千手綱手(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

千手綱手(せんじゅつなで)とは、『NARUTO』『BORUTO』に登場するキャラクターで、主人公のうずまきナルトが所属する「木ノ葉隠れの里」の長である”火影”の五代目を務めた人物。
医療忍術のスペシャリストなうえ、凄まじい怪力の持ち主で「伝説の三忍」の1人である。
賭け事が大好きで短気な性格だが情に厚く、得意の医療忍術と持ち前のたくましさで、里の住民を守る。
実年齢は50代だが、忍術で20~30代の姿になっている。

千手綱手のプロフィール・人物像

異名:綱手姫
性別:女
年齢:50歳→54歳 55歳
誕生日:8月2日
星座:獅子座
血液型:B型
身長:163.1cm
体重:48.9kg
好きな食べ物:鳥のささみ、酒
嫌いな食べ物:レバ刺し
肩書:五代目火影
趣味:賭け事

千手綱手とは、この物語の舞台である木ノ葉の里の長、五代目火影で、「伝説の三忍」と呼ばれる最強の忍者の1人。初代火影である千手柱間の孫。
賭け事が大好きで「賭」と背中に書かれたはんてんを着ているが、賭けには弱い。
見た目は若く20~30代に見えるが、実際は50代で忍術で若返っているため、ナルトには「綱手のばあちゃん」と呼ばれている。
第二次忍界大戦の際に弟と恋人を亡くしたことで里を離れ、ナルトと出会うまでは賭け事と酒におぼれる日々を送っていた。

千手綱手の来歴・活躍

伝説の三忍

綱手とチームメイトの自来也(じらいや)と大蛇丸(おろちまる)の3人は、第二次忍界大戦で大きな功績を残し、雨隠れの里の長である「山椒魚の半蔵」に、「伝説の三忍」と名付けられる。
戦争時、綱手は医療忍者として活躍し、3人1組で行動するスリーマンセルの1人は医療忍者を配置するというシステムを考案したことで、医療忍術のスペシャリストとしてその名を馳せる。

綱手の辛い過去

夢を語る綱手の弟、縄樹

綱手の弟である縄樹は、祖父の初代火影に憧れて火影を夢見ていた。
綱手はそんな縄樹に、誕生日プレゼントとして初代火影から受け継いだ首飾りを送ったが、戦争中だったこともあり、その次の日に縄樹は亡くなってしまう。
縄樹の死をきっかけに綱手は、小隊の1人に医療忍者を配備すること、医療忍者の育成、医療機関の開発に力を入れるべきと提案した。
当時の火影である三代目火影に、戦争中にそれは難しいと言われるが、そこで唯一賛成してくれた人が、加藤ダンだった。
お礼を言い、帰り道で話しているうちにダンも妹を亡くしていることを知り、距離を縮める。
縄樹と同じように、「火影は俺の夢だから」というダンに初代火影の首飾りを送るが、ダンもまた綱手の目の前で亡くなってしまう。
綱手は医療忍術でダンを救おうとするが、止らない血を目の当たりにしたことで血液恐怖症となってしまう。

大蛇丸からの取引

里を離れ、賭け事と酒におぼれる日々を送っていた綱手と綱手の付き人であるシズネの前に、突然大蛇丸と大蛇丸の付き人のカブトが現れる。
最愛の人を2人、弟の縄樹と恋人のダンを亡くした過去がある綱手に大蛇丸は、2人を生き返らせてあげるかわりに、三代目火影との戦いで負傷した両腕の治療をしてほしいと持ち掛ける。
「木ノ葉の里を潰す」という大蛇丸だが、亡くなった2人を思い出し、大蛇丸からの依頼を断り切れない綱手。
大蛇丸は、ダンが亡くなった際に血液恐怖症となった綱手を血液で脅し、返答は1週間待つと告げその場を去った。

