スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part7(第7部) スティール・ボール・ラン』は、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本81〜104巻に収録されている漫画、およびそれをもとにしたメディア展開作品である。19世紀末に開催された架空の北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に挑む二人を主軸に、レースの裏に潜む国家の陰謀を描く、ホラー・アドベンチャー。

『ジョジョの奇妙な冒険 Part7(第7部) スティール・ボール・ラン』の概要

『ジョジョの奇妙な冒険 Part7(第7部) スティール・ボール・ラン』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本81〜104巻に収録されている漫画、およびそれをもとにしたメディア展開作品である。前作までは『週刊少年ジャンプ』に掲載されていたが、本作の途中から月刊雑誌である『ウルトラジャンプ』に移籍している。
また、連載開始時は、『ジョジョの奇妙な冒険』部分がない『スティール・ボール・ラン』のみのタイトルだったが、移籍後に現在の『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』というタイトルとなった。

2004年第8号の『週刊少年ジャンプ』巻末にて、「ジョジョの奇妙な冒険はパラレルワールドに突入」という作者コメントが掲載されていた。第6部にて宇宙が一巡したため、本作からはパラレルワールドの世界観となっている。実際に、第7部のキャラクターたちには前作までの血縁などの大きなつながりはない。しかしジョジョシリーズを代表するスタンド能力は依然主軸となっているほか、今まで登場してきたキャラクターと似た名前や設定がなされている。

北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」とは

「スティール・ボール・ラン」とは、作中で繰り広げられる大々的なレースである。
1890年9月25日にサンディエゴビーチから始まり、ステージは9つに分かれている。それぞれのステージの最後にあるチェックポイントを通過して、ゴールのニューヨークへ向かう。総距離は約6000キロメートル。
チェックポイントごとの順位と各行為の減点に応じてポイントが入り、スコア合計で1位を決める。

馬を使用する参加者が多いが、自転車や車も使用可能であり、中にはラクダに乗ったり徒歩の参加者も存在している。
また、「犯罪に関わる行為」以外は制限されておらず、武装も許可されるが、自分の身は自分で守る必要がある。

『ジョジョの奇妙な冒険 Part7(第7部) スティール・ボール・ラン』のあらすじ・ストーリー

北アメリカ大陸横断レース

謎の男、ジャイロ・ツェペリ

舞台は西部劇の時代、19世紀末。アメリカでは東部から西部へ開拓し、蒸気機関鉄道が横断した。その逆ルートを、乗馬にて大々的にレースするというのが、スティーブン・スティールが主催する北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」である。優勝5000万ドルをかけ、3852名の挑戦者がサンディエゴビーチに集まった。
下半身不随の元ジョッキーの青年、ジョニィ・ジョースターはレースのスタート地点を訪れ、ジャイロ・ツェペリという謎の男に出会う。ジョニィはかつては一流の騎手だったが、それを鼻にかけた高慢な性格が災いし、トラブルを起こして銃撃されてしまった。そのせいで、彼は下半身不随となってしまったのだった。ジョニィがジャイロが持つ鉄球に触ると、ジョニィの足はひとりでに車椅子から立ち上がった。もう一度、自分の足で歩くことができるかもしれない。そう考えたジョニィは、ジャイロを追うようにレースへの参加を決意する。

レースの真の目的

9月25日、ついにレースがスタートする。そこでジャイロは天才騎手、ディエゴ・ブランドーとの接戦になる。ジャイロの愛馬・ヴァルキリーの癖を見抜き、彼を追い抜く加速をするディエゴ。
最初のチェックポイントで1位は無理かと諦めかけるジョニィを差し置き、ジャイロはヴァルキリーの癖を逆に利用、さらに鉄球の「回転」を使用して1位でゴールした。しかし鉄球を他の選手に投げたことが違反行為とみなされ、ジャイロは21位に降格されてしまった。

レースを通してジャイロもジョニィのことを認め、二人は協力関係を築くことになる。しかし、アメリカ合衆国大統領ファニー・ヴァレンタインが、そんなジャイロの活躍に目を留めた。実は彼こそが真の「スティール・ボール・ラン」の主催者だった。
レースを開催した大統領の目的は、北アメリカ大陸に散らばっている「聖人の遺体」を回収すること。聖人の遺体を所有する国には、1000年の繁栄と栄光が約束されるという。ヴァレンタインは9つのパーツに分かれている聖人の遺体を見つけ出し、マンハッタン島に埋葬・保管し、アメリカを「世界の全ての中心」にしようとしていたのだ。
そんなヴァレンタインの思惑など知らないジャイロは、まったく経歴が分からないこと、外国人であることなどから、刺客に命を狙われることになってしまう。

