の一人。また主人公・うずまきナルトの師であるはたけカカシの同期でライバルでもある。活発で仲間想いな少年であり、木の葉隠れの里の長・火影になることを夢にしていた。しかし、第三次忍界大戦の時に敵の術からカカシを庇い戦死。その後里の英雄として慰霊に刻まれるが、実際はかつてのうちは一族のリーダーであったうちはマダラによって命を救われていた。以降マダラの策略によって世界に仇なす存在となっていく。
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はたけカカシ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
はたけカカシとは岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木ノ葉隠れの里の上忍。 「写輪眼(しゃりんがん)」という瞳術で相手の忍術を見切りそっくり真似てしまうことから「木ノ葉隠れのコピー忍者 写輪眼のカカシ」の通り名で各国に知られる。エリート忍者とされる上忍にわずか12歳でなった天才。冷静沈着で頭が切れ、戦闘中に敵を分析する能力では右に出る者はいない。本作の主人公うずまきナルトが所属する第七班の指導教官であり、ナルトの成長を見守った。
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日向ヒナタ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
日向ヒナタとは『NARUTO』の登場人物であり、第八班に所属するくノ一。 木の葉名門・日向一族宗家の跡取りとして生まれ、厳しい修行を課せられる。しかし、妹より劣るとされ、父に見放されてしまう。 そんな自分に劣等感を抱くが、周囲への重圧に負けず、前向きな主人公へ憧れを抱き想いを寄せていく。 己を変えようと挑んだ中忍試験。宗家を憎む従兄妹と対戦する。 主人公の声援を受け果敢に挑むも結果は敗北。けれどヒナタにとって価値のある一戦となった。 その後仲間や師との修行をへて成長していく。
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長門(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
長門とは、岸本斉史の忍者漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。主人公・うずまきナルトらの敵組織「暁(あかつき)」のリーダーである。性格は真面目で控えめ。かつてのうちは一族の長である「うちはマダラ」に、幼少期に最強の瞳術である「輪廻眼」を移植されているため、忍としての実力は最上位である。雨隠れの里の忍で、戦争中である自国の平和を目指すために仲間と共に戦っていたが、途中で親友を失ったことにより今までのやり方では平和は実現できないと悟り、新たな方法で平和を目指すようになる。
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うずまきナルト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
うずまきナルトとは、岸本斉史の『NARUTO』の主人公であり、木ノ葉の里の忍だ。 かつて里を襲った怪物・九尾を体内に封印されているため、里の住人からは忌み嫌われていた。しかし里長である火影になって皆を見返すという目標のもと努力を重ね、徐々に信頼を勝ち取っていく。仲間思いで、自分の信念を曲げない性格。里を抜けたライバルで親友のうちはサスケを連れ戻すため奮闘する。物語終盤ではサスケと協力して最後の強敵を倒し、英雄となった。続編である『BORUTO』では七代目火影に就任し里の平和のために力を尽くす。
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我愛羅(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
我愛羅(があら)とは『NARUTO』に出てくる砂隠れの里の忍であり、後に砂隠れの里の長、五代目風影になる。砂を操る忍で、通称「砂瀑の我愛羅」。我愛羅が背負う瓢箪の中身も砂であり、我愛羅への攻撃を自動的に防御する性質を持つ。 まだ母のお腹にいた時、一尾を憑依させられ人柱力として誕生する。 その為、幼少期からの過酷な日常から周りの人を信じることができなかったが、『NARUTO』の主人公であるナルトと出会ったことで人を信じることができるようになる。
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自来也(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ
自来也(じらいや)とは、『NARUTO』の登場人物であり、主人公うずまきナルトの師匠である。 「伝説の三忍」と呼ばれる最強の忍者の1人。口寄せの術でカエルを呼び寄せ、長い白髪が特徴的であることから、ガマ仙人と呼ばれている。師匠は三代目火影の猿飛ヒルゼンで、弟子は四代目火影の波風ミナトである程の実力者だが、女湯を覗くなどの女好きで、ナルトからは「エロ仙人」と呼ばれている。また、ナルトの名付け親でもある。
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マイト・ガイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
マイト・ガイとは『NARUTO』に登場する木の葉隠れの忍で第三班(ロックリー、日向ネジ、テンテン)を率いる上忍。全身緑のタイツに額当てを腰に巻き、おかっぱ頭で激太眉毛と個性的な人物。木の葉の忍・カカシとは少年時代から友人であり、永遠のライバルであると自称し、頻繁にカカシに勝負を仕掛ける。忍者学校アカデミー時代、ガイは熱心に修行するが、入学試験に何度も落第し挫折の経験を持つ。しかし人並みを超えた熱い性格によるたゆまぬ努力の結果、木の葉の上忍になり最終章のラスボスを体術のみで致命傷を与え大健闘した。
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猿飛ヒルゼン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