ナルトとの出会い

居酒屋で酒を飲んでいた綱手とシズネの前に、綱手を探す旅に出ていた自来也とナルトが現れ、ようやく再会が叶う。
自来也は、綱手を探していた目的である「里から綱手に五代目火影の就任要請が出ている」ことを綱手に告げるが、綱手は「火影なんてクソよ。バカ以外やりゃあしないわ」と断る。
火影に憧れているナルトはその言葉を聞き、「俺の前で火影をバカにするやつは女だろうと関係ねえ、力いっぱいぶん殴ってやる」と激怒する。
短気な綱手はナルトの挑発に乗り、2人は店の前で喧嘩を始める。
伝説の三忍の1人である綱手は、忍者になりたての下忍であるナルトに指1本のみで勝負すると宣言し、デコピンでナルトを攻撃する。
綱手は喧嘩がヒートアップする前に、「なんで火影の名でそこまで噛みつく?」とナルトに問いただす。
「火影は俺の夢だから」そういって笑うナルトに綱手は、亡くした弟の縄樹と恋人のダンの姿を重ねる。
隙ができた綱手にナルトは、修行中である難易度最高レベルの術、「螺旋丸」を使おうとする。
まだ未完成の螺旋丸を指1本で防ぐ綱手は、「習得できもしない術を教えて師匠気取りか。その気にさせるのはよしな。だから夢見がちなガキが火影になるなどと戯言を言い始めるのさ」と、ナルトに螺旋丸を教えた師匠の自来也を責める。
「3日もあればこんな術マスターできる!」と豪語するナルトに、1週間やるからもし螺旋丸が習得できたら火影になれると認めて、さらに初代火影から受け継いだ大切な首飾りをやる、術をマスター出来なければナルトの有り金をすべてもらう、という賭けを持ち掛ける。
賭けが大好きな綱手でも、今まで1度も賭けに使ったことがないほど大切な首飾りを賭けに使ったこと、大蛇丸との交渉の期限も1週間であることから不安がよぎるシズネは、その晩ナルトの元に訪れ、綱手の過去と首飾りをもった者は死んでしまうことを話す。話を聞いたナルトは夜にも関わらず修行に出かける。

1週間後の約束の日

1週間かけて大蛇丸から持ち掛けられた取引について悩む綱手だが、なかなか答えを出せない。
綱手と大蛇丸の間に何かあると察し綱手を説得する自来也だが、説得叶わず約束の前日に、綱手から薬を盛られてしまう。
約束の日、大蛇丸と会う綱手は「腕は治すが、木ノ葉には手を出すな」と条件を出し、合意した大蛇丸と取引が成立した。
しかし、約束通り腕を治そうとする綱手をカブトが止める。腕を治すふりをして大蛇丸を殺そうとしていた綱手を、カブトは見破っていた。
亡くした2人、特に弟に似ているナルトを想い、大蛇丸と戦う決意をした綱手。
自来也とナルトとシズネが綱手を追っている中、綱手は腕の使えない大蛇丸の代わりにカブトと戦いをはじめていた。
自来也たちが追いついたころ、カブトは血液恐怖症の綱手に血を見せて戦闘不能にしていた。そこで、ナルトとシズネがカブトと戦うことになる。
綱手に薬を盛られた自来也は、腕の使えない大蛇丸と戦う。
シズネを倒し、戦闘不能の綱手を攻撃するカブトに、修行中の螺旋丸を使おうとするナルト。
どう見てもカブトには到底敵わないであろうナルトを見た綱手は、亡くなった弟と重ね、「もうやめろ!」と止める。
しかし、影分身を使い、ついに螺旋丸の習得に成功したナルトに綱手は心を動かされる。