ジャイロの職業は、イタリア半島にあるネアポリス王国の法務官である。ジャイロは伝統ある家系で順風満帆な生活を送っていたが、実は死刑執行人の家系だった。父の後継ぎとして受けた最初の任務で、彼は処刑を渋る。そのとき処刑される予定だったのは、靴磨きの少年・マルコ。彼はたまたま密会の現場に勤めていたというだけの理由で、「国家叛逆罪」とされていたのだった。
父から「感情を捨てろ」と諭されるが納得できずにいたところ、ジャイロは「スティール・ボール・ラン」のことを知る。このレースに勝利することはとてつもなく名誉なことである。そのため、「国王の恩赦」を願って、ジャイロはレースに参加していたのだった。

大統領の刺客との戦い

第2ステージであるアリゾナ砂漠では、ジャイロとジョニィは全員スタンド使いの殺人鬼というブンブーン一家に襲撃された。しかしそこでマウンテン・ティムに助けられ、スタンド能力について知る。さらにジョニィが聖人の遺体の左腕を手に入れたことからスタンド能力に目覚め、のちに自らが「タスク(牙)」と名付ける能力でジョニィは一家を撃破することに成功する。そして二人は、このレースの真の目的が聖人の遺体の収集であることを知ったのだった。ヴァレンタイン大統領は、既に遺体の心臓を所有していた。

ジャイロとジョニィは、レースで上位を目指しながら次々にさし受けられる刺客と戦うことになる。第3ステージでは再びディエゴの襲撃を受けるが、これを撃退した。ジャイロが遺体の右眼を、ディエゴが左眼を獲得する。次の第4ステージでは、独自に遺体を追っていたホット・パンツが二人に接触してくる。
一方、レースの表向きの主催者であるスティーブン・スティールの妻、ルーシー・スティールは、レースの真の目的を知ってしまう。ルーシーは聖なる遺体の脊椎を入手するものの、大統領配下の追跡を受けることになり、ルーシーを庇ったマウンテン・ティムは死亡した。

第5ステージでは、ディエゴと大統領が接触することになる。そしてジャイロとジョニィは、ディエゴと手を組んだインディアンのサンドマンから襲撃を受ける。サンドマンは白人移住者に奪われた土地を買い戻すためにレースに参加していたが、優勝するよりも大統領と取引をしたほうが現実的だと判断した。しかしジョニィはサンドマンとの戦闘中にスタンド能力を進化させ、「黄金の回転」Act2によってサンドマンを撃退することに成功したのだった。

いともたやすく行われるえげつない行為

第6ステージにおいて、ジャイロとジョニィは雪山で遺体の両耳と右腕を手に入れるが、やむを得ず手放す。一方、ルーシーは大統領から遺体を奪うことに失敗し、大統領夫人に成り代わって潜伏していた。
ジャイロには次なる刺客としてウェカピポが送り込まれたが、勝利したジャイロが1位でゴールした。第7ステージでは、ジャイロとジョニィ、ホット・パンツが聖人の遺体の胴体を発見する。ジョニィは「無限の回転」Act3を獲得し、襲ってきた敵を撃退するものの、それまで静観していた大統領が二人の前に姿を現し、遺体を奪ってしまった。

大統領のスタンドは、「Dirty Deeds Done Dirt Cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)/D4C」という人型のスタンドだった。「D4C」はパラレルワールド間を自在に行き来することができ、他者を並行世界へ引きずり込む、または送り出すことができる。そのため、たとえこの世界で致命傷を負ったとしても、即死さえ回避することができれば並行世界へ逃げ、その世界の大統領とD4Cに記憶を引き継がせて作戦を続行することができるのだった。

第8ステージでは大統領が遺体の正当な所有者となったため、ジョニィとジャイロは「聖なる遺体を冒そうとする邪悪」と認定される。先に死亡していたディエゴの遺体は大統領に奪された。ルーシーは最後の遺体である頭部を懐胎し、全身が遺体に変質してしまった。ホット・パンツも大統領の前に敗れ、ジャイロも「黄金の回転」で挑むが、僅差で敗北するのだった。

