NARUTO(ナルト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて1999年43号~2014年50号まで連載されていた。またアニメ化もされた作品。主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

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51巻で我愛羅がナルトに言ったセリフである。五影会談は、サスケ達が強襲したことで中止となってしまった。初代火影の時代の忍で恐ろしい程忍としての実力を持つうちはマダラを名乗る、正体不明の謎の仮面の男であるトビ(トビもうちはマダラも偽名)は、会談で五影達に戦争を仕掛けると宣言した。そこで、五影達は忍五大国である木ノ葉、砂、霧、岩、雲隠れの五つの里で忍連合を組むことが決定付けられた。ところが、ダンゾウの裏切り発覚とペイン戦による綱手の意識不明の状態により、現在木ノ葉の里にはトップである火影がいない状態となっている。

そこで、我愛羅は他の五影達にナルトの先生であるはたけカカシを火影と推薦し、自分からカカシに会談での出来事を話すと提案した。我愛羅、カンクロウ、テマリの三人は早速ナルトやカカシ達のいる場に駆けつけ、五影会談での出来事を話す。話を聞いたカカシは、「⋯⋯オレは火影ってのはあまり乗り気じゃないんだけどさ、⋯状況がこれじゃあ仕方無いとしても⋯木ノ葉に帰って皆の意見を聞かないことには話にならないよ。」といい、ヤマトが「おそらく皆の同意はすぐに得られると思います⋯。カカシ先輩が火影って事で話を進めてもらいましょう。対応が遅くなって”暁”やマダラに先手を打たれ、後手に回ってしまう方がヤバイですから。」と、補足する。カカシは「⋯⋯ま、そうなるか。どーも⋯。」と、返事をした。

そして、我愛羅達からサスケが五影会談を襲った話を聞かされたヤマトは、「⋯それと、サスケですね⋯。フー⋯、会談まで襲撃するようになるとは⋯。」と、頭を悩ませた。様々な話が重なり合い、ナルトは呆然とした状態になる。我愛羅は「ナルト⋯言っておくが、これは八尾と九尾⋯つまり、お前を守る戦争でもある。そして忍の世界の為⋯風影としてオレは命がけでお前を守る。”暁”の配下としてうちはサスケがオレ達忍連合の前に立ちはだかるなら⋯容赦はしない。」と、宣言した。そして、会談でのサスケの様子を思い返しながら、「サスケはお前を見ようとはしていない。自ら闇を求めている。ナルト⋯お前はオレに”火影になる男”だと言ってたな。⋯⋯オレは風影になった。影の名を背負う覚悟を決めたなら、サスケの友としてお前が本当にやるべき事をやれ。」と、アドバイスをする。

ところが、サスケのことで気持ちがグチャグチャな状態となっているナルトは、静かに我愛羅を拒絶した。このセリフはそんなナルトに対して言った言葉で、友達としてナルトのことを思いやり、思い悩むナルトに対する喝を入れようとした我愛羅の名台詞である。

香燐「⋯もう一度⋯⋯、⋯あの時の顔が見たかったなぁ⋯」

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51巻でサスケに向けた香燐の独白である。木ノ葉の里への復讐の第一歩として五影会談を襲うサスケだったが、会談襲撃後、サスケは協力者の水月と重吾をその場に置き去りにして感知タイプの香燐と共にダンゾウを追う。

イタチの真実をトビから聞いたのを機に、サスケは復讐心をどんどん暴走させていく。サスケと戦って致命傷を負ったダンゾウは、香燐を人質に取ってまでサスケを殺そうとしたが、サスケは香燐ごとダンゾウを刺し殺してしまう。香燐は死を免れたが、致命傷なことには間違い無かった。