火影への想い

瀕死状態のナルトを医療忍術で回復させ、約束通り首飾りをナルトに渡す綱手。
一方自来也と戦いながら綱手の様子を窺っていた大蛇丸は、綱手の心を動かしたナルトを脅威に感じ、殺そうとする。
ナルトを庇い、大蛇丸の攻撃をもろに食らった綱手。ナルトを守る綱手に大蛇丸は「なぜこんなガキを助ける」と問う。いずれ火影になる男だからだと返す綱手。
「火影なんてクソよ。バカ以外やりゃしないわ」と、かつて綱手が言ったことと全く同じ言葉を放った大蛇丸を見た綱手は、命を懸けて戦う決意をする。
言葉通り命を懸けてナルトを守り、大蛇丸の攻撃を何度も受ける綱手に大蛇丸は、なぜそこまでして木ノ葉なんぞのために戦うのか聞く。
綱手は、「なぜなら私が、木ノ葉隠れの五代目火影だからね!」そう言い、強い決意の元、血液恐怖症を克服する。
ナルトを守って受けた傷を治すために、綱手は「忍法・創造再生」を使う。「忍法・創造再生」とは寿命を縮めるのと引き換えに細胞を再生させる術。
傷を再生させた綱手は口寄せの術でナメクジのカツユを口寄せし、同時に大蛇丸は大蛇のマンダ、自来也はガマガエルのガマブン太を口寄せしたことで大きな交戦となる。
決着のつかないまま、腕を治してもらうことは諦め、違う方法で腕を治し必ず木ノ葉を潰すと言い大蛇丸は撤退する。
そして、最愛の2人の夢であった火影になる決意をした綱手は、自来也たちとともに木ノ葉の里へ帰る。

五代目火影就任

里に到着した綱手はまずナルトに頼まれていた、木ノ葉の抜け忍であるうちはイタチにやられたナルトのチームメイトのうちはサスケと師匠のはたけカカシ、中忍試験で大けがをしたナルトの同期のロック・リーの治療にあたった。
サスケとカカシの治療は順調にこなしたが、最後にリーの体を診た綱手は、「お前もう忍はやめろ」と言い放った。
忍の道をあきらめきれないリーに、50%の確率で死んでしまうかもしれない手術しか手はないことを告げる。
その後、偶然街で悩んでいるリーを目の当たりにした綱手は、大好きな酒を飲みながら、先日戦ったカブトの医療忍術をヒントに、少しでも手術の成功率を高めるための方法を考え始める。
ついに、50%の成功率を58%まで上げる方法を見つけ出した綱手は、自信に満ちた表情で火影就任式の舞台に立ち、「今日から私が、五代目火影だ!」と力強く宣言した。

ペイン襲来

ペインと対面した綱手

ナルトのチームメイトである春野サクラに、弟子として医療忍術や怪力などを教え込みながら、火影としての業務を順調にこなしていく綱手だが、同じ伝説の三忍で腐れ縁のある自来也が、調査中だったナルトを狙う「暁」という謎の組織のリーダー「ペイン」との戦いで戦死したという報告が届いた。
程なくしてナルトを狙って木ノ葉の里を襲撃しに来たペイン。里が崩壊し、けが人が続出する中綱手は、口寄せの術でカツユを呼び寄せる。
里の忍たちが、里を、そしてナルトを守るために戦っている中綱手は、カツユを大量に分離させ、1人1人にカツユを通じて綱手の医療忍術を送り込むことで戦いのサポートをする。
里の優秀な上忍、はたけカカシなどが次々と戦死していく中、医療忍術とペインの情報をカツユを通じて忍たちに伝える綱手。
悲惨な戦いが地上で行われている中、三代目火影の同期で火影の座を狙っているダンゾウは地下に身を潜め、この戦いで綱手が倒され自身が火影になることを企む。
医療忍術で戦いのサポートに徹していた綱手の前に姿を現したペインは、第二次忍界大戦で出会って自来也が面倒を見ていた戦争孤児であった。
ペインは頭の中を覗き見る忍術でナルトの居場所を把握し、里にはいないことを知る。里から撤退するかと思いきや、大きな攻撃を里に仕掛けた。
ペインの攻撃で里が跡形もなく壊滅した時、妙木山で修行中だったナルトが妙木山のガマガエルたちを連れて里にやってくる。
一方綱手は、カツユを通じて里のみんなにチャクラを使い過ぎ、限界が来ていた。
それでも壊滅させられた里を目にし、火影としてペインに戦いを挑んだが、ボロボロの綱手の代わりにナルトがペインの相手を買って出た。
戦いをナルトに任せた綱手は、チャクラが切れよぼよぼの姿になり、意識を失った。
見事ペインを倒し、ペインを操っていた長門の心を動かしたナルト。心を入れ替えた長門は、今回の戦いで戦死した木ノ葉の里の者たちを、自分の命と引き換えに蘇らせ、戦いの幕は下りた。依然意識不明の状態である綱手の代わりに、火影の座を狙って地下に隠れていたダンゾウが六代目火影として里を治めることになる。

