岸辺露伴は動かない(ジョジョスピンオフ)のネタバレ解説・考察まとめ
『岸辺露伴は動かない』とは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするアニメ、ドラマ作品であり、荒木の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する岸辺露伴のスピンオフである。リアリティを追求する漫画家の岸辺露伴が、作品の取材で奇妙な現象に巻き込まれ、持ち前の知識、機転、スタンドと呼ばれる超能力で危機を回避する。日常に潜む恐怖や、意外な真実との遭遇を奇抜なアイディアで描く。派生作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の他、短編小説集もある。
片平真依(かたひら まい)
演:瀧内公美
由花子の母の知人。新婚23歳の時に夫を交通事故で亡くし、周囲からは再婚を勧められたが、夫以外の男性を愛せずに15年間独身であった。それでも子供は欲しいと考えており、28歳の時精子バンクを利用し、娘の真央を産んだ。他の子供とは異なる特徴を持つ真央の相談を露伴に持ちかける。
ヘブンズ・ドアーで真央の父親の情報を見た由花子から、「真央の父親は、今現在33歳から35歳くらい」「顔に傷がある」「山形に住んでいた」との情報を得る。たまたま似た特徴を持った男性・尾花沢と出会い、彼と意気投合して結婚に至る。
片平真央(かたひら まお)
演:北平妃璃愛
真依の娘で、3歳の保育園児。「はちにんこ(こんにちは)」「なくしろよ(よろしくな)」といった具合に、言葉を逆さまにして喋る。足音を立てずに歩く、立っていると足元がじっとりと濡れる、まつげが目の下にしか生えない、顎までもみあげがある、触れると服も含めてすべてが保護色と化してしまう尾を持つなど他の子にはない特徴を持ち、真依の心配の種になっている。
ヘブンズ・ドアーで真央に関する情報を探った露伴によれば、この尾は真央の心の形であり、見えるスタンドと言ってもいいものだった。身体的特徴も含め、露伴は「何の問題もない」と判断し、何の処置もしなかった。
その後、尾花沢が保育園に訪れた際、彼の息子を自分に似せることで母と尾花沢を引き合わせ、二人は結果的に結婚した。由花子は、「真央ちゃんの陰謀」と推測している。
真依の夫/片平央(かたひら あきら)
演:奥野瑛太
真依の夫で故人。新婚間もなく、トラックとの衝突事故で死亡。事故に遭った車の中で、同乗していた真依に「司法試験より先に、結婚式をやっておくべきだった」と後悔の念を口にした。「君は何も怖がらなくていいんだ。大丈夫だから」「きっといい奴」が口癖で、失敗を誤魔化そうとするときに上唇を舐め、缶ジュースのプルトップを開けたり、額をかく時に小指を使う癖があった。
テレビドラマ版では、片平央という名前がついている。亡くなったのは5年前で、真央は央の子。
尾花沢(おばなざわ)
演:中村倫也
真依が駅で出会った、真央と同じ身体的特徴を持つ男。バツイチで、山形県に住んでいる。息子の友弥に会う為、週に1、2度杜王町を訪れている。真央のいたずらで、保育園に引き留められ真依と出会う。
15年以上前、高校生の時に登山中の滑落事故で一度死んだが蘇生したとして、その反省から車の運転などの危険な行為は一切しないと語っている。上唇を舐める、プルトップを開ける時に小指を使う、口癖など、真依の夫との共通点が多い。
出会いから3か月後、真央の父親であることが分かり、真依と再婚したことが由花子の口から語られた。
テレビドラマ版ではオリジナルキャラクターの平井太郎。真依の夫から臓器移植を受けていた。
『ザ・ラン』
橋本陽馬(はしもと ようま)
CV:内山昂輝
演:笠松将
俳優志望の男。「美とは有酸素。なめらかな動作」を座右の銘とする。新幹線で原宿まで遊びに行った時、モデル・プロダクションにスカウトされて担当者に勧められたのがきっかけで、肉体を鍛えることに没頭する。21歳、身長178㎝。
初めのうちは彼女の早村の部屋でトレーニングをしたり、ボディビルダーと同じ生活を送る程度だったが、次第にエスカレートしていき早村の部屋中にボルダリングの設備を設置し、彼女の貯金をトレーニングに使い込むようになり、遂には自分のトレーニングを邪魔するものを殺害するようになる。
杜王グランドホテル8階のトレーニングジムで、トレッドミルを使った勝負の再戦を露伴に申し込まれる。前の勝負の時、露伴がテーブルを叩いて自分に有利な状況にしたことを指摘し、公正な勝負にする為、既定の速度に達していない状態でリモコンを取ろうとした露伴の指を折り、背後の窓をダンベルで割って、負けた方が落下するようにしむけるなどした。
ヘブンズ・ドアーで露伴が見た記憶では、自分のトレーニングの邪魔になると判断して元恋人の早村ミカ、指示を仰いだトレーナーから指導を受けていたジムの客、就寝時に配達に来た配達員などを殺していた。露伴のことも窓から転落死させるつもりだったようだが、リモコンを手にする勝負には勝ったものの「リモコンを露伴にマシンに向けて押す」と書き込まれており、窓から転落した。
露伴は、勝負の最中陽馬の体に浮かんだ羽のような模様から彼をヘルメス神の化身と見て、転落死はしていないと確信したが、確認の為に覗き込めば殺されると考えその場から逃走した。