猿飛ヒルゼンは、岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木ノ葉隠れの里の三代目火影(ほかげ)。里長として忍を束ねる火影は、能力・人格ともに優れていると認められた忍がなることができ、中でもヒルゼンは歴代最強の火影とされ、「忍の神」と称された。また木の葉の里にある忍術すべてを使いこなすことから、プロフェッサー(教授)の異名も持つ。
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日向ネジ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
日向ネジ(ひゅうがねじ)は、岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木の葉の里最強の一族「日向一族」出身の天才忍者。分家の出であるネジは、宗家(本家)に対し憎しみを抱いていたが、主人公のうずまきナルトとの闘いを経て憎しみから解放されていく。ナルトが約2年半の修行から帰郷した後を描いた部分(アニメ版では第二部として『NARUTO-ナルト-疾風伝』と改題)では、ナルトに先んじて上忍に昇格しナルトのよき先輩として活躍する。
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千手綱手(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
千手綱手(せんじゅつなで)とは、『NARUTO』『BORUTO』に登場するキャラクターで、主人公のうずまきナルトが所属する「木ノ葉隠れの里」の長である”火影”の五代目を務めた人物。 医療忍術のスペシャリストなうえ、凄まじい怪力の持ち主で「伝説の三忍」の1人である。 賭け事が大好きで短気な性格だが情に厚く、得意の医療忍術と持ち前のたくましさで、里の住民を守る。 実年齢は50代だが、忍術で20~30代の姿になっている。
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波風ミナト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
波風ミナト(なみかぜ みなと)とは、『NARUTO』の主人公である「うずまきナルト」の父であり、木ノ葉隠れ四代目火影である。 高速戦闘を得意とし、木ノ葉の黄色い閃光と言われた。 戦闘中は周りに対し厳しい一面を見せるが、普段はおっとりとした性格で、爽やかな風貌の二枚目である。 物語が始まる15年前に木ノ葉隠れで九尾が暴走しその暴走を止める際に自らの命と引き換えに九尾を封印する。 ミナトの死後、九尾封印の話は木の葉の英雄として語り継がれている。
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飛段(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ
飛段(ひだん)とは『NARUTO』に登場する敵キャラクターであり、10人で構成される忍組織「暁」のメンバーの一人。湯隠れの里の抜け忍で、木の葉隠れの里の上忍・アスマや第十班のメンバー(シカマル、チョウジ、いの)たちと交戦した。暁のメンバーは特異な能力を持っており、飛段の場合は、殺戮をモットーとしたジャシン教の肉体実験で手に入れた不死身である。口が悪く粗雑だが、ジャシン教に対しては真摯であり、その教えを広め、不敬な無神論者に神の裁きを与えるために暁に属している。
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うちはサスケ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
うちはサスケとは、『NARUTO』における主要なキャラクターの一人で、主人公・うずまきナルトと木の葉隠れの里の第七班に所属し、彼の親友でありライバルともいえる存在である。うちは一族という特殊な家系に生まれたが、幼いころに兄・うちはイタチによって一族は皆殺しにされる。それ以来、彼を憎み続け、復讐を果たすためだけに生きていくことになる。主人公のナルトは明るい性格だが、それとは対照的に闇の存在として描かれている。
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うずまきクシナ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
うずまきクシナとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの母であり、ナルトの父である波風ミナト(四代目火影)の妻である。 クシナは渦の国のくノ一であったが、幼少期に九尾の人柱力となるために木の葉の里に連れてこられた。 その後、四代目火影となる波風ミナトと結婚しナルトを出産。 しかし出産した日に木の葉の里が襲われ、クシナ自身に封印していた九尾の封印を解かれ九尾が暴走。 九尾暴走事件がきっかけで命を落とし、本編が始まる15年前に死亡している。
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山中いの(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
山中いの(やまなかいの)とは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、「第十班」に所属する金髪のポニーテールが特徴のくノ一。初登場は漫画第34話、アニメ第1話。主人公・うずまきナルトの同期で、春野サクラとは親友であり、ライバル。奈良シカマル、秋道チョウジとは先代から続く“猪鹿蝶トリオ”として抜群のコンビネーションを発揮している。また、木ノ葉に伝わる山中一族の出身で、精神操作や情報収集に長けた忍術を得意とする。
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春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
春野サクラ(はるのさくら)とは、『NARUTO』に登場する主要なキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトやうちはサスケとともに第七班に所属した木の葉隠れの里の忍である。本作のヒロインで、ナルトから好かれていたがサクラはナルトのライバルであるサスケのことが好きだった。一途な性格で、サスケが里を抜けてからも想い続け、物語の最後には長年の想いが実を結び、サスケと結婚した。