危ぶまれる火影の座

綱手が意識不明な状態の中、他国の長が集まり話し合う「五影会談」が行われることになり、勝手な判断を進めるダンゾウ。
五影会談でダンゾウは、暁に対抗するために忍連合軍を結び、火影であるダンゾウにまとめ役を任せる話が出るように術で人を操り、それがバレたことで影たちの信用を失う。
実の兄のうちはイタチを追い込んだダンゾウを殺すため、五影会談に忍び込んでいた木ノ葉の抜け忍うちはサスケ。
サスケ一行と五影は戦いとなり、会談は大混乱となる。
混乱に生じて逃げ出したダンゾウだが、サスケに追いつかれ壮絶な戦いの末、命を落とす。
次の火影に推薦されたのははたけカカシ。正式に任命される寸前で意識不明だった綱手が目覚め、綱手が火影に復帰することに。
目覚めて早々、暁を影から操っていた、うちはマダラから宣戦布告を受けたことを知る綱手は、戦争の準備に入る。

neko0
neko0
@neko0

Related Articles関連記事

NARUTO・BORUTOの血継限界(眼・瞳術・性質変化)まとめ

NARUTO・BORUTOの血継限界(眼・瞳術・性質変化)まとめ

里一番の忍者「火影」を目指す忍の少年・うずまきナルトの活躍を描いた作品『NARUTO』。そしてその続編である『BORUTO』。2つの作品には様々な種類の忍術・技・能力が登場する。その中でも特に貴重で強力だとされているのが、一部の一族に伝わる特殊な体質によって使用可能となる術「血継限界」である。血継限界に由来する眼・瞳術、特殊な性質変化による術などは作中で凄まじい威力を発揮し、それらを持たない忍たちから危険視されている。

Read Article

NARUTO・BORUTOの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

NARUTO・BORUTOの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『NARUTO』は岸本斉史による漫画で、漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で1999年から2014年まで連載された。『BORUTO』は2016年から連載された『NARUTO』のスピンオフ作品で、主人公もうずまきナルトからその息子・うずまきボルトになっている。忍者を題材にした漫画でバトルシーンも多いが、ナルトを中心に登場人物・キャラクターたちの恋模様も描かれている。

Read Article

NARUTO(ナルト)のネタバレ解説・考察まとめ

NARUTO(ナルト)のネタバレ解説・考察まとめ

『NARUTO』(ナルト)とは、日本の漫画家の岸本斉史による作品。1999年43号から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が開始され、2014年50号で完結した。落ちこぼれの忍者・うずまきナルトが、火の国・木の葉隠れの里の頂点「火影」を目指し奮闘。強敵との戦いの中で成長していく姿や、仲間たちとの友情などが描かれている。日本国内に留まらず世界中の人々から愛されている名作漫画。

Read Article

NARUTO-ナルト-外伝 ~渦の中のつむじ風~(波風ミナト読切)のネタバレ解説・考察まとめ

NARUTO-ナルト-外伝 ~渦の中のつむじ風~(波風ミナト読切)のネタバレ解説・考察まとめ

『NARUTO-ナルト-外伝 ~渦の中のつむじ風~』とは、人気漫画『NARUTO』の主人公うずまきナルトの両親が結婚する前の交流を描いた読切作品。『週刊少年ジャンプ』創刊55周年を記念して掲載された。 『NARUTO』の物語が始まる20年ほど前のこと。木の葉隠れの里で人柱力として九尾を封じていたうずまきクシナは、恋人でもある里の若き忍び波風ミナトとの交流を楽しみにしていた。そのミナトが多忙を理由に自分を避けるようになると、クシナはこれを訝しんで密かに禁を破って彼の後を追いかけていく。