テレビドラマ版でもほぼ同様の役柄で登場したが、ヘルメス神の化身ではなく、六壁坂という世界の境目からはみ出したものに取り憑かれた存在と推測された。トレーニングで走っている最中に六壁坂というトレーニングスポットを見つけた模様。
早村ミカ(はやむら みか)
声:赤﨑千夏
演:真凛
陽馬の彼女で、22歳。陽馬が体を鍛え始めた頃は、彼の肉体を称賛したが、次第に常軌を逸していく彼についていけなくなり、貯金を勝手に使われたことで別れを告げ、家から追い出した。その後、同棲中に言われた小言や、自分の指示した食事を出さなかったことへの恨みで殺される。遺体はボルダリング部屋の壁の裏にセメントで塗りこめられていることがヘブンズ・ドアーで発覚した。
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
藤倉奈々瀬(ふじくら ななせ)
CV:木村文乃
露伴の祖母が経営するアパートに越してきた女性。既婚者であり、本来なら露伴の祖母の決めたルールでアパートに住めないはずだが、離婚の予定があるため特別に許可された。21歳。
気さくな性格で、アパートに泊まり込んで漫画を描いていた露伴とも打ち解けていき、露伴も自分から漫画を見せたり、彼女の心を読むことをためらうなど、奈々瀬に特別な感情を抱いていると思われるような行動をとるようになる。
奈々瀬自身は気さくな一方、情緒不安定な面もあり、携帯で通話中突如泣きながらアパートを飛び出して何日も帰らない、戻って来たと思ったら露伴に抱き着く、「下らない」と言って露伴の漫画原稿を引き裂くといった行動を見せる。
露伴に黒い絵の存在を教えた人物。露伴の漫画を切り裂いた後、謝罪の言葉を述べて姿を消し、アパートにも戻らず消息不明となる。
10年後、ルーヴル美術館での体験と山村仁左右衛門に関する調査から、奈々瀬の正体が処刑された仁左右衛門の妻・山村奈々瀬(旧姓・岸辺)であり、遠い子孫である露伴に黒い絵に宿った夫の怨念を止めてもらおうとしたのではないか、と推測された。
実写映画版では「藤倉」という姓は名乗っておらず、原稿を引き裂くシーンもない。また、ルーヴル美術館から戻った露伴の前に現れて、夫を止めてほしかったと語っている。
露伴の祖母/猷(ゆう)
Related Articles関連記事
ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ
“ジョジョ”の名を冠する勇者たちの戦いを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズには、膨大な数のキャラクターが登場し、その中には現実の人物やグループがモデルとなっているものも少なくない。 伝説的殺人鬼のジャック・ザ・リパー。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカス。波紋の戦士リサリサ。ナチスドイツのサイボーグ戦士シュトロハイム。恐るべき柱の男たちに、4部以降の数々のスタンドたち。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターのモデルとなった人物やグループを紹介する。
Read Article
ジョジョの奇妙な冒険の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦による漫画作品。世代と主人公を変えながら自身の掲げる正義と共に悪と戦い続ける、「ジョジョ」と呼ばれる勇者たちの活躍を描いている。 19世紀のイギリスから第二次大戦直前のアメリカ、現代日本からイタリアまで様々な国を舞台としており、作中には多種多様な料理が登場する。その突飛な演出でネット上でネタとして愛されるものも少なくない。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を紹介する。
Read Article
『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ
連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。
Read Article
ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ
場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。
Read Article
ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。
Read Article
岸辺露伴 ルーヴルへ行く(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』とは、荒木飛呂彦の漫画を原作にNHKが制作した実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』シリーズの映画化作品。主演はテレビ版に引き続き高橋一生が務め、日本映画史上2番目にフランスのルーヴル美術館での撮影が許可されたことで注目された。 荒木飛呂彦とルーヴル美術館とのコラボ企画のために描き下ろされた短編漫画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』をもとに、「ジョジョ」シリーズのアニメ脚本で知られる小林靖子が長編映画脚本を手掛けた。