相棒との死別とレースの終わり

ジャイロの遺志を継ぎ、ジョニィはスタンド能力を進化させた。なすすべがなくなった大統領は攻撃をやめるようにジョニィに取引を持ち掛けたが、隠し持っていた銃でジョニィを撃とうとする。しかしそのことを察知していたジョニィに「黄金の回転」Act4を叩き込まれ、大統領は敗北するのだった。
その時には、ジョニィは自分の足で立って歩けるようになっていた。そしてすべてを見届けたジャイロの魂はジョニィに別れを告げ、天へと昇って行った。

しかし大統領は、ジョニィに敗亡する直前に「THE WORLDを発現させた平行世界のディエゴ(ディオ)」と接触していた。大統領のスタンドによって平行世界から連れてこられたディオは遺体を盗み、再びレースは続行する。大統領から情報を得ていたディオは、片脚を犠牲にする形でジョニィに勝利。レースの最終ステージ1位と総合優勝を果たす。
優勝後、ディオは大統領を信じて「聖人の遺体」をシェルターに納めようとする。しかしルーシーが持ってきた「基本世界のディエゴの生首」により、異なる2つの世界の頭部が接触。頭部が崩壊し、首なし死体となってしまった。ディオはその後、レースのルールを破ったと判断されたため、本人不在のまま優勝を取り消された。

ディオに敗北したジョニィは落馬し、命の危機にあったが、スティールに助けられる。そしてレースはリタイヤとなったが、生還した。
その後、ジョニィはジャイロの遺体を収めた棺を背負い、ジャイロの愛馬であるヴァルキリーを連れ、ヨーロッパ行きの船に乗船するのだった。

『ジョジョの奇妙な冒険 Part7(第7部) スティール・ボール・ラン』の登場人物・キャラクター

ジョニィ・ジョースター

第7部の主人公。愛馬はスローダンサー。
下半身不随だったが、ジャイロの「鉄球の回転」により一瞬脚が動いたことから、再び希望を見出し、ジャイロに同行することになる。レース中にスタンド能力を発現。
ジョースター姓ではあるものの、前作までのジョースター家とつながりはない。前作とは違うパラレルワールドにて、ジョージ・ジョースターとアンという女性の息子として生まれている。

ジョニィのスタンド「タスク(牙)」は、自分の爪を高速回転させるスタンド。弾丸のように発射したり、物体を切り裂くことができる。
また、物語が進むにつれ成長していくスタンドとなっており、赤子のような姿からたくましい人型へ姿が変わるのも特徴である。

ジャイロ・ツェペリ

第7部のもう一人の主人公。金歯を差し、「鉄球」を持ち歩いている謎の男。愛馬はヴァルキリー。
本名は「ユリウス・カエサル・ツェペリ」。英語読みすると、「ジュリアス・シーザー・ツェペリ」になる。第1、2部にも同じ姓のキャラクターが登場する、パラレルワールドであるためつながりはない。

ジャイロは鉄球を回転させる特殊技術を使用し、振動が生み出す「波紋」を駆使して戦う。また、「遺体」を入手したことで鉄球に右目がつき、「スキャン」というスタンドも発現した。

ディエゴ・ブランドー

carnot0
carnot0
@carnot0

Related Articles関連記事

スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

荒木飛呂彦の作品である「ジョジョの奇妙な冒険」の7部は「スティール・ボール・ラン」という、乗馬でのレースの名称を冠した作品である。アメリカ大陸を馬だけで横断すると言う過酷なレースに、主人公「ジャイロ」と「ジョニィ・ジョースター」が挑む。そのレースの最中、彼ら二人を妨害する大量のスタンド使いが現れる。二人は力を合わせて妨害者のスタンド使いを倒し、ゴールへと向かう。そんな大量のスタンド使いとスタンドを紹介する。