Read Article

NARUTO(ナルト)の術・必殺技まとめ

NARUTO(ナルト)の術・必殺技まとめ

『NARUTO(ナルト)』は、1999年から2014年まで、『週刊少年ジャンプ』にて15年もの間連載された、大人気忍者アクションバトル少年漫画である。作者は岸本斉史氏。友情、愛、復讐、戦争など多くのテーマを持つ大傑作漫画。作中では様々なキャラクターが多様な術を使用し、作品を盛り上げた。今回は作中で使用される術についてまとめてみた。

Read Article

NARUTO(ナルト)の尾獣と人柱力まとめ

NARUTO(ナルト)の尾獣と人柱力まとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史の漫画、およびそれを原作とするアニメや映画などのメディアミックス作品である。 木の葉隠れの里に住む少年・うずまきナルトは、里に甚大な被害を与えた九尾を封じられていた。それ故、ナルトは里の人間から忌み嫌われて育った。ナルトは里の人間を見返すために、里の長である『火影』を目指す。 『人柱力』とは、強大な力を持つ尾獣を封じられた人間の事である。戦争の抑止力ともなる人柱力は、作中で非常に重要な存在である。

Read Article

NARUTO(ナルト)の暁まとめ

NARUTO(ナルト)の暁まとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史の漫画、およびそれを原作とするアニメや映画などのメディアミックス作品である。 木の葉隠れの里の少年・うずまきナルトは、かつて里に大きな被害をもたらした九尾を封印され、里の者から忌み嫌われていた。ナルトは逆境に負けずに、里の長である火影を目指す。 暁とは、S級指名手配されている忍たちが中心になった過激派集団であり、ナルト達と敵対する事になる。暁に所属するメンバーを一覧でまとめた。

Read Article

NARUTO(ナルト)におけるサクラ VS ヒナタのカップリング論争・伏線まとめ

NARUTO(ナルト)におけるサクラ VS ヒナタのカップリング論争・伏線まとめ

2014年に、主人公・うずまきナルトが夢をかなえるといった感動的な最終回を迎えた人気漫画「NARUTO」。ネット上の一部では完結後、ナルトがヒロインの春野サクラではなく日向ヒナタと結ばれたことに対して「メインヒロインのサクラと結ばれるべきだったのか、それともヒナタと結ばれたままでいいのか」という点での議論が行われているようである。サクラ派とヒナタ派双方の主張をまとめてみた。

Read Article

NARUTO(ナルト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

NARUTO(ナルト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて1999年43号~2014年50号まで連載されていた。またアニメ化もされた作品。主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

Read Article

NARUTO(ナルト)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

NARUTO(ナルト)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『NARUTO(ナルト)』とは岸本斉史による和風バトル漫画とそれを原作にしたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。テレビアニメはstudioぴえろの制作で2002年10月から始まり、2007年からは『NARUTO -ナルト- 疾風伝』とタイトルを変えて放送された。この記事では『NARUTO -ナルト-』と『NARUTO -ナルト- 疾風伝』、その他劇場版アニメで使用されたオープニング・エンディング主題歌、挿入歌を一挙に紹介していく。

Read Article

うちはオビト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはオビト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはオビトは『NARUTO』に登場するキャラクターで、木の葉隠れの忍であり、名門うちは一族の一人。また主人公・うずまきナルトの師であるはたけカカシの同期でライバルでもある。活発で仲間想いな少年であり、木の葉隠れの里の長・火影になることを夢にしていた。しかし、第三次忍界大戦の時に敵の術からカカシを庇い戦死。その後里の英雄として慰霊に刻まれるが、実際はかつてのうちは一族のリーダーであったうちはマダラによって命を救われていた。以降マダラの策略によって世界に仇なす存在となっていく。

Read Article

はたけカカシ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

はたけカカシ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

はたけカカシとは岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木ノ葉隠れの里の上忍。 「写輪眼(しゃりんがん)」という瞳術で相手の忍術を見切りそっくり真似てしまうことから「木ノ葉隠れのコピー忍者 写輪眼のカカシ」の通り名で各国に知られる。エリート忍者とされる上忍にわずか12歳でなった天才。冷静沈着で頭が切れ、戦闘中に敵を分析する能力では右に出る者はいない。本作の主人公うずまきナルトが所属する第七班の指導教官であり、ナルトの成長を見守った。