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奈良シカマル(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
奈良シカマルは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同級生であり、奈良一族という代々忍をしている一族の生まれである。 自他共に認めんどくさがりで口癖は「めんどくせえ」で、同期と比べるとチャクラ量が多くなく、体力もある方ではないが、頭脳明晰で戦術を立てるのが得意。 頭脳をいかし、臨機応変、瞬時に作戦の変更を考えることができる。 大人になると戦の現場だけでなく、火影の側近として力を発揮する。
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角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
角都(かくず)とは『NARUTO』に登場するキャラクターで主人公・うずまきナルトを含む尾獣を狙う組織暁に所属するメンバーの一人。暁は所属していた里を抜け各国に名を轟かせるS級犯罪者で構成される。角都も滝隠れを抜け賞金稼ぎを生業としていた。暁のサイフ役として財務を一手に担当している。信じられるのは金だけと明言しており、暁に所属したのもより高額な賞金首と出会う機会を得るためである。また、禁術により他人の心臓を奪うことで強さと寿命を手にしてきた。
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ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。
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テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
テンテンとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、マイト・ガイ率いる「ガイ班」所属のお団子頭とチャイナ服が特徴のくノ一。初登場は漫画第36話、アニメ第21話。チームメイトはロック・リーと日向ネジ。主人公・うずまきナルトの1期上にあたる。武器攻撃を得意とし、多種多様な忍具を自在に操る事が出来る。面倒見が良く、ナルト達の良きお姉さん的存在。
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九喇嘛(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
九喇嘛(くらま)とは、『NARUTO』のキャラクターで、主人公・うずまきナルトの体内に封印されている「九尾」の本名である。また、九匹存在している尾獣のうちの一匹である。膨大な量のチャクラを有しており、その力は一国の兵器に匹敵すると言われている。かつて人間からひどい扱いを受けていたため、人に対し憎しみの気持ちを持っていた。そのためナルトとも犬猿の仲であったが、対話を通し、次第にナルトに心を許していく。
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サイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
サイとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同じ任務を行う第七班のチームメイトである。 第七班のチームメイトの欠員により補充された。 「サイ」という名前はダンゾウという元サイの上司である男からつけられた名前で、本名は不明である。 第七班に来る前は暗部養成機関「根」に所属していた。 動物の絵を実体化して操る忍術「超獣偽画」を使う。
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テマリ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
テマリとは、『NARUTO』に登場する砂隠れの里のくノ一であり、三代目風影の娘で、四代目風影の姉である。 巨大な扇子を使って風を操る風遁使いである。 『NARUTO』の主人公であるナルトがいる木ノ葉隠れの里とは敵対していたが、第四次忍界大戦で連合を組み、大戦後はナルトの同級生である奈良シカマルと結婚し、木ノ葉隠れの里で暮らし、一人息子をもうける。
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うみのイルカ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
うみのイルカとは、『NARUTO』に登場するキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトの恩師であり、家族のいないナルトの父親もしくは兄のような存在でもある。体内に化け物を有するために周りから疎外されていたナルトのことを気にかけ、唯一ナルトを「一人の人間」として認めていた。忍者養成所である忍者アカデミーの教師を務め、優しい性格から生徒に慕われている。
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目次 - Contents
- デイダラのプロフィール・人物像
- デイダラの来歴・活躍
- 岩隠れの里を抜けるまで
- 禁術とは
- 暁に所属
- 暁の目的
- 尾獣狩り・一尾
- ナルトとはたけカカシとの交戦
- 写輪眼とは
- 尾獣狩り・三尾
- うちはサスケとの戦闘
- 第四次忍界大戦
- デイダラの能力・術
- 起爆粘土
- 「C0」
- 「C1」
- 「C2」
- 「C3」
- 「C4」
- デイダラの関連人物・キャラクター
- 我愛羅(があら)
- サソリ
- うちはイタチ
- うちはサスケ
- トビ
- デイダラの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「芸術は爆発だ」
- 「死んでオイラは芸術になる!」
- 「これは…芸術だ…」
- デイダラの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「芸術は爆発だ!」の元ネタは岡本太郎
- キャラクター人気投票で3位を獲得
- 起爆粘土は「爆遁」ではなく「土遁」