Read Article

ジャイロ・ツェペリ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ジャイロ・ツェペリ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ジャイロ・ツェペリとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の主人公で、国王に仕える刑務官にして鉄球使い。24歳のイタリア人。 冤罪で死刑宣告を受けた靴磨きの少年マルコの恩赦を得るため、海を渡り「スティール・ボール・ラン」レースに参加する。愛馬の名はヴァルキリー。 普段はひょうきんで明るい性格だが、「納得」するためには命をかけるほど正義感が強い。ジョニィの相棒にして、「黄金の回転」を彼に教える師匠でもある。 物語終盤、ヴァレンタイン大統領と交戦して死亡。

Read Article

ジョニィ・ジョースター(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ジョニィ・ジョースター(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ジョニィ・ジョースターとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の主人公で、元ジョッキーにしてスタンド使い。19歳。 下半身不随だったが、ジャイロと出会った事で馬に乗れるようになる。「爪弾」を飛ばすスタンド「タスク」の使い手。 ジャイロとコンビを組んで「スティール・ボール・ラン」レースに参加する。自分の足が動くようにしてくれた「聖人の遺体」を欲している。 ジャイロと違い、殺意を込めて敵を撃つ「漆黒の意志」を持っている。愛馬の名はスローダンサー。

Read Article

ディエゴ・ブランドー(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ディエゴ・ブランドー(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ディエゴ・ブランドーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、天才ジョッキーにしてのちにスタンド使いとなる。通称「Dio」。20歳。 「スティール・ボール・ラン」レースの参加者で、愛馬の名はシルバーバレット。貧民出身で過酷な幼少期を過ごし、上昇志向が強い性格。 大統領から「聖人の遺体」の後継者に指名され、「スティール・ボール・ラン」レースを1着でゴールするが、ルーシー・スティールの持ってきた「基本世界のディエゴ」の遺体と接触し、消滅した。

Read Article

ホット・パンツ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ホット・パンツ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ホット・パンツとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレースの参加者の一人であり、正体を隠し男装をしている女性騎手。スタンドは自分もしくは他人の肉体を搾り取って放射する「クリーム・スターター」。幼少期グリズリーに襲われた際、弟を差し出して自分が生き延びた罪悪感から「聖人の遺体」を求め、SBRレースに参加する。聖人の遺体をめぐる戦いで「ファニー・ヴァレンタイン」と戦い敗北。「D4C-ラブトレイン」の能力で、体内に入った異物が心臓に達し死亡する。

Read Article

ルーシー・スティール(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ルーシー・スティール(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ルーシー・スティールとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第7部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』に登場する人物で、ストーリーの軸となる大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」を主催したスティーブン・スティールの妻。流した涙が固形化しカッターになり、切り付けられた者の運命を操るスタンド「チケット・トゥ・ライド」という能力を持つ。14歳という幼さだが、夫を愛しぬく強い意志と行動力を持ち、夫を守るために物語の裏で暗躍するファニー・ヴァレンタインと対決した。

Read Article

ブラックモア(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ブラックモア(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ブラックモアとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレースを裏で支配している大統領の部下。晴れでもレインコートを見に纏い、傘を持ち歩いている。スタンドは雨を固定することができる「キャッチ・ザ・レインボー」。口癖は「スイませェん」で自信が無さそうに振る舞っている。大統領の屋敷に侵入した「ルーシー・スティール」の追跡者として登場する。ルーシーが主人公「ジョニィ・ジョースター」と「ジャイロ・ツェペリ」に助けを求め、最後はジャイロの鉄球を受け死亡した。

Read Article

サンドマン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

サンドマン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

サンドマンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレース参加者の一人であり、誇り高きネイティブ・アメリカンの一族。「金」で先祖から受け継いだ土地を守るべく、賞金を得ようとレースに参加する。レースには馬ではなく、自分の足で参加。スタンドは擬音を具現化し、その擬音から連想される現象をもたらす「イン・ア・サイレント・ウェイ」。主人公ジャイロとジョニィと戦い、ジョニィのスタンド「タスク Act2」に敗北する。故郷に残してきた姉の事を憂いながら死亡した。

Read Article

マウンテン・ティム(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

マウンテン・ティム(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

マウンテン・ティムとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレース参加者の一人であり、毎年3千頭の牛を連れて4千kmの旅をしている「伝説のカウボーイ」。馬の近くに行くと、馬達が敬意を払うかの如く、首を垂れる。馬の足跡からどのように馬が走っていたのか、その馬に乗っている人物はどのような性格をしているのか断言できる。スタンドは、ロープに触れた肉体をロープと一体化させ、自在に操る「オー!ロンサム・ミー」。最後はブラックモアに敗北し、死亡する。