ダンゾウの死後、トビはサスケに対して「あの女⋯いらないならちゃんと止めをさしておけ。我らのことを知りすぎている。」と、忠告する。その言葉を聞いた香燐は、サスケと初めて出会った時のことを思い返していた。実は、香燐はサスケたちが参加した中忍選抜試験に出ていた。中忍試験第二次試験の死の森で、香燐は他の仲間達二人とはぐれてしまい、一人で彷徨うこととなってしまう。そこで、クマに襲われかけるが、サスケによって助けられた。その時、サスケは優しい笑顔を香燐に向ける。中忍選抜試験をキッカケとして、香燐はサスケの事を好きになった。中忍試験でサスケと香燐が出会ったことについて香燐はサスケに対して話すつもりがなく、サスケも覚えているかどうか分からない。唯一、水月は何故かこのことを知っているような反応を香燐に見せるが、水月が勝手にサスケにバラそうとした際に香燐が殴って止めた。何故香燐がサスケに対して中忍試験のことを話す気がないのかは、不明だ。

このセリフは、「じゃあな。」と止めを刺そうとするサスケに対して思った事で、サスケに対する純粋な思いや恋心が現れた名台詞である。香燐は、間一髪の所で場に乱入したサクラによって救われる。

カカシ「お前の覚悟の重さはオレが受け止めるよ。ま、これはオレの役目だ」

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51巻でカカシがサクラに言ったセリフである。サスケはイタチに重荷を負わせた木ノ葉の里に対する復讐の第一歩として、ダンゾウを殺害した。その時、ダンゾウが人質にとった香燐も一緒に攻撃する。香燐は辛うじて生きているが、すぐに治療しないといけない状況だった。

トビの働きかけでサスケが香燐に止めを刺そうとした瞬間、サクラがやってきた。サクラは「サスケくん⋯⋯!私もサスケくんについていく!木ノ葉を抜ける!!」と、宣言した。サスケは「お前がオレについて来て何の得がある⋯。何を企んでいる?」と問うと、サクラは「何も企んでなんかいない⋯!サスケくんが木ノ葉から居なくなって⋯⋯私はあの時、一緒に行かなかった事をずっと後悔してた!サスケくんの望み通りに動く。もう後悔したくない⋯⋯。」と、返した。サスケは「オレの望みを⋯知ってるのか?」「木ノ葉を潰す⋯!それがオレの望みだ⋯。⋯お前は本当にオレの為に木ノ葉を裏切れるのか⋯?」と、言い放つ。サクラは「⋯うん⋯。サスケくんがそうしろと言うなら⋯。」と、返事をした。

サスケはサクラに対して、倒れている香燐を指して「こいつに止めを刺せ!そうしたらお前を認めてやる⋯。」と、言い放つ。「その人は?」と聞くサクラに対してサスケは、「オレの組織した”鷹”のメンバーだ。今は見ての通り使い物にならない⋯。サクラ⋯お前は医療忍者だったな⋯。こいつの代わりになる⋯丁度いい⋯。」と、付け加えた。

サクラは、サスケを殺すためにここにやってきた。「こんな事⋯やっぱり昔のサスケくんじゃない⋯。⋯変わってしまった⋯⋯。この人は⋯関係無い⋯。ここで⋯ここで私が⋯。今⋯サスケくんを刺せば⋯全てが終わる⋯。」と、覚悟を固める。サスケとサクラの様子を見ていた香燐は、「⋯やめろ。サスケェ⋯。」と声をかけた。実は、サスケはサクラの事を殺そうとしていたのだ。ところが、サクラは今まで第七班として共に過ごした思い出を思い返し、サスケの事を殺害するのを躊躇う。

サクラは攻撃が当たる直前、すぐさま駆けつけたカカシによって救われる。カカシはサクラに対して、「サクラ⋯お前一人でサスケを殺ろうとしただろ⋯?そんな重荷をお前が背負うことはないんだよ。⋯第七班の先生でありながら、お前たちをバラバラにしてしまったのはオレの不甲斐無さだ。」と、声をかける。サスケが里を出た後、ナルトやサクラだけでなく先生であるカカシも後悔をしていた。