Read Article
ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part6(第6部) ストーンオーシャン』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本64〜80巻に収録されている漫画、およびそれをもとにしたアニメなどのメディア展開作品である。舞台は2011年のアメリカ。無実の罪で刑務所に収監された女性主人公・空条徐倫が仲間達とともに、「天国へ行く方法」を実現させようとするプッチ神父を止めるべく奔走する物語となっている。
Read Article
スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part7(第7部) スティール・ボール・ラン』は、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本81〜104巻に収録されている漫画、およびそれをもとにしたメディア展開作品である。19世紀末に開催された架空の北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に挑む二人を主軸に、レースの裏に潜む国家の陰謀を描く、ホラー・アドベンチャー。
Read Article
ジョジョリオン(ジョジョ第8部)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part8(第8部) ジョジョリオン』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本105〜131巻に収録されている漫画作品である。第4部の舞台と同じ名前を持つパラレルワールドの杜王町で、3月11日に起きた震災でできた「壁の目」から出てきた記憶喪失の主人公・東方定助が、自分の記憶を探っていくサスペンス・ホラーとなっている。
Read Article
ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part3(第3部) スターダストクルセイダース』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本12〜28巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメなどのメディア展開作品である。1987年、復活したDIOを倒すために、主人公の空条承太郎らが世界中を旅して敵を戦う冒険活劇となっている。今作に登場した「スタンド(幽波紋)」はジョジョシリーズを代表する能力となった。
Read Article
ジョジョ第2部(戦闘潮流)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part2(第2部) 戦闘潮流』とは、「ジョジョの奇妙な冒険」の単行本5〜12巻に収録されている漫画、およびアニメなどのメディア展開作品である。第1部から50年後、ジョナサン・ジョースターの孫であるジョセフ・ジョースター達「波紋」の戦士と、第1部から続く石仮面と吸血鬼の力を持ち、「究極生命体」を目指す「柱の男」との死闘が描かれている。飄々とした主人公ジョセフのキャラクターや、「人間讃歌」というテーマの通り、誇りをもって生き抜く人間の姿が見どころの作品。
Read Article
ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本29〜47巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメや実写映画などのメディア展開作品である。1999年の日本M県S市の杜王町(もりおうちょう)にて、主人公の東方仗助が、町に潜む連続凶悪殺人鬼と、次々と登場するスタンド使いに挑む、サスペンスホラー風の漫画となっている。
Read Article
ジョジョ第5部(黄金の風)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part5(第5部) 黄金の風』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本47〜63巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメなどのメディア展開作品である。主人公ジョルノ・ジョバァーナが、ギャング組織のチームメンバーとともに「ギャングスターになる」という夢を追う物語である。組織のボスや、ボスの放つ刺客たちとの戦いが、2001年のイタリアを舞台に繰り広げられる。
Read Article