Read Article

ウェカピポ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ウェカピポ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ウェカピポとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、「マジェント・マジェント」とコンビを組んで登場した大統領の刺客。ネアポリス王国の王族護衛官であったが、妹に暴行を働いていた夫を「決闘」で倒し、国外追放される。追放後アメリカでの市民権を得るため、「ジャイロ・ツェペリ」達への刺客として「ファニー・ヴァレンタイン大統領」の部下になる。王族護衛の鉄球「レッキングボール」を使いジャイロ達を苦しめた。最後は「Dio」に裏切られ、別世界の自分と融合し消滅した。

Read Article

マジェント・マジェント(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

マジェント・マジェント(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

マジェント・マジェントとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、「ウェカピポ」とコンビを組んでいる大統領の刺客。ジャイロ達をコンビで襲撃するも、左目を失い戦闘不能になる。その後、裏切り行為をしていたウェカピポに復讐するため再登場する。スタンドは「20th センチュリー・ボーイ」。スタンドを身に纏っている間は、全てのダメージが地面や周囲に拡散され、絶対無敵の防御能力を誇る。最後は馬車諸共川に沈み、スタンド能力を解除できず川底に沈み続けることを選択する。

Read Article

マイク・O(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

マイク・O(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

マイク・Oとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレースを裏で支配している「ファニー・ヴァレンタイン大統領」の側近。語尾に「世界」をつける癖がある。金属に息を吹き込むことで風船のように膨らませ、バルーンアートのように変形させて操ることができるスタンド「チューブラー・ベルズ」の使い手。遺体を盗んだ「ルーシー・スティール」を救出しにきた「ホット・パンツ」のスタンド「クリーム・スターター」により、自分の顔が膨らみ破裂して死亡する。

Read Article

リンゴォ・ロードアゲイン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

リンゴォ・ロードアゲイン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

リンゴォ・ロードアゲインとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ヴァレンタイン大統領の刺客のひとり。スタンド使いのガンマンで、果樹園の中の家でレースの参加者を待ち受けていた。戦いにおいて礼節を重んじ、公正なる果たしあいを経て精神的に成長する「男の世界」を信条としている。 スタンド能力は時間をきっかり6秒だけ戻すことができる「マンダム」。リンゴォが腕時計の秒針を戻すことで発動する。

Read Article

ポコロコ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ポコロコ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ポコロコとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』に登場するレース参加者で、「50億分の1」の幸運を持つ男。もとはジョージア州の農場で暮らしていた解放奴隷の息子だったが、胡散臭い占い師に「この2か月間地球で最高の幸運が訪れる」と言われたことをきっかけにスティール・ボール・ランに参加した。 レース中にスタンドが発現するが、遺体の争奪戦には一切関わることなく、レースを完走する。総合優勝者だったDioが行方不明になったことで繰り上がりで優勝賞金を手にした。

Read Article

ノリスケ・ヒガシカタ/東方憲助(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ノリスケ・ヒガシカタ/東方憲助(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ノリスケ・ヒガシカタ(東方憲助)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、スティール・ボール・ラン・レース唯一の日本人選手。漢字で書くと「東方憲助」で、仙台藩出身の68歳。『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する東方家の先祖に当たる。 レースではポコロコに次ぐ準優勝を獲得し、その賞金でフルーツの輸入業を営む「東方ふるうつ屋」を創業した。レースの後、娘の東方理那が主人公のジョニィ・ジョースターと結婚している。

Read Article

オエコモバ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

オエコモバ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

オエコモバとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ネアポリス王国のテロリスト。処刑人の一族であるジャイロを抹殺するべく海を渡り、スティール・ボール・ランに参加した。 国王を狙った爆弾テロで子どもを含む5人を殺害し、死刑判決を待つ身だったが、看守を殺して逃亡した。スティール・ボール・ランでアリゾナ砂漠を超える中で彼の才能がスタンド能力「ボクのリズムを聴いてくれ」として発現し、その力でジャイロを殺そうとする。

