ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ
場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。
ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。
『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの概要
『ジョジョの奇妙な冒険』とは、時代も場所も超えて現れる「“ジョジョ”の名で呼ばれる勇者たち」の活躍を描いた、荒木飛呂彦による少年漫画。
先の読めない展開、魅力あふれる善悪双方のキャラクター、何より次々と現れる奇抜な能力とアイデアでファンを魅了し、日本漫画史上に名を残す一大傑作として知られる。物語は1部、2部といった形で大きなエピソードごとに主人公を変えながら進み、1986年から断続的に描かれてきた壮大なストーリーは、アニメ、ゲーム、実写と様々なメディアミックスを果たしている。
イギリスの貴族の家系に生まれた“ジョジョ”ことジョナサン・ジョースターは、義理の兄弟となったディオ・ブランドーがジョースター家を乗っ取ることを計画していることを知り、彼との対決を決意する。追い詰められたディオは、ジョナサンに対抗するために不可思議な石仮面の力を借りて魔性の力を手に入れる。熾烈を極めた2人の戦いが終わった後、ジョナサンの子孫たちもまた奇妙な運命に導かれ、それぞれの時代で恐るべき大敵と対峙することとなる。
呼吸による超常の戦闘法「波紋(はもん)」。人を襲う魔人「吸血鬼」。人類を超越した怪物「柱の男たち」と、それを倒すために不可欠とされる「エイジャの赤石」。人間の生命エネルギーが結実した“力ある幻影”ことスタンド能力。数々の謎と不思議に彩られた、歴代のジョジョたちの戦いと冒険は続いていく。
都市伝説・豆知識・裏設定について
長きにわたって描かれてきた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。
シリーズに長く影響を与え続けた大敵ディオ・ブランドーの母親の存在。
ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの意外な真実。
ウィル・A・ツェペリの設定の変遷。
宇宙に打ち上げられたカーズの行方。
ルドル・フォン・シュトロハイム最後の戦い。
設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。
作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。
物語中盤でフェードアウトしたパンナコッタ・フーゴの本当の役割。
ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。
『ジョジョの奇妙な冒険 第1部 ファントムブラッド』の都市伝説・豆知識・裏設定
ディオ・ブランドーの母親の存在
『ジョジョの奇妙な冒険』は、後に物語に長く影響を与える名悪役ディオの父親が病死するシーンから物語が始まる。ディオは酒飲みで身持ちが悪い父のことを毛嫌いしている一方、「お前のようなクズのせいで母さんは死んだ」と母親については悼むような言葉を口にしている。
ディオの母親がどのような人物なのかは作中では言及が無いが、小説版『JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN』(ジョジョズ ビザー アドベンチャー オーバー ヘヴン)では人柄について紹介されている。それによれば、ディオの母親は心優しい女性で、貧しくとも気高く、金や食べ物から同情に真心まで常に他人に何かを与え続けた人物だったという。
ディオは母親の献身的な生き方を、「あんなことをしていたから早く死んだ、客観的に分析すれば愚かだった」と否定的に捉えつつも忘れることができずにいた。この小説の中で、ディオは「自分の道を最後に阻むのはいつも聖女だ」と語っているが、彼がイメージする“聖女”とは“自分の母親のように誰かに何かを与え続ける人間”なのだと思われる。
『JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN』は小説家の西尾維新によって執筆されたもので、荒木飛呂彦が公式に認めたわけではないが、「ディオの母親がこのような人物だったとしても矛盾は無い」と思える内容になっている。
ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスは歴史上には存在しない
「スコットランド女王メアリー・ステュアートの忠実な部下にして、イギリス人なら誰でも知っている勇猛果敢かつ百戦錬磨の騎士」。そんな触れ込みで登場し、ジョナサンを苦しめるブラフォードとタルカスだが、実はこの設定は完全に架空のもので、この2人の騎士は歴史上には存在しない。
ウィル・A・ツェペリは連載版とコミックス版で家族の設定が変わった
ジョナサンの師となり、共にディオと戦うウィル・A・ツェペリは、連載版では「結婚もせずに吸血鬼と戦い続けた」と語っている。しかし第2部で“ウィル・A・ツェペリの孫”という設定のシーザー・ツェペリが登場したことでこの設定に矛盾が生じ、コミックス版では「結婚し家族もいたが、吸血鬼と戦うためにそれを捨てた」という形にセリフが修正されている。
これについて読者から突っ込みを受けた荒木飛呂彦は、「大人は嘘をつくのではないのです、ただ間違えるだけなのです」とコミックスの巻末で弁解している。
『ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流』の都市伝説・豆知識・裏設定
サンタナの名前に関する謎
作中で最初に登場する「柱の男」は、シュトロハイムによって「メキシコに吹く熱風」という意味のサンタナという名をつけられている。秋に吹く暑い空気の風を「サンタナの風、もしくはサンタ・アナの風」(Santana wind、Santa Ana wind)と呼ぶ風習は実際にカリフォルニア地域に存在するため、あまり土地勘もないだろうシュトロハイムが考案したものだと考えれば、この命名自体はそれほど不自然なものではない。
しかしこのサンタナ、アメリカで第2部主人公のジョセフに倒されているのだが、その後イタリアで覚醒したより上位の柱の男たちからもサンタナの名で呼ばれているのである。なぜアメリカでシュトロハイムが勝手につけた名前を他の柱の男たちが知っていたのかについては特に説明が無く、たびたび読者の間で話題となる。