ジョジョ第1部(ファントムブラッド)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦のマンガ作品、およびそれをもとにしたアニメ、小説、ゲーム作品。第1部「ファントムブラッド」は今なお続く大人気シリーズ「ジョジョ」の原点であり、ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーとの青春と対立が描かれている。ジョースター家と宿敵ディオの因縁の物語はここから始まり、様々な時代と舞台で「波紋」や「スタンド(幽波紋)」を駆使して戦いを繰り広げていくことになる。
Read Article
The JOJOLands(ジョジョ第9部)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第9部となる作品。キャッチコピーは「そして時は動き出す」。 ハワイのオアフ島を舞台に、15歳の少年ジョディオ・ジョースターが社会の仕組み(メカニズム)の中で大富豪になっていく姿を描いている。『ジョジョ』シリーズでは定番の設定である「スタンド能力」や、以前のシリーズに登場した人気キャラクターも登場し、連載開始と同時に大きな話題となった。
Read Article
ジョジョリオン(ジョジョ第8部)のスタンドとスタンド使いまとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン』は荒木飛呂彦の漫画作品である。杜王町が舞台で、巨大地震が原因で出現した「壁の目」に突如として現れた青年が主人公である。記憶がなく、衣服も身につけていない状態で見つかった彼は、自らのことが何も分からなかったが、スタンドと言う超能力を持っていることだけは分かっていた。彼はスタンドを用いつつ自分のことを調べ始めるも、スタンド使いたちが彼を妨害し始めた。普通の住人さえ犠牲にするような手段を用いる、そんなスタンド使いたちの性格やスタンドの特徴を紹介する。
Read Article
ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のスタンドとスタンド使いまとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第6部の副題は『ストーンオーシャン』。父の愛に飢えた非行少女・空条徐倫はひき逃げの罪を着せられ刑務所に入るが、事故が罠であることや父の愛を知り、仲間と共に「天国」を目指すプッチ神父と戦う。新たなスタンドの発動条件、能力のディスク化とそれを植え込まれたスタンド使いが刑務所に乱立する。徐倫たちを待つ物とは何か。運命、絆を描き上げた、壮大なストーリー。
Read Article
ジョジョ第5部(黄金の風)のスタンドとスタンド使いまとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第5部『黄金の風』はジョルノ・ジョバァーナという青年が、麻薬がはこびるイタリアで正義のギャング・スターなるために奮闘する物語。組織での成り上がりを目指すジョルノだったがボスの非道な行いに仲間たちと共に反旗を翻すことになる。第4部では敵スタンドが弱いという声があったが、第5部では強力なスタンドが登場し、ジョルノたちを苦しめた。
Read Article
スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ
荒木飛呂彦の作品である「ジョジョの奇妙な冒険」の7部は「スティール・ボール・ラン」という、乗馬でのレースの名称を冠した作品である。アメリカ大陸を馬だけで横断すると言う過酷なレースに、主人公「ジャイロ」と「ジョニィ・ジョースター」が挑む。そのレースの最中、彼ら二人を妨害する大量のスタンド使いが現れる。二人は力を合わせて妨害者のスタンド使いを倒し、ゴールへと向かう。そんな大量のスタンド使いとスタンドを紹介する。
Read Article
ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)のスタンドとスタンド使いまとめ
『ジョジョの奇妙な冒険(第3部)』とは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。吸血鬼DIOの覚醒に伴い、突如スタンドなる能力が発動した高校生、空条承太郎。母ホリィにもスタンドが発動するが、操る力がなく死に至る高熱に倒れる。ホリィを救うため、DIOを見つけ出し倒すための旅が始まった。超能力の概念に像を与えた「スタンド」は『ジョジョ』の魅力として広く知られている。
Read Article
The JOJOLands(ジョジョ第9部)のスタンドとスタンド使いまとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 The JOJOLands』には、『ジョジョ』シリーズには定番のスタンドやスタンド使い(スタンド能力者)が多数登場する。 銃弾さながらの豪雨を放つジョディオ・ジョースターのノーヴェンバー・レイン。何かに貼りついたものの位置を変えるドラゴナ・ジョースターのスムース・オペレイターズ。常時発動型のパコ・ラブランテスのTHEハッスル。ここでは、『THE JOJOLands』に登場するスタンドとスタンド使い(スタンド能力者)をまとめて紹介する。