Read Article

ポーク・パイ・ハット小僧(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ポーク・パイ・ハット小僧(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ポーク・パイ・ハット小僧とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ヴァレンタイン大統領の刺客のひとり。学のない子どものような人物で、「ウィーン、ガシャン」という機械音のような口癖がある。普段の知性のない言動とは裏腹に戦闘センスが高く、スタンド能力と機転でジャイロを無力化し、ジョニィを追い詰めた。 口からかぎ針のついた2本のワイヤーを射出し、様々なものを釣り上げるスタンド「ワイアード」の使い手。

Read Article

11人の男たち(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

11人の男たち(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

11人の男たちとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、11人でひとつのスタンド能力を有している刺客。本名や素性は一切明かされず、リーダーが誰なのかもわからない。統率の取れた11人のチームワークでジョニィとジャイロを追い詰めた。 スタンド能力は「TATOO YOU!」で、11人それぞれの背中に描かれた絵を通して自由に空間移動できるというもの。スピードやパワーは皆無だが、拳銃を持った殺し屋の集団である彼らが使えば手ごわい強敵となる。

Read Article

アクセル・RO(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

アクセル・RO(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

アクセル・ROとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ヴァレンタイン大統領の刺客のひとり。もとはドヴォルザークのような音楽家を目指していたが、アメリカ南北戦争に召集され、軍人となる。見張りの任務をサボったために敵軍の通過を許し、味方の兵士や町の住民など多くの人が殺され、自軍が敗北する原因を作った。 スタンド名は「シビル・ウォー」。射程距離内に侵入した人間の過去の罪や捨ててきたものを出現させ、その人物を襲わせる。

Read Article

L.A.ブンブーン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

L.A.ブンブーン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

L.A.ブンブーンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ブンブーン一家の次男。父と兄との3人家族で、泣き虫で気の弱いL.A.はみそっかす扱いされている。 スティール・ボール・ランの1stステージで発生した殺人事件の犯人の一人。アリゾナ砂漠の「悪魔の手のひら」で、一家でひとつのスタンド能力を手に入れ、レースの賞金を独占するために他の参加者を殺していた。

Read Article

アンドレ・ブンブーン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

アンドレ・ブンブーン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

アンドレ・ブンブーンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ブンブーン一家の長男。父と弟との3人家族で、レースの賞金を独占するために他の参加者を一家で殺害している。アリゾナ砂漠の「悪魔の手のひら」で、一家でひとつのスタンド能力を手に入れた。 首を絞めて窒息状態になることで快感を覚える性癖を持っており、「女の子にいつも絞めてもらってるんだ」と話している。

Read Article

ディ・ス・コ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ディ・ス・コ(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ディ・ス・コとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ヴァレンタイン大統領の刺客のひとり。フィラデルフィアでジョニィを探すジャイロの前に現れ戦いを挑むが、ジャイロの鉄球の技術の前にあっさりと敗れている。 スタンド名は「チョコレート・ディスコ」。『ジョジョの奇妙な冒険』史上初の、日本の音楽が由来となったスタンド名だ。キャラクター名・スタンド名の由来は日本のユニット「Perfume」と考えられている。

Read Article

ベンジャミン・ブンブーン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ベンジャミン・ブンブーン(スティール・ボール・ラン)の徹底解説・考察まとめ

ベンジャミン・ブンブーンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の登場人物で、ブンブーン一家の父親。二人の息子がいる3人家族で、レースの賞金を独占するために他の参加者を一家で殺害している。アリゾナ砂漠の「悪魔の手のひら」で、一家でひとつのスタンド能力を手に入れた。 妻はおらず、ベンジャミンいわく「家を捨てて売春婦になった」らしい。次男のL.A.をみそっかす扱いしており、L.A.が自分の意見を言うことを嫌う。

Read Article

ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ

“ジョジョ”の名を冠する勇者たちの戦いを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズには、膨大な数のキャラクターが登場し、その中には現実の人物やグループがモデルとなっているものも少なくない。 伝説的殺人鬼のジャック・ザ・リパー。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカス。波紋の戦士リサリサ。ナチスドイツのサイボーグ戦士シュトロハイム。恐るべき柱の男たちに、4部以降の数々のスタンドたち。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターのモデルとなった人物やグループを紹介する。

