猿飛アスマ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

猿飛アスマとは、岸本斉史作の『NARUTO』に出てくる木ノ葉隠れの里の名門、猿飛一族の出身の忍である。
主人公・うずまきナルトの同級生である奈良シカマル・秋道チョウジ・山中いの3人の上司であり、木ノ葉隠れの里3代目火影である猿飛ヒルゼンの息子である。見た目はワイルドで、くわえタバコとアゴヒゲがトレードマークである。若い頃は木の葉の大名を守る「守護忍十二士」に所属しており、その証の黄色い布を、今も腰に巻いている。強大な力を持つ生命体・尾獣を狙う組織・暁との戦いの中で殉職した。

猿飛アスマの概要

猿飛アスマ(さるとびあすま)とは木ノ葉隠れの里の上忍である。
猿飛一族は代々木の葉の忍として名門と言われている。父は三代目火影である猿飛ヒルゼン(さるとびひるぜん)だ。
アスマは若い頃、忍の中でも特に優秀な者だけが選ばれる「守護忍十二士」の一員として、木の葉の大名を守っていた。
「守護忍十二士」だった証の黄色い布を今も腰に大事に巻いている。
『NARUTO』では主人公であるうずまきナルトの同級生、奈良シカマル(ならしかまる)・秋道チョウジ(あきみちちょうじ)・山中いの(やまなかいの)の上司として3人の指導に当たっていた。
この3人も代々各一族の秘伝忍術を受け継ぐ者たちで、3人が中忍になった時アスマは一人前の証として耳飾りを贈っている。
3人が中忍として任務をこなすようになったころ、暁という組織が尾獣を狙うようになった。
尾獣とは巨大で人知の範囲を超えた力をもつ魔獣のことを言う。尾獣は尾の数が一尾から九尾までおり、全部で9体いる。
ナルトは九尾の人柱力の為、自身の体に尾獣を封印している。
暁はナルトの事も狙っており、里の近くで暁目撃の情報が入ると現地へアスマとシカマル、他数名の上忍が向かった。
その戦闘中にアスマは殉職してしまう。

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猿飛アスマのプロフィール・人物像

性別:男
年齢:28歳
誕生日:10月18日
星座:てんびん座
身長:190.8cm
体重:81.6kg
血液型:O型
役職:上忍
性格:楽天家、ぶっきらぼう
好きな食べ物:ソーセージ、とろろそば
嫌いな食べ物:アスパラガス
戦ってみたい相手:奈良シカマル(将棋で)
好きな言葉:今のナシ
趣味:将棋
忍者学校アカデミー卒業年齢:9歳
中忍昇格年齢:12歳
CV:小杉十郎太/瀧本富士子(少年時代)

猿飛アスマとは木ノ葉隠れの里で名門と言われる「猿飛一族」出身で、父は3代目火影である猿飛ヒルゼン。木ノ葉の忍には珍しく「風」のチャクラを扱う。
優秀な忍びの中から選び抜かれた12人で構成される「守護忍十二士」に所属し、火の国の大名を守る任務にあたっていた。
今ではその制度は廃止されているが、アスマが腰に巻いている「火」の紋が入った黄色い布はその元メンバーの証である。
豪胆な性格をしており、見た目も顎髭にくわえ煙草がトレードマークの為、「頼れる兄貴」的な雰囲気の人物だ。
趣味は将棋だが、あまり強くないらしく教え子のシカマルには一度も勝てなかった。
シカマルとはアスマが担当した第十班の班員であり奈良一族の子だ。第十班には、他にチョウジ、いのが所属している。
奈良一族・秋道一族・山中一族は昔からコンビネーション攻撃を得意とし、「猪鹿蝶」と呼ばれている。そんな彼らを従えるのが昔から猿飛一族だった。
その為、アスマが3人の上忍になるのは必然であった。
アスマは任務後に3人をご飯に連れて行ったり話を聞いたりしていた。彼らにとってアスマは頼れる兄のような存在であり、自分たちを指導してくれた恩師でもある。
3人全員が中忍になった時、猿飛一族の上忍から猪鹿蝶への昔から続く習わしとして、アスマはそれぞれに耳飾りを贈った。
作中では、主人公のうずまきナルトが尾獣と呼ばれる巨大で人知の範囲を超えた力をもつ魔獣を捕らえようと尾獣狩りをいている暁という組織に狙われるとこらから出現回数が増える。
ナルトの体に封印された強大な力を持つ魔獣・九尾を狙い、火の国を襲った暁という組織のメンバー飛段と角都の戦いで命を落とした。

猿飛アスマの能力・術

水乱烈風(すいらんれっぷう)

風遁を帯びたチャクラ刀を遠隔操作する術。

灰積焼(はいせきしょう)

周囲にチャクラで変質させた火薬を吹き散らし、予め奥歯に仕込んでおいた火打石で着火させる。
火薬の舞うエリアを大爆発に巻き込む。

飛燕(ひえん)

高密度に凝縮したチャクラを刃に変える術。
チャクラを纏わせた愛用の2本のチャクラ刀「アイアンナックル」で相手を連続で切り刻み攻撃する。
武器の殺傷能力を高めるだけではなく、チャクラのコントロールで攻撃範囲を変えることも可能。

火打ち矢倉(ひうちやぐら)