Read Article
ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のスタンドとスタンド使いまとめ
『ジョジョの奇妙な冒険(第4部)』とは、荒木飛呂彦の漫画作品である。副題は『ダイヤモンドは砕けない』。空条承太郎は、祖父ジョセフの財産整理の調査でジョセフの隠し子・東方仗助の存在を知る。仗助はスタンド能力を持っており、杜王町を舞台に承太郎や仲間と共にスタンド使い達、果ては殺人鬼の吉良吉影と戦うことになる。日常に潜む恐怖、奇妙さが描かれているこの部は第3部までとは違った雰囲気を持ち、人気も高い。
Read Article
ジョジョ第1部(ファントムブラッド)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険(第1部)』とは、荒木飛呂彦によって1987年に『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画作品である。 石仮面によって吸血鬼となったディオと、主人公ジョナサンの闘いを描く。 その後ジョジョ第6部まで続くディオとジョースター家の因縁の原点になっている。 人間とは何か?、勇気とは何か?など、まさに少年漫画といえる内容を荒木飛呂彦の独特なセリフ回しで表しており、非常に名言が多い。
Read Article
ジョジョ第5部(黄金の風)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part5(第5部) 黄金の風』とは、2001年のイタリアを舞台に、15歳の少年ギャング「ジョルノ・ジョバーナ」を主人公としたエピソードである。主人公も含めて、登場人物のほとんどがギャングであるため、ジョジョの奇妙な冒険の歴代エピソードの中でも、ダークで、悲壮的な雰囲気に包まれている。 敵も味方も、ハードな世界に生きる者ならではの魂の熱い名セリフは、今なおファンの心を捉えている。
Read Article
ジョジョ第2部(戦闘潮流)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part2(第2部) 戦闘潮流』とは、荒木飛呂彦によって1987年から少年ジャンプで連載されたマンガの第2部である。第1部主人公ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターと1万年の眠りから覚めた「柱の男」たちとの闘いを描く。 ジョナサンとは対照的にユーモアのあるジョセフのセリフや、第1部にも増してのテンションの高さから名言も多い。
Read Article
ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part3(第3部) スターダストクルセイダース』とは、荒木飛呂彦によって1987年から少年ジャンプで連載されたマンガの第3部である。『ジョジョの奇妙な冒険』は他の漫画では見られないような独特な台詞回しが魅力の一つだ。ここでは第3部の名言・名セリフをまとめて紹介する。『スターダストクルセイダース』はジョジョのシリーズの中で「スタンド能力」の概念が確立したエピソードで、シリーズの中でも高い人気を誇る。
Read Article
ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部である。単行本の29〜47巻に収録されている。1999年の日本M県S市の杜王町にて、主人公の東方仗助が町に潜む連続凶悪殺人鬼やスタンド使いに挑む。さまざまなスタンド使い達が登場する本作では、それぞれのキャラクターの性格やこだわりを表現した個性豊かな名言も多い。
Read Article
池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ
『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』とは2000年4月から6月までTBS系で放送された日本の若者の日常をワイルドに描いたテレビドラマ。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎。その他渡辺謙や妻夫木聡など、多くの豪華俳優が出演している。池袋を舞台に、主人公マコトが池袋を舞台に友人やギャングたちとケンカや友情に明け暮れるストーリー。原作は石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』で、ドラマ以外にも、コミック、ミュージカル、舞台、アニメなど幅広いメディアミックスがなされた。
Read Article
カルテット(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カルテット』とは松たか子主演のラブストーリー、コメディー、サスペンスの要素が入った連続テレビドラマ。2017年1月17日から3月21日まで毎週火曜22時から22時54分に放送されていた。ある日、偶然出会った演奏者である男女4人が、弦楽四重奏のカルテットを組み軽井沢で不思議な共同生活を始める。夢叶わず30代に入り、それぞれが人生のピークを迎えず緩やかな下り坂で立ち止まっていたが、4人の出会いは偶然ではなかった。ほろ苦くて甘い、ビターチョコレートのような大人のラブサスペンスである。