Read Article

ジョジョの奇妙な冒険の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦による漫画作品。世代と主人公を変えながら自身の掲げる正義と共に悪と戦い続ける、「ジョジョ」と呼ばれる勇者たちの活躍を描いている。 19世紀のイギリスから第二次大戦直前のアメリカ、現代日本からイタリアまで様々な国を舞台としており、作中には多種多様な料理が登場する。その突飛な演出でネット上でネタとして愛されるものも少なくない。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を紹介する。

Read Article

『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

Read Article

ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。

Read Article

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

Read Article

ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のネタバレ解説・考察まとめ

ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part6(第6部) ストーンオーシャン』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本64〜80巻に収録されている漫画、およびそれをもとにしたアニメなどのメディア展開作品である。舞台は2011年のアメリカ。無実の罪で刑務所に収監された女性主人公・空条徐倫が仲間達とともに、「天国へ行く方法」を実現させようとするプッチ神父を止めるべく奔走する物語となっている。

Read Article

ジョジョリオン(ジョジョ第8部)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョリオン(ジョジョ第8部)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part8(第8部) ジョジョリオン』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本105〜131巻に収録されている漫画作品である。第4部の舞台と同じ名前を持つパラレルワールドの杜王町で、3月11日に起きた震災でできた「壁の目」から出てきた記憶喪失の主人公・東方定助が、自分の記憶を探っていくサスペンス・ホラーとなっている。

Read Article

ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part3(第3部) スターダストクルセイダース』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本12〜28巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメなどのメディア展開作品である。1987年、復活したDIOを倒すために、主人公の空条承太郎らが世界中を旅して敵を戦う冒険活劇となっている。今作に登場した「スタンド(幽波紋)」はジョジョシリーズを代表する能力となった。

Read Article

ジョジョ第2部(戦闘潮流)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョ第2部(戦闘潮流)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part2(第2部) 戦闘潮流』とは、「ジョジョの奇妙な冒険」の単行本5〜12巻に収録されている漫画、およびアニメなどのメディア展開作品である。第1部から50年後、ジョナサン・ジョースターの孫であるジョセフ・ジョースター達「波紋」の戦士と、第1部から続く石仮面と吸血鬼の力を持ち、「究極生命体」を目指す「柱の男」との死闘が描かれている。飄々とした主人公ジョセフのキャラクターや、「人間讃歌」というテーマの通り、誇りをもって生き抜く人間の姿が見どころの作品。

Read Article

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本29〜47巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメや実写映画などのメディア展開作品である。1999年の日本M県S市の杜王町(もりおうちょう)にて、主人公の東方仗助が、町に潜む連続凶悪殺人鬼と、次々と登場するスタンド使いに挑む、サスペンスホラー風の漫画となっている。

Read Article

岸辺露伴は動かない(ジョジョスピンオフ)のネタバレ解説・考察まとめ

岸辺露伴は動かない(ジョジョスピンオフ)のネタバレ解説・考察まとめ

『岸辺露伴は動かない』とは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするアニメ、ドラマ作品であり、荒木の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する岸辺露伴のスピンオフである。リアリティを追求する漫画家の岸辺露伴が、作品の取材で奇妙な現象に巻き込まれ、持ち前の知識、機転、スタンドと呼ばれる超能力で危機を回避する。日常に潜む恐怖や、意外な真実との遭遇を奇抜なアイディアで描く。派生作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の他、短編小説集もある。

Read Article

ジョジョ第5部(黄金の風)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョ第5部(黄金の風)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part5(第5部) 黄金の風』とは、『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本47〜63巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメなどのメディア展開作品である。主人公ジョルノ・ジョバァーナが、ギャング組織のチームメンバーとともに「ギャングスターになる」という夢を追う物語である。組織のボスや、ボスの放つ刺客たちとの戦いが、2001年のイタリアを舞台に繰り広げられる。

Read Article

ジョジョ第1部(ファントムブラッド)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョ第1部(ファントムブラッド)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦のマンガ作品、およびそれをもとにしたアニメ、小説、ゲーム作品。第1部「ファントムブラッド」は今なお続く大人気シリーズ「ジョジョ」の原点であり、ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーとの青春と対立が描かれている。ジョースター家と宿敵ディオの因縁の物語はここから始まり、様々な時代と舞台で「波紋」や「スタンド(幽波紋)」を駆使して戦いを繰り広げていくことになる。

Read Article

目次 - Contents