小さな火種を一瞬のうちに発火爆発させる。

猿飛アスマの来歴・活躍

木の葉の里を守る忍

得意な武器を構えるアスマ

三代目火影の猿飛ヒルゼンの息子として、猿飛一族に生まれたアスマ。
同じく木ノ葉隠れの里の上忍であるはたけカカシやマイト・ガイとは忍者学校アカデミー時代からの同期である。
若い頃は父親のヒルゼンに反発し、火の国の大名を守護する為に集められた大名直轄の忍組織「守護忍十二士」に志願して、一時的に里を離れて活動していた。
しかし、リーダーのカズマが守護忍十二士の半数を率いて木ノ葉の里にクーデターを決行する。
アスマは残りのメンバーと交戦し、自身と地陸を除く全員が戦死。これににより守護忍十二士は壊滅した。
後にリーダーであったカズマが実は生存していたことが分かった。
再び木ノ葉の里を襲おうとするも、アスマと地陸によって今度こそ死亡した。
守護忍十二士解散後の地陸は火ノ寺の僧侶になる。地陸が僧侶となった後もアスマとの交友関係は続いていた。
なお現在では十二士制度は廃止されている。しかし精鋭集団の「守護忍十二士」の凄さは、今でも語り継がれている。

その後、アスマは後継者指導をすることになる。下忍は3人で1チームとして行動するスリーマンセルを組む。アスマはシカマル・チョウジ・いのが所属する第十班を担当する。
アスマは第十班を担当する事になりメンバーが奈良シカマル・秋道チョウジ・山中いのである。

暁との戦い

殉職するアスマ

暁のメンバーである角都(かくず)は彼らの目的である尾獣の捕獲の他に懸賞金がかかった忍を殺して金稼ぎをしている。
元守護忍十二士で高額の懸賞金首である地陸(ちりく)が、角都と同じく暁のメンバーである飛弾(ひだん)に殺されてしまった。
火ノ寺が角都と飛段に襲われたと聞いたアスマは教え子であるシカマルと仲間数名を引き連れて、換金所へと向かった。
火ノ寺とは、火の国きっての忍寺でここにいる者を忍僧と呼ぶ。
懸賞金狙いなら、地陸を殺した後で換金の為にそこへ向かうと予測したからだ。
その途中で角都と飛段に遭遇し戦闘が開始される。
角都と飛段の能力が解明できずかなり苦戦する。

飛段は湯隠れの里の抜け忍で不死身の肉体を持っている。
急所を突かれようが、首をはねられようが死ぬことは無かった。
飛段が不死身なのは、飛段が信仰していたジャシン教が関係している。ジャシン教が禁術の実験を信者の肉体に対して繰り返し、初の成功例が飛段だった。
飛段が相手を殺すときもジャシン教の手順に沿っている。殺す相手の血を鎌に触れさせ、儀式を行う円陣の中に相手を捕らえると殺すことができる。
シカマルは、殺害までの手順を予測し、飛段に捉えられてしまったアスマを救出することに成功させる。
しかし、それまで傍観していた角都が動き出し再び窮地に陥る。

角都は滝隠れの里の抜け忍であり、滝隠れの里の禁術・地怨虞(じおんぐ)の力を使って最大5つの心臓をストックさせることができる。
この心臓は相手から奪ったものだが、奪う時に相手のチャクラの経絡神経も一緒に奪うことで相手の技を使う事ができるようになるのだ。
角都を倒すためには5つの心臓を潰すしかなかった。

飛段と角都の攻撃にアスマは再び飛段に囚われ儀式は成功、他の忍も角都によって致命傷を負った者や、死んでしまった者もおりこのままでは全滅の危機にあった。
戦闘が始まる前に予め里に要請していた増援が到着したのを確認すると飛段と角都はいったん撤退するが、戦闘で深手を負ったアスマは殉職する。
アスマは生前シカマルと将棋をよくやっていた。その時アスマにとっての「玉」の話をシカマルにしていた。それは木ノ葉の里の子供たちを指しており、その中に自身の子供も含まれていた。そして死ぬ間際、シカマルに自身の「玉」を託し息を引き取った。

その後、シカマル・チョウジ・しのの第十班と、ナルトが所属する第七班を含む複数の忍達と共に、角都と飛段を倒すことに成功した。

私生活では同じ上忍仲間の一人、夕日紅と交際し婚約し紅のお腹に第一子を授かる。しかし暁と交戦中だった為子供の顔を見る前に殉職する。

穢土転生の術

穢土転生で蘇ったアスマと戦う教え子達

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奈良シカマルは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同級生であり、奈良一族という代々忍をしている一族の生まれである。 自他共に認めんどくさがりで口癖は「めんどくせえ」で、同期と比べるとチャクラ量が多くなく、体力もある方ではないが、頭脳明晰で戦術を立てるのが得意。 頭脳をいかし、臨機応変、瞬時に作戦の変更を考えることができる。 大人になると戦の現場だけでなく、火影の側近として力を発揮する。

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角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(かくず)とは『NARUTO』に登場するキャラクターで主人公・うずまきナルトを含む尾獣を狙う組織暁に所属するメンバーの一人。暁は所属していた里を抜け各国に名を轟かせるS級犯罪者で構成される。角都も滝隠れを抜け賞金稼ぎを生業としていた。暁のサイフ役として財務を一手に担当している。信じられるのは金だけと明言しており、暁に所属したのもより高額な賞金首と出会う機会を得るためである。また、禁術により他人の心臓を奪うことで強さと寿命を手にしてきた。

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ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。

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テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテン(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テンテンとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、マイト・ガイ率いる「ガイ班」所属のお団子頭とチャイナ服が特徴のくノ一。初登場は漫画第36話、アニメ第21話。チームメイトはロック・リーと日向ネジ。主人公・うずまきナルトの1期上にあたる。武器攻撃を得意とし、多種多様な忍具を自在に操る事が出来る。面倒見が良く、ナルト達の良きお姉さん的存在。

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