カカシは、「サスケ⋯。オレは同じ事を何度も言うのはあまり好きじゃない⋯⋯。だが、もう一度だけ言っておく⋯。復讐に取り憑かれるな!!」と、言い放つ。それに対してサスケは「アハハハハハハハ⋯⋯⋯イタチを⋯父を⋯母を⋯!一族を!!ここへ連れて来い!!そしたらそんなもの止めてやる!!!」と、叫んだ。「⋯⋯⋯お前を殺したくはない⋯。」という言葉をかけるカカシに対して、サスケは「オレをいつでも殺せる言い方だな!!いつまでも先生面すんじゃねーよ⋯。オレはアンタを殺したいとウズウズしてるぜ⋯カカシ。」と、宣言した。カカシはサクラに対して、香燐を連れてこの場から安全な場所に離れるよう指示を出した。

このセリフはサスケと戦う前にカカシが言った言葉で、教え子に対する愛情と優しさに満ち溢れた名台詞である。

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ナルト「友達だからだ!!」

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52巻でナルトがサスケに言ったセリフである。サスケはイタチを苦しめた木ノ葉の里への復讐心を激しく燃やしており、カカシの言葉は届かなかった。それどころか、「全員⋯⋯笑ってやがる⋯。イタチの命と引き換えに笑ってやがる!!何も知らずに一緒にヘラヘラ笑ってやがる!!今のオレにとって、お前らの笑い声は軽蔑と嘲笑に聞こえる!!その笑いを悲鳴とうめきに変えてやる!!」と、憎悪を爆発させた。

サスケに隙が出来た際、サクラがサスケを殺害するために参戦する。サクラは「⋯カカシ先生に重荷は背負わせない!!覚悟を決めなきゃ⋯!!私が⋯!!私がサスケくんを⋯⋯⋯!!」と、サスケを殺害する覚悟を決めようとするが、直前になってサスケとの思い出が蘇り、躊躇してしまう。サスケはサクラを殺そうとするが、そこにナルトが駆けつけた。

サスケはナルト達の前で「さっきだ⋯さっきやっと一人だけイタチの敵を討てた。木ノ葉の上役をこの場で殺した。⋯ダンゾウって奴だ。今までにない感覚だ。汚れたうちはが浄化されていく感覚。腐れきった忍世界からうちはを決別させる感覚。ある意味、お前達木ノ葉がずっと望んできた事だ。昔からうちはを否定し続けたお前達の望み通り、お前達の記憶からうちはを消してやる。お前達を、木ノ葉の全てを殺す事でな!つながりを全て断ち切る事こそが浄化!それこそが本当のうちはの再興だ!」と、宣言する。

カカシは、そんなサスケを見て「⋯憎しみ。その積み重ねの歴史が今のサスケを作ってしまった。⋯サスケもその時代の被害者なのだとナルトもサクラもハッキリとではないが肌で感じ取っている。」と、独白した。その後、ナルトとサスケは忍術をぶつけ合う。戦いの中、ナルトは「もしかしたらサスケ⋯お前とオレが⋯逆だったかもしれねェ⋯。」と、考える。ナルトもサスケも経緯は違えど、人柱力として、うちは一族の生き残りとして幼い頃から孤独を味わされた。ナルトはイルカと出会ったことで一人では無くなり、やがて大勢の仲間や恩師が出来る。ところが、サスケは木ノ葉の里のしがらみによって幼い頃から仲の良かった兄や家族、一族を全て失ってしまった。