Read Article
民王(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『民王』とは、2015年7月から9月まで、テレビ朝日で放送された政治を題材としたコメディドラマ。主演は遠藤憲一と菅田将暉。原作は池井戸潤の小説である。内閣総理大臣の武藤泰山と、息子で大学生の翔の人格がある日突然入れ替わってしまい、互いの仕事や生活を入れ替わった状態で悪戦苦闘するストーリー。2016年4月にスペシャルドラマ『民王スペシャル〜新たなる陰謀〜』と、貝原茂平が主役の『民王スピンオフ〜恋する総裁選〜』が放送されている。
Read Article
僕のヤバイ妻(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。
Read Article
ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン(ジョジョEoH)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』とは、バンダイナムコエンターテインメントより2015年12月17日に発売されたPlayStation 3及びPlayStation 4用アクションゲーム。略称は『ジョジョEoH』。本作は荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズを原作としており、同シリーズの第三部『スターダストクルセイダース』の主人公である空条承太郎が、宿敵・DIOとの決戦に勝利した後に突如として発生した時空を越えた異変に、仲間たちと共に立ち向かう物語を描いている。
Read Article
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。
Read Article
君と世界が終わる日に(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『君と世界が終わる日に』とは、2021年1月から3月まで日本テレビでドラマ放送された、竹内涼真主演のゾンビサバイバルドラマである。物語は主人公の間宮響が恋人の小笠原来美を探しながら、生存者たちと一緒にウイルスに感染した人間のゴーレムと戦い、ゴーレムのいない安全な場所を目指して旅するストーリーである。人間を襲うゴーレムを倒しながら、生存者たちの仲間の絆が深まっていき、みんなで助かろうと一生懸命に生きる姿を見られるドラマ。主人公の間宮響の諦めの悪い性格や襲ってくるゴーレムとの闘いも見どころのひとつ。
Read Article
何曜日に生まれたの(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『何曜日に生まれたの』とは野島伸司の脚本のオリジナルドラマである。2023年8月から10月まで放送された。主人公のすいは、学生時代にバイク事故に遭い人生が大きく変わってしまう事になる。その後部屋に閉じこもってしまう、こもりびととして10年間過ごし、父親の仕事がきっかけで、第2の人生を歩みだす。高校時代の仲間や恋愛模様が描かれたヒューマン物語で、すいがこもりびとを卒業できるきっかけになる。またバイク事件の真相や、こもりびとになった経緯などが徐々に明かされる為、早く続きが見たくなると話題になった。
Read Article
引っ越し大名!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『引っ越し大名!』とは、土橋章宏原作小説の『引っ越し大名三千里』をもとにした、2019年に公開された時代劇映画である。監督は犬童一心。姫路藩の書庫番・片桐春之介は、藩の国替えに伴い「引っ越し奉行」に任命されてしまう。しかし春之介には国替えの経験が全く、幼馴染の鷹村源右衛門や前引っ越し奉行の娘・於蘭の力を借りて引っ越しの成功へ向けて奔走する。この作品は、引っ込み思案な春之介が国替えという一大事に直面し、成長していく姿がコメディ調に描かれている。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『岸辺露伴は動かない』の概要
- 『岸辺露伴は動かない』のあらすじ・ストーリー
- 『懺悔室』(『週刊少年ジャンプ』1997年30号掲載)
- 『六壁坂』(『ジャンプスクエア』2008年1月号掲載)
- 『富豪村』(『週刊少年ジャンプ』2012年45号掲載』)
- 『密漁海岸』(『週刊少年ジャンプ』2013年46号掲載)
- 『岸辺露伴 グッチへ行く』(ファッション誌『SPUR』2011年10月号別冊付録の小冊子掲載)
- 『望月家のお月見』(『ジャンプ+』2014年公開)
- 『月曜日 天気-雨』(『ジャンプスクエア』2016年1月号掲載)
- 『D・N・A』(『別冊マーガレット』2017年9月号掲載)