Read Article

日向ヒナタ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

日向ヒナタ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

日向ヒナタとは『NARUTO』の登場人物であり、第八班に所属するくノ一。 木の葉名門・日向一族宗家の跡取りとして生まれ、厳しい修行を課せられる。しかし、妹より劣るとされ、父に見放されてしまう。 そんな自分に劣等感を抱くが、周囲への重圧に負けず、前向きな主人公へ憧れを抱き想いを寄せていく。 己を変えようと挑んだ中忍試験。宗家を憎む従兄妹と対戦する。 主人公の声援を受け果敢に挑むも結果は敗北。けれどヒナタにとって価値のある一戦となった。 その後仲間や師との修行をへて成長していく。

Read Article

長門(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

長門(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

長門とは、岸本斉史の忍者漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。主人公・うずまきナルトらの敵組織「暁(あかつき)」のリーダーである。性格は真面目で控えめ。かつてのうちは一族の長である「うちはマダラ」に、幼少期に最強の瞳術である「輪廻眼」を移植されているため、忍としての実力は最上位である。雨隠れの里の忍で、戦争中である自国の平和を目指すために仲間と共に戦っていたが、途中で親友を失ったことにより今までのやり方では平和は実現できないと悟り、新たな方法で平和を目指すようになる。

Read Article

うずまきナルト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うずまきナルト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うずまきナルトとは、岸本斉史の『NARUTO』の主人公であり、木ノ葉の里の忍だ。 かつて里を襲った怪物・九尾を体内に封印されているため、里の住人からは忌み嫌われていた。しかし里長である火影になって皆を見返すという目標のもと努力を重ね、徐々に信頼を勝ち取っていく。仲間思いで、自分の信念を曲げない性格。里を抜けたライバルで親友のうちはサスケを連れ戻すため奮闘する。物語終盤ではサスケと協力して最後の強敵を倒し、英雄となった。続編である『BORUTO』では七代目火影に就任し里の平和のために力を尽くす。

Read Article

我愛羅(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

我愛羅(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

我愛羅(があら)とは『NARUTO』に出てくる砂隠れの里の忍であり、後に砂隠れの里の長、五代目風影になる。砂を操る忍で、通称「砂瀑の我愛羅」。我愛羅が背負う瓢箪の中身も砂であり、我愛羅への攻撃を自動的に防御する性質を持つ。 まだ母のお腹にいた時、一尾を憑依させられ人柱力として誕生する。 その為、幼少期からの過酷な日常から周りの人を信じることができなかったが、『NARUTO』の主人公であるナルトと出会ったことで人を信じることができるようになる。

Read Article

自来也(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

自来也(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

自来也(じらいや)とは、『NARUTO』の登場人物であり、主人公うずまきナルトの師匠である。 「伝説の三忍」と呼ばれる最強の忍者の1人。口寄せの術でカエルを呼び寄せ、長い白髪が特徴的であることから、ガマ仙人と呼ばれている。師匠は三代目火影の猿飛ヒルゼンで、弟子は四代目火影の波風ミナトである程の実力者だが、女湯を覗くなどの女好きで、ナルトからは「エロ仙人」と呼ばれている。また、ナルトの名付け親でもある。

Read Article

マイト・ガイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

マイト・ガイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

マイト・ガイとは『NARUTO』に登場する木の葉隠れの忍で第三班(ロックリー、日向ネジ、テンテン)を率いる上忍。全身緑のタイツに額当てを腰に巻き、おかっぱ頭で激太眉毛と個性的な人物。木の葉の忍・カカシとは少年時代から友人であり、永遠のライバルであると自称し、頻繁にカカシに勝負を仕掛ける。忍者学校アカデミー時代、ガイは熱心に修行するが、入学試験に何度も落第し挫折の経験を持つ。しかし人並みを超えた熱い性格によるたゆまぬ努力の結果、木の葉の上忍になり最終章のラスボスを体術のみで致命傷を与え大健闘した。