技をぶつけ合った後、ナルトはサスケに「お前とオレが戦えば⋯⋯二人共死ぬ。お前が木ノ葉に攻めてくりゃ⋯オレはお前と戦わなきゃならねェ⋯。憎しみはそれまでとっとけ⋯。そりゃぁ全部オレにぶつけろ。⋯お前の憎しみを受けてやれんのはオレしかいねェ!その役目はオレにしかできねェ!オレもお前の憎しみ背負って一緒に死んでやる!」と、宣言した。その言葉を聞いたサスケは困惑し、「⋯⋯何なんだ⋯?てめーは一体何がしてーんだ!?何でオレにそこまでこだわる!?」と疑問をぶつける。

このセリフはそんなサスケに対して言った言葉で、友達だからこそ闇に向かおうとするサスケを放っておけず、自分の命と引き換えにしてでも助けようとするナルトの気迫やサスケに対する強い思いが現れた名台詞である。

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猿飛アスマ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

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猿飛アスマとは、岸本斉史作の『NARUTO』に出てくる木ノ葉隠れの里の名門、猿飛一族の出身の忍である。 主人公・うずまきナルトの同級生である奈良シカマル・秋道チョウジ・山中いの3人の上司であり、木ノ葉隠れの里3代目火影である猿飛ヒルゼンの息子である。見た目はワイルドで、くわえタバコとアゴヒゲがトレードマークである。若い頃は木の葉の大名を守る「守護忍十二士」に所属しており、その証の黄色い布を、今も腰に巻いている。強大な力を持つ生命体・尾獣を狙う組織・暁との戦いの中で殉職した。

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桃地再不斬(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

桃地再不斬(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

桃地再不斬(ももちざぶざ)とは、『NARUTO』のキャラクターで、「霧隠れの鬼人」と恐れられた元霧隠れの里の忍である。重量30kgにも及ぶ「断刀・首斬り包丁」という巨大な刀を使い、口元を包帯で覆っている。霧の中に身を潜める霧隠れの術を使用し、霧で何も見えない相手を首斬り包丁で切りつける、無音殺人術(サイレントキリング)の天才である。主人公・うずまきナルトが所属する第七班の最初の敵キャラクターとして登場したが、忍らしい最期を迎えたことから、読者に人気がある。

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春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

春野サクラ(はるのさくら)とは、『NARUTO』に登場する主要なキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトやうちはサスケとともに第七班に所属した木の葉隠れの里の忍である。本作のヒロインで、ナルトから好かれていたがサクラはナルトのライバルであるサスケのことが好きだった。一途な性格で、サスケが里を抜けてからも想い続け、物語の最後には長年の想いが実を結び、サスケと結婚した。

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奈良シカマル(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

奈良シカマル(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

奈良シカマルは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同級生であり、奈良一族という代々忍をしている一族の生まれである。 自他共に認めんどくさがりで口癖は「めんどくせえ」で、同期と比べるとチャクラ量が多くなく、体力もある方ではないが、頭脳明晰で戦術を立てるのが得意。 頭脳をいかし、臨機応変、瞬時に作戦の変更を考えることができる。 大人になると戦の現場だけでなく、火影の側近として力を発揮する。

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角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(かくず)とは『NARUTO』に登場するキャラクターで主人公・うずまきナルトを含む尾獣を狙う組織暁に所属するメンバーの一人。暁は所属していた里を抜け各国に名を轟かせるS級犯罪者で構成される。角都も滝隠れを抜け賞金稼ぎを生業としていた。暁のサイフ役として財務を一手に担当している。信じられるのは金だけと明言しており、暁に所属したのもより高額な賞金首と出会う機会を得るためである。また、禁術により他人の心臓を奪うことで強さと寿命を手にしてきた。

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ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。

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テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテンとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、マイト・ガイ率いる「ガイ班」所属のお団子頭とチャイナ服が特徴のくノ一。初登場は漫画第36話、アニメ第21話。チームメイトはロック・リーと日向ネジ。主人公・うずまきナルトの1期上にあたる。武器攻撃を得意とし、多種多様な忍具を自在に操る事が出来る。面倒見が良く、ナルト達の良きお姉さん的存在。

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