- 『ザ・ラン』(『週刊少年ジャンプ』2018年13号掲載)
- 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(単行本)
- 『岸辺露伴は叫ばない』(短編小説集)
- 『くしゃがら』(著:北國ばらっど)
- 『Blackstar.』(著:吉上亮)
- 『血栞塗』(著:宮本深礼)
- 『検閲方程式』(著:維羽裕介)
- 『オカミサマ』(著:北國ばらっど)
- 『岸辺露伴は戯れない』(短編小説集)
- 『幸福の箱』(著:北國ばらっど)
- 『夕柳台』(著:宮本深礼)
- 『シンメトリー・ルーム』(著:北國ばらっど)
- 『楽園の落穂』(著:吉上亮)
- 『岸辺露伴は動かない』の登場人物・キャラクター
- 『ジョジョの奇妙な冒険』Part4
- 岸部露伴(きしべ ろはん)
- ヘブンズ・ドアー(天国への扉)
- 東方仗助(ひがしかた じょうすけ)
- 広瀬康一(ひろせ こういち)
- 虹村億泰(にじむら おくやす)
- 山岸由花子(やまぎし ゆかこ)
- 支倉未起隆(はぜくら みきたか)
- 小林玉美(こばやし たまみ)、音石明(おといし あきら)
- トニオ・トラサルディー
- 『懺悔室』
- 懺悔者/若い男
- 浮浪者の霊
- 『六壁坂』
- 貝森稔(かいがもり みのる)
- 大郷楠宝子(おおさと なおこ)
- 釜房群平(かまふさ ぐんぺい)
- 大郷修一(おおさと しゅういち)
- 楠宝子の娘/大郷桐子(おおさと きりこ)
- 楠宝子の息子/大郷櫂(おおさと かい)
- 『富豪村』
- 泉京香(いずみ きょうか)
- 一究(いっきゅう)
- 主(あるじ)
- 『密漁海岸』
- ヴェルジーナ/森嶋初音(もりしま はつね)
- 『岸辺露伴 グッチへ行く』
- 通訳の女性
- グッチの職人
- 『望月家のお月見』
- 望月昇(もちづき のぼる)
- 望月晴瑠子(もちづき はるこ)
- 望月亜貴(もちづき あき)
- 望月猛(もちづき たける)
- 望月ミツ(もちづき みつ)
- 月の兎
- 『月曜日 天気-雨』
- 肥満の男
- 『D・N・A』
- 片平真依(かたひら まい)
- 片平真央(かたひら まお)
- 真依の夫/片平央(かたひら あきら)
- 尾花沢(おばなざわ)
- 『ザ・ラン』
- 橋本陽馬(はしもと ようま)
- 早村ミカ(はやむら みか)
- 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
- 藤倉奈々瀬(ふじくら ななせ)
- 露伴の祖母/猷(ゆう)
- 山村仁左右衛門(やまむら にざえもん)
- 野口(のぐち)
- ゴーシェ/辰巳隆之介(たつみ りゅうのすけ)
- 消防士
- モリス・ルグラン
- 『くしゃがら』
- 志士十五(しし じゅうご)
- 『Black star.』
- エージェント・ガブリエル
- スパゲッティ・マン
- 『血栞塗』
- 女性司書
- 『検閲方程式』
- 近森優斗(ちかもり ゆうと)
- 近森の恋人
- 『オカミサマ』
- 坂ノ上誠子(さかのうえ せいこ)
- タクシーの運転手
- 『幸福の箱』
- 五山一京(ござん いっけい)
- 五山千波(ござん ちなみ)
- 『夕柳台』
- ケンちゃん
- 夕柳台の老人たち
- 黒く干からびた老人
- 『シンメトリー・ルーム』
- 唐沢徹(からさわ とおる)
- 土山章平(つちやま しょうへい)
- 『楽園の落穂』
- 移季年野(うつろぎ としや)
- 移季羊(うつろぎ よう)
- 夜宜沼猩造(やぎぬま しょうぞう)
- 『岸辺露伴は動かない』の用語
- 妖怪六壁坂(ようかい むつかべざか)
- ヒョウガラ列岩
- 露伴の祖母のバッグ
- ロレンチーニャ
- 月下(げっか)
- Z-13倉庫
- くしゃがら
- 河豚食の誘い
- 真っ赤な栞
- 別次元に干渉する為の数式
- オカミサマ
- 幸福の箱
- 夕柳台(ゆうやなぎだい)
- 杜王情報通信大学(もりおう じょうほう つうしん だいがく)
- シンメトリー・ルーム
- シンメトリーの手
- 楽園の落穂
- 『岸辺露伴は動かない』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 浮浪者の霊「『時』は今だッ!『場所』はここだッ!何が起ころうがそれは運命の一部だッ!」
- 岸辺露伴「オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイ」
- 岸辺露伴「だから気に入った」
- 岸辺露伴「だが断る」
- 『岸辺露伴は動かない』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- Part4で露伴がグッチの時計をつけていたのは偶然
- アニメ版露伴の声優がテレビドラマ版に登場
- 『ジョジョリオン』と『岸辺露伴は動かない』は隣り合わせの世界
- 『岸辺露伴は動かない』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):菅野祐悟『岸辺露伴は動かないのテーマ』
- ED(エンデイング):Coda『FIDING THE TRUTH』