Read Article

猿飛ヒルゼン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

猿飛ヒルゼン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

猿飛ヒルゼンは、岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木ノ葉隠れの里の三代目火影(ほかげ)。里長として忍を束ねる火影は、能力・人格ともに優れていると認められた忍がなることができ、中でもヒルゼンは歴代最強の火影とされ、「忍の神」と称された。また木の葉の里にある忍術すべてを使いこなすことから、プロフェッサー(教授)の異名も持つ。

Read Article

日向ネジ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

日向ネジ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

日向ネジ(ひゅうがねじ)は、岸本斉史の『NARUTO-ナルトー』の登場人物であり、木の葉の里最強の一族「日向一族」出身の天才忍者。分家の出であるネジは、宗家(本家)に対し憎しみを抱いていたが、主人公のうずまきナルトとの闘いを経て憎しみから解放されていく。ナルトが約2年半の修行から帰郷した後を描いた部分(アニメ版では第二部として『NARUTO-ナルト-疾風伝』と改題)では、ナルトに先んじて上忍に昇格しナルトのよき先輩として活躍する。

Read Article

波風ミナト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

波風ミナト(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

波風ミナト(なみかぜ みなと)とは、『NARUTO』の主人公である「うずまきナルト」の父であり、木ノ葉隠れ四代目火影である。 高速戦闘を得意とし、木ノ葉の黄色い閃光と言われた。 戦闘中は周りに対し厳しい一面を見せるが、普段はおっとりとした性格で、爽やかな風貌の二枚目である。 物語が始まる15年前に木ノ葉隠れで九尾が暴走しその暴走を止める際に自らの命と引き換えに九尾を封印する。 ミナトの死後、九尾封印の話は木の葉の英雄として語り継がれている。

Read Article

飛段(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

飛段(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

飛段(ひだん)とは『NARUTO』に登場する敵キャラクターであり、10人で構成される忍組織「暁」のメンバーの一人。湯隠れの里の抜け忍で、木の葉隠れの里の上忍・アスマや第十班のメンバー(シカマル、チョウジ、いの)たちと交戦した。暁のメンバーは特異な能力を持っており、飛段の場合は、殺戮をモットーとしたジャシン教の肉体実験で手に入れた不死身である。口が悪く粗雑だが、ジャシン教に対しては真摯であり、その教えを広め、不敬な無神論者に神の裁きを与えるために暁に属している。

Read Article

デイダラ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

デイダラ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

デイダラとは『NARUTO』に登場する敵キャラクターであり、10人で構成される忍組織「暁」のメンバーの一人。岩隠れの里の抜け忍で、ナルトやサスケといった主要人物たちと戦ったことがある。暁の中では屈指の人気キャラで、人気投票では3位を獲得したこともある。「芸術は爆発だ」というセリフが有名で、そのセリフ通りに爆発する粘土である起爆粘土を主に使い、相手を攻撃する。

Read Article

うちはサスケ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはサスケ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うちはサスケとは、『NARUTO』における主要なキャラクターの一人で、主人公・うずまきナルトと木の葉隠れの里の第七班に所属し、彼の親友でありライバルともいえる存在である。うちは一族という特殊な家系に生まれたが、幼いころに兄・うちはイタチによって一族は皆殺しにされる。それ以来、彼を憎み続け、復讐を果たすためだけに生きていくことになる。主人公のナルトは明るい性格だが、それとは対照的に闇の存在として描かれている。

Read Article

うずまきクシナ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うずまきクシナ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うずまきクシナとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの母であり、ナルトの父である波風ミナト(四代目火影)の妻である。 クシナは渦の国のくノ一であったが、幼少期に九尾の人柱力となるために木の葉の里に連れてこられた。 その後、四代目火影となる波風ミナトと結婚しナルトを出産。 しかし出産した日に木の葉の里が襲われ、クシナ自身に封印していた九尾の封印を解かれ九尾が暴走。 九尾暴走事件がきっかけで命を落とし、本編が始まる15年前に死亡している。