考察されている中では、「もともとサンタナという名前だった」、「イタリアの柱の男たちを調べていたナチスドイツの人間が何かの拍子にその名を口にした」といった説が有力だとされている。
宇宙に追放されたカーズの行方
第2部の最後の戦いで、柱の男たちのリーダーで“究極の生命体”への進化を遂げたカーズは、ジョセフの策略と悪運によって火山噴火に巻き込まれ、宇宙へと追放されている。その後は永遠に地球に戻れず、生命力の高さが仇となって死ぬこともできず、“考えることをやめる”という死よりも恐ろしい運命を辿った。
しかしカーズが滅んだわけではないのも事実で、一部の読者からは「このまま科学が進み、回収する手段ができれば復活もありうるのではないか」とも指摘されている。『ジョジョ』シリーズの世界観を大胆に再構成した小説版『JORGE JOESTAR』(ジョージ ジョースター)では、カーズは火星に降り立ったという設定になっており、主人公たちの宇宙船に乗って地球への帰還を果たすという驚愕の展開を迎えた。
サイボーグ兵士シュトロハイムの最後の戦い
柱の男たちの危険性を知るナチスドイツの将官として、紆余曲折の末にジョセフたちと共に戦う道を選ぶシュトロハイム。彼はほぼ全身をサイボーグ化しており、第二次世界大戦時の歩兵用の兵器程度では歯が立ちそうにないほどの力を随所で見せつけている。
しかしそんなシュトロハイムの最後は、スターリングラード攻防戦にてソ連軍の猛攻の前に力尽きるという驚きのものだった。戦車を相手にしても勝ってしまいそうなシュトロハイムが市外線で散ったことに「納得できない」とする声は、その顛末について連載された当時から存在している。
実はスターリングラード攻防戦におけるドイツ側の死者の大部分は、戦闘ではなく寒波によって命を落としている。まともな装備も補給も届かない中、マイナス数十度の気温の中にさらされたドイツの兵士たちは、戦うこともできないまま次々と力尽きていったのである。
シュトロハイムもまた、十分な装備とそれを動かせる環境であればいくらでも戦えたのだろうが、寒さと補給物資が底をついたことで次第に戦えなくなり、そのまま凍死したか実力の半分も発揮できないまま戦死したものと思われる。
『ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース』の都市伝説・豆知識・裏設定
花京院典明の読みは“かきょういん てんめい”だった
第3部の主人公空条承太郎(くうじょう じょうたろう)の頼れる仲間である花京院典明。彼は作中では「かきょういん のりあき」とルビが振られているが、実は作者荒木飛呂彦は当初「かきょういん てんめい」と読ませるつもりだった。
編集者とのやり取りのミスで「かきょういん のりあき」のルビが振られた状態で本誌が発売されてしまい、「わざわざ訂正するほどのことでもない」と考えた荒木がこの変更を受け入れた、というのが事実である。それでも荒木は自分の意識の中では花京院の名前を「てんめい」だと認識し続けていたらしく、作中で外国のホテルに泊まる際に「Kakyoin Tenmei」とサインしているシーンが存在する。
作中には登場しないアヌビス神のスタンド使い
承太郎たちを襲う刺客の1人であるアヌビス神のスタンドは、「本体であるスタンド使いは500年前にすでに死亡しており、スタンドのみが生き続けている」という設定である。
この500年前に死んだアヌビス神のスタンド使いは、刀鍛冶だったという以外は情報が無く、本編を読むだけではどのような人物だったのかまったく分からない。公式ガイドブックなどでは「キャラバン・サライ」という名前の人物だったことが公開されている。
ウィルソン・フィリップス上院議員でDIOと戦えるフリーゲームがある
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目次 - Contents
- 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの概要
- 都市伝説・豆知識・裏設定について
- 『ジョジョの奇妙な冒険 第1部 ファントムブラッド』の都市伝説・豆知識・裏設定
- ディオ・ブランドーの母親の存在
- ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスは歴史上には存在しない
- ウィル・A・ツェペリは連載版とコミックス版で家族の設定が変わった
- 『ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流』の都市伝説・豆知識・裏設定
- サンタナの名前に関する謎
- 宇宙に追放されたカーズの行方
- サイボーグ兵士シュトロハイムの最後の戦い
- 『ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース』の都市伝説・豆知識・裏設定
- 花京院典明の読みは“かきょういん てんめい”だった
- 作中には登場しないアヌビス神のスタンド使い
- ウィルソン・フィリップス上院議員でDIOと戦えるフリーゲームがある
- 『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』の都市伝説・豆知識・裏設定
- 岸辺露伴は荒木飛呂彦の「漫画家としての理想像」
- ハーヴェストは作者も認める第4部最強候補のスタンド
- 吉良吉影は母親に虐待されていた
- 『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』の都市伝説・豆知識・裏設定
- 第5部の“ジョジョ”のアルファベット表記は「JOJO」ではなく「GIOGIO」
- フーゴはボスから“裏切り者の抹殺”を命じられてジョルノたちと戦う予定だった
- ギアッチョの「根掘り葉掘りとはどういうことだ」というセリフは英語版では「干し草の中から針を探してどうする」となっている
- 『ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン』の都市伝説・豆知識・裏設定
- アナスイの性別変更の理由は「同性愛者」設定に編集部からNGが出たため
- 第6部の段階でもジョセフは生存している
- 『ジョジョの奇妙な冒険 第7部 スティール・ボール・ラン』の都市伝説・豆知識・裏設定
- 第7部は「宇宙が一巡した後の世界」
- 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのその他の都市伝説・豆知識・裏設定
- ほとんど老けない作者の荒木飛呂彦の「吸血鬼」伝説
- 荒木飛呂彦と新選組の土方歳三がよく似ているという噂
- 印象的な「ジョジョ立ち」はミケランジェロの像に刺激を受けて描かれたもの