Read Article

山中いの(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

山中いの(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

山中いの(やまなかいの)とは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、「第十班」に所属する金髪のポニーテールが特徴のくノ一。初登場は漫画第34話、アニメ第1話。主人公・うずまきナルトの同期で、春野サクラとは親友であり、ライバル。奈良シカマル、秋道チョウジとは先代から続く“猪鹿蝶トリオ”として抜群のコンビネーションを発揮している。また、木ノ葉に伝わる山中一族の出身で、精神操作や情報収集に長けた忍術を得意とする。

Read Article

春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

春野サクラ(はるのさくら)とは、『NARUTO』に登場する主要なキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトやうちはサスケとともに第七班に所属した木の葉隠れの里の忍である。本作のヒロインで、ナルトから好かれていたがサクラはナルトのライバルであるサスケのことが好きだった。一途な性格で、サスケが里を抜けてからも想い続け、物語の最後には長年の想いが実を結び、サスケと結婚した。

Read Article

奈良シカマル(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

奈良シカマル(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

奈良シカマルは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同級生であり、奈良一族という代々忍をしている一族の生まれである。 自他共に認めんどくさがりで口癖は「めんどくせえ」で、同期と比べるとチャクラ量が多くなく、体力もある方ではないが、頭脳明晰で戦術を立てるのが得意。 頭脳をいかし、臨機応変、瞬時に作戦の変更を考えることができる。 大人になると戦の現場だけでなく、火影の側近として力を発揮する。

Read Article

角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(かくず)とは『NARUTO』に登場するキャラクターで主人公・うずまきナルトを含む尾獣を狙う組織暁に所属するメンバーの一人。暁は所属していた里を抜け各国に名を轟かせるS級犯罪者で構成される。角都も滝隠れを抜け賞金稼ぎを生業としていた。暁のサイフ役として財務を一手に担当している。信じられるのは金だけと明言しており、暁に所属したのもより高額な賞金首と出会う機会を得るためである。また、禁術により他人の心臓を奪うことで強さと寿命を手にしてきた。

Read Article

ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。

Read Article

テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテンとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、マイト・ガイ率いる「ガイ班」所属のお団子頭とチャイナ服が特徴のくノ一。初登場は漫画第36話、アニメ第21話。チームメイトはロック・リーと日向ネジ。主人公・うずまきナルトの1期上にあたる。武器攻撃を得意とし、多種多様な忍具を自在に操る事が出来る。面倒見が良く、ナルト達の良きお姉さん的存在。

Read Article

九喇嘛(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

九喇嘛(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

九喇嘛(くらま)とは、『NARUTO』のキャラクターで、主人公・うずまきナルトの体内に封印されている「九尾」の本名である。また、九匹存在している尾獣のうちの一匹である。膨大な量のチャクラを有しており、その力は一国の兵器に匹敵すると言われている。かつて人間からひどい扱いを受けていたため、人に対し憎しみの気持ちを持っていた。そのためナルトとも犬猿の仲であったが、対話を通し、次第にナルトに心を許していく。

Read Article

サイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

サイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

サイとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同じ任務を行う第七班のチームメイトである。 第七班のチームメイトの欠員により補充された。 「サイ」という名前はダンゾウという元サイの上司である男からつけられた名前で、本名は不明である。 第七班に来る前は暗部養成機関「根」に所属していた。 動物の絵を実体化して操る忍術「超獣偽画」を使う。

Read Article

テマリ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テマリ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テマリとは、『NARUTO』に登場する砂隠れの里のくノ一であり、三代目風影の娘で、四代目風影の姉である。 巨大な扇子を使って風を操る風遁使いである。 『NARUTO』の主人公であるナルトがいる木ノ葉隠れの里とは敵対していたが、第四次忍界大戦で連合を組み、大戦後はナルトの同級生である奈良シカマルと結婚し、木ノ葉隠れの里で暮らし、一人息子をもうける。

Read Article

うみのイルカ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うみのイルカ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

うみのイルカとは、『NARUTO』に登場するキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトの恩師であり、家族のいないナルトの父親もしくは兄のような存在でもある。体内に化け物を有するために周りから疎外されていたナルトのことを気にかけ、唯一ナルトを「一人の人間」として認めていた。忍者養成所である忍者アカデミーの教師を務め、優しい性格から生徒に慕われている。

Read Article

目次 - Contents